Treehouse Mom

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着せ替え人形と手づくりを楽しむanikaclubのオーナー・デザイナー、michikoのブログです。
忙しいキャリアの生活から一転、子育て、ガーデン、手づくりに明け暮れる日々。
そんな生活の中から生まれたアニカクラブのことなどを綴っていきます。

こんにちは!着せ替え人形と手づくりを楽しむanikaclubのオーナー、デザイナーのmichikoです。



小さい頃、母が作ってくれた布の人形を持っていました。肌は柔らかい木綿布で、髪の毛は茶色の毛糸でした。他にプラスチックで出来たもっとピカピカの人形もありましたが、なぜかこの素朴な柔らかい布の人形が可愛くて、いつも抱っこして連れていました。夜は一緒にいると安心して眠れたものです。

母は、この人形のために洋服や着物も縫ってくれました。決して裁縫が上手な母ではありませんでしたし、豪華な服でもありませんでしたが、私の一番の宝ものでした。今でも、洋服を作ってくれるときの母の優しい笑顔が、昨日のことのように蘇ります。

少し大きくなると、母は木の小さな箪笥をくれました。ここに私は母がいらなくなった端切れやボタンをたくさんためるようになりました。そしてそれらを使って人形のために洋服やいろいろなものを縫うことも覚えました。手づくりは 工夫をすることです。工夫をするということは問題解決をするということです。大きくなって勉強の時に応用問題を解くとき、社会人になって仕事で問題に直面したとき、どうやったらいいかを自分で考えるのが、とても楽しいと感じられるようになったのは、子供の時にたくさん手づくりをしたからかも知れません。

このように母がくれた布の人形は私に、とてもたくさんの贈り物をくれたのです。

世の中は便利になりました。きれいな玩具や洋服が安価に便利に手に入るようになりました。何も苦労して工夫したり、手づくりをしなくたって暮らしていけます。

そんな、便利な世の中、子供を取り巻く環境に対して、寂しさや疑問を感じたことから、アニカクラブがスタートしました。

柔らかなアニカを抱きしめて、黙って話を聞いてもらえるだけで、お子さんはほっとするかも知れません。着せ替えの洋服の中に1つでも、お母さんの手づくりのものがあれば、忘れられない思い出になるでしょう。そして、もしもお母さんと一緒に手づくりの楽しさを覚えられたらと、アニカクラブがお子さんの無限の可能性を広げてくれることを願っています。

こちらのブログ「Treehouse Mom」では、michiko個人が日常で感じたことなどを綴っていきます。

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ブログをお読みいただいていました皆様

今まで私のブログをお読みくださってありがとうございました。
私のブログはanikaclubマガジン内に引っ越しました。
アニカクラブマガジンは教育のこと、子育てのこと、ナチュラルライフについて他のライターさんの記事も含めてご紹介していきます。
是非遊びに来てくださいね。

michiko
すっかり暖(あたた)かくなって公園(こうえん)や道(みち)ばたにつつじが咲(さ)き始(はじ)めると、夏(なつ)が近(ちか)づいてきた気分(きぶん)になります。

 



 

今日(きょう)はつつじの葉(は)っぱのワッペン遊(あそ)びをしてみましょう。

葉(は)っぱを数枚(すうまい)つんで、Tシャツなど着(き)ているものに押(お)し付(つ)けるだけ。落(お)っこちにくくするコツは葉(は)っぱの上からまんべんなくなぞること。ネルなど、少(すこ)し毛足(けあし)があるような布(ぬの)によくつきます。

 



 

