日本生命セパ交流戦2024は東北楽天ゴールデンイーグルスが13勝5敗で優勝、借金8あって交流戦に入り勝ちまくって借金を完済し優勝も、強かったですね、おめでとうございます。

 

うちらもこういう勢いのある戦いとしたかったんですけどね、しかしそうは出来ずで我らがドラゴンズは7勝11敗で交流戦11位ですわ、もうちょっと勝てた力はあったと思うけども勿体ないというか、ミスからであったり嫌な負け方も多かった、ここは反省して再開のリーグ戦では何をやってるんだと腹立たしく思うような試合は無しとしてもらいたい。

 

そして交流戦終わってのセリーグ順位の方、また最後方にですな、5位タイとなってます。ただですね、先頭までの距離が絶望的に遠いというところではない、だからって近くもないですが6ゲーム半差ならまだ狙える、Aクラスの最後尾へは4ゲーム差、交流戦の結果は残念ではあったがまだまだここからだとは言える位置にはいるんです。

 

 

リーグ戦の再開ですが6月21日から23日でのバンテリンドームナゴヤ、対広島3連戦からとなります。ここから残り78試合で順位をどこまで上げていけるか、最高は一番上にですがレギュラーシーズンの先へ進めるところには何としても入っていかないといけません。

 

現在ドラゴンズはリーグ戦再開カードに向けバンテリンドームナゴヤで全体練習を行い準備の日々、二度目の開幕、そのくらいの気持ちで臨みやっていきたい立浪監督は話し21日の先発は高橋宏斗投手でと明言です。この3連戦は高橋宏斗くんから始まり以後の先発予想はウンベルト・メヒア投手、松葉貴大投手が有力、この3投手でとなるようだ。

 

そして2軍の方から田島慎二投手とマイケル・フェリス投手、中島宏之内野手が1軍に合流。17日の公示で柳裕也投手、岩嵜翔投手、ブライト健太外野手の出場選手登録が抹消となってますので代わってこの3選手が出場選手登録となるようです。

 

 

このバンテリンドームナゴヤで行われている全体練習にはアマ選手が1名参加中です。その選手はタイラー・ウィルソン外野手、アリゾナ州にあるグラドキャニオン大学を卒業したばかりの21歳でアメリカ人、右投げ両打ちで守備位置はレフトが一番多いそうだが内野も出来るユーティリティーらしい、お父さんはメジャー通算205試合に登板の投手、その父の勧めで両打ちになったそうだ。

 

タイラーくんは「日本の野球に興味があったので練習に参加させていただきました」と話し「個人的にはもしドラゴンズから声がかかったらサインしたいとは思ってます」と続けプロ野球入りする意思を強く持ってると示している。

 

 

これはかなり覚悟を持っての発言、もしドラゴンズと契約すれば7月の中頃にあるMLBドラフトの対象外選手になる、そうなったとしても日本で、その思いがあっての今回の練習参加だそうです。

 

アメリカの場合ですがドラフト、有力な大学からの選手は3年生の時に指名を受ける事が多いそうです。タイラーくんは3年生での指名は無かったようなので今年指名されたとしても指名順位は低い、指名漏れの場合もあるだろう、それならば日本での考えも、契約してるエージェントのOKも出てるそうなのでオファーをするとなれば決まりそうだが育成になるだろうからそこでどうなるかだ。

 

 

打撃練習の映像があったので見ましたが右打席では大きいのも狙えそうですね、大学は金属バットだったそうなので木製バットはまだ不慣れ、それでこれだけ打てるのなら将来楽しみな素材ではある。あと軽い守備をしてる姿も見れた、走り方がちゃんとしてる、外野は無難に守れそうだな、1塁とか他もやってたそうですから見てみたいとこもです。

 

今回の練習参加、2日間でとなるそうだが大塚コーチが仲介し実現したそうです、これはアメリカのドラフト漏れなど有力な素材を発掘し日本で大きく育てようという狙いがあって試みだと大塚コーチは説明している。

 

タイラーくんですが多少の育成期間は必要になるでしょうが1年後を思えばはある、ドラゴンズはライデル・マルティネス投手、現北海道日本ハムのアリエル・マルティネス捕手などを育成から主力選手へと育てた実績はあります。どういう判断になるかはまだですが育てるは有りだと思う、育成からのスタートになるだろうが入団となれば将来を楽しみに注目していきたいですね。

