アニメオタクになりたい人へ贈るアニメレビューブログ -2ページ目

アニメオタクになりたい人へ贈るアニメレビューブログ

アニメオタクになりたいけど、どんなアニメを見たらいいかわからない。そんなあなたへ贈るアニメ評価ブログ。

2016年4月9日より日本テレビにて放送。全12話で原作は石塚千尋さんの漫画。

 

このアニメは青森に住む親戚の家へ引っ越してきた魔女が

のんびりと自由気ままに過ごす日常系アニメです。

 

田舎特有の、のんびりした時間の流れが感じ取れるアニメで

まったりした口当たりの優しいチョコレートを食べた時のような

暖かい気持ちになれます。

 

田舎の生活に憧れてる方は

きっと彼女達が送る平凡な魔女の日常に引き込まれるはずです。

 

魔女が暮らすほのぼのした田舎

15歳になった新米魔女が田舎で普通に生活する話。

 

「やっぱり、こっちは良いですね~。

落ち着くといいますか、時間がゆっくりといいますか」

新米魔女の 木幡真琴 こわたまこと は、魔女のしきたりで15歳になった期に

修行のため横浜の家を出て、青森にいる親戚の 倉本 くらもと 家に預けられます。

 

彼女は路肩の残雪に驚いたり、普通に女子校生したり

魔女と言うより、魔法の知識がある女子校生と言った感じ。

 

とは言え魔女は魔女ですので

ホウキで空を飛んだり

寄り道でマンドレイク引っこ抜いてみたり

魔法を使ってお菓子に悪戯しますが

よくある魔女の世界に無理矢理巻き込むのではなく

日常の中に溶け込み隠れていた魔女の世界に、軽く触れる形で話が進みます。

 

「ほうきって長い時間乗ってると股に食い込んで結構痛いんですよ~」

なんてゆるい調子で教えられる魔女あるあるは

日常の雰囲気を壊すことなく自然と入ってきます。

見ていて違和感なくアニメの世界観へ浸れます。

 

日常系アニメですので、ストーリーに緩急はありませんが

ゆえに純粋なアニメとして楽しんで見ることができます。

一緒に料理をするシーンは、

純粋に可愛いらしい女子校生と一緒に楽しい時間を過ごせるはずです。

 

個性的なキャラクターに引き込まれながら

癖のある、とまではいかないものの

非常に豊かな個性を持ったキャラクターが

平凡な田舎の時間にちょっとしたスパイスを与えてくれます。

 

「うぇ~い、うぇ~い」

特に真琴の姉、 木幡茜 こわたあかね は世界中を旅してまわっていながら

魔法で神出鬼没に現れては

自由奔放に主人公達へ絡んできます。

 

「なんで会って早々怒られなきゃいけないの!? 

あんたがこんなふざけた姿にしてくれたおかげで

私がどれだけ苦しい思いをしたかわかってんのか!」

 

と魔法で作ったチョコで犬になった(自業自得)犬飼さんが言うように

彼女は天才でありながら、ときに周囲に影響を与えます。

魔法で世界遺産をモノクロにしてみたり

夜中に戻って岩塩や生コーヒー豆などのお土産を渡したり

迷惑だけど憎めない。個性が上手く生きてるキャラクターです。

 

また魔女の使い魔である黒猫のチトも

妙に人間くさい一面を垣間見せることがあり

人の言葉を話さなくとも広がるコミニケーションは

魔女を題材としたアニメならではの

ファンタジーな雰囲気に和んでしまうはずです。

 

また地元民の会話に出てくる

ネイティブな津軽弁に、もしかしたら居心地の良さを感じるかもしれません。

 

田舎と魔女をうまく溶け込ませた作品

なんと言っても、あまり魔法魔法してないのが特徴であり魅力です。

 

魔法少女モノ(これは魔法少女モノなのか?)は独特な世界観が強いため

そこに田舎のリアルな生活描写が加わると

最悪、どちらの設定も死んでしまうのですが

その点、このアニメはほどよくバランスがとれてます。

リアルとファンタジーの絶妙な配分は相殺するどころか

一つの世界として、さも現実にあるかのような期待すら胸に抱かせます。

恐らく誰しもの妄想で広げられる

理想的な空想の世界が

このアニメの世界観として物語を支えているのではないでしょうか。

 

個人的な感想を言えば

もう少し学校生活の描写があっても良い気はしますが

変に恋愛的な展開に進んだりせず

あくまで友人として続く彼女達の関係は

肩ひじ張らずに見てられるので、安定した面白さがありました。

 

絵も綺麗ですし、萌え萌えしてませんので

落ち着いたアニメが見たい方におススメします。

 

総合評価

★★★☆☆ 3点