ドラゴンズ、5月3日から5日はGW後半6連戦の前半カード、神宮球場での対東京ヤクルトスワローズ3連戦、結果は1勝1敗1引き分けとカード引き分けに、5日の試合後のセリーグ順位は6位から4位に浮上しています。第1戦は負けで第2戦が引き分け、第3戦に勝利してのカード引き分けですので少し上向きなのかな、とにかくまあ連敗を3で止めれたのは良かったです。

 

 

その勝利した試合の前、ドラゴンズは育成契約の板山祐太郎外野手を支配下選手登録したと発表、遠征先の神宮球場で会見が行われました。板山くんは「嬉しい気持ちと身の引き締まる思いです。登録は外野手ですが内野も外野に負けないくらいやれると思ってます、打撃でもこの時のためにバットを振り込んできました、まずは1本打ちたいです」と話しました。

 

2016年ドラフトで阪神から6位指名を受け亜細亜大学より入団、昨年の秋に阪神を戦力外となりドラゴンズが育成選手で獲得、肘のクリーニング手術明けになるので出遅れる可能性があり育成での契約となっていましたが問題無く2軍戦で活躍、ここでの支配下契約となりました、おめでとう。

 

新背番号は63番、板山くんですが捕手と投手以外は全て守れるユーティリティープレーヤー、外野が本職だそうだが内野も問題なく対応です、あと打撃も良いですね、活躍に期待したい。

 

 

育成からの支配下昇格、投手であるかなと思ってましたが野手がとなってます。このタイミングで板山くんの支配下は1軍のベンチメンバーに使い勝手の良いユーティリティー系を多く入れるつもりではないかなと思ったりも。

 

これで1軍では起用が難しくなるタイプでも2軍から上げやすくなるのでは、例えばポジションが限られるタイプの野手で調子が良くても上げ難いとこがあったが、複数ポジションを守れるタイプが複数入ることで空き枠をつくれますので、そこを利用して1軍に上げれるのではと考えたり。ポジション的に難しく1軍に上げれてない選手もですから、そういう事もあったら良いなと思うとこもです。

 

 

さあ、ここからは少し時間を遡ります、今回の試合の振り返りは5月3日、神宮球場での対東京ヤクルト7回戦となります。最大点差3点を追い付き延長戦に持ち込みましたが11回裏にサヨナラホームランを打たれ負けました、良い試合でもあったんですけどね、残念。

 

 

Jeraセリーグ2024の29試合目、対東京ヤクルト7回戦、ドラゴンズのスタメンは①大島洋平(左)②田中幹也(二)③オルランド・カリステ(三)④中田翔(一)⑤細川成也(右)⑥三好大倫(中)⑦宇佐見真吾(捕)⑧村松開人(遊)⑨ウンベルト・メヒア(投)。

 

この試合前までの公示、2日に梅野雄吾投手と上林誠知外野手が出場選手登録を抹消、3日の公示でウンベルト・メヒア投手とマイケル・フェリス投手が代わって登録となりました。メヒアくんは登録即先発登板、今回は投げ抹消のかたちで翌日に抹消となっています。

 

 

1回表、東京ヤクルト先発は小川投手、先頭1番大島くんのピッチャーを直撃した打球はセカンドゴロで2番田中幹也くんはライトフライ、3番カリステくんがライトにヒットで2死1塁、4番中田翔くんはセカンドフライの3アウト。

 

先発のメヒアくんは4回を投げ被安打5失点3の奪三振3与四死球4で勝ち負け付かず。1回裏、メヒアくんは東京ヤクルト1番西川選手に死球を当ててしまっての入り、2番丸山選手はセンターフライの1死1塁、3番オスナ選手もセンターフライで2死1塁、この回あとアウト1つまで持ってはこれたがここからやられてしまう。

 

続く4番村上選手には四球を与えてしまい2死2塁1塁、初回から得点圏を許してしまった。ここを5番サンタナ選手がレフトライン際へのタイムリー2塁打で0-1の2死3塁2塁、先制され6番山田哲人選手にはボール先行でとなったがカウント立て直し外角低めスライダーで空振り三振の3アウト、失点最小には踏ん張れましたが今回のメヒアくんはずっとこういう感じのままとなる。

 

 

0-1とされての2回表、5番細川くんはキャッチャーファウルフライ、6番三好くんはセカンドゴロの2死、7番宇佐見くんはサードファウルフライの三者凡退、失点直後の攻撃回、即追撃としたいところでしたが抑え込まれてしまった。

 

2回裏にも失点。7番長岡選手を2球で追い込むも最後の1つが取れずで四球、8番中村捕手にも四球と自滅のかたちで得点圏をどうぞ、9番小川投手に送りバントを1発で決められ1死3塁2塁、失点大ピンチです。ここを1番西川選手がセンターに犠飛を決め0-2の2死2塁、無安打で追加失点してしまったが2番丸山選手を外角低めカーブで空振り三振の3アウト、失点最小にはしています。

