今回の更新では5月8日、バンテリンドームナゴヤでの対巨人9回戦を振り返っていきます。この試合は4-1でドラゴンズの敗戦、3連敗を止め連勝となっていたがこの結果で最小の2で止まることに、なのでここは連敗を阻止し久しぶりのカード勝ち越しを狙っていた試合でしたが負けて連敗に、カードも負け越してしまいました、残念。

 

ここのところ連敗のが連勝より大きくなってるんよね、そのため借金が増えていく方向に。まだまだセリーグ混戦、上から下までがコンパクトになってるんで踏ん張っていきたいが上手くいかない、苦しい状態が続いてますがペナントレースが終わってあの時の1敗がというのはあるので1つ1つしっかりとだ、勝利目指して藻掻いていこう、目を見開いて手を伸ばさないと勝機は掴めない。

 

 

Jeraセリーグ2024の34試合目、対巨人9回戦、ドラゴンズのスタメンは①大島洋平(中)②田中幹也(二)③福永裕基(左)④細川成也(右)⑤中田翔(一)⑥石川昂弥(三)⑦宇佐見真吾(捕)⑧村松開人(遊)⑨小笠原慎之介(投)です。

 

先発の小笠原慎之介くんは7回を投げ被安打5失点1の奪三振5与四球2で敗戦投手。1回表、慎之介くんは巨人1番丸選手にセカンドベースを直撃してセンターへとなったヒットを打たれ1塁、先頭打者に出塁されてしてまっての入りに。2番萩尾選手はライトファウルフライで1死1塁、3番吉川選手の打球は村松くん若干届かずでレフトにヒットの1死2塁1塁、初回から得点圏に攻められる。

 

4番岡本選手に四球の1死満塁と大ピンチ、ここを5番坂本選手がセンターに犠飛を決め1-0の2死3塁1塁、先制されてしまった。が、これ以上はとしています、6番長野選手をセンターフライで3アウト、1死満塁にしちゃったのはダメですけど大ピンチを最少失点なら良かったともですね、走者背負って中軸を相手ですから上手くダメージを軽減してはいます。

 

 

1-0とされての1回裏、巨人先発は堀田投手。1番大島くんはレフトフライ、2番田中幹也くんはファーストファウルフライの2死、3番福永くんはセカンドフライの三者凡退。失点直後の攻撃回だったので何か攻め手だけでも出しときたいところでしたが何もさせてもらえず、敵軍先発に良い立ち上がりとされてしまった。

 

2回表、7番岸田捕手をサードゴロで8番門脇選手はピッチャーゴロの2死、9番堀田投手を内角低めナックルカーブで三者凡退。2回裏、4番細川くんがセンターフライで5番中田翔くんはライトフライの2死、6番石川昂弥くんはサードゴロの三者凡退。

 

3回表、1番丸選手に四球、2番萩尾選手をセカンドフライの1死1塁、3番吉川選手を追い込んでの4球目に慎之介くんが暴投してしまい走者2塁。得点圏を許したが吉川選手は外角低めスライダー空振り三振の2死2塁、4番岡本選手をライトフライで3アウトの無失点。

 

 

3回裏、7番宇佐見くんが初球を打ちセンターにヒットで回の先頭が出塁に成功、8番村松くんは真ん中低めチェンジアップで空振り三振の1死1塁、9番慎之介くんが送りバントを決め2死2塁、得点圏チャンスをつくります。ここは1番大島くんがセカンドゴロで3アウト、決め切れずで無得点。

 

4回表、5番坂本選手はショートゴロ、6番長野選手がライトにヒットで1死1塁、7番岸田捕手はキャッチャーファウルフライで2死、8番門脇選手を外角低めスライダーで空振り三振の3アウト。

 

4回裏、2番田中幹也くんはライトフライで3番福永くんは外角低めストレートで空振り三振、4番細川くんの打球は三塁線を転がり捕っても1塁間に合わないだろうで見られたがサードベースに当たり内野安打の2死1塁、5番中田翔くんも三塁線の打球となったがこちらはサードゴロで3アウト。

 

 

5回表、9番堀田投手がセンターにヒット、この試合で3度目となる回の先頭出塁を許したが1番丸選手をショートゴロ併殺に仕留め2死走者無しに。こうできたんですが2番萩尾選手のレフトへの打球を福永くんが目測を誤り捕れずで2塁打としてしまい2死2塁、ミスで得点圏に走者がとなったが3番吉川選手をレフトフライで3アウトの無失点。

 

5回裏、6番石川昂弥くんがセンターにヒット、今度こそこの回の先頭出塁を活かし同点、逆転としたかった攻撃。7番宇佐見くんはセンターフライの1死1塁、8番村松くんがライトにヒットで1死2塁1塁と得点圏に攻め込むことに成功、9番慎之介くんが送りバントを一発で決め2死3塁2塁、1番大島くんは四球の2死満塁、ここは2番田中幹也くんがセカンドゴロで3アウトの無得点。

 

 

6回表、4番岡本選手はセンターフライで5番坂本選手をショートゴロの2死、6番長野選手を真ん中低めフォークの空振り三振の三者凡退。

 

6回裏、3番福永くんがレフトにヒット、この回も先頭が出塁に成功しての攻撃とできたが4番細川くんはサードゴロ併殺の2死走者無しに、5番中田翔くんがレフトにヒットの2死1塁。ここで巨人は継投で2番手に船迫投手、6番石川昂弥くんを真ん中高めストレートで空振り三振の3アウト。

 

7回表、7番岸田捕手をサードゴロ、8番門脇選手をショートフライの2死、9番代打秋広選手は外角ナックルカーブで見逃し三振の三者凡退、この回を投げ終え慎之介くんは降板し継投へ。

 

 

