ドラゴンズは現在GW後半の6連戦中、その2カード目、5月7日の対巨人7回戦を終え借金を完済。ここまで最大貯金6を持って単独の首位にもでしたが、少し大きめな連敗をしちゃったりで使い切り、借金2をつくり下位に沈んだりもでしたがこの対巨人7回戦に勝利したことで完済、順位も2位2チームにゲーム差無しの4位へ浮上しました。

 

ただまあ貯金持ちではないので負ければ即借金生活に逆戻り、なので早く1つ2つ負けたくらいでは大丈夫なレベルの貯金をつくって落ち着きたいところですね、そんな貯金で固めた首位を追うための足場、しっかりしたのものがあれば上だけ見て戦えますので、そうしていきたいところです。

 

 

ではここからは借金返済へとなる連勝に繋がっていった試合を、5月4日の神宮球場、対東京ヤクルト8回戦を振り返っていきます。この試合は先制するも即逆転され突き放しもとなった、最大4点差もとなったが終盤に追い付いてという展開でした、結果として勝ち越せず延長12回規定により引き分けとなったが勝ちに近い引き分けの試合だったと思います。

 

 

Jeraセリーグ2024の30試合目、対東京ヤクルト8回戦、ドラゴンズのスタメンは①大島洋平(左)②村松開人(遊)③細川成也(右)④中田翔(一)⑤石川昂弥(三)⑥山本泰寛(二)⑦岡林勇希(中)⑧木下拓哉(捕)⑨柳裕也(投)となります。

 

1回表、東京ヤクルト先発はサイスニード投手、1番大島くんがレフトにヒットで先頭打者出塁に成功、2番村松くんもレフトへのヒットで2塁1塁、ノーアウトでの得点圏チャンスを初回からつくります。しかしここはとなる、3番細川くんが真ん中ストレートで空振り三振の1死2塁1塁、4番中田翔くんはライトフライの2死2塁1塁、5番石川昂弥くんもライトフライで3アウトの無得点。

 

 

先発の柳くんは1回と3分の2を投げ被安打5失点4の与四球2で勝ち負け付かず。1回表、柳くんは東京ヤクルト1番西川選手をセカンドフライ、2番丸山選手をセカンドゴロの2死と順調だったが3番オスナ選手には四球を与え2死1塁、4番村上選手にも四球で2死2塁1塁。

 

得点圏を許したここで立浪監督がマウンドに向かい柳くんに声をかける。1つ間があって5番サンタナ選手、2球で追い込み立ち直りの気配もだったが少し甘くなったストレートを打たれセンターに大飛球、これを岡林くんがフェンス激突してのジャンピングキャッチで3アウト!超の付くレベルのファインプレーに救われ無失点、なんとかなったが柳くんの雲行きはこの時点から既に怪しかった。

 

 

ドラゴンズの得点は7点、先制はドラゴンズだったんです、それも一気に複数得点での先制だった。2回表、6番山本くんはライトフライ、7番岡林くんがレフトにヒットで1死1塁、8番木下拓くんはライトにヒットで1死2塁1塁、得点圏に攻めます。

 

続く9番柳くんは真ん中高めのスプリットに空振り三振の2死2塁1塁、アウトカウントが1つ増えたが打撃状態の良い1番大島くんがレフトにタイムリー2塁打!!これで先制し1-0の2死3塁2塁。そしてもう一押し、前の試合から連続打席安打を続ける打撃絶好調な2番村松くんがライトに2点タイムリー!!これで3-0の送球間進塁もで2死2塁、連続タイムリーにナイスバッティング。

 

2点取って得点圏も継続、2死ですけど二押しまで持っていきたいところでしたが3番細川くんはセカンドゴロで3アウト。リード3点をつくれたが神宮ですので安全圏ではない、柳くんに抑えてもらって早い段階で中押しとできれば、そういう展開を希望でしたが柳くんがやってしまうんです、初回から変だったもんなあ‥このリードは束の間となるんです。

 

 

3-0としての2回裏、6番山田哲人選手がレフトにヒット、回の先頭に出塁されたが7番長岡選手をレフトフライで1死1塁、8番中村捕手をライトフライで2死1塁、順調にアウトカウントを増やし次は投手、抑えてはくれるだろうと思ったが今回登板で柳くんが取った最後のアウトが中村捕手の外野フライだった。

 

振り返ると全部ここ、9番サイスニード投手がセンターにヒットで2死2塁1塁、これが逆転劇の開演ブザーとなり1番西川選手がセンターに2点タイムリー2塁打で3-2の2死2塁。こうなってもまだリードしてるんで踏ん張って欲しかったが止めれない、2番丸山選手がセンターにタイムリーで3-3と同点に追いつかれ2死1塁、リード3点は即使い切りです。

 

