以前住んでいた家の物置から珍しいものが出てきた。
これを行李(こうり)と言います。
 
両親が新婚当時から使っていたものなので、おそらく昭和初期か両親の親が使っていたものならば大正時代のものかも知れません。
中には衣類を入れていましたが、私は電気の部品入れに使っていた(汗)
イメージ 1
 
イメージ 2
 
現代ではほとんどの家庭ではプラスチックの収納ケースを使っていると思いますが、行李は衣類に優しい天然の材料でできているし、焼却しても有毒ガスなどは出ません。
今でもお相撲さんが巡業に出る時などに着物などを入れて弟子が担いで運んだりしていますね。
材料は柳を使った柳行李や藤を使ったものが主流だったと思いますが、これはおそらく茅だと思います。
縁の部分には竹を使って強度を増してあり、綿糸で編み込み、綿布でカバーしています。
この緑色の綿布は蚊帳(かや)の縁取りなどにも使われていました。
 
いささか痛みも激しく、今後使う予定もないので分解して焼却処分するようにした。
長い間の活躍ありがとう