3月31日のドラゴンズ、神宮球場で開幕カードの最後、東京ヤクルトスワローズ3連戦の第3戦が行われ2-5でドラゴンズ敗戦。これで開幕カードは2敗1引き分けと負け越し、3月はこの開幕の1カードのみですけど白星無しで4月へとなりました、現在未勝利は12球団でうちだけ、はあ‥。

 

そういう悪いスタートにはなりましたが今季はやっぱ違うと思う、ミスもあるし決定力不足なとこも出てますけど良い部分も多く可能性は感じてる。最初の1つじゃないですかね、1つ勝てばポンポンと勝っていくのではと考えてます、この最初の1つはチームだけでなく選手にもだろう、とにかく早く初日をですな、そこからが真のスタートだ。

 

 

Jeraセリーグ2024の3試合目、対東京ヤクルト3回戦、ドラゴンズのスタメンは①オルランド・カリステ(左)②上林誠知(中)③細川成也(右)④中田翔(一)⑤高橋周平(三)⑥田中幹也(二)⑦宇佐見真吾(捕)⑧クリスチャン・ロドリゲス(遊)⑨ウンベルト・メヒア(投)となります。

 

この試合前の公示でアレックス・ディカーソン外野手の出場選手登録を抹消、上林誠知外野手が登録となりました。ディカーソンくんの抹消理由ですが腰痛だそうです、長引かないといいのだが、お大事に。1軍昇格となった上林くんは開幕メンバーからは外れたが2軍戦で結果を出してました、状態は良いようなので期待したい、移籍後初の公式戦出場、それをスタメンでとなりました。

 

 

1回表、東京ヤクルトの先発は新外国人右腕のヤフーレ投手。先頭1番カリステくんはセンターフライ、2番上林くんはファースト内野安打、この安打がドラゴンズでの初安打となります、拍手。1死1塁、この走者を活かしてとしたかったが3番細川くんはピッチャーゴロ併殺で結果打者3人の3アウトに、併殺は痛かったなあ、残念です。

 

 

先発のメヒアくんは5回を投げ被安打6失点4の奪三振6与四球1で敗戦投手。1回裏、東京ヤクルト1番塩見選手をサードゴロ、しっかり1つ目のアウトを取れて入ったメヒアくんだったがここから不運な当たりもで攻められてしまう。2番西川選手はセカンド内野安打で1死1塁、リクエストしましたが判定変わらずのセーフ確定。

 

3番オスナ選手には四球で1死2塁1塁、立ち上がりから得点圏ピンチとなり4番村上選手はファースト内野安打の1死満塁、この判定に初回だが残り1回のリクエストを使用、ここのアウトセーフは凄く大きいので思い切った手を打っていきましたが判定そのままでリクエストは失敗し権利を使い切り、満塁の大ピンチに。

 

ここを5番サンタナ選手がライトへのタイムリーで0-1と先制し1死満塁継続、6番武岡選手は3球目の真ん中ストレートで空振り三振の2死満塁。こうできたので何とか1失点に凌げればだったが7番中村捕手がレフトに2点タイムリーの0-3で2死3塁1塁、8番長岡選手をセカンドゴロで3アウトとしたが立ち上がりで3失点、良くないスタートとなる。

 

 

0-3とされ迎えた2回表、4番中田翔くんはサードゴロ、5番周平くんがセカンドゴロの2死、6番田中幹也くんはセンターフライの三者凡退。2回裏、9番ヤフーレ投手をセカンドゴロで1番塩見選手はライトフライの2死、2番西川選手は真ん中高めスライダーで空振り三振の三者凡退、メヒアくんは立ち上がりに失敗したが修正に成功し投球を持ち直します。

 

3回表、7番宇佐見くんがレフトにヒット、8番ロドリゲスくんは外角低めのナックルカーブで空振り三振の1死1塁、9番メヒアくんが送りバントを決め2死2塁とチャンスメーク、課題のバントをしっかり決めます。ここを1番カリステくんはショートゴロで3アウトに、回の先頭出塁には成功してるんですけどね、攻め手を続けて出せなかった。