お花(はな)のように配置(はいち)したり、






波(なみ)もようにしてみたり。あなたのセンスを生(い)かしてみてくださいね。



さて、ツツジの葉(は)っぱがくっつくのはなぜでしょうか。

そのひみつは葉(は)のうらにあります。うっすらと毛(け)が生(は)えていますね。

この葉(は)っぱの毛(け)とTシャツの布(ぬの)の毛(け)がお互(たが)いにからまりあって、くっつくのです。


ちょうどバッグなどについているマジックテープと同(おな)じ原理(げんり)ですね。

*こちらの写真(しゃしん)はサンバイザーの後(うし)ろのマジックテープです。



お友達とつつじワッペンのコンテストをしてみるのもいいわね。












チューリップは盛りを過ぎてきましたが、初夏の花たちが開花しはじめました。

まずは昨秋良い球根が手に入ったので沢山植えたラナンキュロス。ロマンチックなピンクがまず開花しましたが、このうしろにボルドー色のものがつぼみを膨らませています。




そして、数週間前に植えたデルフィニウムのつぼみも膨らんできました。開花したデルフィニウムも好きですが、この時期の透明感のあるサファイア色のつぼみが大好きです。




そして、心配していた種たち。種まきってなんだか無から何かを生み出すような感じがあってドキドキするのですが、ポピーの種が沢山目を出してくれました。まだちっちゃくて細い細い芽たち。




さて、問題のハロウィンのパンプキンですが。。。まったく芽を出す気配がありません!
wwwしっかりしてよう。。。と思いながら、待つことにします。

さて、庭の手入れのついでにちょっとテーブルに飾る花も切ります。




本日は折れてしまっていた八重咲きのヒヤシンスに、小さなチューリップと忘れな草。この小さなチューリップは、去年咲き終わったチューリップから掘り起こした球根の中でとりわけ小さかったものをダメもとで植えてみたところ、このような花がつきました。小人のチューリップみたいでいとおしく感じます!

特にお客様がいらっしゃらないときは、わざわざお花を買ったり、庭の花を切ったりすることはありませんが、手入れのついでに折れてしまったり、庭の中ではあまり目立たない花を小さなコップにかざると、それだけで週末のテーブルが華やぎます。





4月(がつ)のはじめに咲(さ)くソメイヨシノというサクラは散(ち)ってしまいましたが、ピンク色(いろ)がきれいな八重桜(やえざくら)が美(うつく)しい季節になりました。アニカもうっとりと八重桜(やえざくら)の林(はやし)の中(なか)をおさんぽです。

 


 

公園(こうえん)にぼたぼたと落(お)ちている花(はな)を見(み)ると、「なんだか、さくらもちのごはんみたいね。。。」と、おなかの虫(むし)がさわぎだしませんか。実際(じっさい)にかおりは、さくらもちそのもの。

 

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こんな風(ふう)に、葉(は)っぱにもりつけてみたら、おままごとの立派(りっぱ)なごちそうです。アニカもよろこんで食(た)べてくれるかな?

 



 

庭にはチューリップが咲き誇り、アニカじゃなくたってウキウキした気分になります。


大好きなチューリップの季節は、うっとりゆっくり眺めたいものですが、春の庭は大変。やることが沢山ありすぎて、うかうかしていられません。


花期が終わってしまったヒヤシンスなどを刈り取ったり、次々と入荷する初夏の花の苗を植えなくてはなりません。本日植えるのは、こちら。


ピオニーとホタルブクロ、エキナセア、クレマチスです。

ピオニーは数年前、ママ友が「近くの農園でお安くで売ってたの~」と言いながらたーくさんプレゼントしてくれたときから大好きになって、似たのを見つけたら絶対に植えよう!と思っていたものですから、るんるんです(こちらはプレゼントしていただいたときにとった写真です。うすいピンクがロマンチックすぎる!)。


毎年そうなのですが、このころになると植えたい苗がありすぎて、庭の中が大混雑。ちょっと交通整理が必要です。よって、こちらの原住民さんたちには少し移動をお願いすることに。


植え替えは常にリスクを伴いますが、枯れることを恐れていては庭が進化しないので、どしどしやっていきます。掘り起こしに少し気を付けて、水やりをいつもよりこまめにすれば、枯れることはあまりありません。


あら、スズランが咲き始めています。スズランって意外に強くて、一度植えると毎年ちゃんと芽を出して花を咲かせてくれます。スズランが咲くと、ゴールデンウイークが近づくのを感じます。


さて、午前中いっぱいで植え替えは終わりました。ハナミズキを眺めながら、背中を伸ばして終了です!


