2024年5月16日の公示、ドラゴンズは中田翔内野手の出場選手登録を抹消。15日の試合で自打球を左足に当ててしまい、これをかばって走塁した事が原因で肉離れとなり翌日抹消に、症状は軽いそうで最短の復帰を目指しているそうだ、お大事に。そして中田翔くんに代わってダヤン・ビシエド内野手が出場選手登録に、ビシエドくんは今季初登録で即スタメン、今季初出場もとなりました。

 

 

6番ファーストで16日の対阪神戦に出場のビシエドくん、4打数2安打とマルチ安打で今季をスタートとしています。ビシエドくんですが1軍昇格の知らせを聞くのは当日の午後2時頃、2軍の試合が雨天中止となっていたので自宅に居たビシエドくんは「家で寝てたのでびっくりした」とその時を振り返る、「こうやって戻ってこれたのでチームのためにやるだけだよ」と続けます。

 

なので急遽の1軍合流となったが即出場しマルチ安打を記録する、試合には負けてますが終始存在感を示したビシエドくん、ドラゴンズファンからの熱い声援に「ファンの人達の温かい声援には感謝してるよ」と笑顔、「結果が出たのは良かったですが勝てなかったのは残念だね、どんどんいいものを出してチームに貢献していきたいです」と意気込み。

 

 

やっとにはなったが1軍戦でビシエドくんが見れた、ビシエドくんが1軍におらんと何かこうね、寂しいものがずっとあったんでファンとして大変嬉しいです。

 

今季初の1軍、中田翔くんの負傷離脱により昇格となったがここからの活躍に期待してます、どっちかでなく2人揃ってる1軍のが良いはずなので中田翔くんと併用してけるかたちがつくれたらと思ってます。スタートから、ベンチからとなってても切れるカードとして持ってるよは相手に大きなプレッシャー、交流戦なら同時もいけるし、楽しみにしていきたいですね。

 

 

ではここからはビシエドくんが1軍昇格となる5日前、最小となる連勝のスタート、5月11日のマツダスタジアム対広島7回戦を振り返っていきたいと思います。この試合の結果ですが4-0でドラゴンズの勝利、先発が好投し勝ちパターンがしっかり抑えての完封リレー完成、ナイスゲームだった、こういうゲームをいっぱい見たいな。

 

 

Jeraセリーグ2024の36試合目、対広島7回戦、ドラゴンズのスタメンは①岡林勇希(中)②大島洋平(左)③オルランド・カリステ(三)④細川成也(右)⑤中田翔(一)⑥村松開人(遊)⑦山本泰寛(二)⑧柳裕也(投)⑨加藤匠馬(捕)となります。

 

投手が8番、こちら間違いではありません、驚きましたが柳くんが8番に入る打順となってます。この打順になった理由ですが凄く単純なもので柳くんの打撃が良いからだそうだ、単に加藤匠馬くんが打てないって事でもですけどね、頑張れ加藤ちゃん、でもこの打順が機能することに、今後も柳くん登板日にはあるかもだそうですよ。

 

 

1回表、広島先発は九里亜蓮投手。先頭1番岡林くんはファーストゴロの2番大島くんはセンターフライで2死、3番カリステくんはピッチャーゴロで三者凡退、流石というか久里投手にきちっと入られてしまった。

 

先発の柳くんは7回を投げ被安打2失点0の奪三振5で勝利投手。1回裏、広島1番秋山選手を内角低めカットボールで空振り三振、2番野間選手はショートゴロの2死、3番菊池選手を外角低めに縦のスライダーで空振り三振の三者凡退、柳くんも素晴らしい立ち上がりで対抗、ここから試合中盤の終わりまで両軍先発が零を並べ合っていく展開となります。

 

 

2回表、4番細川くんがストレートの四球、5番中田翔くんはライトフライの1死1塁。6番村松くんのカウント3-1での5球目に動かすも村松くんがボールと自己判定しバントの構えを引き見逃し、しかしストライクの判定で細川くんはスタートしてましたので盗塁死の2死走者無しに、村松くんは真ん中低めチェンジアップで空振り三振の3アウトで結果打者3人、これはいかん。

