3月9日のドラゴンズ、マツダスタジアムでオープン戦の対広島戦、この試合の結果は2-2の引き分け、先制を許しましたが終盤に追いつき引き分けです。先発の根尾昂投手は味方のミスからいきなりピンチとなり自身のミスも加わっての2失点、こういう立ち上がりになりましたが立て直し試合をつくっていきます、先発投手としての成長を強く示せた登板となりました。

 

 

根尾くんが広島で好投する数時間前、私は和歌山県は串本町からの配信映像にわくわく、民間ロケット発射場のスペースポート紀伊、そこに立つスペースワンの民間小型ロケット、カイロス初号機、政府の小型衛星を搭載し打ち上げのその時を目指してました。

 

この9日の打ち上げ、射点からの警戒区域内に船舶が入った事で打てず、ロケットには異常なくでの打ち上げ延期決定は残念だった。次回打ち上げ予定は13日の11時1分、今度こそ無事打ち上げをのカイロスは全長18メートルの固体燃料型3段式ロケット、最大250キロのものを衛星軌道に投入する能力を持ちます、打ち上げが成功し衛星を投入できれば民間単独としては国内初となります。

 

成功してもらいたい、そしてスペースポート紀伊から定期的に打ち上げがとなればですね。ロケットの打ち上げを生で見てみたい、そう思ってますので串本の射場なら見に行ける機会をつくれるかもだ。私は三重県の北部住みですので串本なら遠くはない、だいたい240キロくらいかな?このくらいの距離はあるんで近いとも言えんのですけどね、いつかその時がとなればです。

 

 

では試合の振り返りを、書いている時点でオープン戦は11試合目まで進んでますが今回は9試合目をとなります。もっと早くに書きたかったんですが週末、3月とは思えないくらい寒かったですよね、土曜なんて雪降ったし、その寒さが原因か、花粉症の疑いもですけどお腹を壊してしまった。

 

今年の冬から春、気温差が大きいというのか、寒い暖かいの振れ方の激しさとそういう気候の期間が長いかな、あと風が強い印象もありますよね。とにかくまあ、一日も早く暖かで穏やかな気候にですよ、球春到来となる3月の末にはそういう日が増えてくれればです。では、試合の振り返りを。

 

 

オープン戦2024の9試合目。3月9日のマツダスタジアム、対広島3連戦の第2戦、ドラゴンズスタメンは①三好大倫(中)②辻本倫太郎(遊)③後藤駿太(右)④ディカーソン(指)⑤福永裕基(一)⑥宇佐見真吾(捕)⑦石川昂弥(三)⑧村松開人(二)⑨尾田剛樹[育成](左)、先発は根尾昂投手となります。

 

1回表、広島はアドゥワ誠投手。1番三好くんがセカンドゴロで2番辻本くんはショートゴロ、3番後藤駿太くんがセンターにヒットで2死1塁、4番ディカーソンくんはショートフライで3アウト。

 

先発の根尾くんは5回と3分の2を投げ被安打1失点2の奪三振6与四球3。1回裏、根尾くんは広島1番野間選手を2球で追い込み3球目、セカンドフライに打ち取ったのだが村松くんが落球してしまいエラー出塁で無死1塁、村松くんは打撃だけでなく守備でもアピールできてたが、こういうのはいかんですね、もったいない。

 

 

そういう味方のプレーが出て走者を背負うことになった立ち上がり、根尾くんは2番田村選手にライトへのヒットを打たれ無死2塁1塁、ここ1本出されたことで失点へと繋がっていく。続く3番小園選手が一発で送りバントを決め1死3塁2塁、ここは4番シャイナーのサードゴロアウㇳ間で先制を許し0-1の2死3塁、内野定位置でしたのでアウトカウント優先でした。

 

この1点は良しでしたので切りたかったここ、5番レイノルズには粘られ四球の2死3塁1塁。6番田中広輔選手への2球目でした、ストレートを内角低めに叩きつけ暴投で失点の0-2、田中広輔選手には四球の2死2塁1塁。

 

嫌な流れの失点をしてしまい四球もと崩れが出てしまった、そうしてしまったのだが根尾くんがここを踏ん張り7番板倉捕手は内角高めにフォークで見逃し三振の3アウト、なんとかこのピンチを2失点までにととする、その失点も村松くんのエラーからですので自責はありません。

 

 

0-2とされての2回表、即反撃としたいところでしたが5番福永くんはショートフライ、6番宇佐見くんはセカンドゴロの2死、7番石川昂弥はレフトフライの三者凡退、攻め手を出せません。

 

