秋季キャンプはナゴヤ球場で11月20日に無事打ち上げ。その最終日、ラストの練習メニューは5チーム対抗リレー、1位チームには食堂に用意されている大間のマグロのお刺し身、こちらの大盛りが食べれるとなり大盛り上がりのリレーとなりました。見事1位となったのは石川昂弥チーム、石川昂弥くんは膝を痛め一時離脱してたがしっかり動けてるので問題無いようですね、良かった。

 

ドラゴンズの秋季キャンプですが締めは恒例のこちらで、グランドで円陣を組んでの一本締めとなります。通常ですと選手会長が音頭を取りますが選手会長の柳裕也投手は「今年一番活躍した細川にお願いします」とサプライス指名、これを受け細川成也外野手が円陣の中央に立ち「来年は優勝できるように頑張っていきましょう」と一本締め、キャンプは無事終了です、お疲れ様でした。

 

 

秋のキャンプが終わり、ユニホーム姿の選手を見れる機会が少なくなりますが、11月25日、バンテリンドームナゴヤでドラゴンズはファンフェスタを今年も開催、ファンフェスタ2023には竜党3万5139人が来場となったそうです、満員だ。

 

そのファンフェスタの紅白戦では岡林勇希外野手が登板し140キロを計測、根尾昂投手が金属バットで特設のフェンスを前に設置してですがホームランを放ちスタンドを沸かしていました。いろいろと楽しい企画もで大盛況のファンフェスタ、来年こそは優勝してとできればです、最低でもAクラス入りを果たしてとしてもらいたい、お願いしますね。

 

 

オフシーズン、自主トレなどの期間となりましたが一部選手は現在も実戦の中に。その一部選手は現在お隣の国台湾に、11月25日から12月7日の日程で開催のアジアウインターリーグ、こちらにドラゴンズからは仲地礼亜投手・上田洸太朗投手・松木平優太投手(育成)・石橋康太捕手・村松開人内野手・濱将乃介内野手・鵜飼航丞外野手の7選手、森越祐人コーチもと8名が派遣されています。

 

 

石橋くんは今回が2度目の台湾派遣ですね、コロナによりウインターリーグは3年間開催できずとなってましたがその休止前年と再開した今年に派遣ですので2季連続での参加ということになります。そうそう石橋くんといえば11月16日から19日で開催のアジアプロ野球チャンピオンシップ、こちらに出場の日本代表に選出され6年ぶりに開催された同大会での2連覇に貢献しました、拍手。

 

そのアジアプロ野球チャンピオンシップ、日本と台湾にオーストラリア、韓国での4カ国による国別対抗戦、オーバーエイジ3選手登録可のU24代表での大会で日本は4戦4勝し優勝。ドラゴンズからは岡林勇希外野手、清水達也投手と石橋くんが代表入り、良い経験ができましたのでこれを今年最後の実戦機会、台湾でのウインターリーグで育て磨いてとしてもらいたいです。

 

 

他の派遣メンバー。鵜飼くんと上田くんはドミニカウインターリーグ派遣から続けての派遣、ドミニカでは鵜飼くんが早々に戦力外となり帰国、上田くんは中継ぎで登板していたがドミニカ武者修行の目的が来季先発のための修行でしたから、救援のみの起用ではとなり切り上げての帰国、そのまま台湾へとして台湾では先発を希望しやっていくとしています。

 

仲地くん村松くん濱くんら新人3人組にはプロ野球での長い1年になってますが、良い経験の機会ですので怪我故障に気をつけてしっかりです。松木平くんもしっかりですよ、育成で台湾派遣は大きな期待を受けてる証拠、ここでのアピールは凄く大事です、支配下を引き寄せるような活躍に期待。

 

ドラゴンズからの7選手はプロ野球5球団での選抜チームとなるNPBホワイト、台湾では日職白隊と表記されるチームに入り戦います。今年の台湾ウインターリーグは日台6チームでのリーグ戦でプレーオフも行って優勝を争う、参加チームは日本からNPBホワイトとNPBレッドに社会人野球のJABA選抜、台湾からは台鋼ホークスに台湾プロ野球選抜、台湾アマ野球選抜でとなるそうです。

 

 

そのアジアウインターリーグ、開幕してましてここまで3試合を消化。ドラゴンズ選手が入るNPBホワイトは25日の開幕戦、台湾プロ選抜と対戦し3-3の引き分け。この試合には若竜野手組が全員スタメンで出場、村松くんが1番ショートで濱くんが2番ライト、4番に指名打者で鵜飼くん、石橋くんが7番キャッチャーでとなります。

 