まだここまでなら、振り出しに戻っただけなんでぇーでしたけど3番オスナ選手への3球目に柳くんが暴投で走者2塁、また得点圏にとなりオスナ選手がセンターに逆転タイムリーで3-4の2死1塁。これで4連打と柳くんが踏ん張れない、ここが限界の判断となり降板へ、試合序盤での継投に。

 

 

継投は土生翔太投手・橋本侑樹投手・フェリス投手・勝野昌慶投手・松山晋也投手・斎藤綱記投手・マルティネス投手・清水達也投手。3-4の2回裏2死1塁からをドラ5新人の土生くんで2回を投げ被安打2失点1の奪三振1与四球1。土生くんは4番村上選手との対戦からで9球目ボールの四球で2死2塁1塁、5番サンタナ選手をショートゴロの3アウト、この回を終わらせます。

 

3-4とされての3回表、4番中田翔くんはレフトフライ、5番石川昂弥くんは真ん中にチェンジアップで空振り三振の2死、6番山本くんはレフトフライで三者凡退、サイスニード投手にしっかりここを抑えられ試合の流れを持っていかれる。

 

3回裏、土生くんは6番山田哲人選手をショートゴロで7番長岡選手はセカンドゴロ、8番中村捕手がライトにヒットで2死1塁、9番サイスニード投手を外角スライダーで空振り三振の3アウト。

 

 

4回表、7番岡林くんはショートフライで8番木下拓くんがセンターフライの2死、9番はロングリリーフとなってる土生くんでライトフライの三者凡退。逆転されたと言っても点差1点ですからね、早く追っていきたいのだが攻め手を出させてもらえません。

 

4回裏、土生くんは1番西川選手をセカンドゴロ、回の先頭をしっかり抑え入れたんですが2番丸山選手にライトフェン直の2塁打を打たれ1死2塁、得点圏に走者を背負い3番オスナ選手をショートゴロに打ち取り2死とはしたが進塁打となり3塁、土生くんはここで降板し継投へ。

 

3-4の4回裏2死3塁からを左の橋本くんで1回と3分の2を投げ被安打1失点1の与四死球2。橋本くんは4番村上選手に四球の2死3塁1塁、ここを5番サンタナ選手がセンターへのタイムリーで2-5の2死3塁1塁、6番武岡選手をセカンドフライで3アウトとしたが加点されてしまう。

 

 

2点差を追うことになった5回表、1番大島くんはライトフライ、2番村松くんは粘っていったがファーストゴロで2死、このアウトで村松くんの連続打席安打は球団記録タイとなる8打席連続でストップ、一旦ここで切れることにはなるんですが打撃好調は切れず、安打量産体制は変わりません。3番細川くんも粘り10球目を選んで四球の2死1塁、4番中田翔くんはセンターフライの3アウト。

 

5回裏、橋本くんは7番長岡選手をセカンドゴロ、8番中村捕手をライトフライの2死、9番代打増田選手をセンターフライ、この試合で初の三者凡退に抑えました。

 

6回表、東京ヤクルトは継投で2番手に星投手。5番石川昂弥くんはレフトフライで6番山本くんは真ん中低めストレートに見逃し三振の2死、7番岡林くんはショートゴロで三者凡退、継投を機に攻め手を出していきたかったんですけどね、ここもしっかり抑えられてしまう。

 

 

6回裏、橋本くんは1番西川選手に死球を当ててしまい1塁、2番丸山選手は送りバントで1死2塁、得点圏に走者を進められたここで橋本くんは降板し継投へ。

 

3-5の6回裏1死2塁からをマイケル・フェリス投手で3分の2回を投げ被安打1失点1の奪三振1。フェリスくんは3番オスナ選手との対戦からでレフトフライに打ち取り2死2塁としたが4番村上選手、右中間に失点は橋本くんと割り勘の2ランホームランを打たれ3-7の2死、5番サンタナ選手を内角低めストレートで空振り三振の3アウト。

 

 

被弾し最大点差4点がとなったが即応に成功、追撃していきます。3-7での7回表、星投手が続投、8番木下拓くんはレフトフライで9番代打三好大倫外野手は外角低めストレートを見逃し三振の2死となったがここから、1番大島くんが四球を選び1塁、2番村松くんがライトに2塁打で2死3塁2塁、得点圏深くまで攻め込みます。

 

ここを3番細川くん、センターに2点タイムリー2塁打!!これで5-7の2死2塁、東京ヤクルトはここで継投を選択し3番手に丸山投手、ここは4番中田翔くんが外角低めフォークを空振り三振の3アウト、もう一押しまでは持っていけませんでしたが相手リードを半分にしました。

 

5-7としての7回裏からを勝野くんで2回を投げ被安打1失点0の奪三振3。勝野くんは6番武岡選手との対戦からで真ん中低めストレートで見逃し三振に仕留めての入り、7番長岡選手にはセンターへのヒットを打たれたが8番中村捕手をピッチャーゴロ併殺の結果打者3人で3アウト、しっかり抑え反撃の流れを離しません。

