ものすごく厳しい？猫の譲渡条件
保護猫に関わって何年だっけ？と思い、調べてみたら15年が軽く経過しておりました・・・
えぇ～そんなにしてたっけ？
というくらいですが・・・
以前のように突っ走る訳には行かなくなっているのは、大変な猫達だけのせいではなくて年もあると思うわ・・・
と、少しゆっくりの対応になってから思うのは、保護猫をもらってやるんだから！という人間の暴言です。
保護猫のくせに譲渡条件が厳しすぎる！！
保護猫のくせに譲渡費用が高すぎる！！
というのは、よく聞きます。
その厳しい条件ですが、普通に猫と暮らしている側から考えたら、？っていう内容だったりする事も多いです。
たまに、常軌を逸したと思われるくらいの条件提示をしている人がいるのですが、その方の事ではないんですよね・・・
健康に配慮したご飯を与えて下さい。
具合が悪い時は病院に連れて行って下さい。
完全室内飼いでお願いします
くらいでもそう書かれます。
私の家の保護猫達は保護費用が高い方です。
劣悪繁殖屋の所から来ていますから
・血液検査
・尿検査
・便検査
・耳内部の検査（耳ダニや汚れ）
ある程度、状態が良くなってから
・ワクチン
・不妊手術
・シャンプー（家で対応できないこ）
最低限二度する必要がある検査
・検便（～３回）
一度では検出されない寄生虫が出る事があります。
ザックリ、一部が保護猫費用でも ５７６００円（雌猫の場合）
更に、最低限の検査の他、医療措置も必要である場合が多くあります。
大学病院送りになる猫も増えていますし、不妊手術が難病の手術に成り高額医療費が出て行く事も多々・・・
なぜなら、乱繁殖している猫だから。
＊私は、最低限の対応部分から一部を里親簿主事に提示、領収証を確認していただき譲渡費用としていただいております。
猫の保護背景を知らずに、猫が安く手に入ると思い込み連絡して来る人、里親募集条件から漏れた人が暴言を吐き、ネット上に保護猫に関わる人間の悪口を書くんですね・・・それらが辛くて辞めてしまう人も多く出ます。
猫もそうですが、動物の命を預かるというのは、お金がかかる事で最後まで面倒をみるのが当たり前だと思う世の中に変わってほしいな・・・って思うんです。
そうしないと、保護関係者が疲弊して助けてくれる人が減ってしまうのです。
真面目に、まっとうにしている人の方が辞めてしまいやすい・・・
そんな悲しい出来事が増えているのもあり、皆様に知っていただきたいな・・・と思い、過去にもおなじような事を書きましたが記事にしました。
保護している人間は良い人ばかりではありません。
そんな背景もありますから、誤解が生まれやすいのかもしれませんが・・・
だからこそ、真摯に動いている人達の邪魔だけはしないでほしいと思うのです。
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