 

2回裏、4番小園選手がレフトにヒットで5番末包選手もレフトにヒットの2死1塁、ノーアウトで得点圏に攻められてしまう。今回登板での柳くん唯一のピンチがここだった、ここを抑えたことでの勝ち星となります。続く6番ファーストの坂倉捕手をライトフライで走者動かさずの1死2塁1塁、7番矢野選手を行って来い、ファーストゴロ併殺で3アウトの無失点、拍手です。

 

3回表、7番山本くんが内角低めチェンジアップで空振り三振、8番柳くんも真ん中低めチェンジアップで空振り三振の2死、9番加藤匠馬くんは真ん中高めナックルカーブで見逃し三振の三者連続三振で三者凡退。大きなチャンスを潰し流れが悪くなりかかってた広島、久里投手がその直後を強く抑え込んだことで流れを取らせてくれなかった、投手戦まだ続く。

 

 

3回裏、8番會澤捕手をセンターフライの9番久里投手はファーストゴロの2死、1番秋山選手をレフトフライで三者凡退、柳くんがここから本格的に好投モードへと入っていきます。

 

試合中盤に入る4回表、1番岡林くんはキャッチャーファウルフライで2番大島くんはファーストゴロ、3番カリステくんがレフトにヒットで2死1塁、4番細川くんが死球を受け2死2塁1塁、この試合初の得点圏に攻めたがここは5番中田翔くんがセンターフライの3アウトで無得点。

 

 

4回裏、柳くんは2番野間選手をピッチャーゴロ、3番菊池選手のサードへの打球をカリステくんが弾いてしまいエラー出塁の1死1塁、4番小園選手はセカンドゴロで走者入れ替わりの2死1塁、5番末包選手はセンターフライの3アウト。

 

5回表、6番村松くんはセンターフライで7番山本くんがセカンドゴロ、8番柳くんが四球を選び2死1塁‥ここではなんですがこの四球が後に効きます、広島にとって致命傷となってました、9番加藤匠馬くんはショートゴロで3アウト。

 

5回裏、6番坂倉捕手を外角ストレートで空振り三振、7番矢野選手には粘られたが8球目の外角低めストレートで見逃し三振の2死、8番會澤捕手がサードゴロの三者凡退。

 

 

ドラゴンズの得点は4点。先制はドラゴンズで6回表、1番岡林くんがレフトにヒット、回の先頭が出塁しての攻撃、2番大島くんがファウルで粘り10球目を選び四球の2死1塁、ノーアウトでの得点圏チャンスをつくります。

 

3番カリステくんは真ん中低めチェンジアップで空振り三振の1死2塁1塁、4番細川くんがセンターフライで2死2塁1塁となったが5番中田翔くん、入ったと思ったんですが僅かに届かずの左中間、センターフェン直の2点タイムリー2塁打!!これで2-0の2死2塁はナイスバッティング、6番村松くんはライトフライの3アウト。

 

この先制劇、打順が1つ回せてたからの得点だった、5回表の2死で8番柳くんが四球を取ってなかったら無かった得点、9番加藤匠馬くんスタートの攻撃で同じ流れとするなら4番で終わり無得点となってる、なので8番柳くんとした采配が当たってる、機能したのでそうなります。

 

 

2-0としての6回裏、9番久里投手に代打宇草選手をセカンドゴロ、1番秋山選手をレフトファウルフライで2死、2番野間選手のセンターフライは岡林くんがスライディングキャッチの三者凡退、得点直後の守り回をしっかり抑え柳くんが試合の流れをがっちり掴みます。

 

7回表、広島は継投で2番手に左の森浦投手。7番山本くんはセンターフライ、8番柳くんがライトライト際への2塁打で1死2塁、打てる投手に長打が出て得点圏です、ナイスだ。

 

