4月29日から5月1日のドラゴンズ、GW前半に開催のホーム5連戦、その2カード目となるDeNA横浜ベイスターズ3連戦が行われ1勝2敗、カード負け越しが続きますねえ、なかなか勢いが戻って来ない、苦しい時期はまだ続くようだ。

 

このホーム5連戦、対広島2連戦からの対DeNA横浜3連戦で1勝3敗1引き分けに終わりました。そして、ここまでの戦績ですが28試合を消化し12勝13敗3引き分けで借金1、順位は首位に3ゲーム半差のセリーグ3位となってます。この時期ですので順位はそこまで気にすることもだが借金は少ない間に返済したいですね、増やして良いのは貯金だけですのでここは気にしていきたい。

 

 

そんなGW前半のホーム5連戦、その中で唯一の勝ち試合となりました4月29日の対DeNA横浜3回戦、先発が好投し打てば得点と面白いように加点していけたナイスゲーム、今回はこの試合をここから振り返っていきたいと思います。

 

 

Jeraセリーグ2024の26試合目、対DeNA横浜3回戦、ドラゴンズのスタメンは①岡林勇希(右)②山本泰寛(二)③オルランド・カリステ(三)④中田翔(一)⑤細川成也(左)⑥上林誠知(中)⑦木下拓哉(捕)⑧村松開人(遊)⑨松葉貴大(投)となります。

 

先発の松葉くんは9回を投げ被安打7失点1の奪三振7与四球2で勝利投手。1回表、松葉くんはDeNA横浜1番度会選手にセンターへのヒットを打たれ1塁、先頭打者出塁を許し2番桑原選手には四球を与え2死1塁、ノーアウトで得点圏に走者を背負うピンチをつくってしまった。

 

ここでのこれでしたね3番佐野選手、初球でレフトフライに打ち取れて1死2塁1塁、振り返るとここがこの試合の勝ちポイント、松葉くんが完投もとなる好投モードに転じれた1球でした。続く4番牧選手をショートゴロで2塁アウト1つの2死3塁1塁、5番宮崎選手を外角低めスプリットで空振り三振の3アウト、松葉くんが踏ん張って無失点の立ち上がりとします。

 

 

1回裏、DeNA横浜先発はジャクソン投手。先頭1番岡林くんが四球を選び1塁、2番山本くんはファウルで粘ったがライトフライの1死1塁、3番カリステくんはセンターフライの2死1塁、4番中田翔くんはショートゴロで3アウト。

 

2回表、松葉くんは6番関根選手を内角ストレートで見逃し三振、7番山本捕手をショートゴロの2死、8番石上選手はレフトフライで三者凡退。2回裏、5番細川くんはセカンドフライ、6番上林くんは内角低めスライダーで空振り三振の2死、7番木下拓くんは外角低めスライダーで空振り三振の三者凡退、ジャクソン投手もがっぷりの投げ合いで応戦。

 

3回表、9番ジャクソン投手を外角高めカットボールで空振り三振、1番度会選手はセンターフライの2死、2番桑原選手は3球目、外角低めスプリットで空振り三振で三者凡退。松葉くんが2イニング連続で横浜打線をスパッと抑え込み試合の流れを引っ張りました、これが攻撃に繋がります。

 

 

ドラゴンズの得点は11点。先制はドラゴンズで3回裏、8番村松くんがファースト内野安打、1塁へカバーに入るジャクソン投手と競争になり一歩先着!この一歩から猛攻スタートですのでたったの一歩ですが大きな一歩となりました。

 

続く9番松葉くんはショートゴロ、バスターエンドランのかたちで走者を進め1死2塁、得点圏に攻め込みます。1番岡林くんは外角低めチェンジアップで空振り三振してしまい2死2塁となったが2番山本くんが四球を選び2死2塁1塁、ここを3番カリステくんがセカンドのグラブを弾き飛ばしセンターへとなったタイムリー!!これで0-1の2死3塁1塁、ナイスです。

 

ここからもう二押し、4番中田翔くんがライトに2点タイムリー2塁打!!度会選手が飛び込んで後ろに逸らしてくれたからの2得点で2塁打化と1アップ、通常なら1点のシングルだったと思う一打でした。5番細川くんはセンターフェン直のタイムリー2塁打!!これで0-4の2死2塁、6番上林くんが三振振り逃げの2死2塁1塁、7番木下拓くんはセンターフライで3アウト。

 

 

クリーンナップのタイムリー3連打で0-4として迎えた4回表、3番佐野選手はセンターフライで4番牧選手を外角高めストレートで見逃し三振の2死、5番宮崎選手はセカンドゴロの三者凡退、松葉くんが先制に成功直後の守り回をしっかり抑え試合の流れをがっちり掴みます。

 

4回裏に中押しの加点。8番村松くんはファーストゴロ、9番松葉くんがレフトにヒットで1死1塁、上手いですよね打撃、ナイスです。1番岡林くんはショートフライで2死1塁となったが2番山本くんのセンターへのヒット、この打球を桑原選手が悪送球エラーで1塁走者松葉くんがホーム生還の0-5で2死2塁、3番カリステくんは3球目の外角低めスライダーで空振り三振の3アウト。

 

 

0-5としての5回表、6番関根選手を3球目の外角低めカットボールで空振り三振、7番山本捕手がライトにヒットで1死1塁、8番石上選手のセカンドゴロは進塁打の2死2塁と得点圏に攻められる、ここは9番代打大和選手をショートゴロで3アウトの無失点。

 

