5月25日のドラゴンズ、マツダスタジアムで広島東洋カープとの試合、その3連戦の第3戦が行われ8-2でドラゴンズ勝利。やりました、この勝利でカード2勝1敗と久しぶりのカード勝ち越し!今季初ビジターゲームでのカード勝ち越しでもあります、拍手。

 

 

試合は両軍先発が粘って零を並べ合っていった前半戦、スコアが動いたのは折返しとなる5回、ビッグイニングとする攻めを出せまして、その先制劇で大きくリード。後半戦は主導権を持っての試合運びに、豪快な一撃での加点での突き放しも、そこをしっかり守っての勝ち切り、ナイスゲームです。

 

ナイスと言えばこちらもですね、今季まだの選手に今季初が出たのもナイスです。シーズン序盤も終わりかけではありますが、少しずつ良い部分が増えてきてる、チームとしての状態は改善されて来てるので勝負どころとなるポイントで良い結果をもっと引っ張れるようになるでしょう、より戦えるチームとなれる。厳しい位置ですけどもまだまだここから、カード勝ち越しを重ね追撃だ。

 

 

Jeraセリーグ2023の43試合目。対広島10回戦、ドラゴンズのスタメンは①岡林勇希(中)②福永裕基(二)③細川成也(右)④石川昂弥(三)⑤ダヤン・ビシエド(一)⑥大島洋平(左)⑦木下拓哉(捕)⑧村松開人(遊)⑨柳裕也(投)となります。

 

1回表、広島の先発はコルニエル投手。先頭1番岡林くんはサードゴロ、2番福永くんがライトにヒットで1死1塁、3番細川くんのショートゴロは上手く捌かれ併殺、結果打者3人で3アウト。

 

 

先発の柳くんは5回と3分の2を投げ被安打7失点1の奪三振5与四球1で勝利投手。1回裏、広島1番菊池選手をサードゴロ、2番上本選手がセンターにヒットで1死1塁、3番秋山選手をレフトフライの2死1塁、4番マクブルーム選手をショートゴロの3アウト、無失点の立ち上がりとします。

 

2回表、4番石川昂弥くんはショートゴロ、5番ビシエドくんは打球がイレギュラーしレフトへとなったヒットで1死1塁、6番大島くんのファーストゴロは進塁打となり2死2塁。この試合初の得点圏チャンス、ここは7番木下拓くんが粘っていったが空振り三振の3アウトで無得点。

 

 

2回裏、振り返るとここが試合の分岐点、大きな勝負どころだったと思います。柳くんは5番西川選手を内角低めに縦のスライダーで空振り三振、この回へ良い入りと出来ましたが6番坂倉捕手がセンターにヒットの1死1塁、7番林選手に初球を打たれレフトにヒットの1死2塁1塁、連打で得点圏に攻め込まれたが8番中村貴浩選手のセカンドゴロは2塁アウト1つの2死3塁1塁。

 

アウトカウントは増えたが走者3塁まで進まれる、9番コルニエル投手への5球目に1塁走者が盗塁を決め2死3塁2塁、コルニエル投手には四球を与えてしまい2死満塁の大ピンチに。四球絡みで危険な形、またこれかの嫌な場面を迎えることになりましたが1番菊池選手をサードゴロの3アウトで無失点!ここの踏ん張りが以後の展開だと思う、抑えれたからの勝利です。

 

 

3回表、8番村松くんが空振り三振で9番柳くんはショートゴロ、1番岡林くんがライトにヒットで2死1塁、2番福永くんはサードゴロの3アウト。3回裏、2番上本選手がセンターにヒット、回の先頭出塁を許したが3番秋山選手を内角低めカットボールで空振り三振の1死1塁、4番マクブルーム選手をショートゴロ併殺に仕留め結果打者3人で3アウト、柳くんがしっかり零に抑えます。

 

4回表、3番細川くんがセンターに2塁打、ノーアウトで得点圏をつくります。ここは4番石川昂弥くんがショートゴロで1死2塁、5番ビシエドくんのセカンドゴロは進塁打となり2死3塁、走者を1つホームへと近づけれましたが6番大島くんがファーストゴロの3アウトで無得点。

 

4回裏、5番西川選手をセカンドゴロで6番坂倉捕手はショートゴロの2死、7番林選手は4球目、内角低めストレートで見逃し三振、柳くんが前の回に続き打者3人、今回は結果的にではなく三者凡退、この試合で初の三者凡退回がつくれた事で試合の流れを強く引っ張り込みました。

 

 

ドラゴンズの得点は8点、先制はドラゴンズで5回表、いきなりでした。回の先頭7番木下拓くんが内角ツーシームを打ちレフトスタンド!!外野一歩も追わずのホームランで1-0、ナイスバッティング。木下拓くんはこれが今季初本塁打、143打席目で出た待望の1号弾に「柳が頑張っているので点が取れて嬉しいです」とホームラン談話、先発柳くんを援護できた事を喜びます。

 

