4月16日のドラゴンズ、バンテリンドームナゴヤで読売ジャイアンツとの3連戦、その第3戦が行われ5-7でドラゴンズ勝利。やりました、これでこのカード2勝1敗!開幕5カード目で今季初のカード勝ち越しを決めれました、拍手です。

 

 

この試合、大きくリードできたが追撃厳しくで危ない展開となったところも。そこを凌いで勝ち切る、カード1勝1敗で迎えた第3戦に競り勝ちカード勝ち越しを決めています、ナイスゲーム。

 

そしてこのカードに勝ち越したことでドラゴンズは最下位を脱出し5位に浮上となりました、現在位置は6位巨人に1ゲーム差をつけ4位東京ヤクルトを2ゲーム差で追ってとなります。ここまで13試合を消化のドラゴンズは5勝8敗の借金3、この借金は早期に完済して簡単に消えない貯金をつくっていければですね、一日も早くそうできればです。

 

 

JERAセリーグ2023の13試合目。対巨人6回戦、ドラゴンズのスタメンは①大島洋平(中)②アリスティデス・アキーノ(左)③岡林勇希(中)④石川昂弥(三)⑤細川成也(一)⑥福永裕基(二)⑦木下拓哉(捕)⑧龍空(遊)⑨鈴木博志(投)となります。

 

先発の鈴木博志くんは4回と3分の2を投げ被安打6失点4の与四球1で勝ち負け付かず。1回表、巨人1番オコエ選手をセカンドゴロ、2番中山選手もセカンドゴロの2死、3番坂本選手もセカンドゴロで三者凡退。博志くんは三者連続の二ゴロで立ち上がりを無失点、投球の特徴であるゴロアウトを取っていくスタイルがしっかり発揮されたナイスピッチングで入りました。

 

 

ドラゴンズの得点は7点。先制はドラゴンズで1回裏、巨人先発の赤星投手、先頭1番大島くんがピッチャー内野安打、先頭出塁に成功したここからの攻撃。続く2番アキーノくんは外角いっぱいへのカットボールで見逃し三振の1死1塁、こうなりましたが今季初3番の岡林くんが内角低めチェンジアップを上手く打ちライトへのタイムリー3塁打!これで先制し0-1の1死3塁、ナイスです。

 

 

この攻撃はここからもう三押し。4番石川昂弥くんは四球を選び1死3塁1塁、ここは5番細川くんがサードゴロ、併殺崩れのアウト間で3塁走者生還の0-2で2死1塁、まずはもう一押しが出る。

 

二押し目は6番福永くんがライトにヒットで繋ぎ2死2塁1塁とチャンス再メーク、ここを7番木下拓くんが鋭い打球で抜きライトへとしたタイムリーで0-3の2死2塁1塁、前の試合では強引さが目立った木下拓くんでしたがこの試合では巧みな右打ちもで攻撃も好リード、引っ張っていきます。

 

続く8番龍空くんが三押し目を決めます、センターへのポテンヒットはタイムリーにで0-4の2死3塁1塁、龍空くんのこういう場面での勝負強いとこが出た打球でした。9番博志くんはファウルで粘ったが8球目でファーストゴロの3アウト、打者一巡の初回猛攻は4得点までとなりましたが2死からの加点2が強いですな、いい攻撃を出せました、拍手。

 

 

0-4としての2回表、4番岡本選手をサードゴロ、5番中田翔選手のレフトフライの2死。こうできたんですが6番丸選手にライトへの2塁打を打たれ2死ですが得点圏、ここを7番ウォーカー選手がボール1からの2球目、内角ツーシームをレフトスタンドにホームランで2-4、博志くんが2ラン被弾してしまいリード半分を消費、詰め寄られたが8番大城捕手をセカンドゴロで3アウト。

 

2-4となっての2回裏、ここでの加点は大きかったです。1番大島くんはレフトフライ、2番アキーノくんがレフトライン際への2塁打で1死2塁、3番岡林くんのファーストゴロは進塁打の2死3塁。ここを4番石川昂弥くんがサードへのタイムリー内野安打で2-5とし悪送球の進塁もあり2死2塁、ここももう一押しを出したいところだったが石川昂弥くんが牽制死で3アウトに。

