4月3日のドラゴンズ、バンテリンドームナゴヤでホーム開幕カード、読売ジャイアンツとの3連戦の第2戦が行われ2-5でドラゴンズ勝利。やりました、今季初連勝でこのカード勝ち越し、この勝ち越しも今季初、持っていた借金を返済し勝率5割に戻しています。

 

その白星が左肘を手術により治療、そのため1年ぶりマウンドとなった大野雄大投手についたのが嬉しいですね、チームで復帰戦を何としても勝ちで飾るんだって気持ちも感じれた試合展開が熱かった。低迷期と呼ばれるような状態に入って以後こういう試合を取れずとなることが多かったドラゴンズ、今回はしっかり勝ち切る、時間は掛かったけど変わって来てます、この調子だ。

 

 

Jeraセリーグ2024の5試合目、対巨人2回戦、ドラゴンズのスタメンは①三好大倫(中)②田中幹也(二)③高橋周平(三)④中田翔(一)⑤細川成也(左)⑥上林誠知(右)⑦木下拓哉(捕)⑧村松開人(遊)⑨大野雄大(投)、この試合前の公示で大野雄大投手が出場選手登録し即登板となります。

 

先発の大野雄大くんは5回を投げ被安打4失点1の奪三振4で勝利投手。1回表、大野雄大くんは巨人1番萩尾選手をレフトフライで1死の入り、2番門脇選手を外角高めストレートで空振り三振、3番丸選手はショートフライで三者凡退、1年ぶりの公式戦先発登板、素晴らしい立ち上がりを披露。

 

1回裏、巨人先発は左のメンデス投手。先頭1番三好くんはセカンドゴロ、2番田中幹也くんは外角ストレートで空振り三振の2死、3番周平くんは真ん中低めストレートで見逃し三振で三者凡退に、両軍先発が零を並べあってのゲームスタートとなりました。

 

 

2回表、大野雄大くんは4番岡本選手を3球目、内角ストレートで見逃し三振に仕留める、立ち上がりからストレート中心にガンガン押していきます。5番坂本選手はサードゴロ、周平くんの好プレイあってのアウトで2死、6番大城捕手もサードゴロでこの回も三者凡退、大野雄大くんの投球が試合の流れを引っ張り込みました、先制得点を呼びます。

 

 

ドラゴンズの得点は5点。先制はドラゴンズで2回裏、4番中田翔くんがレフトにヒットで1塁、回の先頭が出塁し5番細川くんは四球の2塁1塁、ノーアウトで得点圏に攻めます。6番上林くんは内角低めチェンジアップで空振り三振の1死2塁1塁、走者進めれずアウトカウントが増えたが7番木下拓くんはストレートの四球で1死満塁、大チャンスになりました。

 

ここを決めたのは8番村松くん、内角ストレートを打ちファーストの頭上を勝負強く越えライトへと転がった2点タイムリー!!これで0-2と先制し1死2塁1塁、ほんと勝負強いなあ村松くん、この決定力は大きな武器だ、ナイスです。9番大野雄大くんの送りバントは3塁アウトで失敗の2死2塁1塁、1番三好くんはピッチャーゴロで3アウト、もう一押しまでは出せず。

 

 

0-2としての3回表、7番オコエ選手をショートフライで8番吉川選手はセカンドゴロの2死、9番メンデス投手は外角ストレートで見逃し三振の三者凡退、大野雄大くんが得点直後の守り回を零に抑え、しっかり試合を運んでいきます。3回裏、2番田中幹也くんはライトフライで3番周平くんがサードフライ、4番中田翔くんはショートゴロの三者凡退、メンデス投手が持ち直す。

 

4回表、1番萩尾選手にファウルで粘られるもレフトフライ、2番門脇選手には初球をセンターに打たれヒットの1死1塁、3番丸選手がライトにヒットで続き1死3塁1塁、得点圏深くまで攻め込まれピンチに。

 

続く4番岡本選手の打球はショートへ、これを村松くんの好プレイでショートゴロ化しましたがいっぱいいっぱい、併殺までは持ち込めずアウト間失点で1-2の2死1塁、5番坂本選手をセカンドフライで3アウトのここまでとはしましたが1点返されリード最小となりました。

