2月1日に沖縄は北谷町、読谷村ではじまったドラゴンズの春季キャンプ2024、折返しとなるキャンプ第3クールを終え14日は3度目の休日、2月15日からはキャンプ第4クールとなっています。今年の春季キャンプも後半戦へ、25日のキャンプ打ち上げまで残り2クールとなりました。

 

 

春季キャンプ2024の第3クール、ここまで選手の1軍2軍入れ替えは行われずでしたが2軍からの練習参加など1軍キャンプの北谷組、2軍キャンプの読谷組間で選手の動きもとなっています。

 

選手の入れ替えですが北谷から読谷へはブライト健太外野手、読谷から北谷へは後藤駿太外野手が発表されました。ブラ健くんが読谷へは北谷で見劣りするようなとこは無かったですから驚いたとこも、まさか怪我かと心配もだったが2軍で元気に練習してたので体に問題は無いようだ。

 

なので考えれる理由はレベル上げ、特に打撃になるだろうが課題の守備の向上もだろう、伸び盛りといか成長期の今、ここでもう一段上にという事で読谷での集中練習では。ブラ健くんは再昇格を勝ち取るために圧倒的な結果を出すと燃えている、そこを目指し井上一樹2軍監督からマンツーマンでの打撃指導も受けた、どこまで育って戻ってくるかな、楽しみですね。

 

 

2軍キャンプの読谷組から1軍の北谷組へ練習参加し評価を上げているのは育成の2選手、キューバから新入団のクリスチャン・ロドリゲス内野手と2023年の育成ドラフト3位指名を受けBCリーグ栃木から入団の尾田剛樹外野手。ロドリゲスくんは守備で尾田くんは足、備えている自慢のその武器でしっかりアピールができている、面白い存在となってます。

 

新人の尾田くんですがとにかく足が速いです、そして打撃も良いですね、スイングが鋭い印象、長打はほぼ無いようなタイプと聞いていたが意外とパンチ力もある。尾田くんには足のスペシャリストとしての期待が強いですけど、打撃での可能性も感じるし今後が楽しみ、どういう選手になっていきますかね、凄い興味。

 

キューバから育成で新入団の22歳のショート、ロドリゲスくんは守備が良いですね、しっかり動けてるし肩も悪くない、打撃についてはまだよく分からないところもだがショートのレギュラー争いに入れそうな選手だと感じる。

 

 

このロドリゲスくんですが、このまま1軍キャンプの北谷組に入ってとなりました、もっと北谷で見てみたいとなったようですね。立浪監督の評価も高いですし良いアピールを続けれれば大きい、支配下を早い段階で勝ち取れるように頑張ってもらいたい。

 

そうそう、ロドリゲスくんですが打席に入るとき、ホームベースの外側の斜めのとこから伸ばしたようにバットで線を書いて右足の立ち位置をつくってる。左足の方はホームベースの前の部分を伸ばす線をバットで書いてポジション決め、これをルーティーンとしてるようだ、特徴的な部分だった。

 

新入団のキューバからの育成選手はもう1人、22歳のカルロス・モニエル外野手、今回ロドリゲスくんと一緒に1軍練習に参加してしてました。昨季キューバリーグで3割7厘を打った右のパワーヒッター、武器は打撃だが肩にも自信があり入団会見などでアピールしてました。こちらは読谷に戻ってとなりますが間違いなくの極上素材、大砲として育ってくれればですね、期待したい。

 

 

沖縄春季キャンプ第3クールからは対外試合もとなってます。今年初の対外試合は2月10日、オキハム読谷平和の森球場での2軍練習試合、対沖縄電力戦となりました。この試合の結果ですがドラゴンズ2軍が後攻の8-8で引き分け、今年のゲームは引き分けての入りとなる。

 

 

試合ですが先発の仲地礼亜投手が大炎上、満塁被弾もと5失点してしまった。荒れた入りとなりましたが1回裏に三好大倫外野手がライトに3ランホームランで試合の崩壊を防ぐ、ナイスバッティングです、今年の三好くんは期待大、外野の勢力図を書き換えるかもしれない。

 

5-3となっての2回表、ドラフト6位指名で東邦ガスから入団のルーキー右腕、加藤竜馬投手がゲームデビュー、1回を打者3人、奪三振1の無失点と好投、このナイスピッチングで試合の流れをぐいっと引っ張りました。ドラゴンズ2軍は2回裏に4得点し一旦は逆転したんだけど、1点1点返され追いつかれてしまい引き分けに、最大リード2点を守れなかった。

 

 

翌11日も2軍練習試合、相手キャンプ地の恩納村、赤間総合運動公園野球場で対サムスン戦、ドラゴンズ2軍が先攻で10-4とドラゴンズ2軍の勝利、今年初の勝ちました、拍手です。

 

初回5得点で2回表にも3得点と最大8点のリードをつくり序盤で試合を決める、相手の自滅的な展開でしたけども、そういう部分を逃さず攻め手を出し続けていけたのは良し、反省としてはこっちもちょっと荒れたところはあったので練習ですね。育成で移籍新入団の板山祐太郎外野手が3ランホームランはお見事、砂田毅樹投手のサイドスロー転向が上手くいってるようで良かった。

 

 

12日は1軍の今季初対外試合となる練習試合、相手キャンプ地の宜野湾市、宜野湾市立野球場で対DeNA横浜戦、この試合の結果はドラゴンズが先攻で4-3とドラゴンズの勝利です。

 

ドラゴンズの先発は育成右腕の松木平優太投手、3回を投げ被安打1失点0の奪三振2与四球2、序盤3回をしっかりゲームメイクです。松木平くんは三者凡退に抑えての立ち上がり、2回裏と3回裏は出塁を許し盗塁も決められ得点圏に走者背負っての投球となったがそこまでとし無失点の好投、体が出来てきて凄く良くなってきてる、育成卒業が近そうだ、いいですね。

