1人音楽鑑賞が大好き。
クラシックCDは50枚くらい
持っている。
好きな作曲家はバッハ、ラフマニノフ、
ベートーベン、
ちょっと暗めの曲ばかりです。
私らしい。
…
ピアノを習っていたときのことを思い出します。
最後の発表会。
練習嫌いな私が子犬のワルツを弾いた。
嫌だった。
子犬だなんて
私らしくもないし、
ろくに練習もしないのに
なぜこれなんだ、と。
「どうしたの?あなたらしくない演奏だった。」
早く終わればいいと
思いながら弾いた。
結果は散々で舞台の上にすらのぼれず
座ったままただただ見つめていた。
私がとるはずだったあの子の花を。
それが最後に私はピアノから
去った。
逃げたんだ。
ピアノから、音楽から。
今だにクラシックを求め行くのは
あの頃の気持ちを今だに
引きずっているからということも
少しはあるのかもしれない。
奏でられる音楽に酔いしれながら、
「もう逃げない。」
心に誓い全てを忘れ
また求めていく。

