日本生命セパ交流戦は最終となる第3週、残り2カード6試合となってます。ドラゴンズはここまで12試合を消化し5勝7敗で9位タイの順位、何とか残り2カードを連続の勝ち越しとして9の9以上に持ち込みたいところ、最大11勝までまだ伸ばせますんでそこを狙って頑張ってもらいたい。

 

 

さあ、私のブログの方ですがまだ交流戦前、直前カードと5月中の試合なのでだいぶと遅れてます。この遅れは早く追い付ついて解消したいんですが逆に遅れが更にとなってる状態、なんとかオールスターブレーク明けまでには、そうは思ってるけどね、ここのところの蒸し暑さがいかんなあってお前、つい最近まで肌寒くてダメだって言ってたろう、適温狭っ、あかんやん。

 

ではここからですが三重県の北の方、朝晩まだまだ肌寒さも強かった頃となる5月24日のバンテリンドームナゴヤ、対東京ヤクルト10回戦を振り返っていきたいと思います。この試合ですが延長戦で勝ち越され5-2でドラゴンズ敗戦、先制されましたが終盤に追い付いて延長には持ち込んだんですけどね、そこでやられてと悔しい負けとなりました。

 

 

Jeraセリーグ2024の45試合目、対東京ヤクルト10回戦、ドラゴンズのスタメンは①村松開人(遊)②田中幹也(二)③福永裕基(三)④細川成也(右)⑤オルランド・カリステ(一)⑥アレックス・ディカーソン(左)⑦岡林勇希(中)⑧木下拓哉(捕)⑨涌井秀章(投)。

 

この試合前の公示、一日前となる23日の公示で根尾昂投手、板山祐太郎外野手が登録を抹消、24日の公示では三好大倫外野手が登録を抹消、代わって出場選手登録は24日、アレックス・ディカーソン外野手となりました。登録のディカーソンくんは開幕戦に出場したが腰を痛め翌日から離脱、その治療を終え2軍戦での実戦復帰を経ての1軍、約2ヶ月ぶりとなりますね、おかえりなさい。

 

 

先発の涌井くんは6回を投げ被安打5失点2の奪三振6与四球2で勝ち負け付かず。1回表、涌井くんは東京ヤクルト1番山崎選手をセンターフライ、順調な入りで2番長岡選手もサードゴロに打ち取ったのだが福永くんが悪送球エラーの1死1塁、この味方ミスでの走者が失点に繋がっていく。

 

3番山田選手をセカンドフライで2死1塁とはできたが4番村上選手への初球、真ん中高めへとなったシンカーを捉えられ左中間、レフトスタンドへの2ランホームランで先制を許し2-0の2死、5番サンタナ選手をショートゴロで3アウト。

 

立ち上がりで被弾し失点してしまった先発涌井くんですが今回登板での失点はこれだけなんです、福永くんのエラーからとなるので自責は無しの2失点、バウンドの高いサードゴロでしたが送球しっかり投げれてばアウト取れたんですけどカリステくんの遥か頭上を通過としてしまう、これが無ければ初回の2失点も無かったんでね、大変残念な福永くんの守備だった。

 

 

2-0とスタートから追うかたちでとなった1回裏、東京ヤクルト先発はサイスニード投手。1番村松くんがライトにヒットで先頭打者出塁に成功、ここから即返しの展開へとしていきたかったが2番田中幹也くんはレフトフライの1死1塁、3番福永くんはファーストファウルフライで2死1塁。

 

4番細川くんへの4球目に村松くんが盗塁を決め2死2塁、得点圏に走者がとなりましたが細川くんはフルカウントでの7球目、外角高めストレートで空振り三振の3アウトで無得点、このチャンスは決め切れずで終わります。

 

2回表、6番オスナ選手を外角ストレートで見逃し三振、7番西川選手にはレフトへのヒットを打たれ1死1塁、8番松本捕手はライトフライの2死1塁、9番サイスニード投手をレフトフライの3アウト。2回裏、5番カリステくんはショートゴロ、6番ディカーソンくんは良い当たりだったがライトフライの2死、7番岡林くんはレフトフライで三者凡退。

 

 

3回表、1番山崎選手を内角低めストレートで空振り三振で1死、2番長岡選手をショートゴロで3番山田選手をレフトフライの三者凡退、涌井くんの投球状態がグングン上がっていきます。3回裏、8番木下拓くんはレフトフライ、9番涌井くんは3球目の外角低めスライダーで空振り三振の2死、1番村松くんはライトに大きなフライで三者凡退、この回もサイスニード投手を攻めれず。

 

4回表、4番村上選手を真ん中低めチェンジアップで空振り三振、5番サンタナ選手は真ん中高めスライダーで空振り三振の2死、6番オスナ選手はレフトフライの三者凡退。4回裏、2番田中幹也くんはレフトフライで3番福永くんはセンターフライの2死、4番細川くんはサードゴロの三者凡退、この試合の先頭が出塁した以後は全く出塁出来ずが続くことに。