 

2-0で迎えた試合中盤、2番手の橋本侑樹投手と3番手の加藤竜馬くんが失点してしまい逆転され2-3となったが相手失策で逆転返して4-3。逆転返し後は自慢の救援陣が抑え込んでの勝利の仕上げ、藤嶋健人投手・梅野雄吾投手・清水達也投手・松山晋也投手と無失点リレー、新戦力となる現役ドラフトで獲得の梅野くんも良かった、勝ちパに入れるレベルだ、頼もしい。

 

キューバから、最高のお土産が今年も無事に届きましたね。今季は少しゆっくりめの合流でここから開幕戦に向け調整していきます、竜の守護神、ライデル・マルティネス投手が第4クールでチームに合流、おかえりなさい、ことよろです。

 

 

昨年秋の帰国時に球団と話し合い、ライマルくんは家族と過ごす時間がもう少し欲しいという理由もで春季キャンプの途中参加が認められていました。あんな事があった翌年の来日遅れだからアレしちゃったんじゃね?また逃げられとるやんと騒ぐ連中もだったが、この人にはそんな心配は不要だ、うちとの契約を隠れ蓑にしてそんな事はしない、絶対に。

 

ライマルくんはオマール・リナレス通訳兼巡回コーチと12日にキューバから大西洋周りで来日、13日に中部国際空港から沖縄入りチームと合流。ライマルくんは15日の春季キャンプ第4クール初日から北谷組に入り練習、チームメイトに挨拶して笑顔でした、まだ時差であったりコンディション的に厳しいとこもあるだろうが、体型に大きな変化はなくで表情も良い。

 

昨季終盤に腰と臀部を痛めたがそこも完治したそうで問題無いとライマルくん、昨年はキューバ代表でのWBCからと早い時期からの野球漬け、その結果としてのシーズン終盤での故障かなと思うとこもでしたから遅れての合流は正解でしょう、回復のために2週間の余裕は大きかったのではと思う。

 

 

ライマルくんですが今季も活躍に期待していて欲しいと自信を示す、昨季も故障さえなければタイトル獲得もだと思うし今季はそういう勲章もですね、チームの優勝そして個人タイトルもだ。そうなると契約延長交渉が大変だけども離したらいかん、残って下さいね、残留を熱望してます、もうすでにここが心配なんよ、一日も早く安心したいです。

 

 

3月7日と8日に京セラドーム大阪で開催の日本野球代表国際強化試合、カーネクスト侍ジャパンシリーズ2024・日本代表対欧州代表戦の代表メンバーが発表されました。こちらにドラゴンズからは2選手が選出され代表入り、侍ジャパン入りが決まったのは松山晋也投手と石川昂弥内野手、日の丸を背負い3月、欧州代表と戦います。

 

 

侍ジャパンとなった松山くんは「凄く嬉しいですし身の引き締まる思いです」と初の代表入りを喜ぶが平常心、何時も通りで臨みたいと続けている。松山くんは「責任を感じる必要もないと思っていて、日本代表だから偉いということもないですし、ドラゴンズのユニホームを着るのと変わらないかなと思うので。素材も」と笑った、他の代表選手からいろいろ学びたいとも話している。

 

育成で入団しプロ1年目の6月で支配下選手契約を勝ち取る、そこから救援で1軍36試合に登板し1勝1敗17ホールドの防御率は1・73。松山くんは気合溢れる熱い投球で抑え前など重要な場面も任されるまでに成長、プロ2年目の今季は勝ちパの抑え前、8回担当の有力候補となっている、そこを前にの代表初選出。

 

起用は代表でも救援で抑えの可能性もありそう、パンチパーマのシンデレラボーイ、松山くんの出世が止まらないですね。とにかく怪我故障なくだな、武器はその投げっぷりと剛速球、思いっきり力試しをしてきてもらいたい。

 

 

もう1人、石川昂弥くんは高校時代以来の代表入り、プロとなってからは初です。石川昂弥くんは代表選出に「選ばれて凄く嬉しいです」と喜ぶ、「長打力が自分の魅力だと思うので、そういう姿を見せられたらと思います」と意気込みを続けた。侍ジャパンの井端弘和監督は石川昂弥くんを国際試合向きな選手と話し期待を寄せる、起用はファーストでを予定してるようだ、活躍に期待です。

 

 

さあ、キャンプの方は第4クールが始まってます。第3クールで右脇腹を痛めた上林誠知外野手が第4クールからは2軍の読谷へとなりリハビリ組に入ります。幸いなことに軽症ということで良かったが戦力外からの移籍入団で今季への思いも強いところですが焦らずで、キャンプここまででアピールは出来てましたから、ここはしっかり治しての復帰、そこを待ちたい。

 

怪我故障ではドラフト2位指名で三菱重工EASTから入団の津田啓史内野手も、練習中の帰塁時に肩に違和感を感じ病院で検査受けている、結果は異常無しで良かったがしばらくは別メニュー、北谷に残ってとなっているそうです。あら、中田翔くん、16日は体調不良のようで早退となったそうだ、大丈夫かな、ここに来てコンディションに問題が出てる選手が増えてる、心配ですね。

 

この第4クールでの対外試合ですが16日に読谷で練習試合の対阪神2軍戦、17日と18日は1軍の練習試合で17日は北谷で対DeNA横浜戦、18日は相手キャンプ地の浦添で対東京ヤクルト戦となっています。第4クールの練習試合では誰がアピールしてくるだろうか、今年はこういう面での活気もあって面白い、注目していきたいです。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。