●フランス国営セーヴル陶磁器美術館・アトリエ見学③
大阪市(心斎橋・難波・堀江)ポーセラーツ&カルトナージュ教室ローズコラーユの東城真利子です。
セーヴル2日目の午前中はモアンヌ前田恵美子さんに美術館の案内をしていただきました。
前日も2時間案内してもらいましたが、話は止まらず、出てくる出てくる!
まだ話したらないくらいでお昼ご飯へ。
その後アトリエの一室でおもてなししてくださいました
中央に置いてあるのは日本のセーヴル展にも飾られている、「乳房のボウル(ランブイエの酪農場のセルヴィスより)」
マリーアントワネットが酪農場に滞在する時のためにつくられたもの。
結局、酪農場に来ることはなく使われなかったとおっしゃっていましたね。
そんなストーリーもスラスラ出て来るモアンヌさん。話が面白くて、ずっと釘付けです。
そんな素晴らしい作品と共におもてなしをしてくださり。感激、胸いっぱいでした
そして、本来なら入ることのできないアトリエ。私が転写紙を見たい!とお願いしたため案内してくれたのですが。
私の思っていた転写紙の概念と全く別物。別格でした。
こちらは森口邦彦さんの
「実り」文様のカップ&ソーサー
芸術家のデザインを100%仕上げるため、幾度となく実験をするのですが。その量にも驚愕です。
このようにたくさんデザインや重ねや、温度を変えて決めていくのです。
この転写はオフセット印刷の技術を使います。
ニスの上に粉末の絵の具をのせて転写を作っていきます。
それを何と、手作業でやっていくのです。
そのため色の配分など細かな注意が必要。
一つ一つ同じデザインを作る作業はとても大変なことです。
地塗りをするアトリエでは実際に絵の具を練って、塗るところを見せてくださいました。
セーヴルブルーの模様の入れ方は、スポンジングや、色抜きなど。
ここでは日頃ポーセラーツでやっている作業と似ている部分もあり。
興味深く拝見していました!
ここからは銅板印刷と転写です
銅板を使って転写シートを作っていきます
このように扇のものを1枚づつ手作業で貼っていきます。少しのズレも許されない。最後が合わなければいけない。
こちらも大変な作業です。
貼り終わると、貼るための目印の点が細かくうってあるのですが、そちらをひたすら消すそうです。
午前中は貼って。午後は消していく。こちらのアトリエではそれが1日の流れだそう。
先ほどの銅板は金が含まれていて、このような作品に使われています。
金の転写をして焼成すると、金の研磨の作業があります。
ポーセラーツでは金磨きペーパーで全体を磨きますが。
セーヴルでは金のところだけ磨くそうです。
想像して見てください・・
果てしない作業です。
全てに置いて手作業、繊細な作業の連続。
もう驚きすぎて。
この素晴らしさを伝えたく書いています。
そしてまだ続きます
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