4月17日のドラゴンズ、バンテリンドームナゴヤで東京ヤクルトスワローズとの3連戦、その第2戦が行われ0-2でドラゴンズ勝利。やりました、大型連勝が止まって入ったこのカード、1戦目で連敗阻止の勝利を決め、この第2戦も勝って連勝としカード勝ち越しも決めました、このカード1つ残してますんで3タテに王手、そこも決めて勢いを増していきたいところです。

 

 

Jeraセリーグ2024の16試合目、対東京ヤクルト5回戦、ドラゴンズのスタメンは①三好大倫(中)②田中幹也(二)③上林誠知(右)④中田翔(一)⑤細川成也(左)⑥オルランド・カリステ(三)⑦村松開人(遊)⑧加藤匠馬(捕)⑨涌井秀章(投)。

 

この試合前の公示で高橋周平内野手が出場選手登録を抹消、涌井秀章投手、辻本倫太郎内野手が登録となりました。涌井くんは登録即先発、辻本くんはプロ入り初の出場選手登録となります。そして抹消の周平くん、16日の試合での守備で負傷し交代、17日に名古屋市内の病院で検査を受け右側ヒラメ筋損傷の診断を受けました、復帰時期について不明で少し時間が掛かるかもという話しです。

 

周平くんが離脱、現在の好調なチーム状態をつくった1人、大事な戦力だった。周平くんの貢献度の高い守備力はリーグ最高の三塁手で打撃も好調と中軸を打っていた、ここあってのスタートダッシュといえる戦績ですので不在となるのは大きな戦力ダウンです。とにかく一日も早くですね、完治しての復帰を待ちたい、そして再びの攻守に頼もしい活躍でチームを支えてもらいたい。

 

 

先発の涌井くんは5回を投げ被安打5失点0の奪三振3与四球3で勝ち負け付かず。1回表、涌井くんは東京ヤクルト1番西川選手をサードファウルフライで1死の入り、2番オスナ選手をセンターフライの2死としたが今回の登板では序盤は良くなかった、ここから粘って粘っての投球に。

 

続く3番塩見選手にセンターへのヒットを打たれ1塁、4番村上選手にはストレートの四球を与え2死2塁1塁、得点圏を許し5番サンタナ選手にも四球の2死満塁。立ち上がりから大ピンチを迎えたがここは6番北村選手をセカンドゴロに打ち取り3アウトの無失点、踏ん張ります。

 

1回裏、東京ヤクルト先発は小澤投手。1番三好くんがライトにヒット、先頭打者出塁に成功とできたが2番田中幹也くんはセンターフライで1死1塁、3番上林くんはファーストフライの2死1塁、4番中田翔くんは内角高めストレートで空振り三振の3アウト、攻め手を続けて出せなかった。

 

 

2回表、7番長岡選手をセカンドフライ、8番中村捕手はサードゴロで2死、9番小澤投手にレフトへのヒットを打たれ2死1塁、1番西川選手がライトにヒットで2死2塁1塁。ここは2番オスナ選手をサードゴロで3アウト、前の回に続き得点圏に攻められましたが無失点で切り抜けます。

 

2回裏、5番細川くんは真ん中低めフォークで空振り三振、6番カリステくんは真ん中低めストレートで見逃し三振の2死、7番村松くんはレフトフライで三者凡退。

 

3回表、3番塩見選手を真ん中ストレートで空振り三振、4番村上選手はライトにヒットで1死1塁、5番サンタナ選手には四球を与え1死2塁1塁。この回も得点圏を許してしまったが6番北村選手をショートゴロ併殺に仕留め3アウトの無失点、この併殺がきっかけになったと思います、ここから涌井くんの投球状態は上向きへとなっていきました。

 

 

3回裏、8番加藤匠馬くんは真ん中高めストレートに空振り三振、9番涌井くんはセカンドゴロの2死、1番三好くんはセンターフライの三者凡退。

 

