4月10日のドラゴンズ、横浜スタジアムでDeNA横浜ベイスターズとの2連戦、その第2戦が行われ6-1でドラゴンズ勝利。やりました、この勝利で前のカードから続く連勝を5に、5連勝は立浪監督率いるドラゴンズとなっては初となります。そして、前の試合に勝利し浮上したセリーグ首位をキープ、半差の1位2位対決でしたから一日天下の可能性もあったが勝ってリード拡大に成功です。

 

そしてこの試合ではお祝いも、高橋周平内野手と後藤駿太外野手が通算1000試合出場を記録です。周平くん、後藤駿太くん、通算1000試合出場おめでとうございます、立ち上がっての拍手。

 

 

初出場は2012年3月31日、ナゴヤドームでの対広島2回戦。周平くんはこの試合の5回成立をもってプロ野球526人目の通算1000試合出場を達成、大きな節目の数字をクリアしたことに「誇れるような記録でもないですけれど、これまで使ってくださった監督やコーチの方々には感謝しています」と少し照れくさそうに話したそうです。

 

今季の周平くんは競争に勝ってのポジション再奪取、開幕1軍の座を掴んでのここまで、攻守で活躍しチーム勝利に大きく貢献中となってます。打撃も良くて今季は走塁も良い、そして凄く良いのは守備だ、ここまで僅かに11試合なんですが既にホームラン1本級のファインプレーがいくつかある、ここあってのチームの現在地でもあります。この調子で1年走り切ってもらいたい、大きく期待。

 

 

後藤駿太くんは8回裏の守備から5番レフトで途中出場しプロ野球527人目での通算1000試合出場を達成「自分が全然駄目で1軍に出られなかった2年‥3年前からモチベーションにしていた記録です。今まで使ってくださった監督、コーチに感謝しています」と話した、プロ14年間でお世話になった方々に感謝の言葉も。

 

2010年ドラフトのオリックス1位指名を受け前橋商業高校からプロ入り、初出場は京セラドーム大阪、11年4月12日の対福岡ソフトバンク1回戦でプロキャリアスタート、22年7月に交換トレードでドラゴンズに移籍となり通算1000試合出場達成は所属2球団目でとなりました。

 

今季の起用は主に守備固め、強肩を備え安定してハイレベルな守備力を披露し続けてくれてる活躍には「いつでもいけるように、しっかり準備しています」と後藤駿太くん、今後、1001試合からには「1試合ずつ、少しでも増やしていければです。自分が出る時は勝ってることが多いと思うので、貢献していきたいです」と意気込みです、頼りにしてますよ。

 

 

同じ試合で同じチームに所属の2選手が通算1000試合出場を記録、こちら大変珍しいことで長いプロ野球の歴史の中で今回が2度目、前回は47年前のことで1977年8月5日、オリックスの前身球団の1つ、阪急ブレーブスの福本豊さん、現役引退後はドラゴンズで内野守備走塁コーチ、2軍監督などを務められたこともある大橋穣さんで記録しています。

 

福本さんは世界の盗塁王、大橋さんは東映から阪急で活躍の名ショート、東映時代に二遊間コンビを組んだ大下剛史さんとのプレーは元祖アライバコンビというようなプレーだったと聞きます。そんな偉大な先輩たちに次ぐ今回、将来また同じ記録がとなれば誰かが振り返るでしょう、周平くんと後藤駿太くんはプロ野球史により深く強く名を刻みましたね、その活躍と共に語り継がれる選手として。

 

 

Jeraセリーグ2024の11試合目、対DeNA横浜2回戦、ドラゴンズのスタメンは①三好大倫(中)②田中幹也(二)③高橋周平(三)④中田翔(一)⑤細川成也(左)⑥上林誠知(右)⑦木下拓哉(捕)⑧村松開人(遊)⑨松葉貴大(投)。この試合前の公示で松葉くんが出場選手登録され今季初先発。

 

 

ドラゴンズの得点は6点、先制はドラゴンズで自軍先発をマウンドに送る前。1回表、DeNA横浜先発は小園健太投手、先頭1番三好くんを外角高めカーブで見逃し三振、いい入りをされましたが2番田中幹也くんが四球を選び取り1死1塁、ここからでの攻撃で先手を取ります。

 

続く3番周平くんはセカンドゴロ併殺、この判定にリクエストし成功で1塁セーフの2死1塁。このリクエストですが誰がどう見てもですね、リプレー見る必要無しクラス、DeNA横浜1塁オースティン選手の離塁は捕球前と早く大きくベースから離れたところでの送球捕球、なのに塁審が勢いよくアウト判定ですわwww当たり前で判定覆りますけど1塁審の津川さん、どこ見てた?反省だ。

 

そんな苦笑いものリクエスト後、4番中田翔くんが貫禄勝ちの四球で2死2塁1塁、ここを5番細川くんが三遊間を抜いたレフトへのタイムリー!!これで先制を決め1-0の2死2塁1塁、6番上林くんは外角低めスプリットで空振り三振の3アウトとなったが先を取ることに成功です。