結果ですが濱くんが第1打席で安打を記録、これがNPBホワイトの今リーグ初安打、そして盗塁も決めましたが四球で出塁した第2打席には牽制死も、ここちょっと残念でしたけど積極的な走塁姿勢は評価、良かったのでは。石橋くんは四球を2つで村松くんは四球を1つ、村松くんは打撃で結果を出せませんでしたが素晴らしい守備でチームを救いました。

 

そしてこちらですね、4番の鵜飼くんが第3打席、レフトに2ランホームランを放っています、タイミングバッチリな一撃で打った瞬間にスタンドインを確信できるものでした。この試合では1本塁打を含む2安打に振り逃げが1つの結果、ドミニカウインターリーグの方ではオープン戦まででとなり悔しい思いもでしたが、帰国後に参加の秋季キャンプなどを経て決定力が上がってますね。

 

 

投げる方、松木平くんが3-1と2点リードで迎えた6回裏に2番手で登板。松木平くんは1回を投げ打者4人と対戦し被安打0失点0の奪三振2、振り逃げが1つありますが決めに使ったチェンジアップ、鋭く沈み込み地面を叩き石橋くんは止め切れずで1死1塁と走者を背負うことになったが後続を続かせずでしっかり抑えてはいます。

 

この結果として三振振り逃げされてしまったチェンジアップ、この秋に改良を続ける来季に向けた新兵器だそうだ、苦手としている対右打者用の決戦兵器となる予定だそうです。松木平くんの話しでは山井投手コーチから教えてもらった大魔神佐々木投手流フォークボールの握り、こちらを参考にしての改良で実戦投入し使える球へと磨き中、右左関係無くかなり良いと思うよこの球、楽しみ。

 

開幕の台湾プロ選抜との試合、ドラゴンズ勢が特に元気でした、皆んなしっかりやれてると感じます。対戦の台湾プロ選抜ですが外野守備でのミスが残念だったが試合が進むにつれ攻守に良いプレーが出て来てた、競り合った展開の面白い試合にはなってましたね、アジアウインターリーグでは過去最多の観客数にもなってたそうですし盛り上がってました。

 

 

26日の第2戦は日本勢対決、ドラゴンズ選手が参加のNPBホワイトは社会人選抜となるJABA選抜と対戦です。この試合の結果は後攻めのNPBホワイトが2-6で勝利、こちらにドラゴンズからは村松くん鵜飼くん、松木平くんが出場しています。

 

若竜の結果ですが村松くんは1番ショートで4打数の2安打1打点、レフトへの2塁打とライトへのタイムリーとなります。そして覚醒の気配、4番レフトの鵜飼くんは3打数3安打、2本塁打3打点と大暴れです。鵜飼くんは第1打席で昨日に続きレフトに2ラン、第3打席にもレフトに叩き込みます、どちらも大きな一撃で変な力みが無い素直なスイングでのものでした、ナイスバッティング。

 

そして松木平くん、この試合では1-6と5点リードの9回表に登板し1回を投げ被安打2失点1の奪三振2、空振り三振での入りと良かったが2塁打を2本打たれ失点してしまった。2死まで持ってけたんで抑えたいところではあったが連打は許してないし四死球も無し、最後は見逃し三振で締めてなので失点は残念だがそう悪くはない。

 

 

27日の第3戦は台鋼ホークスとの対戦、NPBホワイトが先攻めで2-6の敗戦。ドラゴンズ勢は村松くんが3番ショートで3打数1安打1打点、ライトへのヒットを1本と打点はセカンドゴロアウト間のものです。濱くんは5番ライトで4打席、相手失策の出塁とライトへの2塁打を1本の結果、いい活躍が続いてますね。野手ではもう1人、石橋くんが6回裏の守備から出場してます。

 

投手は2番手で上田くんが登板、3-2で迎えた6回裏から2イニング、入りで2塁打を打たれいきなり得点圏を許し味方失策もでピンチが育ってしまう、何とか2死には運べたがタイムリーショート内野安打により1失点、これだけにはしてますが同点に追いつかれてしまった。回を跨いでの7回裏は三者凡退、最後は三振締めですし前の回を引き摺らず、立て直せてますね。

 

 

この試合で対戦の台鋼ホークスですが今季は2軍戦にのみ参戦のチーム、高雄市をホームタウンとして2022年に創設の台湾プロ野球に所属する新球団、来季からは1軍戦にもと正式加入となるそうです。この台鋼ホークスに元ドラゴンズでこの秋にDeNA横浜を戦力外となった笠原祥太郎投手が入団するそうだ、正式契約はこれからだそうですが来季は台湾のマウンドにとなります。

 