先制に成功しまだノーアウト、この攻撃はここから打者一巡で押しまくって行きます。8番村松くんが四球を選び1塁、9番柳くんがきっちり送りバントを決め1死2塁、得点圏をつくります。ここを1番岡林くんがセンターにタイムリー2塁打で2-0、送球間で3塁まで進む好走塁もとナイスです、前の試合では走塁でやっちゃってますので取り返した走塁でした。

 

そして岡林くんの好走塁第二弾、1死3塁での2番福永くんのショートへの打球に野選を付けます。福永くんの打球は前進守備のショート正面でタイミング的には9割以上でアウトにされてしまうような打球でしたが、岡林くんがヘッスラ突入でタッチを掻い潜りセーフ!これで0-3の1死1塁、広島がセーフ判定にリクエストするも失敗で判定覆らず、ナイスランだ、拍手。

 

 

大きかったのはこの攻撃での最後の一押し、3番細川くんが四球を選び1死2塁1塁と三度得点圏としての4番石川昂弥くん、サード横っ飛びで捕りにいくも強烈な打球がライン際をブチ抜きレフトに2点タイムリー2塁打!これで5-0の1死2塁、ナイスです。

 

続く5番ビシエドくんのライトフライは犠飛となり2死3塁、攻め手を完全に切らず最低限でも繋げたが6番大島くんはセンターフライに打ち取られ3アウト。この攻撃は石川昂弥くんのタイムリーまでとはなりましたが5得点のビッグイニングに、素晴らしい攻撃を出せて先制できました。

 

 

5-0として迎えた5回裏、柳くんは8番中村貴浩選手を3球目の外角ストレートで空振り三振に仕留め1死の入り、9番代打田中広輔選手は内角にカットボールで見逃し三振の2死、抑え込んでいきます。1番菊池選手にレフトへのヒットを打たれ2死1塁とされたが2番西川選手をセカンドゴロの3アウト、得点直後の守り回をしっかり零に抑え勝利投手の権利を獲得します。

 

6回表、広島は継投で2番手に左の森浦投手。7番木下拓くんはピッチャーゴロ、8番村松くんがライトにヒットで1死1塁、9番柳くんが送りバントを決め2死2塁。得点圏に走者を進められましたが、ここは1番岡林くんが空振り三振の3アウトで無得点。

 

 

スコアボード下段に零以外の数字が入り始めた6回裏、3番秋山選手がレフトに2塁打で得点圏に攻め込んで来ての入り、4番マクブルーム選手がライトにヒットで続き3塁1塁、ノーアウトで一打3点まであるピンチに。こちらにはリード5点があるので現時点で出塁してる分はOK、一発だけダメでここを凌げたら、そういう場面が出来てしまいます。

 

2番西川選手はショートゴロ、併殺崩れ間に3塁走者がホーム生還で5-1の1死1塁、アウトカウント優先ですのでこの失点は問題無し。6番坂倉捕手はセカンドゴロ、福永くんがダイビングで捕りにいったというか転けた?この時に弾いてしまったボールは真っすぐ2塁ベースに向かいコロコロ、これを村松くんが拾ってベースを踏みアウトの2死1塁、珍しいプレーが出ました。

 

ここでベンチから落合英二ヘッド兼投手コーチがマウンドに、この回あとアウト1つでしたが降板し継投へ、今回は5回と3分の2を投げてとなりました。回の途中でとなりましたが持っていた勝利投手の権利は救援陣の好投、大量リードにも守られ今季初勝利、おめでとうございます。

 

 

柳くんは「今季初勝利、ほっとしたとかはないです。自分がもっと技術と成績を出していければ、長いイニングも見えてくると思います。自分としては物足りないけど、とにかくチームが勝てて良かったです」と登板を振り返る。勝ちが付いたが6回裏の途中で継投はマウンドでも嫌がってましたが不満、チームの勝利は喜んだが自分の投球にはまだまだの評価。

 

この継投ですが柳くんに何としても勝ちを付けてやりたいベンチの考えでもあったようだ、今回は慎重に投げて粘っての投球で球数は増えていた、浮いたりしてボールに少し変化が出始めてはいた、大きなリードがあったので続投もあったと思いますがより確実を選択したようです。

 

良い投球をしても勝ちが付かない、そういうのもあって未勝利のまま迎えた今季8登板目、やっと出た今季初勝利が今後に大きいと感じる、ここから一気に勝ち星が増えてくると思ってます。勝利投手の権利を掴めたのは2回裏の2死満塁の場面、ここを無失点に抑えれた事だと思います、大ピンチでしっかり打者に向かっていったのが素晴らしかった、ナイスピッチングでしたね。

 

 

先発からの継投は福敬登投手・清水達也投手・藤嶋健人投手・山本拓実投手。5-1の6回裏2死1塁を福くんで3分の1を投げ被安打0失点0。福くんは7番林選手との対戦で左対左、勝負はフルカウントでの7球目、外角スライダーでセカンドゴロの3アウト、ナイスワンポイント、強いです。

