4月14日のドラゴンズ、バンテリンドームナゴヤで阪神タイガースとの3連戦、その第3戦が行われ2-1でドラゴンズ敗戦。この試合も先制に成功したが逆転され勝ち切りに失敗、この負けで連勝は6で止まりこのカード1勝1敗1引き分けで引き分けに。そして貯金は1つ減って4となったが勝率6割6分7厘でセリーグ首位をキープ、2位とはゲーム差無しと僅差ですが先頭を守ってます。

 

 

今回の連勝、4月5日から続き引き分け挟んでますので計7試合負けなしでの6連勝、大型と呼べるところまで育てれましたが今回の連勝はここまでとなりました。連勝は止まるもんですから止まったことは仕方ない、止まり方も変なミスとか悪い負け方をしたんではない、チーム状態が落ちてるという事でもないし、この試合は相手に勝ち流れがあったということ、負けは残念だが仕方ない。

 

とにかく怖いのは連勝の反動だ、5を超えるような連勝になってくると止まって今度は負け流れに嵌ってしまうことが有りがちです、勝ち分を吐き出すこともなのでこういった反動をどこまで小さくできるか、貯金の切り崩し無し、もしくは最小とできるようにしていかないといけません。大事なのは止まった次、連敗阻止、カード勝ち越し、そうできればですね。

 

 

Jeraセリーグ2024の14試合目、対阪神3回戦、ドラゴンズのスタメンは①大島洋平(左)②田中幹也(二)③高橋周平(三)④中田翔(一)⑤細川成也(右)⑥上林誠知(中)⑦木下拓哉(捕)⑧山本泰寛(遊)⑨梅津晃大(投)となりました。

 

先発の梅津くんは8回を投げ被安打4失点2の奪三振13与四球3で敗戦投手。1回表、梅津くんは阪神1番木浪選手を初球でセカンドゴロ、田中幹也くんがいきなりのナイスプレーで1死。2番梅野捕手は外角低めスライダーで空振り三振、3番近本選手も外角低めフォークで空振り三振の三者凡退、素晴らしい立ち上がりを披露です。

 

1回裏、阪神先発は才木投手。先頭1番大島くんはセカンドゴロ、2番田中幹也くんはレフトフライで2死、3番周平くんはファウルで粘っていったが9球目を打ちショートライナーの三者凡退、才木投手も良い入りで両軍先発が零を並べてのゲームスタート。

 

 

2回表、4番佐藤輝明選手をショートゴロ、前に試合に続き今季2度目のスタメンとなった山本くんが好プレイでの1死です。5番大山選手には四球で1死1塁、この試合初の走者を背負いましたが6番前川選手をセカンドゴロ併殺、田中幹也くんがバックトスからの4-6-3完成の結果打者3人で3アウト、素晴らしい守り連発で相手に攻めのリズムを出させません。

 

ドラゴンズの得点は1点。先制はドラゴンズで2回裏、4番中田翔くんはショートゴロ、5番細川くんがライトにヒットで1死1塁、6番上林くんのセカンドゴロは2塁アウト1つで2死1塁、7番木下拓くんがレフトにヒットで2死2塁1塁、得点圏に攻めます。

 

ここを8番山本くん、2球で追い込まれたが4球目、真ん中やや低めのフォークをレフトに打ちタイムリー!!2塁走者ホームやや優位かなくらいの打球でしたがカットマンは確実な方を選択、3塁を狙う1塁走者木下拓くんを挟殺で3アウトとなるがホーム先着の0-1、山本くん連日の適時打はナイスです。この最初の得点圏を活かし先制に成功しましたが、この試合の得点はこれだけに。

 

 

0-1として迎えれた3回表、でしたが‥リードは束の間となってしまう。7番森下選手を外角高めストレートで空振り三振、上手く入れましたが8番中野選手にレフトへのヒットを打たれ1死1塁、9番才木投手が送りバントを決め2死2塁、得点圏に攻められました。

