★ALT GPT アラニンアミノトランスフェラーゼ★ | 動物病院の血液検査はどう読むの?

動物病院の血液検査はどう読むの?

動物病院で血液検査をしてもらったけど、説明がわからない。この記号は何? これが高いとか低いとかよくわからない。 あちこち話が飛びますので、「ブログ内検索」をうまく使ってください。(まだまだ未完成です)

ALTという項目と、GPTという項目は名称が違うだけで、同じものです。


「でんでんむし」 か 「かたつむり」 か といった違いです。



ALTは肝臓の細胞の中にある「酵素」で、


細胞が壊れると、血液の中に漏れ出します。



血液検査で、ALTの値が高い場合には、


肝臓の細胞が壊れているのでは?という手がかりになります。



(検査の目的)


肝細胞の障害が無いかを調べる



赤血球からも若干漏れ出すため、


採血の時に手間取ったりすると、


溶血して(血液が壊れて)、少し高い値が出るときがあります。



いずれにしても、ALTだけで肝臓が悪いと決め付けず、


他の検査と組み合わせて診断します。