 

 

1-2となっての4回裏、やられたらやり返していきます。5番細川くんがライトにヒットで回の先頭出塁に成功しましたが6番上林選手はライトフライの1死1塁、7番木下拓くんはセカンドフライで走者釘付けが続いたが8番村松くんが四球を選び2死2塁1塁。2死で9番投手に繋いでるので8番村松くんがしっかり機能してます、これだけでも良しではあるが最高の結果へとなっていきます。

 

打席に向かう前に監督から何らかの言葉を受けていた9番大野雄大くんは四球を選び2死満塁に、加点チャンスが育ったここを決めたのは1番三好くんで外角高めストレートをレフトに打ち2点タイムリー!!これで1-4とし2死2塁1塁、よく決めてくれました、ナイスです。2番田中幹也くんはレフトフライで3アウトとなりましたがリードを拡大とできました。

 

 

1-4としての5回表、6番大城捕手がライトにヒット、7番オコエ選手もセンターへのヒットで2塁1塁、ノーアウトでの得点圏ピンチを迎えたが大野雄大くんがここから踏ん張っていく、8番吉川選手をセンターフライで1死2塁1塁、走者動けずのフライアウトでまずは1つ。

 

9番に代打長野選手を全球ストレートで押し最後は内角高めに攻め空振り三振の2死2塁1塁、1番萩尾選手はボテボテのサードゴロで周平くんが3塁を踏んで3アウト、大野雄大くんがここを無失点に抑え勝利投手の権利を獲得です。好投でしたが今回はここまでに、飛ばして来てたのでスタミナ的に厳しくなってましたし復帰戦ですので大事を取っての判断、降板し継投へとなります。

 

 

降板時に持っていた勝利投手の権利は最後まで守られ大野雄大くんは556日ぶりの勝利投手、試合後に村松くん三好くんと共にお立ち台に上がった大野雄大くんは「ただいま」と第一声、白星を挙げたが5回でとなった復帰登板に「初回から精いっぱい投げました。許してください、次回はもっと長いイニングを投げれるように頑張ります」と続ける。

 

今回は5回1失点、球数66球で今季1勝目、大野雄大くんは自身開幕に弱いとこがありましたが良いスタートとできましたね。久しぶりの本拠地マウンドから見上げたスタンドには背番号22番のユニホームやタオルがいっぱいだった、降り注ぐ応援の声に大野雄大くんは「引退試合かと思いましたよ」と感想、まだまだ先のことですがその時はもっと凄いことになるけどね、確実に。

 

復帰登板、ストレートで押せてたし変化球も効果的に使えてたと思う、無死四球なのも良いですよね、ストレートゾーンで勝負できてる証拠、なので余分な走者を背負わないから失点したとしてもダメージを抑えれる投球になっている、心配はコンディションだけですね、何事もなく次へそうなればです。おかえりなさい大野雄大くん、復帰初勝利おめでとう。

 

 

5回裏、巨人は2番手で赤星投手、3番周平くんはセンターフライで4番中田翔くんはファーストゴロの2死、5番細川くんはショートゴロの三者凡退、打線中軸をしっかり抑え込まれてしまう。

 

継投は斎藤綱記投手・清水達也投手・祖父江大輔投手・勝野昌慶投手・マルチネス投手。1-4での6回表を左の斎藤くんで1回を投げ被安打0失点0のホールド。斎藤くんは2番門脇選手からの対戦でレフトファウルフライ、3番丸選手はライトフライの2死、4番岡本選手はセンターフライで三者凡退、斎藤くんの好投が続きます、対戦左右関係無しだな、ナイスホールド。

 

6回裏、巨人は赤星投手が回跨ぎ。6番上林選手はセンターフライで7番木下拓くんがショートゴロの2死、8番村松くんはピッチャーゴロの三者凡退に、攻め手だけでも出しときたかったんですけどね、徐々に流れを引っ張られていきます。

 

 