 

 

8回表も丸山投手。5番石川昂弥くんはセカンドフライで6番山本くんはセンターフライの2死、7番岡林くんが四球を選び1塁、8番木下拓くんは相手好守あってのセカンドゴロで3アウト。

 

8回裏、勝野くんが回跨ぎ、9番代打塩見選手をショートゴロで1番西川選手を外角低めフォークで空振り三振の2死、2番丸山選手は外角低めストレートで見逃し三振の三者凡退。勝野くんが連続三振で抑え次は好調な打順1番2番3番へと回る、まだまだ同点逆転のチャンスありです、そこに向け良い流れをつくる守り回となりました。

 

 

2点差を追う9回表、東京ヤクルトは継投で木澤投手、9番代打宇佐見真吾捕手は外角高めシュートで空振り三振。1死取られましたが打撃好調三人衆、1番大島くんがセンターにヒットで2番村松くんが強く警戒された四球で1死2塁1塁、得点圏チャンスとなったここを3番細川くんがレフトにタイムリー2塁打!!これで6-7の1死3塁2塁、ナイスバッティングです。

 

そしてもう1つナイス、4番中田翔くんがレフトに犠飛を決め7-7の同点!!最大点差4点を追い切り2死2塁、よく並んだと思う、拍手でした。しかし、勝ち越すことはできずに終わる、5番代打オルランド・カリステ内野手は申告敬遠の2死2塁1塁、6番山本くんが粘って四球を選び2死満塁とはしたが7番岡林くんがセカンドゴロで3アウト、この試合の得点はここまで。

 

7-7としての9回裏を松山くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振2でホールド、この回から田中幹也内野手が入りセカンド、セカンドの山本くんがサードに。松山くんは3番オスナ選手を真ん中低めフォークで空振り三振、4番村上選手はライトフライで2死、5番岩田選手を3球目、外角低めフォークで空振り三振の三者凡退、延長戦に持ち込みます。

 

 

延長10回表、東京ヤクルトは5番手で今野投手。8番木下拓くんはライトフライ、9番田中幹也くんがセンターにヒットで1死1塁、1番大島くんのファーストゴロは進塁打の2死2塁。勝ち越しのチャンスとなって2番村松くんは前の打席に続き警戒強めな四球で2死2塁1塁、ここは3番細川くんがライトフライで3アウト、決め切れずで無得点。

 

10回裏を左の斎藤綱記くんで1回を投げ被安打1失点0の奪三振1与四球1でホールド。斎藤綱記くんは6番武岡選手を初球でレフトフライに打ち取っての入り、7番長岡選手がライトにヒットで1死1塁、8番中村捕手が送りバントを決め2死2塁、サヨナラチャンスをつくられてしまった。

 

続く9番塩見選手を申告敬遠し2死2塁1塁、1番代打青木選手はフルカウントでの勝負は8球目、真ん中やや低めのスライダーで見逃し三振の3アウトで無失点、ナイスホールド。

 

 

11回表、東京ヤクルトは6番手で左の長谷川投手。4番中田翔くんはライトフライ、5番斎藤綱記くんに代打福永裕基内野手がライトにヒットで1死1塁、6番山本くんは四球を選び1死2塁1塁。勝ち越しのチャンスとなりましたがここは7番岡林くんがレフトフライの2死2塁1塁、8番木下拓くんはライトフライの3アウトで無得点。

 

11回裏をライデル・マルティネスくんで1回を投げ被安打0失点0のホールド。ライマルくんは2番丸山選手をセカンドフライで3番オスナ選手はレフトフライの2死、4番村上選手をセカンドゴロの三者凡退、安心感の高い投球でしっかり零に抑えます。

 

12回表、東京ヤクルトは左の山本大貴投手に継投。9番田中幹也くんはピッチャーゴロで1番大島くんはショートゴロ、2死となったが2番村松くんがレフトにヒットで1塁の代走尾田剛樹外野手、3番細川くんに勝ち越しの一打、もしくは繋いでを期待でしたがライトフライで3アウト、この試合でのドラゴンズ勝利は消えました。

 

 

7-7のままで突入の12回裏を清水くんで1回を投げ被安打0失点0、この回は石垣雅海内野手が入りサード、尾田くんがセンター、サードの山本くんがショートでセンターの岡林くんがライトに。清水くんは5番岩田選手をセカンドゴロ、6番代打川端選手もセカンドゴロで2死、7番長岡選手をファーストゴロで試合終了、引き分けです。

 

勝ちたかったですけどこの引き分けは悪くない結果だ、今季は昨季までとは違い4点差をつけられたとしても追っていける、そういうチームになってますからね、まだまだここからです、戦えてます。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。