0-0の4回表、7番長岡選手をサードフライ、8番中村捕手を内角フォークで見逃し三振の2死、9番小澤投手は外角高めストレートで空振り三振、涌井くんはこの登板初の三者凡退回をつくります。4回裏、2番田中幹也くんはキャッチャーファウルフライ、3番上林くんはショートフライの2死、4番中田翔くんはセンターフライの三者凡退、試合中盤に入っても攻め手を出せない。

 

5回表、1番西川選手はレフトファウルフライ、2番オスナ選手がセンターにヒットで1死1塁、3番塩見選手をサードゴロ併殺に仕留め結果打者3人の3アウト。涌井くんはこの回を投げ終え87球、試合中盤に入り投球の立て直しにも成功、なので続投もあったかなと思いましたが裏の攻撃でベンチは打っての勝負を選択、これにより代打起用で降板となりました。

 

 

降板時は0-0、勝ち負け付かずの状態での継投間、先制への大チャンスとなってたんですが決め切れずとなった、これにより涌井くんの勝ち負け付かずが確定、粘って試合を零で運んでくれてましたので何とかしてあげたかったができませんでした。

 

今回の登板では複数の走者を背負う場面が多かったがホームを許すことは無かった、要所だけでは決して間違わない投球でした。涌井くんは今季これが3登板目、ここまで17回と3分の1を投げ無失点を継続中です、そして規定投球回に到達し防御率0・00はリーグトップとなります。次回登板も零を並べてもらいたいですね、そして次は勝ち星も、そうなればです。

 

 

5回裏、5番細川くんが小澤投手の足元と抜きセンターへのヒット、6番カリステくんは三塁線へのセーフティーでのバントヒットを決め3塁1塁、ノーアウトで得点圏に攻め大チャンスを迎えます。ここは7番村松くんのセカンドゴロで3塁走者ホーム突入するもアウトの1死2塁1塁、リクエストしましてスローを見るとセーフっぽくも見えたりだったが判定覆らず、う~ん残念。

 

一歩後退ではありますが得点圏チャンスは継続です、なので決めていきたいここだったが8番加藤匠馬くんは外角低めスライダーで空振り三振の2死2塁1塁、9番代打宇佐見真吾捕手は勝負してもらえずのストレートの四球で2死満塁、代走辻本倫太郎内野手で辻本くんは公式戦初出場、これがプロデビューとなります、おめでとう。

 

何とかここで先制を、その期待も大きくの1番三好くんでしたがカウント2-2での5球目、内角高めにストレートを決められ空振り三振、先頭で三好くんに変化球を打たれたからか徹底的にストレートで押されての結果だった、これで3アウトの無失点、小澤投手に踏ん張られてしまいました。

 

 

継投は斎藤綱記投手・清水達也投手・松山晋也投手・マルチネス投手。0-0の6回表を斎藤綱記くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振1与四球1で勝利投手。

 

斎藤綱記くんは4番村上選手からの対戦で9球粘られ四球の無死1塁、5番サンタナ選手は3球目の内角低めストレートで見逃し三振の1死1塁。6番北村選手のサードゴロは2塁アウト1つの2死1塁、7番長岡選手への初球で1塁走者北村選手が盗塁死で3アウト、加藤匠馬くんの強肩が唸りました、2塁悠々アウトでしたねこれ、加藤バズーカ凄いですな、拍手。

 

 

ドラゴンズの得点は2点、先制はドラゴンズで6回裏、2番田中幹也くんはレフトフライで3番上林くんもレフトフライで2死となりましたがここからの攻撃での得点。続く4番中田翔くんがストレートの四球で2死1塁、5番細川くんはレフトフェン直の2塁打で2死3塁2塁、打った瞬間は入ったと思ったんですけどね、あと少し届かずでレフトフェンス上部へのフェン直弾に。

 

そうはなりましたが得点圏チャンスを仕上げる一打でもありました、ここを決めるのは6番カリステくんで初球、内角高めのストレートを強引に巻き込みレフトに2点タイムリー!!これで0-2、カリステくんは送球間で2塁を狙っていったが一二塁間で挟殺となり3アウト、この試合の得点はここまでとなります。