 

3回裏、メヒアくんは3番オスナ選手をセカンドフライ、4番村上選手を7球目、外角高めスライダーで空振り三振、5番サンタナ選手は外角低めストレートで見逃し三振と三者凡退、ナイスです。

 

 

ドラゴンズの得点は2点、追撃開始は4回表、2番上林くんはファーストライナー、3番細川くんはセンターフライで2死となったが新4番の一撃、4番中田翔くんが1ストライクからの2球目、外角高めストレートを打ちレフトスタンドにズドーン、今季2号となるソロホームランで1-3!!やりましたね、ナイスバッティング。5番周平くんはセカンドゴロの3アウト。

 

今季3試合目で2号本塁打、中田翔くんはレフトスタンド中段への一撃に「上手く打つことができました」とホームラン談話、ド派手な反撃の狼煙でもあったが勝ちへつながるものとはならなかったことに試合後「状態は悪くないですが、勝ち切れてないので意味はないです」と4番として敗戦の責任を負っての言葉、求めるのは勝ちを掴む一打、次こそはと切り替える。

 

 

1-3としての4回裏、6番武岡選手をライトフライで7番中村捕手はショートゴロの2死、8番長岡選手はレフトフライで三者凡退、メヒアくんが得点直後の守り回をしっかり抑え追撃の勢いをと流れを引っ張りますにかかります。

 

しかし、そうはさせてもらえなかった、ヤフーレ投手が好投返しで対抗。5回表、6番田中幹也くんは外角低めナックルカーブで空振り三振の1死、7番宇佐見くんはファーストゴロ、8番ロドリゲスくんが外角低めナックルカーブで空振り三振の三者凡退に、これでまた流れは相手へと戻っていく。

 

 

5回裏、9番ヤフーレ投手を内角スライダーで空振り三振、良い回の入り方ができたが1番塩見選手への2球目、真ん中高めのスプリットを捉えられバックスクリーン、このソロホームランで1-4の1死、痛い被弾となります。2番西川選手がセンターにヒットで1死1塁、3番オスナ選手はセカンドフライの2死1塁、4番村上選手を真ん中低めのスライダーで空振り三振の3アウト。

 

メヒアくんはここまで、5回裏を投げ切り代打が起用され降板に、結果として1回裏の3失点で試合が決まってしまってるので敗戦投手に。メヒアくんは「立ち上がり、もっと冷静にならないといけなかった」と振り返り初回3失点を悔やむ、微妙な当たりの連続で熱くなってたとこはあった、1点、2点と失点してますが2点の方は防げた可能性も、悔やんでるのはここだろう。

 

そういう立ち上がりでありましたが投球を立て直してはいけてます、5回裏の被弾も勿体ないとこですけど、次への期待はできる内容ではあったのでは。メヒアくんは「状態は悪くないと思うので、配球も考えていきたいです」と意気込みです、次は白星を期待したい。

 

 

1-4で迎えた6回表、9番メヒアくんに代打村松開人内野手が初球を打ちファースト内野安打、1番カリステくんも初球を打ちレフトにヒットで2塁1塁とノーアウトでの得点圏チャンス、2番上林くんもファースト内野安打、3連打で無死満塁の大チャンス完成。

 

続く3番細川くんのショートゴロ併殺間で1点返し2死3塁、アウト2つと1得点の交換と効率の悪い加点にはなってるが2-4とし点差を詰めることには成功した。2死だが3塁に走者有り、何とかここでもう一押しが欲しかったがダメだった、4番中田翔くんは6球目、外角低めへのナックルカーブで空振り三振の3アウト、この試合での得点はここまで。

 

 

継投は祖父江大輔投手・橋本侑樹投手・梅野雄吾投手。2-4として迎えた6回裏を祖父江くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振1、この回からショートに村松くんが入ります。祖父江くんは5番サンタナ選手には全球スライダー、最後は外角低めに決め空振り三振の1死、6番武岡選手はショートゴロで7番中村捕手はレフトフライの三者凡退、好投です。

 