台鋼ホークスですが日本人のコーチや選手が他にも在籍、NPB経験がある台湾人選手もと日本との関係は強いチームです、ドラゴンズ関係では現日本代表監督の井端弘和さんや代表コーチの吉見一起さんが臨時コーチを務めたこともあります。海外リーグですので大きく環境は変わりますが笠原くんにはやりやすいチームかもですね、体に気をつけて無事の活躍を祈ってます、熱く応援。

 

 

NPB、日本野球機構は27日、2023年シーズンのベストナインを発表しました。こちらにドラゴンズからは岡林勇希外野手がセリーグベストナイン外野手部門で得票数3位を獲得し選出、昨季に続き2年連続での受賞を決めました。岡林くんは発表を受け「今年は取れると思ってなかったので驚きの方が強いです」とコメントしています、受賞おめでとうございます。

 

 

受賞のセリーグベストナイン、28日に東京都内で開催されたNPBアワードで表彰式。 岡林くんは「表彰式に来て悪いことはないです。1年間しっかり頑張った結果なので、ここには何度戻って来ても良い場所です」と連続での受賞を喜ぶ、ドラゴンズの外野手で連続受賞は2002年3年の福留孝介さん以来、球団最長は4年連続なのでそこを超えると意欲も示したそうだ。

 

今季の岡林くんはフルイニングによる全試合出場を達成、打率2割7分9厘の3本塁打31打点、球団記録を74年ぶりに塗り替えた29試合連続安打を記録、リーグ3位となる163安打を放ち昨季に続き最多安打打者のタイトルをシーズン最終盤まで争った、守備ではゴールデングラブ賞を今季も受賞と攻守に活躍、この素晴らしい結果でのベストナイン選出だが満足はしていない。

 

岡林くんはアワードの壇上で「チームが2年連続で最下位に終わりました、少しでも順位を上げれるように、チームの勝利に貢献したいです。来年は必ずAクラス、優勝を目指し戦います」と意気込み、来季は優勝してこの場所にと話します。岡林くんが攻守にチームを引っ張ってくれれば目指す場所を掴めるはずだ、来季も1年フルに、そういう活躍に期待してます。

 

 

アワードでドラゴンズからの表彰は他にも。ウエスタンリーグ優秀選手賞を松木平優太投手が受賞、おめでとうございます。松木平くんは現在台湾に行ってますので表彰式は欠席となりましたが、受賞に「このような賞をいただき、とても光栄に思います。来年こそは支配下になって1軍の舞台で活躍できるように頑張ります」とコメント、これを現実にですね、支配下昇格はそう遠くない。

 

そしてもう1つ、球団功労賞をドラゴンズ球団職員、イベント推進デレクターを務められる山田恵輔さんが受賞し表彰を受けました。山田さんは現在60歳、1988年に入社され広報部長などを歴任された方です、受賞に「長年プロ野球の世界で仕事をさせていただき、評価していただいのはありがたいことです」と話されました、おめでとうございます。

 

球団功労賞ですがこの方も受賞、谷保恵美さんも表彰を受けたのですね、千葉ロッテのウグイス嬢、今季を最後に引退されましたがその功績を表彰です、おめでとうございます。谷保さんの場内アナウンス、野球ファンだけでなく誰もが一度は聞いたことがあるんじゃないかなあ、サザエさんとか、そのクラスの知名度を持つ声だと思いますよ、31年間、お疲れ様でした。

 

 

来年はアワードの方にも阪神とかみたいにいっぱい選手を送り込みたいですね、年間表彰を受けれるような選手を多数とできれば優勝もとなれる。そういうチームとするためにドラゴンズの来季に向けた動き、ドラフトで入団交渉権を獲得した選手との交渉は順調で続々仮契約を結んでいけてます、新外国人選手の調査も行ってますし補強も進めています。

 

 

進めてる補強ですがこの秋に戦力外となり自由契約となっている4選手の獲得を発表、ドラゴンズは元巨人の中島宏之内野手、元福岡ソフトバンクの上林誠知外野手、元阪神の山本泰寛内野手を支配下で契約、元阪神の板山祐太郎外野手を育成での契約で獲得しました。

 

年俸とか背番号、これらの情報はまだ無くですが以上の4選手がドラゴンズに入団、これは良い補強だと思う、もう1人2人名前が出てますがそこはもうええかなと思うくらいですね、あの人らは使い難いかもしれないので底上げプラスここまでとなってもOKだと感じます。あとは新外国人選手と現役ドラフト、もしかしたら交換トレードがあるかもだが戦力は増していけてます。

 

 

契約更改の方も進んでますね、残り数名となってまして28日までの契約更改で保留は2選手、保留はしてますけど揉めてという感じではなく建設的な保留というか、良い話し合いになってての保留ではないかな。保留の2人は複数年で結果出して来てますから言える立場、納得するまでやって笑顔でサインだ、気持ち良く来季へとしてもらいたいです。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。