 

 

さあ、ここからですが日本生命セパ交流戦2024を振り返っていきたいと思います。今回は交流戦の開幕戦、5月28日のバンテリンドームナゴヤ、対埼玉西武1回戦で結果は0-3でドラゴンズの勝利、良い入りにはできたんです。しかし、これを上手く繋げてはいけなかった、第1週の2カード6試合は週で引き分けにはしてるけど残り4カードは負け越し続きとなるんです、あ~もう。

 

 

Jeraセリーグ2024の48試合目は日本生命セパ交流戦2024の1試合目、対埼玉西武ライオンズ1回戦、ドラゴンズのスタメンは①村松開人(遊)②田中幹也(二)③石川昂弥(三)④細川成也(右)⑤アレックス・ディカーソン(左)⑥中田翔(一)⑦木下拓哉(捕)⑧岡林勇希(中)⑨高橋宏斗(投)。この試合前の公示で中田翔内野手が出場選手登録、右足の故障より1軍に復帰です。

 

先発の高橋宏斗くんは7回と3分の1を投げ被安打4失点0の奪三振5与四球1で勝利投手。1回表、埼玉西武1番源田選手をピッチャーゴロ、2番岸選手には粘られたが9球目の外角低めスプリットで空振り三振の2死、3番外崎選手はショートゴロの三者凡退、いい立ち上がりとできました。

 

1回裏、埼玉西武先発は今井達也投手。1番村松くんは四球を選び1塁、先頭が出塁に成功し2番田中幹也くんが一発で送りバントを決め1死2塁、この試合最初の得点圏をつくります。3番石川昂弥くんのピッチャーゴロは進塁打になり2死3塁、ホームに一歩近付く事はできたのですがここは4番細川くんがサードゴロで3アウトの無得点、決め切れずで終わります。

 

 

2回表、4番中村剛也選手がセンターに2塁打、回の先頭に一打で得点圏に攻め込まれてしまいます。こうしてしまったが5番蛭間選手をショートゴロで1死2塁、6番佐藤選手のセカンドゴロは進塁打の2死3塁、ここは7番コルデロ選手をファーストライナーの3アウトの無失点、ボール3から立て直しての勝負で強い打球と危なかったがよく抑えてくれました。

 

2回裏、5番ディカーソンくんはレフトフライ、6番中田翔くんは3球目、外角低めスライダーで崩され空振り三振の2死、7番木下拓くんも外角低めスライダーで空振り三振の三者凡退、しっかりと抑え込まれてしまう。

 

3回表、8番古賀捕手を内角スプリットで空振り三振、9番今井投手はファーストゴロ、1番源田選手にレフトへのヒットを打たれ2死1塁、2番岸選手を初球でセカンドゴロに打ち取り3アウト。

 

 

ドラゴンズの得点は3点。先制はドラゴンズで3回裏、8番岡林くんが初球の外から入れて来たスライダーを打ちレフトに2塁打、外野守備で後逸があったりの場面もの無死2塁、この試合2度目の得点圏、これを活かし先手を取ります。

 

ここを9番高橋宏斗くんが送りバント、このバントですがきちっと処理されてるとアウトになってる可能性が高かったがバント処理の今井投手が3塁に悪送球、この間に3塁滑り込んでた2塁走者岡林くんが再スタートしホーム生還の0-1、今井投手の投犠打野選で先制しバントの高橋宏斗くんもしっかり走り2塁へ、無死での得点圏を継続、これがもう一押しに繋がる。

 

1番村松くんはセンターフライ、この打球を犠飛とするのは難しいなと思ったが2塁走者高橋宏斗くんがタッチアップを決め1死3塁はナイス。好走もでチャンス仕上がっての2番田中幹也くん、カウント2の2での6球目にスリーバントスクイズ!!これで0-2とし2死、よく決めてくれました、立ち上がっての拍手です。3番石川昂弥くんは外角低めスライダーで空振り三振の3アウト。

 

 

0-2としての4回表、3番外崎選手をセカンドゴロ、4番中村剛也選手は外角低めカットボールで空振り三振の2死、5番蛭間選手をレフトフライで三者凡退、高橋宏斗くんが得点直後の守り回をしっかり零に抑え流れを引っ張ります、この好投が加点に繋がる。

 

