4月7日のドラゴンズ、マツダスタジアムで広島東洋カープとの3連戦、その第3戦が行われ1-0でドラゴンズ勝利。やりました、この勝利でカード3連勝を決め勝ち越し、貯金を2に増やし順位は首位を半ゲーム差で追う単独の2位としました、拍手です。

 

 

同一カード3連勝、3タテ、近年はスウィープとも呼ばれますが、その3タテを27イニング連続無失点、零に封じての達成はドラゴンズ14年ぶりとなります。14年前、2010年の7月16日から18日に行われた3連戦で達成していますが、その時の対戦相手も広島でビジターゲーム、山井大介投手・中田賢一投手・チェン・ウェイン投手の先発で決めました。

 

この時はここから始まって次カードの横浜ベイスターズ戦まで続いていって日本記録となる5試合連続無失点勝利記録を樹立、翌年北海道日本ハムも5試合連続無失点勝利を記録し2チームがこの日本記録を持ってます。今回も広島戦から始まりで次はDeNA横浜戦、なんだか不思議な巡り合わせだ、結果して述べ13投手で50イニング無失点とした前回、今回もそうなったりしてね。

 

 

Jeraセリーグ2024の9試合目、対広島3回戦、ドラゴンズのスタメンは①三好大倫(中)②田中幹也(二)③高橋周平(三)④細川成也(左)⑤オルランド・カリステ(一)⑥上林誠知(右)⑦宇佐見真吾(捕)⑧クリスチャン・ロドリゲス(捕)⑨ウンベルト・メヒア(投)。この試合では4番に細川くん、中田翔内野手はコンディションに問題があり大事を取ってベンチ外。

 

そしてスタメンマスクに宇佐見くん、先発メヒアくんとの相性が良いですからね、この試合は宇佐見メヒアのバッテリーでスタートします。他にはこの試合前の公示で涌井秀章投手が出場選手登録を抹消、どうやらローテ再編があるようですね、涌井くんの次回登板は少し先になるようだ。

 

 

1回表、広島先発は左の黒原投手。先頭1番三好くんはセカンドゴロ、2番田中幹也くんはサードゴロで2死、3番周平くんはフルカウントでの7球目、真ん中高めのカットボールで空振り三振の三者凡退に、敵軍先発に良い入りとされてしまう。

 

先発のメヒアくんは7回を投げ被安打2失点0の奪三振2与四球1で勝利投手。1回裏、広島1番野間選手はライトフライ、2番田中広輔選手はキャッチャーファウルフライの2死、3番小園選手をライトフライの三者凡退。メヒアくんも素晴らしい立ち上がりで対抗、ここから両軍投手陣の投げ合い、守り合ってのロースコアゲームが始まっていきました。

 

2回表、4番細川くんがサードゴロ、5番カリステくんは初球、真ん中ストレートを打ちレフトにヒットでチーム初安打の1死1塁。6番上林選手はレフトフライで2死1塁、7番宇佐見くんは7球目、真ん中低めチェンジアップで空振り三振の3アウト、攻め手を続けれず。

 

 

2回裏、4番堂林選手をレフトフライ、5番秋山選手がセンターに2塁打で1死2塁、最初の得点圏チャンスをつくられてしまいます。こうなるもメヒアくんは落ち着いて抑えていく、6番田村選手をセカンドゴロで進塁打にはなり2死3塁、7番坂倉捕手をピッチャーゴロの3アウトで無失点。

 

3回表、8番ロドリゲスくんはショートゴロ、9番メヒアくんは内角低めカットボールで空振り三振の2死、1番三好くんはピッチャーゴロで三者凡退。3回裏、8番矢野選手がレフトにヒット、9番黒原投手が送りバントを決め1死2塁、得点圏に走者進められたがここは1番野間選手をセカンドゴロで進塁打にはなり2死3塁、2番田中広輔選手をセカンドフライの3アウトで無失点。

 

 

スコア動かずのまま試合中盤に入る4回表、2番田中幹也くんはショートゴロ、3番周平くんは粘っていったがレフトフライの2死、4番細川くんはショートゴロで三者凡退に、ここまでカリステくんの1安打のみ、黒原投手にしっかり抑え込まれてしまう。

 

4回裏、3番小園選手を初球のナックルカーブでセカンドゴロに打ち取っての入り、4番堂林選手には外のストレート押し、4球目の外角ストレートで見逃し三振の2死、5番秋山選手には真ん中にスライダーで空振り三振の三者凡退、メヒアくんも素晴らしい好投を続け零を並べていきます。