2回裏、根尾くんは8番ラミレス選手を真ん中低めフォークでショートゴロ、9番ロベルト選手は真ん中ボールゾーン高めへのストレート、141キロのつり球で誘い振らせて空振り三振の2死、1番野間選手は外角への142キロストレートでショートゴロに打ち取り三者凡退、立ち上がりはいろいろあって荒れてしまったが修正し投球を立て直す。

 

3回表、8番村松くんのショートゴロを小園選手がエラーし出塁の1塁、9番尾田くんのサードゴロは2塁アウトのみの1死1塁、1番三好くんのファーストゴロも2塁アウトのみで2死1塁、2番辻本くんはセンターフライの3アウトと走者進めれずで相手エラーを活かせずとなってしまう。

 

 

3回裏、2番田村選手をピッチャーゴロ、2番小園選手はショートへの打球は辻本くんが悪送球で1死2塁。この登板2度目の味方ミスからのピンチ、前回はここから踏ん張れずとなったが今回は違います、4番シャイナー選手を外角高めのカットボールで空振り三振の2死2塁、5番レイノルズ選手はサードライナーの3アウトで無失点、このピンチを凌ぎます。

 

試合中盤に入る4回表、3番後藤駿太くんはライトフライで1死、ここで広島は継投となり2番手に左の塹江投手、4番ディカーソンくんは外角高めストレートで空振り三振の2死、5番福永くんはショートゴロで3アウト。

 

4回裏、6番田中広輔選手をレフトフライ、7番坂倉捕手をセンターフライの2死、8番ラミレス選手をフルカウントでの7球目、真ん中低めフォークで空振り三振の三者凡退。立ち上がりにいろいろあって追う展開にはなってますが、根尾くんが2回からスコア動かさずで試合を運んでいきます。

 

 

2点を追う5回表、広島は3番手に左の滝田投手。6番宇佐見くんは四球、7番石川昂弥くんはセンターフライで1死1塁、ここから8番村松くん9番尾田くんの連続安打で1死満塁、大チャンス完成です。これを活かし同点逆転の期待もだったが1番三好くんはセカンドゴロで2死満塁、2番辻本くんは粘るも7球目の真ん中低めストレートで空振り三振の3アウトで無得点、決め切れずとなる。

 

5回裏、根尾くんは9番ロベルト選手を外低めへのカットとカーブで追い込み4球目、内角低めフォークで空振り三振、良い感じの入りとしたのだが1番野間選手にストレートの四球で1死1塁、2番田村選手のサードゴロは進塁打となり2死2塁、得点圏を許しましたが3番小園選手をショートゴロで3アウトの無失点。

 

6回表、広島は4番手に野村投手、3番後藤駿太くんが四球を選び取り1塁、この回も先頭が与四球で出塁します。4番ディカーソンくんはキャッチャーファウルフライで走者進めれずの1死1塁、5番福永くんが外角低めスライダーを見逃し三振の2死1塁、6番宇佐見くんはファーストゴロで3アウト、この走者も活かせずとしてしまった。

 

 

6回裏、4番シャイナー選手をセンターフライ、5番佐藤選手を3球目、外角低めにフォークで空振り三振の2死、ここで根尾くんは降板し継投に、球数はちょうど80球、立ち上がりに少し荒れることにはなりましたが以後は立て直し試合をつくる、好投ですね、ローテ入りに向け良いアピールを続けています。

 

登板を振り返り根尾くんは「序盤、投げ急いだところがあったんですけど、そこから宇佐見さんに助けてもらいながら何とか修正できました」と話した、荒れた立ち上がりから立て直せたのはバッテリーを組んだ宇佐見くんのおかげと感謝も。

 

高低に緩急、立体的に攻めて勝負し2失点は味方ミス絡みのため自責無し、2失点目の暴投は残念ではあったけど、そこから即立て直していった修正力が素晴らしい、ズルズルいかない投球、これが出来てるならですね、目標としてローテ入りを達成できるのではないかな。先発投手として大きく成長中の根尾くん、次回登板結果は大きなものとなりそう、開幕の6枚への最終テストとなるかもです。

 

 

継投は橋本侑樹投手・土生翔太投手・フェリス投手。0-2の6回裏2死からを左の橋本くんで1回と3分の1を投げ被安打0失点0の奪三振2。橋本くんの入りは6回裏2死走者無しで6番田中広輔選手との左対左対決からでフルカウントの6球目、打ち低めのストレートで追い込んだ直後の外いっぱいへのストレート、これでレフトフライに打ち取り3アウト。

 

