5月12日のドラゴンズ、神宮球場で東京ヤクルトスワローズとの3連戦、その第1戦が行われ7-1でドラゴンズ勝利。やりました、快勝です、この勝利で連敗を3でストップです。勢いの出る先制攻撃から相手ミスを突き加点、中押しダメ押しと試合の流れをがっちり掴んでの勝利でした、前のカードは苦しい敗戦続きで気持ちもどよーんとしてましたけど、この勝利で晴れ晴れです。

 

 

この試合開始よりも前、12日には日本野球機構、NPBよりスカパー!ファーム月間MVPの3月4月度受賞選手が発表されました。イースタンリーグは埼玉西武ライオンズの長谷川信哉選手、ウエスタンリーグは中日ドラゴンズ、鵜飼航丞外野手が受賞しました、おめでとうごうざいます。受賞選手にはリーグから記念品、スカパーJSAT株式会社より賞金5万円が贈られます、拍手。

 

やりましたね鵜飼くん、ファーム月間MVPの受賞。受賞となった3月4月度、対象となる試合は29試合で鵜飼くんは全試合に出場し打率3割1分4厘の5本塁打21打点、対象期間では打率・本塁打・打点・安打数・得点・塁打・二塁打などでリーグトップとなる数字を記録、12試合連続安打、8試合連続マルチ安打などなど打ちまくっての受賞でした。

 

この活躍が認められ鵜飼くんは2軍遠征先から呼び戻され1軍に合流、5月10日に今季初となる1軍昇格、出場選手登録が公示されました。今のとこ2試合の出場、8打席で無安打とまだ結果を残せてないが2軍では打ちまくって来てますので、ここからの活躍に期待、攻守に頑張って1軍定着となれるようアピールをです。

 

 

Jeraセリーグ2023の33試合目。対東京ヤクルト6回戦、ドラゴンズのスタメンは①大島洋平(中)②岡林勇希(右)③細川成也(一)④石川昂弥(三)⑤ソイロ・アルモンテ(左)⑥福永裕基(二)⑦木下拓哉(捕)⑧村松開人(遊)⑨小笠原慎之介(投)です。

 

ドラゴンズの得点は7点。先制はドラゴンズで先発投手をマウンドに送り出す前、1回表、東京ヤクルトの先発は高梨投手、1番大島くんがセンターに2塁打で先頭打者が一打で得点圏に攻め込んでの得点。ここを2番岡林くん、カウント1-2での4球目、内角低めストレートを捉えた打球はライトスタンドに2ランホームラン!!これで2-0と先制、ナイスバッティング。

 

 

先制の一撃、今季1号は岡林くんのプロ初本塁打、入団4年目、プロ入り818打席目に放ったホームランとなります、祝初本塁打、おめでとうごうざいます。岡林くんは「びっくりです、まさか自分が打てるとは思ってなかった。去年あれだけ打席数を貰っていて打てなかったので、凄く嬉しいです」と初ホームラン談話。

 

続けて「いつもはダイヤモンドを全力で走るので、ゆっくり走れるのを堪能しました」と満面の笑みで振り返ります。岡林くんは高校時代は二刀流で活躍の選手、高校通算21本塁打の数字を残している長打力も魅力の選手、野手でやるならトリプルスリーとかを狙えるような選手になるとの評価もありました、なのでここまで本塁打が無かった事の方が不思議なくらいだった。

 

やっと出た1本目、岡林くんはここまで段階を踏んで着実な成長を続けて来た選手、狙うタイプではないですが今回の1本は大きいのも打てる準備が整ったという事だと思うので意外と2本目は早いかもしれませんね。第1号を打った瞬間、三重県のご実家、TV観戦してた双子の妹さんは「泣けてきました」と歓喜、家族でハイタッチだったそうですよ、そういう日がいっぱいとなればですね。

 

 

岡林くんの先制2ランで2-0とし無死、3番細川くんは初球を打ちショート失策により出塁の1塁、4番石川昂弥くんはサード内野安打で2塁1塁、ノーアウトでの得点圏再びです。ここを決めてもう一押しもとしたかったが5番アルモンテくんがピッチャーゴロ併殺で効率の悪い進塁打となり2死3塁、6番福永くんがサードゴロの3アウト、さらなる得点とは出来ませんでした。

 