7回表、東京ヤクルトは継投で石山投手、5番周平くんがセカンドゴロの6番田中幹也くんはセンターフライの2死、7番宇佐見くんはレフトフライの三者凡退、しっかり抑えられてしまった。

 

 

7回裏を橋本くんで1回を投げ被安打2失点1の奪三振1与四球1。橋本くんは8番長岡選手にレフトへのヒットを打たれての入り、9番丸山選手は送りバントで1死2塁、得点圏に攻められます。

 

1番塩見選手はショートゴロに仕留め2死2塁と踏ん張れたのだが2番西川選手のショートゴロ、ピンチ凌げたと思ったが東京ヤクルトのリクエストが成功、判定覆り1塁セーフで走者ホームインが認められタイムリー内野安打に、これで2-5の2死1塁、それにしても微妙な打球が多い試合だ。

 

続く3番オスナ選手には粘られ9球目ボールの四球で2死2塁1塁、再び得点圏を許したが4番村上選手は内角スライダーで空振り三振の3アウト、失点残念ですけど最小とはできました。

 

 

2-5とされての8回表、東京ヤクルトは継投で清水投手、8番祖父江くんに代打大島洋平外野手の打球をオスナ選手がファンブル、ファーストエラーにより出塁、9番村松くんが2打席連続安打となるセンターへのヒットで続き2塁1塁、得点圏チャンスとします。

 

1番カリステくんはライトフライで犠飛に、2塁走者大島くんがタッチアップの1死3塁1塁。ここは2番上林くんがキャッチャーファウルフライの2死3塁1塁、3番細川くんはレフトフライの3アウトで無得点、チャンスはつくれてるんですけどね、もう1本が出ません。

 

8回裏は梅野くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振1、この回は大島くんがレフトに入ります。梅野くんは5番代打宮本選手をサードゴロ、6番武岡選手はレフトフライの2死、7番中村捕手は外角低めスライダーで空振り三振の三者凡退、ナイスピッチング。

 

 

3点差、残り攻撃回は1回ですが届かない差ではない、何として同点、逆転へと持っていきたい9回表、東京ヤクルトは抑えとして星投手、4番中田翔くんはライトフライで1死取られましたが5番周平くんがレフトにヒットで1塁、6番代打三好大倫外野手は真ん中ストレートで空振り三振の2死1塁、7番代打中島宏之内野手が外角やや高めストレートで空振り三振の試合終了、負けました。

 

 

昇格の上林くんはドラゴンズでのデビュー戦、攻守にしっかり機能してくれましたので今後への期待が膨らむ、ここ数年は怪我故障に苦しみ昨年秋にホークスを戦力外になっているが一時はレギュラークラスで活躍もした選手、その力は戻りつつではないかな、そう感じれるものがありました。村松くんも良かったですよね、ポジション奪取、そこを目指しアピールを続けてもらいたい。

 

 

開幕の3連戦ですが2敗1引き分け、細川くんと松山晋也投手の状態が良くなかったのが響いてしまいましたね。細川くんは1本、理想としては大きいのが出れば状態は一気に上ると思ってます、松山くんの方は開幕直前の体調不良からの回復がまだなんじゃないだろうか、ちょっとだけ元気ない、早く元気いっぱいな松山くんの投球に戻ればです。

 

戻ると言えばダヤン・ビシエド内野手、家庭の事情で一時帰国していましたが3月31日に再来日、チームに合流です。今季は2軍で開幕を迎え現在もとなってますが絶対に必要になる戦力、いろいろと準備しっかりでの1軍昇格をです。ビシエドくんと右肩痛で2軍調整を続けてる岡林勇希外野手、この2人が居ない1軍は寂しいですな、揃う日が待ち遠しい。

 

 

さあ、とにかくまずは1勝、最初の勝利をですね、でないと始まらない。その欲しい1勝をホーム開幕のここで、4月2日からのバンテリンドームナゴヤ、対巨人3連戦、第1戦のドラゴンズ予告先発は小笠原慎之介投手と発表されました。頼みましたよ慎之介くん、好投で勝利を呼んでもらいたい、頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。