ドラゴンズ、4月23日から25日、週の前半カードは敵地での対巨人戦、茨城県のひたちなか市民球場から始まり東京ドームで2試合の3連戦で行われます。ここで現在継続中の連敗を切ってとしたいですね、今ちょっと苦しい流れの中にですが焦るような時期でもない、貯金だいぶ切り崩したけど蓄えはまだちょっとある、使った分はまた増やせばいい、まだまだここからです。

 

 

連敗ストップを狙ってのカード前、22日ですが公示がありましてウンベルト・メヒア投手が出場選手登録を抹消、メヒアくんは休養と再調整って感じですかね、再登録は5月2日以降で可となります。そしてこの22日で木下拓哉捕手が国内FA権の取得要件を満たし国内FA権を取得しました、おめでとうございます。

 

国内FA権の取得に木下拓くんは「権利を得たことは嬉しいです、これまで関わってくださった方に感謝しています」と取得を喜び感謝の言葉、そしてFA権の行使などについては「1軍でやってきた証しでもあるのでシーズン終了後にしっかり考えたいです。今はシーズン始まったばかりですし、チームも良い状態なので1試合1試合前向きにやっていきます」と話しました。

 

その答えはオフにですから今から心配していてもなんですけど、昨年秋の契約更改では複数年契約を断って単年契約を選択してますので、ちょっと怖いとこはある。とにかくですわ、気持ち良く残留としてもらいたいので良い感じの契約を球団さんにはお願いしたい、他の評価はもうええわって思うくらいのやつで宜しくですよ。では、ここからは4月20日、対阪神5回戦の振り返りを。

 

 

Jeraセリーグ2024の19試合目、対阪神5回戦のドラゴンズスタメンは①岡林勇希(右)②田中幹也(二)③オルランド・カリステ(三)④中田翔(一)⑤細川成也(左)⑥山本泰寛(遊)⑦上林誠知(中)⑧加藤匠馬(捕)⑨大野雄大(投)。この試合前の公示で大野雄大くんが出場選手登録、即先発。

 

1回表、阪神先発は左の大竹投手。先頭1番岡林くんはセカンドゴロ、2番田中幹也くんはピッチャー強襲の内野安打で1死1塁、3番カリステくんがセンターにヒットで1死2塁1塁、初回攻撃で得点圏に攻めます。しかしここは決めれず、4番中田翔くんがセカンドゴロ併殺で3アウトの無得点。

 

先発の大野雄大くんは1回と3分の1を投げ被安打4失点6の奪三振1与四球3で敗戦投手。1回裏、阪神1番近本選手に四球、2番中野選手のセカンドゴロは進塁打になり1死2塁と得点圏に攻めらる。3番森下選手はサードゴロで2死2塁とできたが4番大山選手にセンターへのタイムリーを打たれ0-1と先制を許し2死1塁、5番佐藤輝明選手は外角カットボールで見逃し三振の3アウト。

 

 

ドラゴンズの得点は2点、0-1と先制を許し迎えた2回表に即返しからの逆転に成功したのだが残念なことにここまでとなる。5番細川くんが初球を打ちレフトライン際への2塁打で一振りで得点圏をチャンスメーク、ここを6番山本くんがライトにタイムリー2塁打!!これで1-1の同点として無死2塁と得点圏チャンス継続、そしてここからもう一押しへ。

 

7番上林くんもライトにヒットで無死3塁1塁と三連打、続く8番加藤匠馬くんのセカンドゴロアウト間で3塁走者が還り2-1と逆転に成功、もう一押しを出せて1死2塁と得点圏チャンスも継続。なのでさらにもう一押し、そこを狙って9番大野雄大くんは送りバントでしたが失敗の2死1塁、上林くんが二三塁間で挟まれ走塁死となりました、ここは無理に行かんでも良かったのでは。

 

何となく嫌だなと感じる挟殺でのアウト1つ、これが影響していったようなここからの展開。1番岡林くんがセンターにヒットで2死2塁1塁、こういうもんだよなあ、あの走塁死のかたちからチグハグになりだした、流れの変わり目がとなったようだ。そうであってもここでもう1点となれば修復も、期待の2番田中幹也くんはライトフライで3アウト、この試合の得点はここまで。

