前回はだいぶ現実的な内容だったので、今回は夢のあるお話をします♪
プロフィールを見て下さった方はお気付きかと思いますが、ブログ内容が「妖精とお友達になる方法」のはずなのに、まだ一度も妖精の話題が出ていません。
原因は単純に、マジックのことで書きたい話題が多すぎたからです。
まだまだマジックの話は尽きませんが、今日はちょっとひと息入れて〝妖精〟のお話をしましょう。
『妖精のお話』と言っても、童話やファンタジーのような絵空事を語るつもりはありません。
今日はこのブログをご覧下さっている方に〝実際に妖精を見る方法〟をお教えします。
あなたがもし妖精とお友達になりたいと思っているなら、まずは妖精を見つけることから始めましょう。
実際に妖精に出会った例としては、1917年、イングランドのヨークシャー地方にある小さな村コティングリーで、エルシー・ライト(16)とフランシス・グリフィス(10)という二人の少女が世界で初めて妖精の写真を撮り大騒動になった「コティングリー事件」が有名です。
コティングリーの自然が大好きなエルシーとその従姉妹フランシスは、よく二人で川辺へ遊びに行っていました。
川辺に行くたびに服や靴を汚して帰ったフランシスは母親に叱られます。
どうしてあそこへ行くのかと聞かれて、フランシスは「妖精を見に行くの」と答えました。
しかし母親は信用してくれません。
証拠があれば川辺に行くことを許してくれるだろうと、エルシーは父親のカメラを借りると何枚かの写真を撮りました。



この写真がシャーロックホームズの生みの親であるコナン・ドイルの手に渡り、彼が雑誌で発表したことで、一大論争に発展するのです。
写真の真偽についてはここで言及しませんが、二人の少女が世界の人々に夢を与えたことだけは確かです。
この出来事は後に『fairy tale(フェアリーテイル)』というタイトルで映画化されました。

(英・1994)
作品中には心霊術の批判派としても有名な奇術師〝脱出王〟ハリー・フーディーニも出てくるので、マジックファンの方ならそれだけでも充分に楽しめますよ♪
先の例にあるように、妖精を目撃するのは幼少~思春期の多感な子供に多い傾向があります。
ちなみに妖精の目撃例は海外ばかりではありません。
もちろんこの日本にもあります。
これは地方の山村で喫茶店を営んでいた夫婦の体験です。
ある冬の日、彼らと飼い犬が隣接する保養所周辺を散歩していました。
そこには狐など野生の生き物も多くいます。
すると犬が立ち止まり、保養所の敷地に向かって唸り始めました。
何だろうと見ると、そこに20cmくらいの女性が立っていて、こちらに向かって頭を下げています。
さらに彼らの心の中に声が聞こえました。
「私達が住めるようにして頂きましたが、この春、私達は引っ越します。それでお別れを言いに来ました。」
彼らは以前、保養所が除草剤を撒くのを地域の人と運動を起こして辞めさせたのです。
彼らがもしやと思い保養所に問い合わせると、保養所では翌年から除草剤散布の再開を決めていたそうです。
実は、除草剤は保養所長の家族企業が納めていたのです。
彼らは再び市に掛け合い、保養所の除草剤散布を辞めさせました。
半年ほどして、夫婦の友人が家族で遊びに来ました。
すると友人の子供が店内の窓辺の椅子に向かって話し込んでいます。
「誰と話しているの?」と奥さんが聞くと、その子は「お姉さんと話してるの。お姉さんはおばちゃんに話があるんだって」と言いました。
「どんな人?」と聞くと、「草色の綺麗な服を着た、金色の長い髪をした遠い北の方に住んでる人」との事。
夫婦はすぐに「あの人だ」と思ったそうです。
話の内容はこうでした。
しばらくこの近くに遊びに来ていたが、これから帰ろうと思う。
それで、前に来たとき奥さんが綺麗な指輪を持っていたので、ちょっと悪戯して隠してしまった。
だから謝りにきた。
子供が「ごめんなさいって…返しておくから許してって」と言った時、調理場でコツンと音がしました。
慌てて見に行くと、調理台の真ん中になくした指輪が置いてあったそうです。
奥さんは子供のところに戻ると、誰もいない椅子に向かって「返してくれてありがとう」と言いました。
すると子供は「お姉さんも喜んでるよ。また遊びに来ていいかって。もう悪戯はしないからって」。
奥さんが「ここを気に入ってくれたのなら、またいつでも来てください」と言うと、妖精は帰っていったそうです。
それ以来、喫茶店を辞めた今でもその窓際の席には「予約席」の札が置かれています。
この話を信じるかどうかは別として、やはり妖精を見るためには純粋で綺麗な心が不可欠でしょう。
そもそも妖精を見る能力は「透視力(セカンド・サイト)」と呼ばれ、特別な人が持っていると考えられています。
能力を持たない方が妖精に会おうとする場合は、これから紹介する方法を実践して下さい。
とはいっても、妖精があなたを気に入らなければ会うのはなかなか難しいと思います。
大抵の妖精は、怒りっぽかったりだらしなかったりする人間を嫌い、正直な働き者には好意を持ちます。
妖精に会いたければ、妖精好みの人間になるのが近道かもしれません。
STEP1
まずは〝痕跡〟を探しましょう。
森などで、丸い輪のように草が変色している場所やキノコが円になって生えている場合があります。