 

2-5としての3回表、9番代打ブリンソン選手はショートゴロ、1番オコエ選手はレフトフライで2死、2番中山選手はライトフライの三者凡退。先制後の守り回では失点してしまった博志くんでしたが、今回の加点後はしっかり打者3人で無失点に抑え込む、試合の投げれを引っ張ります。

 

 

3回裏、巨人は継投で2番手に左の代木投手。石川昂弥くん牽制死により打ち直しとなった5番細川くんはサードゴロ、6番福永くんはセンターフライ、7番木下拓くんは死球を当てられ2死1塁。8番龍空くんはファウルで粘るもショートゴロで3アウト。

 

4回表、3番坂本選手に四球を与え1塁、4番岡本選手がセンターにヒットで続き2塁1塁と無死での得点圏を許しピンチに。ここで大きかったワンプレー、5番中田翔選手を外角低めツーシームでショートゴロに仕留め併殺の2死3塁はナイス、6番丸選手をレフトフライで3アウトの無失点、博志くん踏ん張りました。

 

だからこそのここが痛い、4回裏、巨人は代木投手が回跨ぎ。9番博志くんが見逃し三振、1番大島くんはピッチャーゴロで2死、2番アキーノくんはレフトフライの三者凡退、何もできずで抑え込まれてしまった。この代木投手の2イニング好投が試合の流れを変えていきます、博志くんの心理的な変化による綻びを割いていく強い力となります。

 

 

その綻びは勝利投手の権利だったと思う。5回表、7番ウォーカー選手をショートゴロで8番大城捕手もショートゴロ、良い感じに2死としたが博志くんが取った今試合でのアウトはここまでとなる。

 

9番、ここで交代かと考えていたが代木投手が続投、打席に入り初球を打ちレフトにヒットの2死1塁。1番オコエ選手がセンターに抜いたヒットで2死2塁1塁。得点圏に攻め込まれるもあとアウト1つ、何とかしてを期待したが2番中山選手がライトに2点タイムリー2塁打、これで4-5の2死2塁、1点差にまで詰め寄られたここで博志くんは降板、回の途中で継投に。

 

先発からの継投は祖父江大輔投手・勝野昌慶投手・田島慎二投手・清水達也投手・マルチネス投手。4-5の5回表2死2塁を祖父江くん、3分の1を投げ被安打0失点0で勝利投手。祖父江くんは3番坂本選手との対戦でボール3といきなりピンチにしてしまうが経験豊富な祖父江くんはここからも強い、見逃し2つでカウント立て直しサードゴロの3アウト、流石です。

 

 

勝利投手の権利にあとアウト1つ、そこまでは試合を運べたが欲しかったあと1つが取れずに降板の鈴木博志くん、「5回途中で交代してしまったことが悔しいです。反省して修正します」と登板を振り返る。好投ではありましたが勝てれば先発初勝利となった今回の登板、その部分を意識してしまったのかな、あとアウト1つが重くなってしまった。

 

勝ち負け付かずという結果になったがローテに入っていける可能性は示せたと思う、今回はこういうことになったが反省して次回に、この投球スタイルで問題なく勝負できてます、しっかり修正して先発での初勝利を決めてもらいたい。

 

この試合の勝利投手ですが5回表をリードしたままで終わらせた祖父江くんに権利が発生、その権利は最後まで守られ今季勝利です、おめでとう。これで連続無失点登板は4試合に、勝ち星の付いた祖父江くんは「一試合一試合、頑張ります」とコメント、頼りにしています。

 

 

即応戦、取られたら取り返します。4-5とされて迎えた5回裏、巨人は代木投手がここも回跨ぎ。3番岡林くんがレフトにヒットで回の先頭出塁、4番石川昂弥くんがセンターにヒットで無死3塁1塁、チャンスを仕上げます。ここを5番細川くんが詰まったがライトに運んだタイムリーで4-6の3塁1塁継続、激しい追撃を切った直後の突き放しはナイス。

