「あなた、あなた、
ウェィクアップ!
起きろ‼️」
摩耶マラーナは、妻の声でやっと目覚めた。
「あれ、輝香ちゃん。
えっ、ここは?コスモ君とジュアリンちゃんは?」
「何、寝ぼけてるんだよ?
誰だよ。その二人の名は?まさか、隠し子じゃないだろうな?」
摩耶マラーナは、妻の問いには、答えず
「夢だったのか⁉️
私は誰だ?」
「貴方は、サンパゴダ財団の総帥で、
ビジネスマンだろ。
昨日、インドから本拠地を日本に移すんだといって、この幽霊👻屋敷みたいな貴方の祖母の
生まれ育った家に越して来たところだ。
思い出したか?」
「ああ、そうか。
そうだったね。君が故郷の日本で、オーロラと永遠(トア)を育てたいと、言ったから、私も
おばあ様の元生家であるこの屋敷を買い戻して、日本で新たな事業を始めようと、昨日からこの屋敷に住み始めたのだった。」
「大丈夫かよ?
少し働き過ぎなんじゃないか?」
続く。