2月に待雪草が咲いてから、水仙が咲いて、ヒヤシンスが咲いて、そしてチューリップが咲いて。。。春の庭はめまぐるしく移り変わり、アニカと毎日のように撮影を楽しんでいたら、あっと言う間に4月。


さあ、遊んでばかりいられません。夏に向けてのお花の苗やら、野菜の種やらをまかなくてはなりません。特に種まきの時期には少々出遅れた感もありますが、多少遅れてもやらないわけにはゆきません。


よっこらしょっと思い腰を上げて、久しぶりの大がかりな庭仕事に取り掛かります。まずは、花の苗から。折しも注文してあったスカビオサやルピナス、デルフィニウム、ジキタリスなどの苗が数十本届いていますから、まずそれらを色の配置や開花の時期を考えて、ガーデンに配置してみます。空間軸×時間軸の4Dの世界を頭の中で組み立て、エアー庭散歩をするような感じでプランします。


次は種まきです。去年カリフォルニアで買ってきたRenee's Gardenの種をまきます。Renee's Gardenは袋のイラストがとても可愛いので、大量にジャケ買いしてしまいましたが、うまく芽がでるでしょうか。。。ポピーやスイトピー、ナスタチウムなど、沢山まきました。日本では見かけない色も多くありますから、楽しみです。

ちなみに私は種まきは苗植えが終わってからすることにしています。種は芽が出ない限り、一度まくとどこに行ったか分からなくなってしまいがち。苗を後から植えると、折角巻いた種を台無しにしてしまうかもしれません。ということで種まきはいつも苗の後で。


野菜のガーデンはハーブのサラダの葉っぱの間に菜の花が咲いて、春を満喫している感じ。こちらで、秋のハロウィンのかぼちゃの種まきに初挑戦することにしました。


かぼちゃは、ハロウィンのかぼちゃ、それからシンデレラの馬車という名前のかぼちゃ、ジャイアントかぼちゃと、かなり野心的なセレクトで。それに加え、スクウォッシュや妖精の野原ミックスというかなりロマンチックなお花の種ミックスをまいてみることに。

ハロウィンのかぼちゃの種をまく、ということを聞きつけて息子も意欲的に手伝ってくれます。


今回は作業内容も多く、かなり時間がかかったので、終わったころには足腰が痛くなってしまいましたw
今後の成長が楽しみです♪

少しばたばたしていてブログがご無沙汰していました。気がついたらもう2月。我が家の庭にも待雪草が咲き始めました。

待雪草が好きです。1月終わりから2月ごろに我が家のガーデンの日陰でひっそりと花を開くこの花を、必ずアニカドールの季節の写真のテーマの一つにしています。



1年間で一番寒いこの時期は、ガーデンはパンジーとビオラ、クリスマスローズがぱらぱらと咲く程度、表面的にはとってもさみしく見えるのですが、地面をよく見ると秋に植えた球根たちが小さくて固い芽をそこかしこに出しています。

うちの横の街路樹の桜たちも、遠目に見ると寒々とした裸の枝を寒風にさらしていますが、近づいてよく見ると、たーくさんの固い芽が枝についています。


一見寒くて何もない庭の土の下や裸の木々の枝にひそむ生命の期待感。しーんとしているようで、どこかでドキドキという鼓動が伝わってくるような、そんな不思議な感覚を2月に感じます。

そしてその2月を代表する花が待雪草。たまに春らしく温かな日差しがさす日があるかと思えば、雪が降ったり冷たい風に手が縮こまるような2月。そんな中で、地面に腰を下ろしてみてやっと見えるほどの小ささで震えるように咲いている待雪草に、けなげさと同時に小さきものの大いなる希望とエネルギー、そして少し大げさではありますが人生への示唆さえも感じてしまいます。


株式市場は活況を取り戻したものの、生活者の経済状況は改善せず閉塞感が漂う世の中に、不安を感じることがあります。たとえば自分達はなんとかなっていても、若者たちはどうなるのだろうか、そして我が子の将来はどうなるのだろうか。。。


そんなときに見る待雪草。困難な世の中だからこそ、自分をそして目標を見失わず精進しなければならない。自分がとても小さく、とるに足らないものであるかのように痛感することもあるかもしれないが、小さきものであるから故に持てる大いなる希望やエネルギーを忘れず日々をすごしたい、そんなことを子供に伝えたいと思う今日この頃です。