 

続く1番木浪選手にはストレートの四球で2死2塁1塁、カウント悪いとこから無理するよりも次を仕留めればだったのでこれは良しでもあった四球だと思いましたが、こちらの意図通りにはですね。ここを2番梅野捕手がセンターにタイムリーで1-1の2死2塁1塁、3番近本選手をショートゴロで3アウト、同点にはされましたがここでの勝ち越しは許しません。

 

1-1とされての3回裏、9番梅津くんは粘ったが7球目の内角低めフォークで空振り三振、1番大島くんはセカンドフライ、2番田中幹也くんも粘ったが9球目の外角高めスライダーを見逃しの三振で三者凡退、失点直後の攻撃回でしたので即返しとしていきたいところでしたが攻め手を出せず。

 

 

4回表、4番佐藤輝明選手をレフトフライ、5番大山選手をショートフライで2死としたが6番前川選手にストレートの四球で1塁、6番森下選手は内角低めフォークで見逃しの三振の3アウト。4回裏、3番周平くんがセカンドゴロの4番中田翔くんもセカンドゴロ、5番細川くんが四球を選び2死1塁、6番上林選手がライトフライの3アウト。

 

5回表、梅津くんは8番中野選手を内角高めストレートで空振り三振、9番才木投手を真ん中低めストレートで見逃し三振の2死、1番木浪選手は外角フォークで空振り三振と三者連続三振での三者凡退、ナイスピッチングです。5回裏、7番木下拓くんはセンターフライで8番山本くんはライトフライの2死、9番梅津くんがセカンドライナーで三者凡退。

 

6回表、2番梅野捕手を内角高めフォークで見逃し三振は回跨ぎで4者連続の奪三振、3番近本選手はセカンドゴロの2死、4番佐藤輝明選手を内角低めスライダーで空振り三振の三者凡退。6回裏、1番大島くんはセカンドゴロで2番田中幹也くんはレフトフライの2死、3番周平くんは7球目、内角カーブで空振り三振の三者凡退、両軍先発が試合中盤はがっぷりの投げ合いに。

 

 

7回表、勝ち越されてしまった。5番大山選手をサードゴロで1死取って入ったが6番前川選手がライトへの2塁打で1死2塁、得点圏に攻め込まれます。7番森下選手はバックネットギリギリのキャッチャーファウルフライで2死2塁、このピンチあとアウト1つまで運んだが踏ん張り切れずに。

 

ここを8番中野選手、初球を打たれ嫌な位置の打球はライトへのポテンヒットでタイムリーに、内外野3選手で見合った感もで残念な一打でもありましたが相手に流れがあったなあここ。これで勝ち越しを許して2-1の2死1塁、9番才木投手は内角低めストレートで見逃し三振の3アウト。

 

 

勝ち越されてますが最小点差、残り攻撃回で追いつけ追い越せでしたが才木投手がそうはさせてくれません。2-1とされ迎えて7回裏、4番中田翔くんが右中間を割った2塁打でノーアウトの得点圏、同点チャンスをつくります。5番細川くんは良い当たりでもあったが引っ張っちゃったかあ、これでレフトフライの1死2塁、6番上林くんはレフトフライで2死2塁。

 

7番木下拓くんはサードゴロ、万事休すだったんですが送球が悪くファースト大山選手のミット内で弾き上げお手玉のノーキャッチ判定、このサード悪送球エラーにより木下拓くんが出塁し2死3塁1塁。チャンス生き残って打順は先制適時打の8番山本くんに、これはの流れでもあったが外角にズバッとストレートを決められ空振り三振、決め切れずとなって3アウトの無得点。

 

この7回裏のチャンス、ここを決めれなかったからの敗戦ですな。先制時は山本くんを追い込んだところで1つ大きく外して変化球で仕留めに来たところを打ってだった。ここは前の反省か才木梅野のバッテリーは最後まで強くとしていった、山本くんにとっては第1打席が伏線になってるかたちですねえ、変化球の意識が残ってての三振だったように見える、ここは相手が上手かった。