その加点は4回裏、4番細川くんは粘ったが9球目の外角スライダーで空振り三振となっての5番ディカーソンくん、ボール2からの3球目、内角低めへのスライダーを上手く捉えライトポール際、上手く運び打ち込んだ打球は今季2号ソロホームラン!!これで0-3の1死、ナイスバッティング。

 

続く6番中田翔くんは外角低めスライダーで空振り三振の2死、7番木下拓くんがレフトにヒットで2死1塁としたが8番岡林くんはレフトフライで3アウト、この試合の得点はここまで。

 

 

リード3点としての5回表、6番佐藤選手をサードゴロ、7番コルデロ選手はレフトファウルフライの2死、8番古賀捕手をショートゴロの三者凡退、この得点直後もしっかり零に抑え込み試合の流れをがっちり掴みます。5回裏、9番高橋宏斗くんはセカンドゴロ、1番村松くんは真ん中低めのスライダーで空振り三振の2死、2番田中幹也くんは外角低めストレートで見逃し三振の三者凡退。

 

6回表、9番代打鈴木選手をセカンドゴロで1番源田選手はショートゴロの2死、2番岸選手をライトフライの三者凡退。6回裏、埼玉西武は継投で2番手に中村祐太投手、3番石川昂弥くんはファウルで粘ったが11球目でライトファウルフライに、4番細川くんは外角スライダーで空振り三振の2死、5番ディカーソンくんはサードフライの三者凡退。

 

7回表、この回から上林誠知外野手が入りレフトでレフトの細川くんはライト。3番外崎選手がレフトにヒット、回の先頭出塁を許したが4番中村剛也選手は外角カットボールで空振り三振の1死1塁、5番蛭間選手のセカンドゴロは進塁打にはなり2死2塁、得点圏に攻められたがここは6番佐藤選手を初球でショートゴロに打ち取り3アウトの無失点。

 

 

7回裏、埼玉西武は3番手に田村投手。6番中田翔くんは真ん中低めフォークで空振り三振、7番木下拓くんはレフトフライの2死、8番岡林くんは真ん中に入ったフォークで空振り三振の三者凡退。

 

8回表、この回からダヤン・ビシエド内野手が入りファースト。高橋宏斗くんは7番コルデロ選手を8球目、ボールゾーンの真ん中高め152キロストレートで空振り三振の1死、良い回の入りにはなってますがこのアウトが今回登板で奪った最後のアウトとなりました。

 

続く8番古賀捕手に四球を与えてしまい1死1塁、最後の4球目だけが明らかなボール球で他は微妙な判定のボールだった、9番代打平沼選手がライトにヒットで1死2塁1塁、攻め手を続けられ得点圏を許したここで球数は119球、高橋宏斗くんはここまでの判断となり降板、継投に入ります。

 

 

継投は清水達也投手・マルティネス投手。0-3の8回表1死2塁1塁からを清水くんで3分の2回を投げ被安打0失点0のホールド。清水くんは大きいの出れば同点まであるピンチで1番源田選手との対戦、カウント平行での3球目、真ん中やや低めのフォークでセカンドゴロに仕留め4-6-3の併殺!これでの3アウトで無失点、ナイスリリーフ。

 

8回裏、埼玉西武は継投で豆田投手。9番代打福永裕基内野手がレフトにヒット、1番村松くんのショートゴロは2塁アウト1つの1死1塁、2番田中幹也くんがライトにヒットで1死2塁1塁、得点圏に攻めます。3番石川昂弥くんはセンターフライで2死2塁1塁、4番細川くんは敬遠気味に四球の2死満塁で代走尾田剛樹外野手、ここは5番上林くんがライトフライで3アウトの無得点。

 

0-3で迎えた9回表をライデル・マルティネスくんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振1でセーブ、この回は山本泰寛内野手が入りサード、尾田くんがレフト。ライマルくんは2番岸選手をショートゴロで3番外崎選手はレフトフライの2死、4番中村剛也選手を5球目、真ん中低めスプリットで空振り三振の試合終了、勝ちました。

 

 

交流戦の開幕戦、先発高橋宏斗くんが試合をしっかりつくって救援陣が無失点に抑え3投手での完封リレー、攻撃は田中幹也くんのスリーバントスクイズには驚いたね、大胆な采配だ、ディカーソンくんのホームランも素晴らしかったし良い試合にできたと思います。ただこれが続かなかったんですよね、まあ相手先発が良かったのが大き良いですが。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。