そこらへん。

ぼたり。

ほら、ここにも。

ばたり。


あちらこちらに僕の残骸。

ああ、どれも空っぽで寂しそうで、……可哀想な"僕"ばかりだ。



いやだなぁ、"真っ白な人"も"俺"も"悲劇のヒロインになりたいだけのあの子"も、全部僕なんだぜ?


なのになのになのに!!


周りに転がる残骸は全て"僕"なんだ。


ねぇ、どうして?


どうして"僕"しかできない?


欲しいのは"僕"なんかじゃないのに…!


そしてまた、一つ。


残骸が増えるのです。