 

 

先発の松葉くんは5回と3分の2を投げ被安打2失点1の奪三振2与四球2で勝利投手。1-0としての1回裏、援護1点を持ってスタートの松葉くんはDeNA横浜1番度会選手をセンターフライ、2番オースティン選手はレフトフライ、3番佐野選手には四球を与えてしまい2死1塁、走者背負いましたが4番牧選手をショートゴロで3アウト、いい立ち上がりとします。

 

2回表に追加点。7番木下拓くんがセンターにヒットで今季初安打、開幕からの連続無安打が21打席で止まりました。8番村松くんは送りバントをセーフティで決め自分も生きてのピッチャー内野安打で無死2塁1塁、DeNA横浜がリクエストするが失敗しセーフ判定確定。9番松葉くんもバントでこちらもピッチャー内野安打となる、これで無死満塁、加点大チャンスが完成。

 

ここを1番三好くんは外角ストレートで空振り三振の1死満塁となるが2番田中幹也くん、セカンドゴロに打ち取られるもコース良し、このアウト間で3塁走者ホーム生還の2-0とし2死3塁2塁、ナイス最低限。ここはもう一押しで3番周平くんがファースト強襲のタイムリー内野安打!!これで3-0の2死3塁1塁、4番中田翔くんはショートゴロで3アウトとなったがリードを拡大です。

 

 

3-0としての2回裏、5番宮崎選手をライトフライ、6番大和選手はサードライナーの2死、7番松尾汐恩捕手をショートゴロで三者凡退、松葉くんがしっかり抑え試合を運んでいきます。

 

3回表にも加点。5番細川くんはショートゴロで1死となるがここから、6番上林くんが粘って四球を選び1死1塁、7番木下拓くんはショート内野安打で1死2塁1塁、今季初マルチ安打を決め得点圏をチャンスメーク、8番村松くんはセカンドライナーで2死2塁1塁。

 

こうなりましたがここを9番打撃も良い投手の松葉くん、ライトにタイムリーを放ち1塁ベース上でガッツポーズ!!これで4-0の2死3塁1塁はナイスバッティング。ここでDeNA横浜は継投を選択し左の石川達也投手、左対左で凌ぎに来たが返り討ち、1番三好くんがレフトにタイムリー!!これで5-0の2死2塁1塁、2番田中幹也くんは7球目の外角ストレートで空振り三振の3アウト。

 

 

5-0としての3回裏、8番桑原選手にはファウルで粘られたがセンターフライ、9番代打梶原選手がライトにヒットで1死1塁、1番渡会選手への初球に盗塁を決められ2塁、度会選手のセカンドゴロは進塁打の2死3塁。ここを2番オースティン選手がレフトにタイムリー2塁打で5-1の2死2塁、3番佐野選手を内角高めストレートで空振り三振の3アウトとしたが1点返される。

 

リード1つ減って5-1で迎えた試合中盤に入る4回表、DeNA横浜は継投で3番手に中川投手、ここから5イニングのロングリリーフです。3番周平くんは2球で追い込まれたが粘って8球目をレフトにヒット、4番中田翔くんはサードゴロで2塁アウト1つの1死1塁、5番細川くんはライトフライの2死1塁、6番上林くんがレフトフライで3アウト。

 

4回裏、4番牧選手はセカンドゴロで5番宮崎選手をセンターフライの2死、6番大和選手はピッチャーゴロで三者凡退、球数多めな勝負が続いたが松葉くんがしっかり零に抑えます。

 

 

5回表、7番木下拓くんはショートゴロ、8番村松くんはファースト内野安打の1死1塁、9番松葉くんはスリーバント失敗で走者進めれずの2死1塁、1番三好くんへの初球に村松くんが盗塁失敗で結果打者3人の3アウト。5回裏、7番松尾汐恩捕手をサードゴロ、8番桑原選手もサードゴロの2死、9番中川投手はショートゴロで三者凡退、松葉くんが勝利投手の権利を獲得。

 

ダメを押した加点は6回表、1番打ち直しの三好くんがライトにヒットで回の先頭出塁、2番田中幹也くんが一発で送りバントを決め1死2塁と得点圏チャンスをつくっての攻撃。3番周平くんのセカンドゴロは進塁打の2死3塁、ここを4番中田翔くんがレフトにタイムリー!!これで6-1の2死1塁、5番細川くんはセカンドゴロで3アウト、この試合の得点はここまで。

 

この試合での攻撃ですが長打無しの全単打、内野安打6本あっての計15安打で攻めて6得点です。相手ミスや四球、そういうものもしっかり活かして攻めていった、タイムリーを出せなくてもアウト交換としてでも得点と最低限ができてる、守りの状態も良いですしこういう感じに勝負強く点を取っていければ勝利に近付けます、いい戦いができてますね。

 

 