 

 

2-1として迎えた2回裏、リードは束の間‥ビッグイニングされてしまいます。逆転してもらっての大野雄大くんでしたが6番ノイジー選手に四球を与えての入り、7番坂本捕手がレフトにヒットで無死2塁1塁、8番木浪選手がライトにヒットで無死満塁、大ピンチが完成です。

 

ここでの8番大竹投手、バウンドの高いピッチャー方向への打球となり大野雄大くんが捕りにいき触ってしまった、これで打球方向が変わりタイムリー内野安打の2-2と追いつかれ無死満塁の大ピンチも継続。続く1番近本選手がセンターに犠飛を決め2-3と勝ち越され1死3塁1塁、2番中野選手に四球で1死満塁としこの攻撃を止めれる気配無し、大野雄大くんはここまでとなり継投へ。

 

試合序盤で降板となった大野雄大くんは「ゲームをつくることができず早い回での降板となり、チームと中継ぎ陣に迷惑をかけてしまい申し訳ないです」と謝罪、今回の登板では制球のズレなどが全く修正できなかったと振り返った。とにかく今回は良くなかったです、球に力を感じずで制球の乱れが続き苦しい状態でした、こういう状態を続けるような投手ではないので次に期待ですね。

 

 

継投は梅野雄吾投手・土生翔太投手・橋本侑樹投手・勝野昌慶投手・松山晋也投手。2-3の2回表1死満塁からを梅野くんで3分の2回を投げ被安打2失点2の与四球1。梅野くんは3番森下選手との対戦からでレフトにタイムリーを打たれ2-4の1死満塁は継続、4番大山選手がレフトに犠飛で2-5の2死3塁1塁、5番佐藤輝明選手はライトに2点タイムリー2塁打で2-7の2死2塁。

 

打者一巡となりましてこの回2打席目の6番ノイジー選手にはまた四球の2死2塁1塁、7番坂本捕手のサードへの打球は打ち取ってもいたのだがカリステくんが後逸しタイムリーエラーで2-8の2死2塁1塁、8番木浪選手をファーストゴロで3アウトとできましたが計7失点、逆転を許しただけでなく大きく突き放されてしまった。

 

2-8となっての3回表、3番カリステくんはファーストゴロ、4番中田翔くんがレフトにヒットで1死1塁、5番細川くんがライトフライで2死1塁で6番山本くんはレフトフライで3アウト。

 

 

3回裏からを土生翔太くんで3回を投げ被安打1失点0の奪三振5与四球1。土生くんは9番大竹投手との対戦からで外角ストレートで見逃し三振、1番近本選手に3球目、外角低めフォークで空振り三振の2死、2番中野選手は真ん中低めスライダーで空振り三振と三者連続三振での三者凡退、これは素晴らしい、ナイスピッチング。

 

4回表、7番上林くんがファーストゴロで8番加藤匠馬くんは外角高めカットボールで空振り三振の2死、9番土生くんも外角高めストレートで空振り三振の三者凡退。4回裏、土生くんが回跨ぎ、3番森下選手を外角低めスライダーで空振り三振、4番大山選手に四球の1死1塁、5番佐藤輝明選手はライトフライの2死1塁。

 

6番ノイジー選手がセンターにヒットで2死3塁1塁の1塁走者に代走前川選手、得点圏に攻めらたが7番坂本捕手はピッチャーライナーの3アウトで無失点、土生くんがこの回も零に抑えます。

 

 

5回表、1番岡林くんはライトフライ、2番田中幹也くんがセンターにヒットで1死1塁、3番カリステくんはセカンドフライの2死1塁、4番中田翔くんもセカンドフライの3アウト。

 

5回裏、土生くんが続投で3イニング目。8番木浪選手をピッチャーゴロの9番大竹投手は内角低めストレートで見逃し三振の2死、1番近本選手をセンターフライの三者凡退、この回を投げ終え好投の土生くんは降板、荒れた展開の試合でしたが素晴らしい投球で落ち着けてくれました、拍手。ここまでのロングリリーフにも対応できるのは貴重な戦力ですな、ドラ5ルーキー、やりますね。