写真のアニカは、期間限定のアニカの春のセットアニカドールスペシャルセット(ストロベリー) です。ご購入はこちら から。



クリスマスが近づいてきました。普段は比較的静かなアニカクラブの工房も、サンタさんへのアニカの出荷で大忙しです。一人一人のお子様の喜ぶ顔を思い浮かべながら丁寧にラッピングをして、配送ラベルを貼っていく作業は楽しいものです。

そんな中あるお母さま(以下Fさまと書かせていただきます)からメールが届きました。

(原文そのまま)「昨年のXmas、2歳の娘にプレゼントしたアニカドール。『ももちゃん』と名前をつけて、眠るときもお出かけも一緒、誕生日には手作りのお揃いワンピースでお祝いしたり、妹のように可愛がっていました。ですが先日、ももちゃんが行方不明になってしまい、あちこち探して、落し物センターへも何度も問合せしましたが、見つかりません。あんまりにも淋しそうな娘が可哀想で、もう一度アニカドールを購入しようかと思っています。娘のももちゃんが着ていた、昨年のピンクのドレスは、販売されていないのでしょうか?もし、一つでも残っていましたら、ご連絡頂けると嬉しいです。」

幸い「ももちゃん」ことFさんちのアニカと同じセットがアニカクラブのオンラインショップで見つかり、無事サンタさんへのお願いをすまされたFさま、こんなメッセージと共に何枚かの写真もお送りくださいました。



(原文そのまま)「ご丁寧な回答ありがとうございました。娘は毎日、着る人のいないお洋服や空っぽのお布団を淋しそうに眺めています。『プレゼントの代わりにももちゃんを見つけてください』とサンタさんに手紙を書きました。先程、無事注文完了しましたので、娘の喜ぶ顔が楽しみです。アニカドールのおかげで、親子四代(96のおばあちゃんも!)、相談しながら色々作って楽しませてもらっていました。お揃いのワンピースは娘の誕生日に、とHP上の型紙をもとに、母が作ってくれました。娘があんまりにも喜んだので、お着物に、浴衣に、、とイベント毎にどんどん増えてきました。お着物に使った生地は、96歳のおばあちゃんの箪笥に眠っていた何十年も前のものです。皆で相談して作って、皆で喜ぶ娘の姿を眺めて、皆で素敵な時間を共有できました。次は、娘も一緒に作ります。良いきっかけをありがとうございました。」



私は胸が熱くなりました。

私も小さいときに母が作ってくれた布の着せ替え人形を大事にしていました。母がときどき作ってくれる着せ替えの洋服や着物が嬉しくて嬉しくて、心待ちにしていたものです。そうやって私の心になんとも言えない安心感や、母との楽しい思い出、そして一つのものを大事にする心など、多くの無形の宝物を与えてくれたお人形。それを現代の日本のお子さんにもお伝えしたくてはじめたアニカクラブですが、Fさまはご家族一同で、私の子供時代をはるかに超えた素晴らしい楽しみ方をしてくださっており、本当に感激しました。

Fさまに限らず、フェイスブックなどにお嬢さんやお孫さんがアニカと楽しく遊ぶ様子を投稿してくださったり、ご自慢の手づくりのお洋服や家具を投稿してくださったりするのを見るたびにとっても嬉しくなります。また、デパートでの催事などに出かけますと、わざわざお立ち寄りくださってご自宅でのアニカの活躍のお話をしてくださる方もいらっしゃいます。本当に心が温まり、アニカクラブをやっていてよかったと心から感じるひとときです。





アニカクラブオンラインショップでは、今沢山のクリスマスプレゼントを取り揃えて皆様のご来店をお待ちしております。オンラインショップでのお買い物はこちら

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布のお人形「アニカドール」をデザインしてから、はや3年が経ちました。これだけテクノロジーが日進月歩の如く進化する中で、究極のアナログのおもちゃである布のお人形のアニカがお客様に評価され、徐々に広がりつつあるのを嬉しくも、時には不思議に感じることもあります。


