敵地広島に移動しての5月10日、マツダスタジアムでの対広島6回戦をここから振り返っていきたいと思います。この試合の結果は3-6でドラゴンズの敗戦、先制したんですけどね、打球直撃したアクシデントの影響が少なからずあったと思われますが好投してた投球に変化がとなり同点に追いつかれ勝ち越しもとなる、そこから突き放されてしまっての試合となりました。

 

 

Jeraセリーグ2024の34試合目、対広島6回戦、ドラゴンズのスタメンは①岡林勇希(中)②村松開人(遊)③オルランド・カリステ(左)④細川成也(右)⑤中田翔(一)⑥石川昂弥(三)⑦山本泰寛(二)⑧木下拓哉(捕)⑨松葉貴大(投)。この試合の前日の公示でマイケル・フェリス投手が出場選手登録を抹消、試合当日の公示で松葉くんが登録となり速先発です。

 

1回表、広島先発はアドゥワ誠投手。先頭1番岡林くんがセカンドライナー、2番村松くんは四球で1死1塁、3番カリステくんはライトフライの2死1塁、4番細川くんはレフトフライで3アウト。

 

先発の松葉くんは4回と3分の2を投げ被安打8失点3の奪三振1与四球2で敗戦投手。1回裏、松葉くんは1番秋山選手にショート内野安打で先頭打者出塁されての入り、セーフ判定にリクエストしたが失敗で1塁となったが2番二俣選手をセカンドゴロ併殺に仕留め2死走者無し、3番菊池選手をショートゴロの結果打者3人で3アウト、初回から走者背負ったが良い立ち上がりとできました。

 

 

2回表、5番中田翔くんはライトフライで6番石川昂弥くんがレフトフライの2死、7番山本くんはセカンドフライで三者凡退。

 

2回裏、4番小園選手を真ん中低めカットボールで空振り三振、5番末包選手のショートへの打球はイレギュラーもあったが村松くんが悪送球エラー、ノータッチセーフ判定に2度目のリクエストをするも失敗で1死1塁。嫌な走者の出し方となったが6番中村健人選手をレフトフライの2死1塁、7番矢野選手への1球目後、1塁走者末包選手が飛び出して挟殺の走塁死で3アウト、ありがたい。

 

3回表、8番木下拓くんはセンターフライで9番松葉くんはピッチャーゴロの2死、1番岡林くんはレフトフライの三者凡退。3回裏、8番打ち直しの矢野選手をセンターフライ、8番石原捕手はレフトフェン直の2塁打で1死2塁、得点圏に攻められたが9番アドゥワ投手をバント失敗に追い込み2死2塁、1番秋山選手をレフトフライの3アウトで無失点。

 

 

ドラゴンズの得点は3点。先制はドラゴンズで4回表、2番村松くんがセカンド内野安打で回の先頭出塁に成功した直後でした、3番カリステくんが真ん中やや外寄りへのスライダーを捉えレフトスタンドへの2ランホームラン!!これで2-0とし無死、ナイスバッティングです。

 

カリステくんの今季3号で先制し4番細川くんがレフトにヒットで間を与えず攻める、この勢いでもう一押しまで持って行きたいところでしたが5番中田翔くんはセカンドフライで1死1塁、6番石川昂弥くんはキャッチャーファウルフライで2死1塁、7番山本くんがライトにヒットで2死3塁1塁と得点圏深くまで攻め込んだが、ここは8番木下拓くんがライトフライで3アウト。

 

 

2-0としての4回裏、ここで早々にリードを使い切ることになります。松葉くんは2番二俣選手を初球でレフトフライに打ち取り1死、良い回の入りとするも3番菊池選手がレフトにヒットで1死1塁、4番小園選手はレフトフライの2死1塁。ここでアクシデントが、5番末包選手のピッチャー強襲となった打球が松葉くんの左腕を直撃し内野安打となって2死2塁1塁。

 

かなり強く当たったので治療に一旦下がる、もしくは負傷降板、そうなるのではと心配したが治療もいらないと松葉くんは大丈夫を強調、問題無いと続投していきますがこれが良くなかった。ここを6番中村健人選手がレフトにタイムリーで2-1の2死2塁1塁、7番矢野選手もレフトにタイムリーで2-2の2死2塁1塁、8番石原捕手をライトフライで3アウトとしたが同点に追いつかれた。

 

振り出しに戻されての5回表、9番松葉くんは3球目の真ん中低めフォークで空振り三振、1番岡林くんがセンターにヒットで1死1塁、2番村松くんは3球目の内角低めストレートで見逃し三振の2死1塁、3番カリステくんがセカンドゴロで3アウト。

 

 

5回裏、9番アドゥワ投手を真ん中低めスプリットで空振り三振、1番秋山選手のライトへの打球は細川くんがスライディングキャッチを試みたがグラブを弾きエラー気味のヒットで1死1塁、2番二俣選手は送りバントで2死2塁と得点圏に攻められる。続く3番菊池選手には四球で2死2塁1塁、ここを4番小園選手がライトにタイムリーの2-3とされ2死3塁1塁、勝ち越されてしまった。

 

ここで松葉くんは降板、回の途中での継投となり結果敗戦で今季2敗目、松葉くんは登板を振り返り「先に点を取ってもらったので長いイニングを投げたかったです」と悔しがる。

 