続く9番加藤匠馬くんは3球目の真ん中高めストレートで空振り三振の2死2塁、1番岡林くんが四球を選び取り2死2塁1塁、2番大島くんはショート内野安打でリクエストされたが判定変わらずの2死満塁、チャンス仕上がりましたがここは3番カリステくんは3球目、外角低めチェンジアップを空振り三振の3アウトで無得点。

 

 

7回裏、この回から田中幹也内野手が入りセカンド、セカンドの山本くんはサードに。3番菊池選手はサードファウルフライ、4番小園選手はセカンドゴロの2死、5番末包選手を外角低めに縦のスライダーで空振り三振の三者凡退。好投の柳くんはこの回を投げ終え降板、継投へ。

 

持っていた勝利投手の権利は継投間での加点もあり最後まで問題無くの守り切り、今季2勝目の柳くんは「個人的にも良い投球ができていなかったので今日にかける思いは強かったです」と話した、前回登板は2回途中での降板、勝ち星は約1ヶ月ぶりとなる、なので今回はの思いは強かったのだろう、その強い思いで広島に3塁を踏ませずの好投とします。

 

そして打つ方について、柳くんは「8番ということで1打席目は力んだんですけど、その後は何とか仕事ができたかな」とニッコリ、最後に「まだまだ取り返せてません。次も頑張ります」と話す。少し調子の悪い期間がありましたがそれを取り戻していきたいと意気込み、今回はピンチなってもカリカリせず落ち着きがあった、冷静で熱い、ナイスピッチングでしたね。

 

 

8回表にダメ押し、広島は3番手で左サイドスローの塹江投手、4番細川くんがレフトにヒット、回の先頭が出塁しての攻撃での加点。続く5番中田翔くんはショートゴロで2塁アウト1つの1死1塁、6番村松くんが送りバントを決め2死2塁、得点圏に攻めます。

 

7番山本くんの打球はセカンド菊池選手がダイビングキャッチしたがグラブを弾きライトへのヒットで2死3塁1塁。ここを8番代打石川昂弥内野手が決める、ファウルで粘って8球目を打ちレフトオーバーの2点タイムリー2塁打!!ナイスバッティング、これで4-0の2死2塁で代走三好大倫外野手、9番加藤匠馬くんは外角ストレートで空振り三振の3アウト、この試合の得点はここまで。

 

 

継投は松山晋也投手・マルティネス投手。4-0としての8回裏を松山くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振1。松山くんは6番坂倉捕手を3球目、外角高めストレートで空振り三振、7番代打二俣選手を初球でライトフライに打ち取り2死、8番代打田中広輔選手をセカンドゴロの三者凡退、しっかり零に抑えました。

 

9回表、広島はケムナ誠投手に継投。1番岡林くんはライトフライ、2番大島くんがライトにヒットで1死1塁の代走尾田剛樹外野手、3番田中幹也くんの初球に尾田くんが盗塁失敗で2死走者無し、リクエストしましたがこれはもうね、こちらも失敗でアウト判定確定。

 

田中幹也くんは2球目を打ちセンターにヒットの2死1塁‥こういうもんやね、ちょっとチグハグな攻めに。4番細川くんがセカンド内野安打で続き2死3塁1塁、ここは5番中田翔くんが3球目、外角低めカーブで空振り三振の3アウトで無得点。

 

 

4-0での9回裏、ライデル・マルティネスくんで1回を投げ被安打1失点0の奪三振1、この回は尾田くんがセンターに入りセンターの岡林くんがライト、ライトの細川くんがレフトに。ライマルくんは9番代打大盛選手をセカンドゴロ、1番秋山選手は外角スライダーで見逃し三振、2番野間選手にレフトへのヒットを打たれたが3番代打松山選手をピッチャーゴロで試合終了、勝ちました。

 

2投手での完封リレーしての勝利で連敗を3でストップ、ここから2連勝となりまして、そこからまた連敗に、出入りの激しい状態で借金は増えたり減ったりしてますがなかなか完済とは。苦しい状況ですけどセリーグ混戦状態、まだどこも飛び出してないんで大きく離されなければだ、まだまだここから、頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。