4月6日のドラゴンズ、マツダスタジアムで広島東洋カープとの3連戦、その第2戦が行われ4-0でドラゴンズ勝利。やりました、先制から中押しダメ押しと攻めれての勝利、大きなピンチもでしたが守って完封リレーを完成です。この勝利でこのカード1戦を残し勝ち越して3タテに王手、戦績を4勝3敗1引き分けとし約1年ぶりの貯金1をつくりました、拍手です。

 

 

Jeraセリーグ2024の8試合目、対広島2回戦、ドラゴンズのスタメンは①三好大倫(中)②田中幹也(二)③高橋周平(三)④中田翔(一)⑤細川成也(左)⑥上林誠知(右)⑦加藤匠馬(捕)⑧クリスチャン・ロドリゲス(遊)⑨涌井秀章(投)となります。

 

1回表、広島先発は新外国人投手で右のハッチ投手。先頭1番三好くんはセカンドゴロ、2番田中幹也くんはファウルで粘り倒し9球目をファーストゴロの2死、3番周平くんはセンターフライで三者凡退、いい立ち上がりをされたんですが球数の多い勝利に持ち込み21球を使わせる。

 

先発の涌井秀章くんは6回と3分の1を投げ被安打8失点0の奪三振3で勝利投手。1回裏、涌井くんは広島1番田中広輔選手をファーストゴロ、2番上本選手がレフトへのヒットで1死1塁、3番小園選手にライトへのヒットで続かれ1死2塁1塁、立ち上がりから得点圏ピンチに。ここは4番堂林選手のサードゴロは併殺崩れの2死3塁1塁、5番秋山選手をセカンドゴロの3アウトで無失点。

 

 

2回表、4番中田翔くんはサードゴロ、5番細川くんは7球目の外角高めスライダーで空振り三振、6番上林くんがライトにヒットで2死1塁、7番加藤匠馬くんもライトへのヒットで続き2死2塁1塁と得点圏チャンスに、8番ロドリゲスくんは高く跳ねたピッチャー内野安打で2死満塁、9番涌井くんの当たりも良かったがサードゴロ、広島サード田中広輔選手に上手く捌かれ3アウトで無得点。

 

2回裏、涌井くんは6番坂倉捕手を3球目、内角低めスライダーで空振り三振に仕留めての入り、7番田村選手はレフトフライの2死、8番菊池選手はレフトにヒットで2死1塁、9番ハッチ投手を外角低めスライダーで空振り三振の3アウト。

 

 

ドラゴンズの得点は4点、先制はドラゴンズで3回表、1番三好くんが初球を打ちレフトにヒットからの攻撃、2番田中幹也くんはレフトフライで1死1塁となったが3番周平くんがライトにヒットで1死3塁1塁とチャンスを仕上げます。

 

ここを4番中田翔くんがセンターに犠飛を決め3塁走者三好くんがホーム生還の1-0の2死1塁、先手を取ります。続く5番細川くんがレフトにヒットで2死2塁1塁、再び得点圏をつくり6番上林くんはストレートの四球で2死満塁、チャンス育ちましたが7番加藤匠馬くんは外角高めストレートに空振り三振の3アウト、もう一押しまでは出せませんでした。

 

1-0として迎えた3回裏、1番田中広輔選手をセカンドゴロ、2番上本選手にセンターへのヒットを打たれ1死1塁、3番小園選手はセンターフライの2死1塁で4番堂林選手をショートゴロの3アウト、涌井くんが得点直後の守り回をしっかり抑え試合を運びます。

 

 

4回表、8番ロドリゲスくんは真ん中低めチェンジアップに空振り三振、9番涌井くんはサードゴロの2死、1番三好くんはフルカウントでの7球目、真ん中やや内寄りへのスライダーで空振り三振の三者凡退。4回裏、5番秋山選手をショートライナー、6番坂倉捕手にはセンターへのヒットを打たれ1死1塁となったが7番田村選手をセカンドゴロ併殺に仕留め結果打者3人の3アウト。

 

中押しの得点は5回表、2番田中幹也くんがセンターにヒットからの攻撃での得点。3番周平くんはセンターフライの1死1塁、4番中田翔くんがライトフライで2死1塁となったが5番細川くんが決まる、初球のやや真ん中寄りな外角高めツーシームを捉えセンターバックスクリーンに叩き込む2ランホームラン!!豪快は一撃で3-0とし2死、6番上林くんはセカンドゴロの3アウト。

 

 

勝利に向け大きな2点の加点、それを決めたナイスバッティングの細川くんは今季2号本塁打を振り返り「打ったのはストレート、しっかり捉えることができました。涌井さんを援護できて良かったです」とホームラン談話。

 

