次男においては殆どの確立で良いことを言われない。
たまにすっごく褒めていただく事はあっても
その裏に言葉が隠れているのを見つけてしまうので
毎回身が縮こまる思いをする。
そんな次男は、普段の生活もあまりスムーズではないので
私の中でも人百倍手がかかる子供として対応せざるを得ない。
どんなにしっかりきっちりサポートしても、ほとんど手応えがないので
日々自分の力のなさにがっかりしてしまう。
夫が怒鳴り散らした方が上手く事が進むことが多い。
なんでかな…。
次男対応策の試行錯誤するのも辞めてしまった。
先日、地域のお祭りがあり、出店の手伝いをしていた私。
遠くから次男がやってくる姿が見えた。
私と次男の間には、過去に色々ご迷惑をかけてしまった方が
うじゃうじゃといる。
あぁ…何事も起きませんように。怒られませんように。
ヒヤヒヤしながら見守る私を余所に
次男に向かって以前ご迷惑をかけてしまった方々がワラワラと歩み寄り
良く来たなと、頭をくしゃくしゃしてくださったり
楽しんでいってねと、ほっぺたぷにぷにしてくださったり
最近見かけなかったなと、背中をポンポンとしてくださったり
あんまり騒ぐなよと、後ろから笑顔で羽交い締めしてくださったり
んんん？なんだかとっても愛されている感じ。
次男の廻りの雰囲気が、ピンク色に変わった。
迷惑をかけ、あんなに怒っていた方々が、なぜ？
すごく戸惑いを感じた。
色んな方が言ってくれる「人なつっこくて可愛くて」という言葉は
「べたべたしすぎて気持ち悪い」という言葉の裏返しと言う社交辞令じゃなくて
本当の事なのかもしれないと、少しだけ次男を信じようと思った。