先発の小笠原慎之介くんは7回を投げ被安打6失点1の奪三振8与四球1で勝利投手。1回裏、東京ヤクルト1番濱田選手のライトへの打球は岡林くんがジャッピングキャッチしフェンス激突の好捕で1死、2番並木選手を外角低めストレートで見逃し三振、3番山田選手をファーストファウルフライで三者凡退、慎之介くんが得点直後となる立ち上がりを無失点、良い入りとします。

 

2回表に加点。7番木下拓くんはショートフライ、8番村松くんがセンターにヒットで1死1塁。9番慎之介くんが一発で送りバントを決め2死2塁、ここを1番大島くんがレフトにタイムリー!!この時にホーム経由で古賀捕手が2塁に悪送球、到達していた大島くんは再スタートで一気にホーム生還の4-0、2番岡林くんはショートフライで3アウトとなったが突き放す2点を取れました。

 

 

4-0としての2回裏、4番村上選手とは8球の勝負となり四球、5番サンタナ選手とも8球の勝負となり外角低めにチェンジアップで空振り三振の1死1塁、6番オスナ選手はライトフライの2死1塁、7番長岡選手もライトフライで3アウト、回の先頭を出したが後続を断ち走者釘付けに。

 

3回表、3番細川くんがライトフライ、4番石川昂弥くんはレフトフライの2死、5番アルモンテくんもレフトフライの三者凡退。

 

3回裏、8番古賀捕手を真ん中高めストレートで空振り三振、9番高梨投手は3球目の真ん中低めナックルカーブで空振り三振、1番濱田選手がセンターにヒットで2死1塁、2番並木選手もセンターにヒットで2死2塁1塁、ここは3番山田選手を真ん中低めにナックルカーブで3アウトの無失点。

 

 

4回表、6番福永くんがショートゴロ、7番木下拓くんは内角低めに落とし込んだフォークで空振り三振の2死、8番村松くんはセカンドゴロで三者凡退。

 

4回裏、結果としてここだけにはなりますが失点します。4番村上選手を初球でショートゴロに打ち取ったんですが村松くんが悪送球エラーで無死1塁、このランナーがとなっていきます。5番サンタナ選手のライトフェン直のヒットは岡林くんが上手く捌き2塁へ好返球し打者走者タッチアウト!この判定にリクエストがあったが失敗、判定通りでアウトが確定し1死3塁。

 

ナイスプレーで大きなアウト1つを取れた、6番オスナ選手のショートゴロアウト間に慎之介くんに自責の無い失点で4-1、こうなったがこのケースはアウト交換ならOKの失点で想定内でアウトカウント最優先、7番長岡選手をサードゴロで3アウト、大怪我しない展開としてこの回を終えます。

 

 

4-1とされての5回表、9番慎之介くんが空振り三振、1番大島くんはセンターフライ、2番岡林くんが四球の2死1塁、3番細川くんは空振り三振で3アウト。5回裏、8番古賀捕手を内角低めストレートで見逃し三振、9番代打西田捕手がセンターにヒットで1死1塁、1番濱田選手をサードゴロ併殺に仕留め結果打者3人で3アウト。

 

中押しとなる攻撃は6回表、東京ヤクルトは継投で丸山投手、4番石川昂弥くんがレフトに2塁打、回の先頭で得点圏に攻めたここからの得点。5番アルモンテくんは空振り三振で1死2塁、6番福永くんが四球の1死2塁1塁、ここを木下拓くんがファウルで粘って12球目、センターに打ちタイムリー!!これで5-1の1死3塁1塁、再びリードを4点に戻します。

 

得点圏は継続でチャンス仕上がってる状態、ならばもう一押しの期待でしたがダメだった。8番村松くんがサードフライ、これはちょっと勿体ない、9番慎之介くんは空振り三振の3アウト。

 

 

5-1としての6回裏、この回から伊藤康祐外野手が入り5番レフト。2番並木選手にライトへのヒットを打たれ1塁、回の先頭出塁を許してしまったが3番山田選手をショートゴロ併殺に仕留め2死走者無し、4番村上選手を外角低めストレートで空振り三振の3アウト、慎之介くんは得点圏直後の守り回をしっかり零に抑え試合の流れを引っ張ります。

 

7回表、東京ヤクルトは3番手にエスピナル投手。1番大島くんはファーストゴロ、2番岡林くんは四球を選び1死1塁、3番細川くんへの2球目に岡林くんが盗塁を決め2塁、細川くんは空振り三振で2死2塁、4番石川昂弥くんは初球を打ちセカンドゴロの3アウトで無得点。

 