これはフェアリーリング(妖精の輪)といって、月夜に妖精たちが輪になって踊った跡だと言われています。
たまたま通りかかって踊りを目撃してしまった者は、その歌と踊りに魅了され、踊りの輪の中に引きずり込まれて夜通し妖精たちと踊り明かすはめになります。
妖精界の時間は人間界の何百倍の速度で進むので、一晩だと思って帰ると何年も経っていた、という話もあります。
※妖精界の食べ物を差し出されても口にしてはいけません。
二度と帰って来れなくなります。
北欧では、フェアリーリングは別次元への入口のようなもので、妖精界と繋がっている場所だと言われています。
世界中にあるので、あなたのお住まいから程近い、森のような自然の残る場所にもあるかもしれませんね。
STEP2
妖精が現れやすい日を利用しましょう。
1年に3回、妖精が活発になる日があります。
5月1日、夏至(6/21)の前夜、10月31日がそうで、この日は妖精に会うチャンスです。
また、妖精は満月の夜に集まって踊る習性があるため、その日も会える確率がアップします。
夜中以外の時間帯として、黄昏時が最も妖精を見つけやすいと言われています。
STEP3
存在を確かめましょう。
神社などにある樹齢が古い木の根元に砂山を作り、その上に丸い鏡(鏡面が上)を置いて平らにします。
砂山の斜面に階段を作り、鏡の上には薄く砂をかけておきます。
黄昏時に作って、夜が更ける前にその場を立ち去りましょう。
次の日、夜が明けると同時に見に行きます。
すると、無数の妖精の足跡が残っているのを確認することが出来ます。
STEP4
実際に妖精を見てみましょう。
妖精は、草木があるところにいます。
自然である必要はなく、公園の植え込みでも構いません。
なんとなく「涼しい感じ」のところを探して下さい。
次に、四つ葉のクローバーを見つけて、頭の上に乗せましょう。
そのまま、涼しく感じた場所の周りを時計回りと逆方向に7周します。
頭に乗せてあるクローバーを手に取り、ベルを鳴らすように振ります。
すると妖精が見えるようになります。

四つ葉のクローバーが見つからない場合は、桜草を13本用意して下さい。
涼しく感じた場所の周りに12本の桜草を時計回りと逆に置いてゆきます。
残った1本を持ち∞を宙に描いたあと、ノックするように7回地面を叩きます。
小さな旋風が起きて12本の桜草が舞ったら、妖精が現れたしるしです。
妖精は目の端でしか捉えられません。
恥ずかしがり屋なので、視線を向けると消えてしまいます。
無理に観察しようとはせず、優しく温かい気持ちで見守ってあげて下さい。
世にある知識は大海の一滴です。
昔の人々は大海を知らなくてもその存在を感じていて、畏怖の念を持ちながら接していました。
超自然的な力が生活に息づいている、そんな時代だったと思います。
今は一滴の知識だけで全てを説明できると思い込み、この世の真理に気づかない…そんな時代なのかもしれません。
アイルランドには、道路を横切る妖精のために立てられた「妖精に注意」の標識があります。
そこに物的証拠や科学的根拠がどうといった議論を持ち込むのは、無粋なことです。
神秘的な事象は、心のよりどころであったり、時には人の行過ぎた行動を戒めるものであったり、癒しを与えてくれるものだったりします。
無垢な心、信じる心を忘れてしまった人生ほど味気ないものはありません。
芸能人に多いのですが、最近「小さいおじさん(精霊)を見た」という話題を耳にする機会が増えたと思いませんか?
今も昔も、人々が夢を追い続けたいという気持ちは変わらないのです。
心から信じる人の前に、妖精はその姿を見せてくれるでしょう。