表現ぶちこわし(デイ)キャンプ
10月2日(土)に
こかげの学校にて
『表現ぶちこわし(デイ)キャンプ』を開催いました!
本当は1泊2日で行う予定でしたが
参加者集めに苦戦し
デイキャンプとなりました。
一時期は「中止」も検討しましたが
事前アンケートの
「本人はとても楽しみにしているようです」
と書いていただいていて
この声には応えなきゃ。裏切っちゃだめだ。
と
開催を決行しました。
目の前の人が喜んでくれるなら
僕はそれでいい。
テント張り
宿泊はしないけれども
キャンプといったら
やっぱり、テントは張らなきゃ。
朝まで降っていた雨は止み、台風一過の秋晴れ。
一番気持ちの良い
シンボルツリーのケヤキの木のこかげに
テントを張ります。
こちらは宿泊するスタッフ用テント。
気持ちいねー。
フィールド探検
まずは一緒に過ごす、フィールドを探検します。
虫捕り
草むらに入るときは
虫捕り網と虫かごをもって。
最初は虫が苦手だって話していたけれど
どんどん進んでいきます。
『人生藪漕ぎ』
これは自分の座右の銘です。
きれいに管理された場所でしか遊ばなくなった今の子どもたちに
「藪漕ぎ」するような場所で遊ばせたいと思っています。
草むらのど真ん中で
五感をフルに使ってイナゴを探す子どもたち。
この光景が、とても好きなんです。
木登り
シンボルツリーのケヤキの木登りにも挑戦です。
最初は「怖いー」って木にしがみついていた子も
二回、三回と挑戦します。
子どもの成長って早いですよね。
人は木登りをした木のことをずっと覚えているものです。
この木が、子どもたちの記憶にずっと残りますように。
先日、地元の小学校で講和させていただいたときに
次のようなことを話しました。
「木登りは木登りをできる大人が見ているところでやってください。
そして、木登りをできるようになって、木登りをさせてあげられる大人になってほしいです。」
火起こし体験
料理をするには
火を起こせるようにならなければなりません。
鉈の使い方講座です。
そして
あまり使ったことのないというマッチにも挑戦です。
ちゃんと着けれたねー。
キャンプ飯
『ゆるキャン△』を最近見ているという子どもたち。
自分はおしゃれキャンプは未経験ですが笑
スタッフになれた方がいましたので
『ゆるキャン△』にも出てくるキャンプ飯に挑戦です。
持ってきた『ゆるキャン△』の雑誌?に載っているキャンプ飯と見比べて興奮気味の子どもたち笑
食休み
食休みにはテントやハンモックでのんびり。
双眼鏡覗いて、何が見えかなー??
小さなアーティストたち
午後からは表現活動を行いました。
最初はコンポストトイレに絵に木を描き加えます。
最初は筆で塗っていましたが。。
手で描き始めます。
青、赤、緑、黄色
色に言葉って必要なんでしょうか??
そして
完成したのが、こちら。
すごい、きれいな色をつくったねー。
そして、手で描き始めて
チャンス!と
手を洗う前に大きな布を広げて
「自由に描いていいよ!」
長い筆で描いてみたり
不思議なブラシや手足を使って描きます。
「お父さんには、僕が怒られておくから、思いっきり汚していいよ」
「何かを描かなければいけない」
そんなことはありません。
「何を描いてるの?」
「何を描いたの?」
は禁句です。
子どもたちは「何か」を描こうとも思っていなかったりします。
こう描いたら、こんな感じに描けた!
それが子どもたちにとって大きな気づきで、表現なんです。
絵っていうのは
実は身体表現なんです。
そんな小さなアーティストたちの作品がこちら。
うまい
とか
下手
ではなく
やったこと、そして感じたものが全てです。
自由時間
こかげの学校のキャンプでは
自由時間を重視しています。
誰かに楽しませてもらうのではなく
自分で楽しむ力を育んでいってほしいです。
夕飯
夕飯は、また『ゆるキャン△』に出てくる
スープパスタです!!
足りなくなったり、スタッフように羽釜でごはんを炊いて、カレーも作ります!
ドラム缶風呂
そして、お風呂はドラム缶風呂です。
このころには、お父さんも合流。
一緒に入ります笑
最初は
熱い熱いーー
って悲鳴をあげていましたが
入ってしまえば、にこにこ。
ガス炊きとは違うよねー。
(写真は撮っていませんでしたー💦)
焼きマシュマロと花火
最後は、焚き火で焼きマシュマロです。
そして、夏の余っていた花火をしました。
最後に
少人数だったからこその
充実したデイキャンプになりました。
子どもたちが喜んでくれた
その笑顔だけで
ここまで頑張ってきた甲斐がありました。
中止にしなくて、本当によかったです。
なにより、
ご理解を示してくださった保護者さまに
感謝しかありません。
本当にありがとうございました。
これからも、こりずに
学校では得られないような
学び、体験を
子どもたちに提供していきたいと思います。