7回表、この回から高橋周平内野手が入り4番サード、溝脇隼人内野手も入り3番ファースト。5番サンタナ選手がセンターにヒット、回の先頭で走者を背負ったが6番オスナ選手を真ん中低めチェンジアップで空振り三振の1死1塁、7番長岡選手をセカンドゴロ併殺に仕留め3アウト。

 

 

慎之介くんですがこの回を投げ終え代打起用により降板です、続投の準備をしてましたが大きなチャンスとなったための降板で勝利投手の権利を持ち継投に、救援陣に勝利の仕上げを託します。その勝利投手の権利ですが、大量リードがありましたのでしっかり守り切られ慎之介くんに今季3勝目です、ナイスピッチング。

 

登板を振り返り慎之介くんは「とにかく良いピッチングをすれば勝つと思ってマウンドに上がってるので勝てて良かったです」と話した、「個人的にはチェンジアップがボールもう1つ高くいけばというのもありますけど、欲しいところでゲッツーも取れました」と手応えも続ける。

 

素晴らしい投球でした、軸となるストレートにはキレもあって変化球も操れてた。欲しいところでのゲッツー、本当にそうで併殺が効いてましたよね、この試合は併殺を多く取れれいて相手に反撃のリズムを掴ませず主導権を持って試合を運んでいけたのは強い、しっかり試合をつくれてました。この調子で次も、勝利を呼ぶ好投に期待しています。

 

 

ダメ押しの攻撃は8回表、東京ヤクルトは4番手で尾仲投手、5番伊藤康祐くんがショート内野安打、回の先頭が出塁しての攻撃。6番福永くんはファーストファウルフライの1死1塁、7番木下拓くんの5球目に伊藤康祐くんがプロ初盗塁に成功で2塁、おめでとう。木下拓くんは四球で1死2塁1塁、8番村松くんはレフトにヒットで1死満塁に、チャンス仕上がります。

 

ここに9番慎之介くんに代打で加藤翔平外野手、ピッチャー強襲のタイムリー内野安打で6-1の1死満塁継続、ナイスですね、今日も勝負強い。1番大島くんがレフトに犠飛をきっちり決めて7-1の2死2塁1塁、2番岡林くんはピッチャーゴロで3アウト、この試合の得点はここまで。

 

先発からの継投は藤嶋健人投手・谷元圭介投手。7-1の8回裏を藤嶋くんで1回を投げ被安打0失点0、この回から加藤翔平くんがセンター。藤嶋くんは8番代打川端選手をサードゴロ、9番西田捕手もサードゴロで2死、1番代打澤井選手をセンターフライの三者凡退、しっかり抑えます。

 

 

9回表、東京ヤクルトは継投で梅野投手。3番溝脇くんはショートフライ、4番周平くんの打球はヒット性の良い当たりだったんですが好捕されセンターフライの2死、5番伊藤康祐くんはセンターフライで三者凡退。

 

リード6点、7-1の9回裏を谷元くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振1。谷元くんは2番並木選手をセンターフライ、3番山田選手は3球目の外角低めスライダーで空振り三振の2死、4番村上選手をファーストゴロで試合終了、勝ちました。

 

 

この試合は投げては慎之介くん、打って守っては岡林くん、この2人の活躍がチームの勝利に大きく貢献です。岡林くん2ランが目立ちますが守備も凄く良かったですね、稀にやっちゃう時もですが、この調子でハイレベルな守りを安定して出していけるようになってもらいたい。

 

チャンス逃さず決めて加点していけた、ノーミスではないですけども、しっかりした守備もでナイスゲームになっている、こういう試合が増えてこればだ、そうなることを願ってます。そのためにも今は2軍の方、再々調整となったダヤン・ビシエド内野手が1試合で2塁打3本、結果出てますので最短での復帰もありそうですね、1軍にいないといけない人ですから早く帰って来てもらいたい。

 

 

さあ、13日の第2戦、予告先発はドラ1新人、仲地礼亜投手と発表されました。そして既にですね、この試合は始まってまして現在0-2で2回裏、驚きましたが仲地くんは1回のみ、何かアクシデントなのか…何事もなければと思います。

 

細かいことは分かりませんが早いタイミングでの継投、なんとかここから試合を立て直し連勝と出来ればですね。2番手で登板は橋本侑樹投手です、橋本くんは制球さえ乱れなければ相当にやれる投手、第2先発的な形でのロングリリーフになるでしょう、攻撃に繋がるようなテンポの良い投球としてもらいたい。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。