6-1として迎えた6回裏、1番度会選手に四球を与え回の先頭が出塁、2番石上選手を3球目、外角カットボールで空振り三振の1死1塁、3番佐野選手のファーストゴロは走者入れ替わりの2死1塁。松葉くんはここで100球、立浪監督が笑顔でマウンドへと向かい今回はここまでとなる、勝利投手の権利を持って降板、継投に入ります。

 

降板時に持っていた勝利投手の権利、こちらは最後まで守られ今季初勝利、松葉くんは「今日のチャンスを掴めなかったら、次の登板機会は簡単にまわって来ないと思ってました。緊張しました、本当に自分でもよく頑張ったと思います」と振り返り、「今年の目標は完投なので1軍で完投したいと思います」と意気込みを続けた。

 

苦手球場、松葉くんは横浜スタジアムで過去4登板は敗戦と勝ててない、そこでの5登板目で勝利、投打に活躍し今季初勝利を決めました、拍手。松葉くんですが翌11日に出場選手登録を抹消、次回登板には10日以上の間隔があるようで2軍に戻り調整し待機となりました、これだけの投球ができてるので確実にある次回先発、この調子で次もですね、期待してます。

 

 

継投は梅野雄吾投手・清水達也投手・斎藤綱記投手・松山晋也投手。リード5点あっての6回裏2死1塁を梅野くんで3分の1回を投げ被安打0失点0。梅野くんは4番牧選手との対戦で3球目、152キロ外角ストレートでライトフライに打ち取り3アウト。

 

7回表、6番上林くんが四球を選び7番木下拓くんが送りバントを決め1死2塁、敵地で苦手球団との対戦ですので5点リードあっても緩めません、きちっと得点圏をつくり攻めていきます。ここは8番村松くんがファーストゴロ、進塁打にはなり2死3塁、9番に代打大島洋平外野手で決めにいきましたがダメでした、ライトフライの3アウトで無得点、

 

7回裏を清水くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振1。清水くんは5番宮崎選手との対戦からでセンターフライに打ち取り1死、6番大和選手はサードゴロ、7番松尾汐恩捕手はボールゾーンの外角高めストレートで空振り三振の三者凡退。

 

 

8回表、1番三好くんがライトにヒットで2番田中幹也くんがレフトにヒットの2塁1塁、ノーアウトで得点圏に攻め3番周平くんはセカンド内野安打で無死満塁、チャンスを仕上げました。しかしここからが、4番中田翔くんは8球目の内角低めツーシームで空振り三振の1死満塁、5番細川くんはショートゴロ併殺で3アウトの無得点、中川投手に踏ん張られ決め切れずに終わる。

 

無死満塁を潰した流れ、これが試合の流れに変わり目をつくります。8回裏を左の斎藤綱記くんで1回を投げ被安打2失点0、この回から後藤駿太外野手が入りレフト、山本泰寛内野手がセカンド、オルランド・カリステ内野手がファースト。斎藤綱記くんは8番桑原選手をレフトフライ、9番代打楠本選手をセンターフライの2死、順調にアウトカウントを増やしたがここから苦戦。

 

1番度会選手がセンターにヒットで2死1塁、2番石上選手の当たりはおかしな回転のものでサード周平くんでも後逸となったエラー出塁の2死2塁1塁、3番佐野選手はライトにヒットで2死ですが満塁。大きいの出ると1点差まで詰め寄られる大ピンチ、そんな場面での4番牧選手、怖い打者を迎えたが斎藤綱記くんがライトフライに仕留め3アウトの無失点、よく凌いでくれた、拍手です。

 

 

9回表、DeNA横浜は継投で上茶谷投手。6番上林くんはストレート3球見逃しての三振、7番木下拓くんは粘ったが9球目、外角低めカットボールで空振り三振、8番村松くんも内角低めフォークで空振り三振と三者連続三振に仕留められ三者凡退、上茶谷投手に完璧に抑え込まれてしまった。

 

6-1のままで迎えた9回裏、勝利の仕上げは松山くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振1、この回は尾田剛樹外野手が入りレフト、レフトの後藤駿太くんがライトに移動です。松山くんは5番宮崎選手をセカンドゴロ、6番京田選手をショートゴロの2死、7番松尾汐恩捕手を3球目、外角低めフォークで空振り三振の試合終了、ナイスピッチングです、勝ちました。

 

 

全て先発に勝ちが付くかたちでの5連勝、2失点することなくの守りで勝ちを重ねています、そうできているのは与四球の少なさ、そして野手陣の堅い守りがあってのこと、良い攻めも出せてますしこれを継続していきたいところです。

 

さあ、もっと育てていきたいこの連勝、次のカードはバンテリンドームナゴヤに戻って4月12日から14日の対阪神3連戦、まずは1つ目ですね、このカードも先行して優位に進めていきたいところです。なので勝ちたい12日の第1戦、ドラゴンズの予告先発は柳裕也投手と発表されました、その好投で勝利を呼んでもらいたい。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。