7回表は清水達也くんで1回を投げ被安打1失点0の奪三振1でホールド。清水くんは5番坂本選手との対戦から、ライトへのヒットを打たれての入りとなったが6番大城捕手をショートフライの1死1塁、7番オコエ選手は真ん中低めフォークで空振り三振の2死1塁、8番吉川選手への3球目フォークが高めに抜け木下拓くんが捕逸の2塁、ミスも出たが吉川選手はサードゴロで3アウト。

 

7回裏も赤星投手が続投、9番代打大島洋平外野手はファーストゴロ、1番三好くんは外角低めカーブを見逃し三振の2死、2番田中幹也くんも外角低めにカーブで空振り三振の三者凡退、赤星投手が3回を打者9人での抑え込み、これで流れが相手へとなって行く、試合展開の変わり目ができます。

 

 

8回表は祖父江くんで3分の2回を投げ被安打2失点1。祖父江くんは9番代打松原選手との対戦からでセンターフライに打ち取っての入り、良い感じに1死取れましたが1番萩尾選手がレフトにホームランの2-4に、抜けたフォークが真ん中へとなったところを逃さず仕留めらてしまった。

 

まだ2点リードはある、これ以上としなければです。2番門脇選手のヒット性の打球は周平くんがスライディングキャッチからの素早い送球でサードゴロ化し2死、スーパープレイですねこれ、これをアウトに出来るの12球団でも周平くんだけではないだろうか、素晴らしい。3番丸選手がセンターにヒットで2死1塁、ここで祖父江くんは降板となり継投へ。

 

2-4での8回表2死1塁を勝野くんで3分の1回を投げ被安打0失点0の奪三振1でホールド。勝野くんは4番岡本選手との対戦で6球目、真ん中低めフォークで空振り三振の3アウト、ナイスワンポイント、よく抑えてくれました、拍手です。

 

 

やられたらやり返していくドラゴンズ、この失点にも即応します。8回裏、巨人は継投でケラー投手、3番周平くんはレフトフライ、これ良い当たりでもありました、打撃状態は良いですね。

 

4番中田翔くんは内角低めスプリットで空振り三振の2死となったが5番細川くん、真ん中やや外寄り低めのストレートを捉えセンター、バックスクリーン左横へのホームラン!!これで2-5の2死、6番上林くんは外角カープで空振り三振の3アウト、この試合の得点はここまでです。

 

前の試合に続きナイスバッティングの細川くん、今季第2号本塁打に「良い感触でした。追加点が取れて良かったです」とホームラン談話。失点直後の攻撃回での一撃はありがたかったですね、勝ちを大きく引き寄せています、最初の1本が出て打撃状態は一気に上昇中の細川くん、これは背番号に並ぶくらい打つかもよ、秋の答え合わせが楽しみですね。

 

 

2-5として迎えた9回表は守護神、ライデル・マルティネスくんで1回を投げ被安打3失点0でセーブ、この回はレフトに後藤駿太外野手が入ります。ライマルくんは5番坂本選手との対戦から、ライトへのヒットを打たれ1塁の入りとなったが6番大城捕手をセカンドゴロ併殺に仕留め2死、勝利にあとアウト1つとなったがここから苦しむことに。

 

7番オコエ選手がレフトにヒットで2死1塁、こうなってもリード3点あるんでまだ良しでしたが8番吉川選手にライトへのヒットで続かれ2死3塁1塁、大きいの出たら同点まである場面が出来てしまった。ここでコーチが出て間を取り9番代打泉口選手をセカンドゴロで試合終了、ライマルくん今季初セーブです、勝ちました。

 

ライマルくんオープン戦もでしたがストレートに角度が出難くなってる、変化球を利用して高低を出してますが、この部分が昨季との違いのように思ってます。160キロを超えるスピードも魅力ではありますが角度のある投球がライマルくんの最大の武器ではないかと私は考えてますので、この部分が早く戻ったらと願ってます、そうすれば今季も最強、最後を安心して任せれる。

 

 

さあ、連勝を決めカードも1つを残し勝ち越し確定、こうなったら狙うは今季初となる同一カード3連勝、最近はスウィープとも呼ばれますが3タテってやつ、この権利を持って今夜の試合にです。その今夜、4月5日、ドラゴンズの予告先発は梅津晃大投手と発表です、好投に期待してます。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。