2024年6月6日のドラゴンズ、バンテリンドームナゴヤで日本生命セパ交流戦の9試合目となる対福岡ソフトバンクホークス3回戦が行われ0-3で勝利。試合はダヤン・ビシエド内野手の今季1号となるライトスタンドへのホームランで先制、あの加藤匠馬捕手が2点タイムリー3塁打を放っての計3得点、これを先発柳裕也投手から救援4投手での完封リレーで勝ちました。

 

そしてこの勝利でドラゴンズはセリーグ通算5000勝を達成です、1950年の2リーグ分立後に積み重ねた勝ち星が大きな節目を迎えました、おめでとうございます、立ち上がっての拍手です。

 

この勝利をビシエドくんのホームランで決めてるのも嬉しい、立浪監督も仰ってましたがこれをきっかけに調子を上げていってもらいたいですね、良いホームランだった。あと加藤匠馬くんも、これを機に打撃開眼となればだ、凄く緩やかですが打撃での進歩は続いてる、安定して打てるようになれば主戦捕手の座も狙えますからね、頑張ってもらいたいですよ。

 

 

祝と言えばこちらもですね、肘の手術により育成契約となっていた岩嵜翔投手が支配下に復帰、6月4日に支配下選手登録され出場選手登録も、背番号16番を再び背負い1軍へとなりました。岩嵜くん、支配下復帰おめでとうございます。

 

バンテリンドームナゴヤで行われた会見で岩嵜くんは「非常に嬉しく思いますし、またここからのスタートだと思ってます」と支配下復帰を喜び「リリーフ陣も良い投手ばかりなので勝ちパターンの人を助ける場面でも投げたいですし、勝ちパターンに入っていけるだけのパフォーマンスを見せたいです。1試合でも多く投げたいと思います」と意気込みを続けました。

 

 

この日に支配下復帰の岩嵜くんは又吉克樹投手のFA移籍の人的補償として2021年オフにホークスより獲得した投手、2022年3月26日の試合でドラゴンズでの公式戦初登板を迎えたがそこで肘を痛め秋にトミージョン手術を受け治療する事になりました。そのため一旦育成契約に、背番号は16番から203番へと変わり長いリハビリ生活に入ります。

 

復帰した時に後悔しないようにと全てをやり切り準備して来たここまで、春季キャンプ読谷組の練習試合、2月22日に行われた対阪神2軍戦で698日ぶりに登板し実戦復帰、1回を1安打無失点で最速は152キロを計測します。開幕後はウエスタンリーグで16試合に登板のここまで、防御率は1・80と好成績を残し支配下復帰を勝ち取りました。

 

経験のある岩嵜くんが1軍の戦力となってくれれば大きいですね、強い救援投手が多いのはチームにとって凄く良い事だ。とにかくここから無事に投げていってもらえればです、活躍に期待。

 

 

ではここからは5月22日と時間を遡りまして東京ドーム、対巨人11回戦を振り返っていきたいと思います。この試合の結果は4-2でドラゴンズの勝利、2点先行されましたが逆転して勝ちました。この勝利で今回は2連戦でしたが1勝1引き分けとしてカード勝ち越し、前のカードの最後から引き分けを挟んで連勝としています。

 

 

Jeraセリーグ2024の44試合目、対巨人11回戦、ドラゴンズのスタメンは①村松開人(遊)②田中幹也(二)③福永裕基(三)④細川成也(右)⑤オルランド・カリステ(左)⑥ダヤン・ビシエド(一)⑦岡林勇希(中)⑧加藤匠馬(捕)⑨小笠原慎之介(投)。

 

1回表、巨人先発は堀田投手。先頭1番村松くんは内角低めストレートで空振り三振、2番田中幹也くんがセンターにヒットで1死1塁、3番福永くんの4球目はレフトポール際への打球でファウル、この判定に立浪監督はリクエストするが失敗、レフトスタンドのドラゴンズファンは近くで見てましたのでファウルなの知ってますからやめとけって止めてたんですけどね、権利を行使してしまった。

 

そんなリクエストもで少し間があっての打席、福永くんは四球を選び1死2塁1塁、得点圏に攻めれて先制チャンスとしたがここは4番細川くんがサードゴロ併殺の3アウトで無得点、うーん残念。

 

 

先発の小笠原慎之介くんは1回を投げ被安打7失点2の奪三振3与四球1で勝利投手。1回裏、慎之介くんは巨人1番丸選手にカウント3-1での5球目、外角ストレートを打たれライトスタンド、ギリギリ届いたホームランで先制され0-1の無死、先頭打者被弾と厳しい立ち上がりとなった。