 

 

ドラゴンズの得点は1点、先制はドラゴンズで5回表、この試合で唯一となる零以外の数字がスコアボードに表示されます。5番カリステくんはショートゴロで1死となりますがここから、6番上林くんがレフトにヒットで1塁、ここを7番宇佐見くんが初球の外角ストレートを打ち左中間、センターにタイムリー2塁打で1-0の1死2塁!!ナイスバッティング、拍手です。

 

できればここでもう一押し、そこまで持っていければでしたが8番ロドリゲスくんはサードフライの2死2塁、9番メヒアくんはレフトフライの3アウト、この試合の得点はここまで。

 

先制の1点、この試合を決めた得点を挙げた宇佐見くん、左中間を割っていったセンターへのタイムリー2塁打に「強引にならずでいけました」と振り返る、確かにそうですね、無理のないスイングで一番良いところへきちっと打ち運んでのタイムリー、力んで何かしちゃいがちな場面ですけど練習通りというか、そういう打撃が出来るのが凄いです。

 

 

1-0とリードして迎えた5回裏、6番田村選手をショートフライ、7番坂倉捕手を初球でセカンドゴロに打ち取り2死、8番矢野選手も初球、ファーストファウルフライに仕留め三者凡退、メヒアくんがこの回をテンポ良く6球で終え得点直後の守り回をしっかり抑え込む。

 

6回表、広島は継投で2番手に中崎投手。1番三好くんはピッチャーゴロ、2番田中幹也くんの打球は中崎投手のグラブを弾いたがピッチャーゴロの2死、3番周平くんの打球も中崎投手のグラブを弾いたんですがピッチャーゴロと三者連続のピッチャーゴロで三者凡退に、流れの変わり目になりそうな抑えられ方をしてしまいます。

 

6回裏、9番代打上本選手に粘られたがセカンドゴロ、1番野間選手には四球を与えてしまい1死1塁。2番田中広輔選手への4球目に盗塁決められ2塁、得点圏に走者がとなったが外角チェンジアップで空振り三振の2死2塁、3番小園選手はショートゴロで3アウトの無失点、表の攻めで変な抑えられ方になって心配もだったがメヒアくんがここも零に抑えリードを守ってくれました。

 

 

7回表、広島は3番手で矢崎投手。4番細川くんは四球を選び1塁、回の先頭が出塁に成功。ここから中押しとしたかったが5番カリステくんはライトフライで1死1塁、6番上林くんは好守されてしまったセカンドライナーで2死1塁、7番宇佐見くんはセカンドゴロの3アウト、走者1塁釘付けに終わり攻め手を続けれず。

 

7回裏、4番堂林選手をレフトフライ、5番秋山選手はセカンドゴロで2死、6番田村選手はサードファウルフライの三者凡退。メヒアくんはこの回を投げ終え93球、どうするかなと思うところでしたが8回表の打席は回の先頭、そういうこともで代打起用、勝利投手の権利を持って降板し継投へ。

 

 

持っていた勝利投手の権利、消滅の大ピンチも迎えることにもなったが継投の救援陣、野手陣が踏ん張っての守り切り、メヒアくんは今季2登板目で今季初勝利を掴みました、おめでとう。メヒアくんはヒーローインタビューで「勝つことができてとっても嬉しいです。とにかく落ち着いて投げることを心掛けました、チームの勝利に貢献できて良かったです」と今季初勝利を喜んだ。

 

ストレートで押していった投球、初回は全球ストレートでの三者凡退だった、以後は変化球も加わっての配球、チェンジアップにスライダーやナックルカーブ、どれもが効果的に投げ込まれ被安打は2、4回以降は打たれることもなくで試合をつくり上げる。

 

バッテリーを組む宇佐見くんとはしっかりミーティングを行い自分たちのやりたい投球ができたとメヒアくん、試合を決めた一打も宇佐見くん、この試合はこの2人の活躍が勝利を呼びました。

 

 

メヒアくんは昨季よりも体がしっかりしてると感じる、それによるのかストレートは昨季よりも良い、元々良かった制球もさらに良くなってる、課題だったバントも決めれてますしレベルアップしての今季だ。この調子でローテ守ってとできれば二桁勝利もある、どんどんこういう投球をですね、そして末永くドラゴンズでの活躍をと願う。

 