5回裏にダメを押した加点。DeNA横浜は継投で森唯斗投手、4番中田翔くんは粘ったが9球目の外角低めカーブで空振り三振、5番細川くんがレフトにヒットで1死1塁、6番上林くんは外角低めチェンジアップで空振り三振の2死1塁となったが7番木下拓くん、5球目の内角高めカーブを上手く捉えレフトスタンドに2ランホームラン!!これで0-7の2死、ナイスバッティング。

 

開幕から打撃に苦戦を続けてた木下拓くんに待望の1本が出て8番村松くんがライトに2塁打の2死2塁、9番松葉くんはセカンドゴロで3アウトとなりましたが着実に加点を重ねていく。

 

 

リード7点として迎えた6回表、1番度会選手はレフトフライで2番桑原選手がレフトにヒットで1死1塁、3番佐野選手がレフトフライの2死1塁、4番牧選手はサードゴロの3アウト、松葉くんの快投が続いていきます。

 

6回裏、DeNA横浜は森唯斗投手が回跨ぎ。1番岡林くんはサードゴロ、2番山本くんがショートを抜きセンターへとしたヒットで1死1塁、3番カリステくんはレフトにヒットで1死2塁1塁、4番中田翔くんもレフトにヒットの1死満塁の代走石川昂弥内野手、3連打でチャンスを仕上げました。

 

ここを5番細川くん、2球で追い込まれての4球目、内角高めチェンジアップを上手く捉えレフトスタンド中段に満塁ホームラン!!!これで0-11の1死、ナイスバッティング、立ち上がっての拍手。6番上林くんはライトフライの2死、7番木下拓くんがライトにヒットで2死1塁、8番村松くんはセンターフライの3アウト、この試合の得点はここまで。

 

 

今季6号は自身初となる満塁弾、細川くんは「完璧。初の満塁ホームランで本当に嬉しかったです」とホームラン談話「ホームランは自分の長所、明日からも試合でいっぱい打てるように頑張ります」と意気込みを続けました。そうですね、いっぱい打ってもらいたい、特に今回のように走者有りのやつをいっぱいとしてもらいたいですね、大きく期待です。

 

 

この試合最大リード11点として迎えた7回表、この回からファーストに石川昂弥くん、福永裕基内野手が入りサード。5番宮崎選手に四球で1塁の代走林選手、ここを6番蝦名選手がライトにタイムリー2塁打を打たれてしまい1-11の2塁、ちょっと完封を意識したのかなあ、失点してしまったがここを機に松葉くんが気持ちを締め直しこれ以上を許さない。

 

続く7番山本捕手をライトフライで走者動けずの1死2塁、8番石上選手のセンターフライは犠飛になり2死3塁、得点圏深いところまで攻め込まれたが9番代打神里選手を3球目、外角低めカットボールで3アウト、最少失点に収めます。

 

7回裏、DeNA横浜は3番手に三嶋投手、9番松葉くんは全く打つ気無しで三球三振、完投目指し投球に集中。1番岡林くんはストレートの四球で1死1塁、2番山本くんがライトにヒットで1死2塁1塁、得点圏に攻め3番福永くんはセカンドゴロで併殺崩れの2死3塁1塁、4番石川昂弥くんはフルカウントでの7球目、内角高めに抜けて入った事が災いしたスライダーで見逃し三振の3アウト。

 

 

8回表、1番戸柱捕手をレフトフライで2番桑原選手をショートゴロ、3番佐野選手のセカンド横を抜けそうな打球は山本くんが止めたが送球が少し逸れ内野安打の2死1塁、4番牧選手がセンターにヒットで続き2死2塁1塁と得点圏に攻められたが5番林選手をレフトフライの3アウトで無失点。

 

8回裏、DeNA横浜は継投で徳山投手。5番細川くんは内角高めストレートで空振り三振、6番上林くんはセカンドゴロの2死、7番木下拓くんがセカンドライナーの三者凡退。

 

1-11のままで迎えた9回表、マウンドに向かうのは松葉くん、この回は三好大倫外野手が入りレフト、尾田剛樹外野手がセンター。6番蝦名選手がライトにヒット、7番代打京田選手はセカンドゴロで2塁アウト1つの1死1塁、8番石上選手のサードゴロも2塁アウト1つの2死1塁、併殺取れそうで取れないが続いたが9番神里選手をセンターに大きなフライで試合終了、勝ちました。

 

 

プロ2度目の完投は8年ぶりでドラゴンズ移籍後初の完投、その完投での勝利は今季ドラゴンズ先発陣最初の完投勝利、松葉くんは「沖縄の読谷で今年は完投しますと宣言して、誰もできないだろうと思っていたと思います。でも、やりました!!」と話しお立ち台で右手を突き上げ笑顔。

 

その宣言は春季キャンプ、読谷村で行われた2軍キャンプの読谷組に入り調整していた松葉くん、2月5日に行われた読谷村の方々との交流イベント、牛パーティーの席で焼き肉を食べつつ今季目標として「完投しまーす」とチャラく宣言する。言い方がこうなので真意を測りかねるとこもでしたが、こちらかなり真剣な目標で2軍戦での登板を利用し着実に準備を進めていっていた。

 

その結果が今回、100球を超える球数でも問題なく投げれるスタミナ、終盤苦しかったとは振り返ってますけど以前と違い絞り出せる部分が大きい、しっかりした投球を最後までとしています。これは春からの準備の賜物だと思う、完封できなかったのはちょっと残念だったですが、そこは次の目標にですね。今季2勝目、ナイスピッチング、完投達成おめでとう。

 

 

いい試合やったわあ、この素晴らしい勝利を勢いに連勝モードに突入とできれば最高やったんですけどね、まさかの2連敗でカード負け越し、借金をつくるという未来をこの時点では予想できずですわ。なんとか早く、良い波を掴まえたいですけどそこまでは我慢、少しでもダメージを小さくですね。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。