 

2番坂本選手にセンターにヒットで続かれ無死1塁、ここからズルズル崩されていくのかの心配もあったが3番吉川選手をセンターフライの1死1塁、4番岡本選手を外角ストレートで空振り三振の2死1塁、5番岸田捕手をセカンドゴロと持ち直して3アウト、最少失点に終わらせます。

 

 

0-1とされての2回表、5番カリステくんはショートゴロ、6番ビシエドくんはセンターフライの2死、6番岡林くんはサードゴロで三者凡退、失点直後の攻撃回だったので何かしときたかったんですけどね、何もさせてもらえなかった。

 

2回裏、6番長野選手にファウルで粘られ四球の1塁、回の先頭を出してしまったが7番萩尾選手は福永くん好守のサードゴロで1死2塁。得点圏を許したが8番泉口選手はセカンドゴロで進塁打になり2死3塁、ここは9番堀田投手を内角ストレートで空振り三振の3アウトで無失点。

 

3回表、8番加藤匠馬くんは外角低めスライダーで空振り三振、9番慎之介くんがセンターにヒットで1死1塁、1番村松くんがレフトにヒットで1死2塁1塁。連打で得点圏に攻めれて同点逆転のチャンスとしたが2番田中幹也くんは良い当たりだったがファーストライナーに、この時の慎之介くん2塁帰塁セーフ判定に巨人がリクエストし成功でライナーゲッツーが成立の3アウトで無得点。

 

 

3回裏、1番丸選手がセンターにヒット、2番坂本選手がレフトに2塁打で続かれ無死3塁2塁の大ピンチに。ここは3番吉川選手をファーストゴロ、走者動けずの1死3塁2塁と1つ凌げたのだが4番岡本選手はファウルで粘られ最後はレフトに犠飛を決められ0-2の2死2塁、5番岸田捕手をセンターフライの3アウト、失点残念だが大ピンチを最少失点に抑えられたことが後に効いてきます。

 

0-2とされての4回表、3番福永くんはショートゴロで4番細川くんはセカンドフライの2死、5番カリステくんはサードゴロで三者凡退、今回の失点直後も攻め手を出せずで抑え込まれる。

 

4回裏、6番長野選手がレフトにヒット、7番萩尾選手をショートフライの1死1塁、8番泉口選手にはレフトへのヒットを打たれ1死2塁1塁、ここも回の先頭出塁を許したところから得点圏に攻められる展開に。続く9番堀田投手は送りバントで2死3塁2塁、ホームに1つ近付かれることになったがここは1番丸選手をライトフライで3アウトの無失点、踏ん張りました。

 

 

5回表、6番ビシエドくんはセカンドゴロで7番岡林くんはレフトフライの2死、8番加藤匠馬くんはライトフライの三者凡退。

 

5回裏、2番坂本選手がセンターにヒット、ここも回の先頭が出塁となったが3番吉川選手のセーフティでの送りバントは三塁線寄りのフライとなり慎之介くんがダイビングキャッチの1死1塁、この慎之介くんの気持ちの入ったナイスプレーから試合の流れが大きく変わる、4番岡本選手はセカンドフライの2死1塁、5番岸田捕手もセカンドフライで3アウト、ここから反撃が始まります。

 

 

ドラゴンズの得点は4点。2点を追っての反撃開始は0-2での6回表、9番慎之介くんは外角高めチェンジアップで空振り三振、1番村松くんはファーストゴロで2死となりますがここから。続く2番田中幹也くんが四球を選び2死1塁、3番福永くんも四球を選び2死2塁1塁と得点圏に。ここを4番細川くんがレフトにタイムリー!!これで1-2の2死2塁1塁、点差1点に詰め寄ります。

 

この攻撃ですがもう一押しまで持って行きます、一気に逆転まで持って行くんです。それを決めてくれたのは5番カリステくん、真ん中やや外寄りのストレートを捉えライトフェン直の2点タイムリー2塁打!!これで3-2の2死2塁、やりましたね、ナイスバッティング、拍手です。巨人はここで継投を選択し2番手に泉投手、6番ビシエドくんはショートゴロで3アウトに。

 

 

3-2と逆転しての6回裏、慎之介くんは6番長野選手をピッチャーゴロで7番萩尾選手をファーストゴロの2死、8番泉口選手を真ん中高めストレートで空振り三振の三者凡退、得点直後の守り回をしっかり零に抑え込み試合の流れをがっちり掴みます。