私が布の着せ替え人形を皆さんにご紹介するようになったのは、そもそも私自身の幼時体験に基づいています。母が作ってくれた手作りの布の抱き人形への愛着、そして母と一緒にした人形の洋服づくりの楽しさ、それがもとで育まれた手芸への関心などを思い出し、近年ではあまりご家庭で作られなくなった布の抱き人形をせめて商品としてでも良いから、お子さん方に楽しんでもらいたいと思い立ったのが始まりです。


アニカドールをデザインするにあたって、児童心理学や教育学の本、おもちゃの研究のレポートなどを読んでみましたが、その中で特に共感したのが、ドイツのシュタイナー教育におけるおもちゃに対する考え方でした。 シュタイナー教育では、おもちゃは子供の暇つぶしやおもりのためにあるのではなく、あくまで子供の想像力・創造力、そして豊かな情緒や感性を育てるためにあるべきだというのが、そもそもの考え方のベースにあります。



最近では知育玩具などの普及により、おもちゃは子供の脳の成長に資するものであることが望ましいという考え方は一般的になったとは思いますが、私が特にシュタイナー教育に共感したのは、一般の知育玩具のように「何か具体的な技能を習得する」という直接的な効果を狙うのではなく、もっと長期的な子供の脳や心の発達、つまり情緒や感性の健全な成長を助けるものを子供に与えることが大切である、といった点でした。



そのようなシュタイナー教育の中で、人形は特に大切な存在として扱われています。シュタイナー教育研究者であるカーリン・ノイシュイッツは「おもちゃが育てる空想の翼」の中で、人形についてこのように述べています。「子供は人形と遊ぶ中で自分の感情や経験を表現する方法を学びます。人形を通して自分自身に出会うのです。人形は子供によって命をあたえられ、その想像力によって魂を得ます。」 つまり、子供にとって大切な人形とは自分の分身であり、寂しいときも嬉しいときも自分の感情を無批判に受け止めてくれるかけがえのない相棒で、なおかつ一緒に想像の翼をはばたかせてくれるクリエイティビティーの先生でもあるということなのでしょう。ですから、人形は知育の観点から見ると特に直接身に付く技能を与えてくれるわけではないのですが、深く広い意味で子供の精神に働きかける多大な影響力があるものと言えるのだと思います。




カーリン・ノイシュイッツは「おもちゃが育てる空想の翼」の中で、どのような人形を選ぶべきかについても書いています。「型にはめて作った写実的な顔を持つプラスチック人形は、役割も固定化することが多いのです。子供の遊びのなかでは、せまい範囲でしか使われないということです。~中略~その特徴や特質がゆるやかに設定されているような人形なら、子供は遊びのなかで、もっと自由に活用するはずです。」 そして、顔や表情が優しく単純で、なおかつ自然素材の布で出来た人形を薦めています。そうすれば、子供は遊ぶ時も寝る時も安心してお人形に寄り添うことができますし、長期的な肉体的・心理的影響の観点からも好ましいからでしょう。


さて、最近子供が早熟になって、玩具も小さいときからより複雑なもの、高機能なものを与える親御さんが増えてきたように思います。ですから、お人形遊びも2歳ぐらいから始めて、幼稚園のころには卒業と思われている方も少なくありません。しかし、実際にはお人形遊びが一番意味を持ち始めるのは小学校に入ってからと言われています。 「おもちゃが育てる空想の翼」の中でも、学齢期になって「これまであまり人形を使って遊ばなかった子供でも、本格的に人形遊びに取り組み始めるかもしれません。どこに行くにも人形と一緒。人形のための小物がほしくなって、毎晩寝る前には人形を自分のベッドに寝かせ、自分で人形の衣類やみのまわりのものをいくつか縫ったりもするようになるのです。」と書かれています。つまり、子供が積極的に何かを作ったり世話をしたりする自覚および能力が備わってくるころに、もっともその役割を果たすという訳です。



従いましてアニカドールは、幼稚園の年長さんから学齢期のお子様ぐらいまでの、少しお姉ちゃまの方を主な対象としてデザインしています。アニカの洋服や小物を作る手芸のキットなどがそろっているのも、このぐらいのお姉ちゃま方に手づくりの楽しみをお人形遊びを通じて感じていただきたいと思ったからです。