 

0-2の3回表、8番打撃好調な村松くんがライトにヒットで回の先頭が出塁、9番メヒアくんが送りバントをしっかり決め1死2塁と得点圏をチャンスメーク、1番大島くんがライトへのヒットで続き1死3塁1塁。ここは2番田中幹也くんがセーフティスクイズにいったようだが失敗、ファーストフライで2死3塁1塁、3番カリステくんはサードゴロで3アウトの無得点。

 

 

早く追撃開始としたいが小川投手に上手く抑えられてしまい崩し切れない状態、その間に着実に加点もされてしまう、メヒアくんが最少失点ずつには踏ん張ってるんですけどね、そこは良いのだがリズムが悪い展開にはなっていく。3回裏、3番オスナ選手をショートゴロで1死取ったが4番村上選手がレフトにホームランで0-3、怖いとこ元気になって来てるなあ、押し込みが戻ってる、厄介だ。

 

またこの回も1失点してしまったがここからメヒアくんは踏ん張ってはいけるんです、5番サンタナ選手はサードゴロの2死、6番山田哲人選手がレフトにヒットで2死1塁、7番長岡選手をライトフライで3アウト。

 

0-3となっての4回表、4番中田翔くんがレフトにヒット、5番細川くんの打球はサードを強襲の内野安打で2塁1塁、ノーアウトで得点圏に攻め込みます。しかし‥6番三好くんが送りバントを失敗、キャッチャーゴロ併殺の2死2塁は最悪だ、7番宇佐見くんはレフトフライで3アウト、大きなミスが出て追撃の大チャンスが台無しに、ここ取れてたら結果は違ったかもだ。

 

 

4回裏、この回からセンターに岡林勇希外野手が入り6番、つまりは送りバント失敗の三好くんが交代となりました。あの失敗ですがコース的に3塁はダメやったとしても1塁もアウトになってるのはいかん、三好くんには反省して練習してもらいたい、こういう事をしてては評価を大きく下げる、もっと今のチャンスにしがみついていかないとダメだ、1軍定着の正念場、頑張ってもらいたい。

 

メヒアくんは8番中村捕手を3球目の外角スライダーで空振り三振、9番小川投手をセンターフライ、1番西川選手にレフトへのヒットを打たれ2死1塁、2番丸山選手にもレフトへのヒットを打たれ送球間進塁もで2死3塁2塁、また失点のピンチとなったがここは3番オスナ選手をショートゴロで3アウトの無失点、メヒアくんはこの回を投げ終え降板、継投に。

 

今回のメヒアくんは力みもあって制球も良くない、四死球でピンチに嵌っていった、失点しても最小にし粘り的なものは出てましたが3イニング連続で1点1点やってしまっては試合の流れを引っ張れない、残念な投球としてしまった。とにかく次はです、しっかり調整して今度こそ好投で勝利を。

 

 

5回表、8番村松くんがライトにヒット、この日2安打目は前の試合の最終打席から3打席連続となる安打、村松くんが量産体制に入ってます。9番代打木下拓哉捕手はファウルで粘り倒したが10球目の真ん中高めストレート、つり球にやられ空振り三振の1死1塁、1番大島くんの打球は強烈なサードライナー、良い当たりでしたが真正面で1塁走者戻れずの併殺となり3アウト。

 

継投は橋本侑樹投手・フェリス投手・斎藤綱記投手・清水達也投手・藤嶋健人投手・松山晋也投手・勝野昌慶投手。0-3の5回裏を橋本くんで被安打0失点0の奪三振2与四球2、この回から木下拓くんがマスクを被ります。

 

橋本くんは4番村上選手との対戦からでフルカウントでの6球目、外角低めスライダーで空振り三振に仕留めての入り。5番サンタナ選手には3球目の内角ストレートで空振り三振の2死としたが6番山田哲人選手に四球の1塁、7番長岡選手にも四球で2死2塁1塁と得点圏を与えてしまった。ここは8番中村捕手をセンターフライで3アウトの無失点、スコア動かさずで繋げました。

 

 

6回表、2番田中幹也くんがレフトフライ、3番カリステくんはショートライナーで2死、4番中田翔くんはセカンドフライの三者凡退。

 

6回裏をマイケル・フェリスくんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振1与四球1。フェリスくんは9番小川投手を外角ストレートで空振り三振、1番西川選手に四球の1死1塁、2番丸山選手をショートゴロで2死1塁、3番オスナ選手をキャッチャーファウルフライの3アウト。

 

 

ドラゴンズの得点は3点。7回表、5番細川くんがショート内野安打、回の先頭が出塁に成功し6番岡林くんもレフトにヒットで2塁1塁、ノーアウトでの得点圏チャンスをまたつくることに成功。7番フェリスくんに代打石川昂弥内野手がセンターにヒットで続き無死満塁の大チャンス完成、1塁走者に代走尾田剛樹外野手を投入。

 