 

7回表に突き放しの加点。巨人は3番手で左の大江投手、7番岡林くんが初球の真ん中スライダーを打ちライトフェン直の3塁打で得点圏深くに一打で攻め込みチャンスメーク完了。8番加藤匠馬くんは内角低めチェンジアップで空振り三振の1死3塁、9番慎之介くんに代打で中島宏之内野手、ここへの代打起用により巨人は継投を選択で馬場投手。

 

代打中島くんは6球目の内角低めスプリットで空振り三振の2死3塁、無死からの大チャンスは決めれずが続き2死となったがここを打撃好調な1番村松くんが決めセンターにタイムリー!!これで4-2の2死1塁、2番田中幹也くんへの5球目に村松くんが盗塁を決め2死2塁、再び得点圏に走者がとなったが田中幹也くんは8球目でショートフライの3アウト、この試合の得点はここまで。

 

 

代打起用により降板となった慎之介くん、降板時に持っていた勝利投手の権利は最後まで守られ今季2勝目。今回の登板ですが調子は良くなかったと思います、塁を賑わす展開が続いた投球となりました、しかし1度の失点は最小にと粘り6回を2失点にまとめる、調子の悪い中とはなったが先発の役目を今回もしっかり果たしてくれています。

 

今季は開幕から安定して試合をつくってくれてます、ここまで全て6回以上投げ自責3点未満とクオリティースタートを達成してるんです。なのにまだ2勝は援護薄になりがちな打つ方の問題も、今回は4点もの援護となったがこういう展開が少ないのは残念です、勝ち星が増えない原因が全て打つ方にあるという事では無いですが野手陣にはもっと頑張ってもらいたいですね。

 

そういう勝ち星が付き難い状態だが、援護問題は改善されていくと信じ慎之介くんにはこの調子でと期待するのみ。ドラゴンズが優勝を目指すには絶対に活躍してもらわないと困る投手、ローテを守って1年無事にとなりますように。

 

 

継投は藤嶋健人投手・松山晋也投手・マルティネス投手。4-2としての7回裏を藤嶋くんで1回を投げ被安打1失点0の奪三振1でホールド。藤嶋くんは9番代打立岡選手をショートゴロ、1番丸選手はセカンドゴロ、2番坂本選手にライトへのヒットを打たれ2死1塁、3番吉川選手を真ん中低めにナックルカーブで空振り三振の3アウト。

 

8回表、巨人は5番手にケラー投手。3番福永くんは四球、4番細川くんは初球を打ちセカンドフライで1死1塁、5番カリステくんがレフトにヒットで1死2塁1塁と得点圏に攻めます。ここは6番ビシエドくんが相手好守のレフトフライで2死2塁1塁、7番岡林くんは粘って四球の2死満塁としたが8番加藤匠馬くんは真ん中低めカーブで空振り三振の3アウトで無得点。

 

8回裏を松山くんで1回を投げ被安打1失点0のホールド、この回から山本泰寛内野手が入りサード。松山くんは4番岡本選手との対戦からでショート内野安打の入りに、回の先頭に出塁されてしまったが5番岸田捕手をセンターフライの1死1塁、6番長野選手をサードゴロ併殺に仕留め結果打者3人での3アウト、しっかり零に抑え守護神へ繋ぎます。

 

 

9回表、巨人は継投で平内投手。9番代打大島洋平外野手はショートゴロで1番村松くんは真ん中低めフォークで空振り三振、2番田中幹也くんが四球を選び取り2死1塁、3番山本くんがレフトにヒットで2死2塁1塁。4番細川くんへの初球にカーブを叩きつけた暴投で田中幹也くんが進塁を決め3塁1塁、ホームへ一歩近付いたが細川くんが外角ストレートで空振り三振の3アウトで無得点。

 

4-2の9回裏をライデル・マルティネスくんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振2でセーブ、この回は上林誠知外野手が入りセンター、三好大倫外野手はレフト、センターの岡林くんがライトに。

 

ライマルくんは7番萩尾選手との対戦からで3球目、真ん中低めスプリットで空振り三振の1死、8番泉口選手はレフトフライで2死、9番代打オコエ選手を外角低めスライダーで空振り三振の試合終了、勝ちました。これで引き分けを挟んで連勝、この連勝をもっと育てていきたかったが育てられずで一旦切れるが次のカードも勝ち越すんです。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。