 

 

6回表、5番細川くんは3球目の外角チェンジアップで空振り三振、6番山本くんはサードゴロで7番上林くんはレフトフライの三者凡退。

 

6回裏を橋本くんで1回を投げ被安打2失点2の与四球1、この回から木下拓哉捕手が入りマスクを被ります。橋本くんは2番中野選手の対戦からでセンターフライ、1死取れて入れたんですが3番森下選手に四球、4番大山選手がライトに2塁打で1死3塁2塁、またピンチに。

 

5番佐藤輝明選手のライトフライは3塁走者を動けずとして2死3塁2塁、こうできたので踏ん張りたいところだったが6番前川選手の打球はセカンドのグラブを弾きライトへとなった2点タイムリーで2-10の2死1塁、7番坂本捕手はサードライナーで3アウト。

 

 

7回表、8番木下拓くんはサードゴロ、9番代打辻本倫太郎内野手は初球から打って出てショートゴロの2死、1番岡林くんはセカンドゴロで三者凡退、全く攻め手を出せなくなった。

 

2-10の7回裏を勝野くんで1回を投げ被安打5失点5の奪三振1与四球1。勝野くんは8番木浪選手を外角低めフォークで空振り三振、いい入りとはできたんですが9番代打小幡選手に四球の1死1塁で1番近本選手がライトにヒットの1死2塁1塁、得点圏に攻められたここを踏ん張れず、今回は中5日での登板と調整的な意味もあったんですが炎上してしまった。

 

ここを3番中野選手がライトにタイムリーで2-11の1死2塁1塁、3番森下選手のショートゴロは2塁アウト1つの2死3塁1塁、4番大山選手がレフトにタイムリーで2-12の2死2塁1塁、5番佐藤輝明選手もレフトにタイムリーで2-13の2死2塁1塁、6番前川選手がライトに2点タイムリー2塁打で2-15の2死2塁、7番坂本捕手をサードゴロで3アウト。

 

 

2-15とされての8回表、阪神は2番手に漆原投手。2番代打村松開人内野手は粘ったがライトフライ、3番カリステくんはセカンドフライの2死、4番中田翔くんはサードゴロで三者凡退。

 

8回裏を松山くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振1、この回は宇佐見真吾捕手が入りファースト、村松くんはセカンド。松山くんは8番代打梅野捕手との対戦からで外角低めフォークで空振り三振、9番小幡選手をレフトフライの2死、1番近本選手をショートライナーの三者凡退、好投です。

 

点差13点、満弾3本でも届かずですので1イニングでの逆転はほぼ不可能。9回表、阪神は浜地投手に継投、5番細川くんはサードライナーで6番山本くんはライトフライ、7番上林くんがセカンド内野安打で2死1塁、8番木下拓くんはライトフライの試合終了、負けました。

 

 

この負けで3連敗となりました。大敗はしましたけどドラ5ルーキーの土生くん、3回を無失点は今後に大きい、第2先発的な起用にも対応できると幅もある、1軍生き残りに向け強い武器になりそうだ。開幕ころは苦戦の松山くんも状態を戻しますし、この若手2人の活躍は収穫となりますね。

 

 

甲子園ではこういう負け方でがっかりなんですが20日のナゴヤ球場、ウエスタンリーグの対オリックス2軍戦、1点リードの9回表に岡田俊哉投手が実戦復帰登板、練習試合での登板中に右大腿骨骨折、その大怪我から1年2ヶ月ぶりのマウンドはレフトフライ・ライトフライ・サードライナーの三者凡退でセーブ、最速は145キロを計測し僅か5球でのアウト3つです、ナイスピッチングだ。

 

投球は上からに戻してますがこっちのが良いね、岡田くんは長く苦しいリハビリを終え復帰したというだけでなくパワーアップして帰って来た感もだ、この投球を継続していければ支配下に戻れる日はそう遠くないと思う。まずは安定して投げていければですね、おかえりなさい岡田くん、支配下そして1軍となるその時を楽しみに待ってます。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。