今週の火曜日はラファウ・ブレハッチのピアノリサイタルを聴きにサントリーホールへ行ってきました。
〈曲目〉
ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ第14番 嬰ハ短調 Op. 27-2 「月光」
シューベルト:4つの即興曲 D. 899 Op. 90
ショパン:舟歌 嬰ヘ長調 Op. 60
ショパン:バラード第3番 変イ長調 Op. 47
ショパン:3つのマズルカ Op. 50
ショパン:スケルツォ第3番 嬰ハ短調 Op. 39
ブレハッチがショパンコンクールで優勝を果たしてから20年が経ちましたが、響き豊かな美しい音質と作品への誠実で真摯なアプローチは変わらない印象を受けました。
ショパンの作品50のマズルカ3曲は、パリでの円熟期の作品で、大規模で革新的な要素のある作品ですが、3曲目にはバッハのオルガン音楽のような複雑な書法があります。
ブレハッチは、そこの多声部の描き分けが巧みで、
内声が美しく自然に奏でられているところに惹きつけられました。
これらはショパン晩年の傑作「舟歌」やベートーヴェンやシューベルトの作品においても顕著だったと思います。
アンコールはショパン/ワルツ第7番Op.64−2とベートーヴェン/ピアノソナタ第2番Op.2-2第3楽章の演奏がありました。
サントリーホールの大ホールの空間で聴くことが出来て良かったです。