初回の1失点のみで7回を投げた慎之介くん、先発としての役目をしっかり果たしてくれた好投なのですが、その初回の1失点で負けが付くことなってしまいました。今回も援護薄というか無援護、完封したとしても勝ちが付かない状態でして30イニングも零行進と無援護が続いているんです、野手陣これはいかんですよ、何とかしてもらいたいものだ。

 

そういう勝てない状態から抜け出すために慎之介くんはいろいろと工夫もしているようだ、今回の登板で目立ったのはセットポジションでの静止時間の長さ、かなり長くて驚きがありました。この長い静止時間の効果はあったようで抑えてもいたが自身の投球リズムを崩すところもあったような、改良は必要だろうが引き出しの1つとはなるだろう。

 

今季の慎之介くんはここまで6登板全てで自責3点以下、6回以上を投げとQS率は100%、投げればクオリティースタートの先発投手ですので野手陣が4点取れてれば6勝してる可能性が高いという投球内容になってるんです。そこをチームとして活かせてないのは残念、これでは勿体ないので野手陣には頑張ってもらいたい、全部悪いとは言わんですが無援護なんで責任は大きいです。

 

 

7回裏、巨人は継投で3番手に左の大江投手。7番宇佐見くんは外角低めストレートで空振り三振、8番村松くんがセンターにヒットで1死1塁、9番代打山本泰寛内野手はサードゴロ併殺、アウト判定にリクエストしましたが失敗で結果打者3人が確定の3アウト。

 

 

継投は藤嶋健人投手・土生翔太投手。1-0での8回表を藤嶋くんで3分の2回を投げ被安打3失点3の奪三振1与四球2。藤嶋くんは1番丸選手との対戦からで真ん中低めスプリットで空振り三振、いい入りとしましたが2番萩尾選手がセンターにヒットで1死1塁、3番吉川選手のセカンドへの打球は走者直撃で守備妨害があり2死とはなるが内野安打の1塁。

 

ここでドラゴンズは加藤匠馬捕手を投入、吉川選手の足警戒で肩の強い加藤匠馬くんにマスクを被らせます。しかしここが機となり裏目へと、4番岡本選手への2球目を藤嶋くんが暴投で走者2塁に、岡本選手には四球で2死2塁1塁、得点圏を許してしまった。

 

5番坂本選手にも四球の2死満塁、カウント悪くなったので詰めた感も。ここを6番長野選手が右中間に走者一掃のタイムリー3塁打‥センター大島くんがダイビングキャッチにいったが届かなかった、これで4-0の2死3塁で代走佐々木選手、藤嶋くんはここまでとなり降板、継投となります。

 

 

4-0とされての8回表2死3塁からを土生くんで1回と3分の1を投げ被安打1失点0の奪三振2。土生くんは3塁に走者を背負い7番岸田捕手との対戦からで7球目、内角高めストレートで空振り三振の3アウト、この回を終わらせた、ナイスです。

 

8回裏、巨人は4番手で西館投手。1番大島くんは外角高めストレートで空振り三振、2番代打岡林勇希外野手はサードゴロの2死、3番福永くんはボール3からカウント立て直されての6球目、外角高めストレートで空振り三振の三者凡退、ここでまずは1点でも返せてたらだったんだけど何もさせてもらえず、試合の流れを完全に持っていかれてしまう。

 

9回表は土生くんが回跨ぎ、この回は板山祐太郎外野手が入りセカンド、岡林くんがセンターでセンターの大島くんがレフトに。土生くんは8番門脇選手をショートフライ、9番代打泉口選手がレフトにヒットで1死1塁、1番丸選手は3球目の真ん中低めフォークで見逃し三振の2死1塁、2番萩尾選手への6球目で盗塁を決められ2塁となるが萩尾選手はライトファウルフライで3アウト。

 

 

ドラ5ルーキー土生くんがスコア動かさず試合を運んでくれての9回裏、4点差と厳しいところですが逆転不可能な点差では無し、結果として届きませんでしたがドラゴンズが得点し零封での負けを阻止します。巨人は継投で左のバルドナード投手、4番細川くんは初球を打って出てライトフライ、5番中田翔くんの打球はセカンドとライトがお見合いしての2塁打で1死2塁で代走三好大倫外野手。

 

ここを6番石川昂弥くんがレフトにタイムリー!!これで4-1の1死1塁、ナイスバッティング。7番代打オルランド・カリステ内野手は外角低めチェンジアップで空振り三振の2死1塁、8番村松くんが四球を選び取り2死2塁1塁、大きいの出れば同点まである場面をつくり9番代打木下拓哉捕手は粘ったが8球目の外角高めストレートを空振り三振で試合終了、負けました。

 

 

1点返し止まりでしたが最後の最後、得点とするまで攻め切れたんは良かったとは思う。ただまあこれをもっと早くでしたよね、何で慎之介くんが投げてる間って点が取り難くなるんだろうか、テンポ悪い時があっても終始そうではないですし攻めに繋がりそうな流れを投球でつくれてる場面ある、なのに点に繋がらん、ここが分からんのです。

 

実はこの次も無援護なんですわ、それも超好投状態で1点取れば勝ちやったんですけどね。そこも含めると約4試合半になるかな、慎之介くんの登板中は零行進が続く、こういう事してると点をやれないで投球が窮屈になる、危ない傾向ですよ、慎之介くん以外の投手も零が並んでいってしまうと同じように思ってしまう可能性はある、なので早く何とかしたいところだ。

 

チームが6連勝した頃は点が取れてたので投手を含む守りは伸び伸びやれてました、そこへ戻さんといかんですね。だからこそ本当に、慎之介くん登板中に何としても得点してやって欲しい、その結果は置いといても手厚く援護、まずはこれ、頼みましたよ。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。