 

 

7回表、試合を決める突き放しの加点。広島は3番手に中崎投手、2番福永くんは空振り三振、3番細川くんのサードへの打球を林選手が悪送球エラーで1死1塁、4番石川昂弥くんのサードへの打球も林選手が弾いてしまい連続エラーの1死2塁1塁で代走龍空内野手、得点圏に走者が進みました。

 

ここを5番ビシエドくん、真ん中低めのフォークを完璧に捉えた打球はレフトスタンド上段に3ランホームラン!!!これで8-1の1死、ナイスバッティング。この3点本塁打が今季1号本塁打、ビシエドくんは「今季第1号が打てたことが嬉しいです。チャンスで打てない時もありましたけど、しっかりボールを捉える事が出来て心から嬉しいです」と喜びの言葉。

 

今季1号、低めの少し甘くなったフォークをしっかり叩けた打撃、素晴らしいスイングからの豪快な一撃だったですね。ビシエドくんは「少しずつ良くなって来てます。シーズンは長いので、本当に少しずつ、チームに貢献していきたいです」と意気込みを続けた、このホームランはきっかけになる、まだの部分もありますが1本出ましたので打撃状態は本格的に上がって来るはず、頼みましたよ。

 

 

3ランで突き放し1死、この試合での最大リード7点が出来ました。続く6番大島くんはセンターフライの2死、7番木下拓くんはファーストファウルフライで3アウト、この試合の得点はここまで。

 

8-1としての7回裏を清水くんで1回を投げ被安打2失点1の奪三振1与死球1、この回から伊藤康祐外野手が入りレフト、龍空くんがショート、村松くんがショートからセカンドで福永くんはセカンドからサード。清水くんは8番中村貴浩選手に死球を当ててしまい1塁、嫌な入りとしてしまったが9番代打韮澤選手をセカンドゴロは走者入れ替わりの1死1塁。

 

1番菊池選手がライトにヒットで1死2塁1塁、得点圏に攻められ2番上本選手はショートゴロで併殺崩れの2死3塁1塁。ここを3番秋山選手がキャッチャータイムリー内野安打、打球は一塁線に添って転がり木下拓くんが追って捕球しランニングスロー、セーフ判定にリクエストしましたが覆らずで8-2の2死2塁1塁、4番マクブルーム選手を内角低めフォークで空振り三振の3アウト。

 

 

8-2となっての8回表、広島は4番手で薮田投手。8番村松くんは四球、回の先頭が出塁したが9番代打鵜飼航丞外野手はファーストファウルフライの1死1塁、1番岡林くんがセンターにヒットで1死2塁1塁。得点圏に攻めれて2番福永くんへの3球目に暴投があって3塁1塁に、福永くんはキャッチャーファウルフライで2死、3番細川くんは空振り三振で3アウトの無得点。

 

8回裏を藤嶋くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振2。藤嶋くんは5番西川選手をライトフライ、6番磯村捕手を内角高めストレートで空振り三振の2死、7番林選手は真ん中低めにナックルカーブで空振り三振の三者凡退、いいですね藤嶋くん、この調子です。

 

 

9回表、広島は薮田投手が回跨ぎ。4番龍空くんがセカンドゴロ、5番ビシエドくんは見逃し三振で2死、6番伊藤康祐くんのショートゴロは相手好守で三者凡退。

 

リード6点を持って迎えた9回裏を山本拓実くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振2、この回は溝脇隼人内野手が入りファースト。山本拓実くんは8番中村貴浩選手を外角低めストレートで空振り三振、9番代打堂林選手をファーストファウルフライの2死、1番菊池選手は3球目の外角スライダーで空振り三振の試合終了、勝ちました。

 

 

これで2勝1敗、ビジターゲームで今季初となるカード勝ち越しを決め名古屋に戻れました、この勢いに乗って次のカードもですね、続けて勝ち越していければです。その次のカードですが26日から28日、バンテリンドームナゴヤで開催の対DeNA横浜3連戦です、今季まだDeNA横浜に勝ててないので何としても、対DeNA横浜初勝利から初カード勝ち越しもとしていきたいところ。

 

その26日の第1戦、20時35分終了と短い試合になってまして既に終わっています。その試合の結果ですが0-1でドラゴンズ勝利!カード跨ぎで連勝となりました、どらほー。先発の小笠原慎之介投手が好投、決勝点は石川昂弥くんの一撃、最小点差勝ちですので継投も難しく、ピンチもありましたがドラゴンズ自慢の救援陣が捻じ伏せていきます、良い勝利だ、拍手です。

 

 

さあ、カードの頭を取れたのでカード勝ち越しに大きく前進、明日も勝って3タテに王手とできればですね、期待したい。このカードが終われば交流戦です、そこへ入る前、2カード連続で勝ち越しと出来れば勢いになります、交流戦を上手く戦え抜けれたらリーグ戦再開後の戦いへの影響は大きい、上位進出への鍵は交流戦、何としても好結果としたい。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。