★仔猫の保護活動はそのまんま、テトリス？に例える事ができます。前にもたまにブログに書いていますが、天から降ってくる仔猫をいかに地面に落とさずにキャッチして適切に処理できるか、
その闘いをいかに長期間に渡り、選手交代を繰り返しながら、やり続ける、しかありません。
とにかく、地面に落としてしまう=死、ですので、何が何でも生き残らせる、のをモットーとしています。
ただ、ボラ様の中には、ご支援者様の中には、当然ながら様々な死生観をお持ちの方がいます。
仔猫に限らず、病気猫はどこまで延命するのか、仔猫が元々弱いのならそれは途中で死ぬのは自然淘汰なのでは、等々、いろんな考え方の方がおられるとも思いますが、
シェルターにとっての目標は、とにかくシェルターで死なせない、死ぬとしても仔猫なら仔猫の里親様宅にて、病気猫も病気猫を看取って下さる里親様宅の元で、を合言葉に日々頑張っています。
シェルターで看取るのはとても辛い作業です。朝来たら冷たくなっていた、昨夜、あんなに甘えて来たのに、、連れて帰れば良かった、、結局飼い猫にしてあげられなかった、、という人側の後悔も強いですし、
人懐っこい子がシェルターで寂しく病に倒れ亡くなるのは猫側としても本意ではないのでは?とも思います(警戒心強い猫に関してはまだ異なるのかもしれませんが)
なので、特にボラ様に関しては、個々の死生観はちょっと横に置いて考えてほしいのです。
シェルターの考え方に従ってほしいのです。
そうしないと、様々な意見が乱立してまとまらなくなります。それと、もう一つ大きいのは、私達のような小さな民間猫シェルターにとっては、シェルターで無残に死なさせてしまうのではなく、仔猫から病気猫まできちんと適切な里親様宅という最期の棲家に行かせることができたという数字を残す事でしか、特に認定団体登録を受けている各行政からの信用を得ることはできません。私達には残していく数字しかないのです。
数字を出せなければ、実績を積めず=信用をなくし、来年からの登録を抹消されることになります。
今回このようなちょっと厳しい事を書かせて頂きましたのは、
先日、シェルター近くより冷たくなり、死に掛けている状態で持ち込まれた現在タマちゃん宅にいる一月ちゃんですが、保護時より暫く胃にカテーテルを入れてミルクを流し込む事により、今のところ奇跡的に生きています。普通は即死です。
この事で言えるのは、特に仔猫の場合はできることは全てやってみて、それでもダメなら(死ぬなら)仕方がないと思うのです。
カテーテルはカテーテルでも、例えば、もう末期がん等でただ延命の為だけに使うのと、今回のように、一か八かの最後の手段とでは、論じるポイントが異なるのではと思います。
長くなりましたが、特に行政からの殺処分前猫を継続して御引受けするためには、シビアに実績が常に必要とされます。預かりました死にましたでは話になりません。実績を積めないのなら退場するしかありません。
ご理解を頂けたら嬉しいです。
柴田
皆様いつも有難うございます。
赤ちゃん仔猫、仔猫のお預かりボラ様急募です！
また、仔猫用のミルク、ドライフード、ロイカナパウチ等大募集中です！
☆近郊にお住まいで、完全室内飼育、おうちの猫ちゃん犬ちゃんがいる場合は隔離できる暖かいお部屋をご用意して下さい。
☆里親様決定までの間ではなく、ひと月程度の期間限定で構いません。
☆二週間程度の仔猫用ミルク＆仔猫用ドライ（ロイヤルカナンキトン）はお渡しさせて頂きます。その後は、シェルター倉庫の状況次第になりますので、状況によってはご自身でご用意頂く事になります。
☆掛る病院費用は、堀動物病院にご自身で持ち込める場合はアニエイ負担にさせて頂きます。それ以外の病院の場合はご自身のご負担でお願い致します。
仔猫の病気に関する治療は種類が限定されており、堀動物病院では限度が決まっていますので思わぬとんでもない高額な医療費になってしまった、とい事がないので、このようにさせて頂いております。
☆お預かり中に、やっぱり、うち子にしたいな、と思われる時は、里親様としての契約をさせて頂きます。
5／１７ シェルター外お預かり仔猫状況です
①たまちゃん 鶴ヶ島乳飲み子2匹保護＋上尾仔猫1匹保護+桶川仔猫1匹保護+さいたまセンター２匹保護
②くらっぴー お預かり保護枠 残り ２か月前後ワクチン１回目済み仔猫３匹程度
③にゃんま お預かり保護枠 残り 生後１カ月から仔猫数1匹程度
④しばタコ お預かり保護枠 残り 自分で食事ができるサイズの仔猫３匹程度、
※乳飲み子が来てしまいどうしょもない場合は、生後２週間ぐらいに育っている状況なら３匹程度やります
⑤森山様 お預かり保護枠 残り 自分で食事ができるサイズの仔猫３匹程度
⑥八木橋様 上尾仔猫1匹保護+大宮仔猫１匹保護 残り保護枠なし
⑦鈴木様 東松山仔猫1匹保護 残り保護枠25日以降応相談
⑧秋山様 さいたま市センター２匹保護 残り保護枠なし
⑨、⑩、として登録をしてもいいよ！と言って下さるご支援者様ぜひご連絡下さい！
☆乳飲み子は、特にいつもそばに置いておける状況必須の為、どこにいくにも乳飲み子を入れた敷布に包んだキャリーで、連れて行ける車での移動が可能な方に限ります。