 

 

5回表、7番西川選手がレフトにヒット、8番松本捕手もレフトにヒットで続かれ2塁1塁、連打でノーアウトの得点圏に攻められ9番サイスニード投手が送りバントを一発で決め1死3塁2塁、大ピンチとなりますが尻上がりで調子を上げる涌井くんが踏ん張る。

 

ここは1番山崎選手を走者動けずのセカンドゴロに打ち取り2死3塁2塁、このアウトは大きかった。2番長岡選手には四球を与えてしまい2死満塁、ここで大塚コーチがマウンドへとなり間をつくり3番山田選手を内角ストレートで空振り三振の3アウトで無失点。被弾以後はしっかり零を並べる涌井くん、2点を追うかたちをキープしてくれた事が後の展開に繋がります。

 

 

5回裏、5番カリステくんは投手を強襲の打球でグラブを弾いたがセカンドゴロ、6番ディカーソンくんはセンターフライの2死、7番岡林くんはショートフライで三者凡退、この試合の2安打目は試合折り返しとなるこの回でも出せず。

 

6回表、4番村上選手を真ん中高めスライダーで空振り三振、5番サンタナ選手をセンターフロアで2死としたが6番オスナ選手がライトに2塁打、前の回に続き得点圏に攻められてしまいます。7番西川選手には慎重にいって最後は敬遠気味の四球で塁を詰め2死2塁1塁、ここは8番松本捕手をショートライナーの3アウトで無失点。

 

涌井くんはこの回を投げ切り降板し継投へ、降板時は敗戦投手(仮)でしたが後に追い付いてもらえて黒星は消されます。振り返ると悪かったとするなら立ち上がりだけで、それも自身に原因がと言うよりも味方の守備のミスが痛かった、状態は悪くはないと思うんでこういうところで勝ち星を取れないようにしてはいかんです、次は攻守に手厚く、援護してやってもらいたい。

 

 

6回裏、8番木下拓くんがセンターにヒット、この試合の先頭打者以来となる2安打目をここでとして9番に代打上林誠知外野手はサードフライで1死1塁、最低限得点圏に走者を進めてもらいたかったが出来ずは残念。

 

1番村松くんはショートライナーで2死1塁、2番代打石川昂弥内野手はピッチャー強襲の内野安打で相手守備の乱れもとなり2死3塁1塁とチャンス拡大の代走尾田剛樹外野手。ここは3番福永くんのショートゴロで3アウトの無得点に、尾田くんの2塁アウト判定にリクエストしたが失敗。

 

継投は橋本侑樹投手・勝野昌慶投手・藤嶋健人投手・マルティネス投手・斎藤綱記投手。2-0での7回表を橋本くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振2、この回から山本泰寛内野手が入りセカンド。橋本くんは9番サイスニード投手を真ん中高めストレートで空振り三振、1番山崎選手は外角低めへのストレートで見逃し三振の2死、2番長岡選手をファーストゴロの三者凡退、好投です。

 

 

ドラゴンズの得点は2点。追撃開始は試合終盤に入る7回裏、4番細川くんが四球を選び1塁、サイスニード投手がこの試合では初となる与四球のここから崩れます、続く5番カリステくんにも四球で2塁1塁、ノーアウトで得点圏に走者が進む、ここまで無かった展開がここでとなりました。

 

6番ディカーソンくんはフルカウントでの7球目を打ちライトフライの1死2塁1塁、7番岡林くんもライトへのフライで相手好守の2死2塁1塁に。このチャンスも無得点に終わってたら零封されてた可能性は高いがここを8番木下拓くんが決めセンターにタイムリー!!これで2-1の2死2塁1塁、ナイスバッティング、拍手。

 

ここで東京ヤクルトは継投を選択し2番手で丸山投手、9番山本くんはストレートの四球で2死満塁。東京ヤクルトは再びの継投を選択で3番手に左の田口投手、なんとしても失点ここまでとしたい相手とここで同点逆転としたいこちらとでの大勝負、ここは1番村松くんがセカンドフライで3アウト、軍配は相手にで1点返しまでに抑えられてしまった。

 

 

2-1として迎えた8回表を勝野くんで1回を投げ被安打1失点0の奪三振2与四球2。勝野くんは3番山田選手を真ん中低めフォークで空振り三振、4番村上選手には四球を与えてしまい1死1塁、5番サンタナ選手は真ん中低めフォークで空振り三振としたが村上選手に盗塁され2死2塁。

 

得点圏に攻められてしまい6番オスナ選手は申告敬遠で塁を詰め2死2塁1塁に、走者1人増えリスクもだが守り易さを取ってのこの策が意図とは違うが嵌まるかたちになりました。7番西川選手の打球はファースト内野安打となりますが1塁走者オスナ選手が打球に当たってしまい守備妨害で3アウトの無失点はラッキー、この走塁死が同点に繋がります。