ここで東京ヤクルトは継投に入り2番手はエスパーダ投手、そしての8番の打撃絶好調な村松くんとベストな打順、村松くんは期待通りにライトへのタイムリー!!これで1-3の無死満塁継続、ナイスです。さあ、一気に同点されには逆転も、そこを望んでの9番木下拓くんはショートゴロ併殺、無死満塁でしたのでアウト2つ交換で1点取れて2-3とはなったが2死3塁。

 

まあもうね、とにかく加点できたのは良かったとして3塁に走者残してますんでここをホームに迎えたい。1番大島くんも打撃好調ですので期待大、ライトへのファウルフライは捕れないと思ったのだが丸山選手が好プレイで3アウトに、この攻撃では並び切れませんでした。

 

 

2-3としての7回裏を左の斎藤綱記くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振2与死球1。斎藤綱記くんは4番村上選手との対戦からで外角低めスライダーで空振り三振、5番サンタナ選手も外角低めスライダーで空振り三振、6番山田哲人選手には死球の2死1塁で代走岩田選手、7番長岡選手へ初球前で岩田選手を牽制で刺し結果打者3人での3アウト。

 

牽制死、走塁死は試合の流れを変える事が多いので何かありそうだぞと期待した8回表、東京ヤクルトは3番手に木澤投手。2番田中幹也くんはピッチャーゴロで3番カリステくんは真ん中カットボールに空振り三振で2死となったがここで主砲の一撃、4番中田翔くんが真ん中ら辺に来たカットボールをがっつり捉えレフトスタンド、ポール際へのホームラン!!これで3-3の同点に。

 

今季3号ソロに中田翔くんは「浮いてきたボールを上手く打つことができました」とホームラン談話、この本塁打もですが過去2本も神宮球場でと得意球場としていますね。さあ、大きいので同点に追いついたので勢いに乗ってもう一押し、その期待もだったが5番細川くんは四球を選び2死1塁、6番岡林くんはファーストゴロで3アウト、この試合の得点はここまで。

 

 

3-3としての8回裏を清水くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振1与四球1でホールド。清水くんは8番打ち直しの長岡選手からで真ん中低めストレートで空振り三振、いい入りとできたんですが8番中村捕手にストレートの四球で1死1塁、9番代打塩見選手はライトフライの2死1塁、1番西川選手をセカンドゴロで3アウト。

 

9回表、東京ヤクルトは石山投手に継投。7番代打福永裕基内野手はピッチャーゴロ、8番村松くんが猛打賞となるセンターへのヒットで1死1塁、9番木下拓くんが送りバントを決め2死2塁。ここは1番大島くんが四球を選び取り2死2塁1塁、2番田中幹也くんはショート内野安打で2死満塁、大チャンスとなったが3番カリステくんがセンターフライの3アウトで無得点。

 

9回裏を藤嶋くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振2、この回から福永くんがサードに入ります。藤嶋くんは2番丸山選手を真ん中ストレートで空振り三振、3番オスナ選手をセンターフライの2死、4番村上選手には外角低めいっぱいへのストレートで見逃し三振の三者凡退、藤嶋くんがナイスピッチングで延長戦に持ち込みます。

 

 

3-3で延長に入り10回表、東京ヤクルトは大西投手。4番中田翔くんはサードゴロで5番細川くんは真ん中低めフォークで空振り三振の2死、6番岡林くんは外角スライダーで空振り三振の三者凡退。延長で先攻ですので何かしときたいとこもでしたが、何もさせてもらえず。

 

10回裏を松山くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振2、心配無用でしたね、素晴らしい好投でした。松山くんは5番武岡選手との対戦からで外角低めフォークで空振り三振、6番岩田選手も外角低めフォークで空振り三振の2死、7番長岡選手をセカンドゴロの三者凡退。

 

11回表、東京ヤクルトは大西投手が回跨ぎ。7番福永くんが内角高めシュートで空振り三振、8番打撃絶好調な村松くんがこの試合4安打目となるレフトへのヒットで1死1塁、9番木下拓くんが送りバントを決め2死2塁とチャンスメーク。ここは1番大島くんは申告敬遠で2死2塁1塁、2番田中幹也くんがセンターフライの3アウトで無得点。

 

 

11回裏を勝野くんで3分の0回を投げ被安打2失点2で敗戦投手、やられてしまいました。勝野くんは8番中村捕手との対戦から、フルカウントでの勝負となり8球目を打たれセンターにヒット、回の先頭に出塁されてしまいました。1塁走者に代走増田選手が送られ9番に代打塩見選手、初球の真ん中低めストレートを打たれサヨナラ2ランホームラン‥負けました。

 

非常に厳しい負け方、悔しさの強い負けとなりましたが先行されても追って行けれてた、同点に追いついて延長に持ち込んどるからね、そこは評価していきたい、戦えてはいます。これで3連敗となりましたがこの連敗はここでとなります、まだまだ苦しい状態ですが少し上向きになってるのかなあ、そうであればですよ。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。