今回も松葉くんらしい投球で良かったのだが、左上腕を打球が直撃したところから明らかに投球が変わってるので間違いなく影響があったと思う、この場面は一旦間を取った方が良かったんじゃないかなあ、以後の結果知っての話しですけども。負けが付いたが松葉くんの投球は今回も良い投球だったんです、なので次もこの調子でと願います、新たな目標の完封しま~すを達成してもらいたい。

 

 

継投は勝野昌慶投手・橋本侑樹投手・土生翔太投手・根尾昂投手。2-3となっての5回裏2死3塁1塁からを勝野くんで3分の2回を投げ被安打2失点1の奪三振1。勝野くんは5番末包選手との対戦からで2球目に1塁走者小園選手が盗塁を決め3塁2塁、ピンチ育ってしまいましたが6球目の真ん中低めフォークで空振り三振の3アウト、この回を終わらせます。

 

6回表、4番細川くんは真ん中低めフォークで空振り三振で5番中田翔くんはセカンドフライの2死、6番石川昂弥くんはショートゴロで三者凡退。リードされたってもまだ最小点差ですので早く追っていきたいが攻め手を出せず、奪われた試合の流れを取り戻せない。

 

 

6回裏、勝野くんが回跨ぎ、この回から三好大倫外野手が入りレフト、レフトのカリステくんがサードに。勝野くんは6番中村健人選手をレフトフライで1死取ったが7番矢野選手にセンターへのヒットで1死1塁、8番石原捕手にもライトへのヒットで続かれ1死2塁1塁、9番に代打松山選手となったところでこちらも継投に。

 

2-3での6回裏1死2塁1塁からを橋本くんで3分の2回を投げ被安打1失点0。橋本くんは9番代打松山選手からで左対左の対戦、なんとしてもこれ以上の失点はでの投入でしたがライトにタイムリーを打たれ2-4の1死2塁1塁。1番秋山選手のサードゴロはカリステくんが上手く捌き2塁アウトの2死3塁1塁、2番二俣選手をショートゴロで3アウトとしたが1点突き放されてしまう。

 

 

敵軍リード2点とされての7回表、広島も継投で2番手に矢崎投手。7番山本くんはサードゴロ、8番代打宇佐見真吾捕手は外角低めフォークで空振り三振の2死、9番代打福永裕基内野手は四球を選び2死1塁、1番岡林くんがセカンドゴロで3アウト。

 

7回裏からを土生くんで1回と3分の1を投げ被安打4失点2、この回から宇佐見くんがマスクを被ります。土生くんは3番菊池選手をセカンドフライで4番小園選手はショートゴロ、5番末包選手にレフトへのヒットを打たれ代走久保選手、6番中村健人選手をセンターフライで3アウト。

 

8回表、広島は3番手で島内投手。2番村松くんが内角低めチェンジアップで空振り三振、3番カリステくんも真ん中低めチェンジアップで空振り三振の2死、4番細川くんはフルカウントでの7球目、真ん中チェンジアップで空振り三振と三者連続三振で三者凡退、島内投手に完璧に抑えられたこの投球が敵軍加点への流れとなっていきます。

 

 

8回裏、土生くんが回跨ぎ。7番矢野選手がレフトライン際への2塁打で回の先頭が得点圏に、8番石原捕手に送りバントを決められ1死3塁、ピンチ仕上がります。ここを9番代打田中広輔選手がライトにタイムリーで2-5とされ1死1塁、1番秋山選手がセンターフェン直の2塁打で1死3塁2塁と再び得点圏深くまで攻め込まれてしまったここで土生くんは降板、継投へ。

 

2-5の8回裏1死3塁2塁からを根尾くんで3分の2回を投げ被安打0失点0の奪三振2与四球2。根尾くんは2番宇草選手との対戦からでストレートの四球としてしまい1死満塁に、ピンチ育ててしまったが3番菊池選手を外角高めストレートで空振り三振の2死満塁。しかしまたストライク取れずで4番小園選手に押し出しの四球を献上の2-6。

 

土生くん持ちの失点を押し出しというかたちでしてしまった根尾くんだが、制球の乱れは縞状、良い悪いが順繰りですので次は良い方、5番久保選手を真ん中高めフォークで空振り三振の3アウト、この試合の守り回を終わらせました。今回の登板が今季初登板、根尾くんの投球ですがすっぽ抜けたり押しちゃったりしましたが悪くはない投球でもあった、次に期待できるものもあったと思います。

 

 

9回表に意地の1点返し、広島は中崎投手に継投。5番中田翔くんはレフㇳフライで6番三好くんはセカンドゴロで2死となったがここでした、7番山本くんが真ん中やや内寄りへのフォークを捉えレフトスタンド、今季1号ソロホームラン!!これで3-6、ナイスバッティング、8番宇佐見くんはショートフライで試合終了、負けました。

 

ドラゴンズ移籍後初の本塁打でもある今季1号ソロ、約2年ぶりとなるホームランに山本くんは「感触は‥??無かったです。ホームランに慣れてないので」とホームラン談話。そして「負けましたが最後の1点は次に繋がると思います。切り替えてやっていきたいです」と山本くんは続けている。

 

この敗戦で3連敗となったが山本くんが話した通りで最後の1点は次に繋がってはいる。連敗ですがこの負けで終わり連勝に成功、また最小の連勝に終わったが連敗を大型化はさせてない、悪いなりに踏ん張れてるとも言えます、だから良いとはですけどね。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。