師匠和田一浩コーチと磨き続ける打撃、沖縄北谷でのキャンプでは連日真っ暗になるまで打ち込み猛練習の日々、そういう土台の上の現在地、開幕からしばらくは苦しみましたがそんなことで崩れるようなものではない、ドラゴンズ自慢の長距離砲がその力を発揮します。

 

今年は一撃の魅力だけでなくノーステップでの右打ちとか、新たなスキルもで頼もしさ増し増しの細川くん、中軸を打つ選手としての成長もですね、相手にとって嫌な打者、怖い存在となっている。

 

 

ホームラン談話の中にもありましたが涌井さんの援護ができて良かったですね、あれだけ美味しいもので課金してもらってるんですから打っての御礼、これをしたかったと思うので果たせたのは嬉しいことだろう。これからも涌井くんの強力な持ちアイテムであり続けてもらいたいですな、それは他の課金者へもですね、どんどん勝利を、その活躍で呼んでもらいたいです。

 

 

リード3点に拡大して迎えた5回裏、8番菊池選手はキャッチャーファウルフライ、9番代打中村奨成選手はキャッチャーゴロ、1番田中広輔選手はレフトにヒットで2死1塁、2番上本選手は外角低めカーブに空振り三振の3アウト、中押し直後の守り回も零に抑え涌井くんが試合の流れをしっかり掴み離さない、ここからダメ押しの攻撃へと繋がっていきます。

 

 

そのダメ押しの攻撃は6回表、広島は継投で2番手にコルニエル投手。7番加藤匠馬くんが四球を選び1塁、8番ロドリゲスくんが一発で送りバントを決め1死2塁、ここもキャンプから継続して取り組んで来た成果、上田佳範打撃コーチらから指導を受け高めた技術でのバント成功だった、これで得点圏に走者を進めてチャンスメーク。

 

続く9番涌井くんは初球から決めにいくもファウル2つで追い込まれ3球目の内角高めストレートで空振り三振の2死2塁、1番三好くんは四球を選び取り2死2塁1塁と繋ぎます。ここを2番田中幹也くんがライトにタイムリー!!2塁走者加藤匠馬くんがホームにヘッスラ突入で4-0の2死3塁2塁、ナイスですね、拍手。

 

このタイムリー、少しだけライトがボールを持ち直したようにもで、その僅かなロスを加藤匠馬くんの足が逃さずホーム先着、勝負強い走塁でしたね、加藤匠馬くんは肩が一番の魅力だけど足も武器ではある、ここのとこ打撃も良いしスタメン増えそうだなあ、この調子です。3番周平くんはショートゴロで3アウト、この試合の得点はここまで。

 

 

4-0としての6回裏、この回からオルランド・カリステ内野手が入りファーストで4番、中田翔くんに何かあったようで大事を取り交代したようです。涌井くんは3番小園選手をレフトフライに打ち取り入ったが4番堂林選手がレフトに2塁打の1死2塁、得点圏に攻められ5番秋山選手のショートゴロは進塁打の2死3塁、ここは6番坂倉捕手をレフトフライで3アウトの無失点。

 

7回表、広島は3番手で益田投手。4番カリステくんはショートゴロ、5番細川くんがレフトにヒットの1死1塁、6番上林選手は四球を選び1死2塁1塁。得点圏の走者を進めれましたが7番加藤匠馬くんは3球目、真ん中高めストレートで空振り三振の2死2塁1塁、8番ロドリゲスくんも3球、外角スライダーを見逃しての三振で3アウトの無得点。

 

 

7回裏、7番田村選手にセンターへの3塁打を打たれ無死3塁、いきなり得点圏深くまで攻め込まれてしまう。8番菊池選手をファーストファウルフライの1死3塁とまずは1つ凌ぐ、ここで広島は9番に代打松山選手を投入し勝負に出て来ました。こちらもならばで左殺しの切り札に継投、マウンドへ立浪監督が向かい直接交代を告げ涌井くんはここまでに、降板し継投へ。

 

継投は斎藤綱記投手・清水達也投手・松山晋也投手。4-0の7回裏1死3塁からを左の斎藤綱記くんで3分の2回を投げ被安打0失点0。斎藤綱記くんは左の代打松山選手との対戦からで走者動けずのレフトフライに仕留め2死3塁、1番田中広輔選手はキャッチャーファウルフライに打ち取り3アウトの無失点、ナイスリリーフ。

 

 

3塁に走者残し回の途中で降板となった涌井くん、降板時に持っていた勝利投手の権利は継投3投手が無失点リレーして守り切り、計4投手での完封勝利完成で今季初勝利、涌井くんは6回3分の1を無失点とした登板を振り返り「ゴロを打たせて皆んなに守ってもらいました」と話した。