アニカはコットンの別珍がお肌で、髪の毛も高級綿糸で出来た特別なお人形です。髪の毛は布の間に挟み込んで縫い込まれていますので、ポニーテールや三つ編みなどにして遊ぶことができます。また、目にはボタンを使い、口は刺繍の優しくカーブした一本線という単純な顔であり、なおかつ愛らしい顔になるよう心掛けてデザインしました。肌触りよく耐久性の高い素材のお人形ですので、長い間お子様のお友達として遊んでいただけます。安価なぬいぐるみは沢山あっても、アニカドールはお子さんにとって特別な存在として大事にしていただいているというお客様の声を良くお聞きします。良いものを長く大事に使う習慣を身に着けていただきたいという意味でも、とてもうれしい反響だと思っています。




アニカクラブオンラインショップ では楽しいクリスマスプレゼントの商品が沢山そろっています。是非遊びに食てくださいね。






勤労感謝の3連休が来ると、「そろそろクリスマスの準備を開始しなくちゃ」という気持ちになります。それと同時に、「春の球根も植えなくちゃね。」と思うのもこの時期です。

二子玉川のガーデンアイランドに行って、足りない球根などを買い足したついでに、小さなサンタさんのオーナメントを買いました。飛行機やスクーターに乗って忙しげに働くサンタさん。なんだか健気で可愛い。

それから、球根植えを楽しく効率よく行うべく、新しい園芸用のグローブも買いました!私の小さめの手にもぴったりはまり、指先もうまく動かせる上に、カバー力のある優れものです☆ 東和コーポレーションのWith Garden Forestaというシリーズの商品です♪深みのあるレッドがこの時期のガーデンに映えます。


今年も沢山の球根を植えます。ヒヤシンスは植えっぱなしが沢山あるので、チューリップとラナンキュロスを中心に植えます。リビングの正面の庭をピンク&パープルガーデン、右側の隅をホワイトガーデンと決めているので、球根たちもその位置に植わってもらいます。

チューリップは新たに買った球根に加え、夏に掘り起こした球根も植えてみます。自家製の球根はちょっと小ぶりなので、ここから咲く花もきっと小ぶりになるとは思いますが、それも風情があるのではないかと期待しています。


植えた後は、土をかけたあと、庭に沢山溜まっていた桜の葉っぱをかぶせました。ここ近年2月ごろに大雪が降るので、折角出た芽が凍らないようにと思ってやってみましたが、うまくいくかな。


球根植えが終わったら、伸びすぎているレモングラスの切戻しです。長くなっているのを放っておいて寒くなると根腐れの原因などになりますし、新芽の生長の邪魔にもなりますので、いつもこの時期にバッサリと切戻します。爽やかなレモングラスの香りが辺りに漂って、意外に楽しいこの作業。


一方、うちの中では主人と息子がクリスマスツリーの飾りつけをしています。子供のころから、うちでは本物のモミの木を飾っていましたが、一時期は形のいい人工のツリーを羨ましく思ったこともありました。でも今では深い森の香りを運んでくれる生のモミの木が、いちばんのクリスマスの飾りだな、感じるようになりました。ここ近年は成城のくろがねやで買い求めることが多いです。勤労感謝の3連休に良いサイズで値ごろのものが出そろうことが多いです。


ガレージからうちの中にモミの木を運び込んだ途端に、こもりがちな冬の部屋の空気が清々しくなるのを感じます。


以前はどの位置にどのオーナメントを下げるのかいちいち気になっていた私でしたが、今ではすっかり息子に任せられる気持ちになってきました。息子なりに考えながら飾りつけをしています。

テーブルにはクルミ割り人形を飾ります。まだ息子がおちびさんだったころ、ドイツ民芸専門店で買い求めたクルミ割り人形。おひげが本物の毛皮で出来ていて、風格があって真面目な顔のようで、笑っているようにも見えるこの人形に愛着を感じています。


今年も家族みんな健康でクリスマスを迎えられそうなことに感謝しつつ、楽しい3連休を締めくくりました。


アニカクラブオンラインショップでは、楽しいクリスマスプレゼントのアイディアが沢山。是非遊びに来てくださいね。