平田、菊池と続き、昨日オウム真理教の元幹部・高橋克也容疑者が逮捕された。
これでオウムの逃走犯全てが逮捕されたことになる。
高橋克也は菊池が逮捕された直後に住んでいた川崎の社員寮から姿をくらまし、ワイドショーなどのコメンテーター達は「西(関西)の方に逃走したのでは」とか「裏をかき、北方面だろう」とかあ~だこ~だ言っていたが、全て大外れ!
なんと多摩川を挟んで反対側の東京大田区の西蒲田にあるマンガ喫茶にいた。
元住んでいた所から、たった4Kmほどしか離れていない場所だ。
 
元住んでいた社員寮に捜査員が踏み込んだのは逃走後1時間ぐらいと何かで読んだ。
その後、警察は各所の防犯カメラのチェックや聞き込み、手配書の一般配布などをしていたが、電車、バス、タクシーを使った形跡がないと言っていたので、まだ近くに潜んでいるんじゃないかとカミサンと話していたが、まさにその通りでした。
 
以前息子が単身赴任で川崎に住んでいたが、加藤が住んでいた所とそう離れていない。
私は3度ほど息子の所に行ったことがあり、多摩川の六郷橋を渡り、環八から埼玉方面へ走らせたことがあるが、西蒲田はその近くだ。
川崎も西蒲田も普通の町で、少し込み入った町でもあるが、人は多い所だと思った記憶がある。
50年近く前に川崎の親戚を初めて訪ねた時、バスを降りてから場所が分からないので、床屋さんで聞いてみたが「分からないね~」なんて言われたので、仕方なく探し歩き回ったら、なんとその床屋の裏が親戚の家でした。
「なんと都会は冷たくて、人付き合いのない所なんだろう」と高校一年生の僕は思ったのです(笑)
こんな都会ですから身を潜めるのはたやすいでしょうね。
 
しかし、またしても警察は笑わせてくれました。
平田が自ら出頭した時、女性警察官は「うそ~」なんて発したそうだが、今回の加藤の場合、マンガ喫茶の店長が「よく似た男が店にいる」と通報したが、やってきた警察官は「いや、似てない」「違うでしょ」と言ったと店長さんがインタビューで応えている。
店から出てきたところを”取り敢えず職質してみるか”感覚なんでしょう。
「加藤克也か?」って聞いたら「はい」で逮捕。
取り敢えずをしていなかったら、まんまと再逃走を許していただろう。
かくも警察というところは頼りない所なのです。
 
オウムの犯罪で命を落とされた方、その遺族の方、後遺症に苦しむ方たちにとって、ある区切りは付いたのかも知れないが、この三人の逃走犯逮捕によって、松本智津夫はじめ、刑の確定している連中の執行が遅れることは間違いないから、関係者の苦しみはまだ続くのかも知れない。
 
オウムから分裂した「アレフ」や「ひかりの輪」などに入信する若者がジワジワと増えているらしいが、17年前のオウム事件のことを知らない世代なのでしょう。
過激集団にならないよう監視を続けてくださいよ!警視庁&警察庁さん。