試合後ですがグランドでメヒアくんは奥さんのエリアナさんとウイニングボールを持ち記念撮影も。そうそうボールといえば2回裏でしたっけ、坂倉捕手の一塁線に転がった打球、ファウル判定後ですけどメヒアくんがボールをキック!?たぶんボールボーイにパスしようとしたんでしょうが、届かずで中途半端なところに止まった、いろいろあかんやんwww。

 

 

8回表、広島は4番手に島内投手。8番ロドリゲスくんは3球目、真ん中低めチェンジアップで空振り三振、9番代打大島洋平外野手はピッチャーゴロの2死、1番三好くんはセカンドゴロの三者凡退。リードしてても最小点差、加点してリード拡大としたいんですけどね、させてもらえせん。

 

 

継投は勝野昌慶投手・斎藤綱記投手・マルチネス投手。1-0の8回表、勝野くんで3分の2回を投げ被安打2失点0のホールド、この回から加藤匠馬捕手が入りマスクを被ります。勝野くんは7番坂倉捕手からの対戦で粘られたがセカンドゴロに打ち取り1死、上手く入れたがここから大ピンチを迎えることに、8番矢野選手がライトにヒットで1死1塁の代走羽月選手。

 

続く9番代打松山選手を2球で追い込めたんですが4球目、真ん中低めフォークを掬われレフトライン際への2塁打、フェンス際まで転がった打球を細川くんが素早く追って処理し送球、ボールは周平くんを経由し加藤匠馬くんへとなって頭からホーム突入の1塁走者羽月選手をタッチアウトの2死2塁、ナイスプレー!!立ち上がっての拍手。

 

このアウト判定に広島リクエスㇳがありましたが判定覆ることなくでリクエストは失敗となりアウト確定、チームとメヒアくんの勝ちを守ったビックプレーがここでとなりました、細川くんの打球処理から無駄のない見事な中継での送球、これでのアウトは素晴らしかったですね。

 

 

で、これだけでも大ピンチ、よく凌いでくれたなんですが8回裏の大ピンチはこの1つだけではありません、よく凌いでくれたⅡがここからとなるんです。2死2塁で代走中村奨成選手、ここでドラゴンズは継投を選択、勝野くんはここまでとなり降板し継投へ。

 

8回裏2死2塁から左の斎藤綱記くんで3分の1回を投げ被安打1失点0の奪三振1与四球1でホールド。斎藤綱記くんは1番野間選手への1球後、2塁に牽制はセーフ、この判定にドラゴンズがリクエストしたが失敗。野間選手は6球目を打ちレフトにヒットで2死3塁1塁、2番代打菊池選手には敬遠気味なストレートの四球で2死満塁と再び大ピンチに。

 

こうなりましたが斎藤綱記くんが強い、3番小園選手を2球で追い込んだ。ここからカウント平行となりましたが5球目、外角低めにストレートで空振り三振の3アウト、三者残塁の無失点に抑え斎藤綱記くんがガッツポーズ!!よく抑えてくれました、ナイスピッチングです、ありがとう。

 

 

9回表、広島は継投で栗林投手。2番田中幹也くんは3球目、外角低めフォークで空振り三振、3番周平くんも3球目、外角低めストレートで見逃し三振の2死、4番細川くんはフルカウントでの7球目を打ちサードゴロの三者凡退。

 

1-0のままで突入の9回裏、ライデル・マルティネスくんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振1でセーブ、この回はレフトに後藤駿太外野手が入ります。ライマルくんは4番堂林選手をライトフライに打ち取っての入り、5番秋山選手を5球目の真ん中高めストレートで空振り三振の2死、6番田村選手はライトフライで試合終了、勝ちました。

 

 

よく勝ったと思います、絶体絶命とも言える大きなピンチもだったが堅守でそこを凌ぎ切った、その結果での27イニングを零に封じての3連勝、いい攻撃もですが守る力が現在の好調を支えている。

 

無失点イニングですけど3連戦の前から続くものでして現在計33イニングとなってます、球団記録の50イニングにあと17イニング、次のカードも零で走り切れれば記録更新もとなります。まあ、そんな贅沢はですね、どんなかたちでも良いので勝って連勝をもっと育てたい、そうできればだ。

 

そういう期待もの次のカード、4月9日10日で横浜スタジアムで対DeNA横浜ベイスターズ2連戦、DeNA横浜には昨季ボコボコにやられてますんで今季はやり返したいです。その第1戦、9日のドラゴンズ予告先発は小笠原慎之介投手と発表されました、慎之介くんの好投で連勝を4に、対DeNA横浜の今季1勝目を呼んでもらいたい。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。