 

塁を賑わしたがホームだけは踏まさない投球、昨年の反省として四球、そこからやられてることが多かったと今季は四球を出さにことをより心掛けているそうだ、前回登板も無四球で今回も無四球での登板としている、ここが今季開幕から続く好投の要因と説明、今後も継続したいとしています。

 

美しい立ち姿からの安定した投球、今季2登板目で掴んだ今季初となる勝利は高卒1年目、デビューから継続している連続勝利記録を20年に伸ばす勝利です。その勝利は通算160勝目の勝ち星です、大きな節目の数字に向けまた1つ勝利を積み重ねました。

 

 

このデビューから続けている20年となった連続勝利記録ですがプロ野球8人目の達成者と快挙、右の投手では1962年シーズンから81年シーズンまで毎年勝ち星を稼ぎ続けた南海の佐々木投手以来と43年ぶりのこと、1年で1つ勝てば続いていく記録だけど、とんでもなく凄いことだ。

 

必ず1年に1度は1軍で登板しないといけない、これを20年続けるだけでも凄い、シーズン丸っと棒に振るようなことが無かったということだし毎年入ってくるライバルに勝ち続け出場機会を得ているということでもある、その先の勝ち星もだもの、1年に1つ勝てばなんだけどその難易度の高さはとんでもないんです。

 

涌井くんはこの記録に「連盟表彰があるなら嬉しい、つくって欲しいです」と話し笑顔。冗談交じりで涌井くんはお願いですけど、この記録には何らかの表彰はあってもいいと思う、これは真剣にそう思うところです。まあ、まだまだ先に続いていくはずなので次の節目でもかな、四半世紀ってことで25年、通算200勝達成もあるだろうし楽しみにしたい。連続勝利記録20年達成、おめでとう。

 

 

8回表、広島は4番手で左の森浦投手。9番代打木下拓哉捕手はショートゴロ、1番三好くんは5球目、外角ストレートを見逃し三振の2死、2番田中幹也くんはサードゴロの三者凡退。

 

8回裏を清水くんで1回を投げ被安打2失点0の奪三振2与四球1。清水くんは2番上本選手からの対戦でストレートの四球を与えての入りに、3番小園選手にもボール3としてしまうがそこからカウント立て直し6球目、外角低めストレートを決め見逃し三振の1死1塁、4番堂林選手の打球は3塁ベース直撃しレフトにヒットの1死2塁1塁に。

 

得点圏に攻められて5番秋山選手にもレフトへのヒットで続かれ1死満塁、一打同点もある場面ができてしまった、大ピンチです。こうなりましたがここからの清水くんが強かった、5番坂倉捕手を真ん中低めフォークで空振り三振の2死満塁、6番田村選手はレフトフライに打ち取り3アウトの無失点、ピンチのつくり方はいけませんが結果良し、よく踏ん張ってくれました。

 

 

9回表、広島は左の塹江投手に継投。3番周平くんは3球目、外角スライダーを空振り三振、4番カリステくんはライトフライの2死、5番細川くんは外角高めストレートを空振り三振の三者凡退、前の回に続き継投での三者凡退を重ねられてしまう。

 

4-0での9回裏を松山くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振2、この回はレフトに後藤駿太外野手が入ります。松山くんは8番菊池選手を内角低めフォークで空振り三振、9番代打羽月選手も内角低めフォークで空振り三振の2死、1番田中広輔選手のファーストゴロはイレギュラーしカリステくんが弾くも素早く再処理して1塁駆け込む松山くんにトスのアウトで試合終了、勝ちました。

 

 

最後、広島リクエストありましたがアウト判定覆らずで勝利確定、松山くん開幕から2登板連続で継投に失敗したがもう大丈夫ですね、状態は戻って来てる、この調子でどんどん上げていってもらいたい。継投は清水くんがちょっと危なかったがその前、斎藤綱記くんの活躍が続きます、もう1軍救援陣から外せない1枚となってますよ、大事な左腕だ。

 

改めて良いトレードだった、斎藤綱記くんは昨季途中での2対2の交換トレードで宇佐見真吾捕手と一緒に北海道日本ハムから獲得しましたが、このトレードほど両チーム、移籍した選手ともに良かったと思えるトレードは近年無いのでは、向こうへとなった選手も活躍中だし大成功だったですよね。

 

 

さあ、3連戦を1つ残しての勝ち越し確定、ということは3タテチャンス、最近はスウィープとも呼ばれますが同一カード3連勝へ王手とできました。今季2度目の3タテ王手、今回こそは決めたいところ、その欲しい勝利は7日、ドラゴンズの予告先発はウンベルト・メヒア投手と発表されました。メヒアくんの好投で勝利を呼んでもらいたい、頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。