 

 

結果としてこの得点が決勝点、斎藤綱記くんに勝ちが付きました。その決勝点を叩き出したカリステくんがお立ち台へ、ヒーローインタビューを受けています。カリステくんは決勝の一打を振り返り「どんどんストライクを取ってくると思ったので積極的にいこうと打席に立ちました」と話した、かなり強引な一振りでしたが躊躇いがない強いスイングはこう心掛けていたからのようだ。

 

今季は外野も内野もと複数のポジションを守り、スタメン、代打からとかとかいろいろな起用をされながらのここまで、その中で結果を出し1軍の戦力として頼もしい存在であり続けていてくれる。カリステくんは「自分の仕事をするだけです」と答え、そういう起用に対応できるようにドミニカで、そして春季キャンプの沖縄から、しっかりやってきてる結果の活躍と続けています。

 

しばらくはサードのスタメン起用が続くと思います、周平くんの代役としての始まりですけど今年のカリステくん、体もしっかり仕上がってますし代役で終わらない可能性もだ。それだけのものを持ってるカリステくんのここからにも注目ですね、この調子で頑張ってもらいたい。

 

 

 

 

 

 

0-2として迎えた7回表を清水達也くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振1でホールド。清水達也くんは7番打ち直しの長岡選手との対戦からでファーストゴロ、8番中村捕手を真ん中低めフォークで空振り三振の2死、9番代打宮本選手はセカンドゴロで三者凡退のホールド。

 

7回裏、東京ヤクルトは継投で2番手に星投手、7番村松くんは外角低めフォークで空振り三振、8番加藤匠馬くんは9球目をライトに打ちヒットの1死1塁、9番代打大島洋平外野手はファーストフライの2死1塁、1番三好くんがライトにヒットを放ちましたが加藤匠馬くんが三塁をオーバーランして3アウト、送球逸れたんですがバックアップ入ってたんで行ったらいかんわ、反省。

 

8回表は松山くんで1回を投げ被安打0失点0の与死球1でホールド、この回から山本泰寛内野手が入りショート。松山くんは1番西川選手に死球を当て1塁、回の先頭を出塁させてしまったが2番オスナ選手をショートゴロ併殺、松山くんの好判断と山本くんの好守での併殺で2死走者無しに。3番塩見選手はセカンドゴロで結果打者3人の3アウト、しっかり零に抑えます。

 

 

8回裏、東京ヤクルトは継投でエスパーダ投手。2番田中幹也くんは外角高めストレートで空振り三振、3番上林くんはセカンドゴロの2死、4番中田翔くんはファーストファウルフライの三者凡退。最後の守り回のためにも最低走者出してとしたかったんですけどね、何も出来ずで抑えられる。

 

0-2のままで迎えた9回表、守護神のライデル・マルティネスくんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振2でセーブ。ライマルくんは4番村上選手からの対戦で外角スプリットで空振り三振、5番サンタナ選手は外角低めスライダーで空振り三振の2死、6番代打青木選手は高く跳ねたピッチャーゴロでライマルくんが上手く捌きアウトで試合終了、勝ちました。

 

 

この勝利でセリーグ10勝に一番乗り、ドラゴンズ9年ぶりの出来事となります。そして戦績を10勝4敗2引き分けとして貯金を6に、勝率は7割1分4厘で2位に1ゲーム半差を付けセリーグ首位をキープしています。いいですねえ、強いです、もっと貯金は欲しいのでこの調子でガンガン勝っていきましょう、必ず来る苦しい時期に備え蓄えをだ。

 

さあ、3タテに王手としてますので決めたいところ、その勢いを持って次のカード、この連勝も大きく育てていきたいところです。そのためにも勝ちたい18日、ドラゴンズの予告先発は柳裕也投手と発表されました、頼みましたよ。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。