 

 

8回表、1番木浪選手を内角低めフォークで空振り三振、2番梅野捕手も真ん中低めフォークで空振り三振の2死、3番近本選手には7球目、外から曲げこんだスライダーで空振り三振、この登板で2度目の三者連続三振に捩じ伏せ三者凡退、梅津くんはこの回を投げ終え降板し継投へ。

 

ナイスピッチングだったんですが結果として梅津くんに負けが付く、ロースコアの投手戦、リードを許したとはいえ最小点差でしたので何とかしてあげないといけなかった、これだけの素晴らしい投球を勝利で飾れなかったことは残念でなりません。梅津くんは登板を振り返り「三振を多く取れましたが、チームの連勝を止めてしまったことが凄く残念です」と話しています。

 

 

前回登板も2失点で今回登板も2失点の梅津くん、登板回数は前回が6回で今回は8回、どちらの登板も100球を超えて投げと先発投手としての役目をきちっと果たした投球、今季2登板はどちらも好投なのですが勝ちは付かず負けが付いてしまうことに。

 

そういう結果にですが間違いなくの好投です。多く取れたと手応えを話している三振ですが自己最多となる13奪三振、前回が6奪三振でしたので倍に増えてます、これは前回登板よりも良い球率が上がってるからの倍増だったと思う、対戦相手が違うので比べるのもですが、よりしっかりと勝負できてたと感じる、最後の8回表は気迫溢れた投球で熱かったです。

 

これを継続していければ確実に勝ち星は付いてくるだろう、そう思わせてくれるものがあった投球だったですね。梅津くんは今回の登板後に一旦1軍を離れ次回登板に向けた調整に入ります、これは手術明けの本格復帰シーズンということで大事を取って登板間隔を長くしたりと変則ローテでの起用だからです、次は少し先になりますがこの調子ですね、今季初勝利を決めてもらいたい。

 

 

8回裏、阪神が継投で2番手に左の岩崎投手。9番代打オルランド・カリステ内野手はファウルで粘ったが8球目でショートゴロ、1番大島くんはセカンドライナー、2番田中幹也くんがレフトライン際への2塁打で2死2塁、得点圏に攻め込みチャンスメーク。何とかここを決めて同点、その先へだったが3番周平くんはセンターフライで3アウトの無得点、決めれなかった。

 

継投は勝野昌慶投手、この試合は2投手での投げ切りです。2-1での9回表を勝野くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振2。勝野くんは4番佐藤輝明選手との対戦からでライトフライ、5番大山選手は3球目の外角低めストレートで見逃しの三振の2死、6番前川選手は7球目、真ん中低めのフォークで空振り三振の三者凡退、ナイスです。

 

1点を追っての9回裏、阪神はゲラ投手に継投。4番中田翔くんはセンターフライ、5番細川くんは3球目の外角ボールゾーン高めストレートを振らされ空振り三振の2死、6番上林くんも3球目でした、内角低めスライダーに空振り三振で試合終了、負けました。

 

 

とにかく負けを1つで切る、ここですね、連勝分を吐き出さないようにして上に上にです、まだ始まったばかりなんで保つではないもんね、もっと良い位置、高いところに行かないといけません。そのために必要なのが連敗阻止、特に今回は大型連勝が止まってなのでより重要な次戦となります。

 

その次戦、4月16日から18日でのバンテリンドームナゴヤ、対東京ヤクルトスワローズ3連戦となります、このカードは今季2度目で前回は敵地で2敗1引き分けとやられてますからやり返したい今夜からだ。さあ、その今夜、16日のドラゴンズ予告先発は小笠原慎之介投手と発表されました、頼みましたよ、その好投で連敗阻止の勝利をです。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。