 

 

8回裏、東京ヤクルトは田口投手が回跨ぎで2番代打大島洋平外野手はセンターフライの1死、ここで東京ヤクルトは継投に入り4番手に木澤投手、田口投手は対左のみだったようだ。そしてこの継投が同点に繋がるんです、3番福永くんがセンターにヒットで1死1塁、ここを4番細川くんがライトフェン直のタイムリー2塁打!!これで2-2と並ぶ、ナイスバッティング。

 

同点として得点圏も継続、ここで一気に勝ち越したかったが5番カリステくんはセカンドゴロで最低限、進塁打とはなり2死3塁。6番ディカーソンくんはボール3となったところで申告敬遠の2死3塁1塁、7番岡林くんへの3球目にディカーソンくんが盗塁を決め2死3塁2塁、何とか決めたかったですが岡林くんはライトフライで3アウト、この試合の得点はここまで。

 

 

2-2としての9回表を藤嶋くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振2でホールド、この回から大島くんが入りレフト。藤嶋くんは8番代打青木選手との対戦からでサードゴロ、9番代打中村捕手は外角低めのナックルカーブで空振り三振の2死、1番山崎選手は外角低めスプリットで空振り三振の三者凡退、ナイスホールドです、拍手。

 

好リリーフからの勢いでサヨナラを決めたかった9回裏、東京ヤクルトは5番手に左の山本投手。8番木下拓くんはレフトフライ、9番山本くんはセンターフライの2死、1番村松くんはショートゴロの三者凡退、しっかり抑え込まれてしまい延長戦に突入です。

 

 

延長10回表、まさかの展開に‥ライデル・マルティネスくんで3分の2回を投げ被安打2失点3の与四死球3で敗戦投手、この回は加藤匠馬捕手が入りマスクを被ります。ライマルくんは2番長岡選手との対戦からでスプリットが高めに抜けボール1からの2球目、ここもスプリットで甘く入ったところをライトに打たれ1塁、回の先頭出塁を許しての入りとなる。

 

3番武岡選手は送りバントで1死2塁、得点圏に走者がとなり4番村上選手は申告敬遠の1死2塁1塁。ここ詰めたのは間違いではないと思いますが送りバントを狙う5番岩田選手への2球目、内角へのストレートが当たってしまい死球の1死満塁に、申告敬遠が裏目にとなる、重くなってしまった。

 

6番オスナ選手のライトフライは浅く走者動けずで2死満塁、大ピンチをあとアウト1つまで持って来れたが7番西川選手に押し出しの四球で勝ち越しを許し3-2の2死満塁。まだここまでと出来ればだったが8番代打川端選手、セカンド悪送球もとなってカバーのライマルくんと打者走者が交錯もの2点タイムリー内野安打で5-2の2死3塁1塁で代走北村選手、ライマルくんはここで降板。

 

 

1塁で走者と交錯、蹲ったので心配もしたがこれでの怪我は無くは良かったのだが救援失敗でライマルくんに負けが付いてしまった。開幕から失敗無しと好調を維持して来てますが今回は岩瀬仁紀さんらレジエンド級の抑え投手が良く言うセーブシュチュエーションではないからの難しさかあったのかなあ、同点だったことが失敗の要因となってるのかも。

 

その難しさ、抑えれば勝ちって展開ばかりで投げているとそれ以外の登板では違和感があるというのか同じようにやってるんだけど上手くいかなくなるという、これは守護神ならではの難しさだそうです。そういえば同じくレジエンド級、大魔神と呼ばれた佐々木さんもこういう話しはしてましたね、あと登板間隔が空いたからの調整登板も危ないらしいことも。

 

5-2となっての10回表2死3塁1塁を左の斎藤綱記くんで3分の1回を投げ被安打0失点0の与四球1。斎藤くんは9番代打中村捕手との対戦からで5球目に1塁走者が盗塁を決め3塁2塁、中村捕手には四球でまた満塁。大ピンチが続きますがここは1番山崎選手をセカンドゴロの3アウト、斎藤くんが抑え追加失点を防いでくれました、ナイスです。

 

 

3点を追ってとなった10回裏、東京ヤクルトは抑えに石山投手。2番大島くんはショートゴロで3番福永くんは真ん中高めストレートで空振り三振、4番細川くんがレフトにヒットで2死1塁。2死ですが走者を出せた、ここから何とか同点逆転をだったが5番カリステくんが外角低めスライダーを見逃しの三振で試合終了、負けました。

 

このカード、こういう悔しい負け方での入りとなりましたが残り2戦に勝利し勝ち越し、カード全体で見ると良いカードにはなってます。カード勝ち越しはこの悔しい負けがあっての第2戦、第3戦の結果だと感じる、初戦に勝ってれば3タテもあったかなと思うとこもですがだとしたら無かったんだろうなあ、そう考えたりもですよ。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。