ドラゴンズの得点は2点、追撃開始は0-2で迎えた7回表、広島は野村投手が回跨ぎ。7番石川昂弥くんがセンターへのヒットを放ち1塁、8番村松くんへの初球のカーブがワンバウンド、石川昂弥くんは走塁死となりまして1死走者無しに。こうなったんですが村松くんのレフトへの打球をロベルト選手がエラーで出塁の1死2塁、得点圏チャンスがやってきました。

 

続く9番尾田くんのファーストゴロは進塁打の2死3塁、ここを1番三好くんがショートへのタイムリー内野安打で1-2の2死1塁、やっと1点返すことに成功です、拍手。さあ、ここで同点に、2番辻本くんへの3球目に三好くんが盗塁を決め2死2塁、得点圏に走者がとできましたが辻本くんは真ん中低めチェンジアップで空振り三振の3アウトに、もう一押しは出せずです。

 

 

1-2としての7回裏、橋本くんが回跨ぎ、この回から三好くんがセンターからレフト、レフトの尾田くんがセンターにポジションチェンジ。橋本くんは7番坂倉捕手を外角低めスライダーで空振り三振に仕留め1死、8番ラミレス選手にはクロスファイヤー、内角にズバッとストレートを決め見逃し三振、9番ロベルト選手はサードゴロの三者凡退、ナイスピッチング。

 

良いですね橋本くん、課題だった制球で大きな進化を見せた昨季から素晴らしい投球を安定して出せるようになってきてる。橋本くんは先発経験もありますから今回のようなロングも対応できますし対左のワンポイント、左右関係なくイニングを任せてなど起用幅のある左腕、なかなかいないですよねこのタイプ、今季は貴重な存在として活躍してくれそう、大きく期待してますよ。

 

 

8回表に追加点、広島は野村投手が続投です。3番後藤駿太くんがセカンドゴロで1死となりましたが4番に代打山本泰寛内野手が四球を選び1塁、5番福永くんがライトへのヒットで続き1死3塁1塁、チャンス仕上がります。

 

ここを6番宇佐見くんがセンターに犠飛を決め2-2の同点、きちっと加点できて2死1塁、今度こそもう一押しまででしたが7番石川昂弥くんはセンターフライの3アウト、この試合の得点はここまでとなります。勝ち越しまではいけませんでしたが初回の失点以後0を並べ序盤中盤と試合を運べた結果がここに、粘っていけば流れは来る、そういう同点だと思う。

 

 

2-2としての8回裏をドラ5新人の土生くんで1回を投げ被安打2失点0の奪三振1、この回より加藤匠馬捕手がマスクを被ります。土生くんは1番代打上本選手をセンターフライ、2番田村選手がライトにヒットで1死1塁、3番代打秋山選手にはレフトへのヒットを打たれ1死2塁1塁。

 

得点圏を許したが4番林選手をショートゴロ、辻本くんの好プレイもで2塁アウト1つは取れて2死3塁1塁、5番佐藤選手を内角低めのスライダーで空振り三振に仕留め3アウトの無失点。連打でピンチにはしたがしっかり抑えた好投、パワーもありますし新人でこれだけ投げれる投手はそういない、1軍の戦力として数えても良いと考えます、楽しみですね。

 

9回表、広島は継投最後を杉田投手。8番村松くんはセカンドゴロ、9番尾田くんはショートゴロで2死、1番三好くんがレフトにヒットで2死1塁。2番辻本くんへの2球目に三好くんが盗塁を決め2死2塁、勝ち越しチャンスができますが辻本くんが内角低めストレートを見逃し三振の3アウト、勝ち越しまでは持って行けずでこの試合での勝利は消えました。

 

 

同点での9回裏、残る結果は引き分けかサヨナラされるか。負けないの仕上げはマイケル・フェリスくんで1回を投げ被安打1失点0の奪三振2。フェリスくんは6番田中広輔選手をサードファウルフライ、7番代打中村健人選手を真ん中やや外寄りにストレートで空振り三振の2死。

 

ここまでは順調だったんですが最後のアウト1つ、8番ラミレス選手のレフトへのフライを三好くんが捕れずで2塁打の2死2塁の代走宇草選手、これにエラーはついてませんが目測を誤りましてやらかしてます、反省して練習だ。そういう流れでのサヨナラピンチ、こうなりましたがフェリスくんは9番代打高木捕手を3球目、真ん中低めのスライダーで空振り三振の試合終了、引き分けました。

 

 

両軍ですが守りのミスが多く出てしまって試合、それが失点に直結したのもあるし最後のように大きなピンチとなったものもだ。練習してプレイの精度上げ、公式戦開幕に向け調整に使える試合は少なくなってきてますが、そこを有効に使い隙のない守りをできるようにしたい、もったいない負けを減らすために大事なことですね。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。