 

ここはもう一押し、ちょっと勿体ないかたちではあるんですが3塁を取ってるのに加点できないとなるよりは良いので問題無し。6番福永くんは粘って8球目を打ちショートゴロ併殺、このダブルプレー間で三塁走者ホーム生還の4-7の2死走者無しに。

 

続く7番木下拓くんがレフトに2塁打で2死2塁、野球あるあるですねえこれも、走者無くなった直後にこういうの出るの、それでも前の併殺で加点はできてますからそれはそれでも良いんです。ここで巨人は継投し鍵谷投手、8番龍空くんがセカンドゴロで3アウト、この試合の得点はここまで。

 

 

4-7としての6回表を勝野くんで1回を投げ被安打1失点0の奪三振1でホールド。勝野くんは4番岡本選手をショートゴロ、5番中田翔選手は3球目の150キロ外角ストレートで空振り三振、6番丸選手がライトにヒットで2死1塁、7番ウォーカー選手の打球は強烈なピッチャーライナーでしたが反応良く捕球の3アウト、得点直後の守り回を無失点に抑えます。

 

6回裏、巨人は継投で田中千晴投手。9番代打ブライト健太外野手は初球を積極的に打って出て、良い当たりでしたがセンターフライ、1番大島くんはライトにヒットで1死1塁。2番アキーノくんはボール3からカウント立て直され空振り三振の2死1塁、3番岡林くんはレフトにヒットで2死2塁1塁、4番石川昂弥くんもボール3から田中投手に踏ん張られショートゴロで3アウトの無得点。

 

7回表を田島くんで1回を投げ被安打1失点1の奪三振1でホールド、この回からサードに高橋周平内野手が入り4番。田島くんは8番大城捕手に粘られたが9球目でセンターフライに打ち取り1死、9番梶谷選手を内角低めスライダーで空振り三振としたが1番オコエ選手にレフト中段に打ち込まれたホームランで5-7、2番中山選手はセカンドゴロの3アウト。

 

 

リード2点に詰められたので突き放したかったがダメだった。5-7での7回裏、巨人は回跨ぎで田中投手、5番細川くんがレフトにヒット、6番福永くんは空振り三振の1死1塁、7番木下拓くんがライトにヒットで繋ぎ1死3塁1塁、8番龍空くんは敬遠気味に四球と巨人は満塁策を選択。

 

1死満塁で9番代打ソイロ・アルモンテ外野手はセカンドライナーの2死満塁に、今季は得点圏に滅法強い1番大島くんに期待でしたがレフトフライで決めきれずの3アウト。このピンチを凌がれたことで今度はこちらがピンチを迎えることになってしまう。

 

 

8回表を清水くんで1回を投げ被安打1失点0の奪三振2与四球2でホールド。清水くんは3番門脇選手を初球でピッチャーゴロに打ち取り1死、4番岡本選手を内角低めフォークで空振り三振の2死としたがここからピンチとなっていく。

 

5番中田翔選手がレフトにヒットで2死1塁の代走吉川選手、6番丸選手に四球の2死2塁1塁、7番代打長野選手にも四球を与えてしまい2死満塁と大ピンチ。リードは2点あるが満塁で8番大城捕手、逆転される可能性もある場面ができあがってしまう、ピンチに大をつけてしまった。

 

そこでいきなり大城捕手にボール3、押すのかこれはでしたが清水くんはカウントを立て直し最後は真ん中高めに151キロのストレートを投げ込み空振り三振の3アウト!よく踏ん張ってくれました、ナイスホールドです。清水くんは大城捕手にボール3としたところで逆に落ち着けたとも話している、アマ時代から絶体絶命の場面で強かった清水くんらしいコメントですね。

 

 

8回裏、巨人は最後の継投で田中豊樹投手。2番アキーノくんはサードライナー、3番岡林くんが空振り三振の2死、4番周平くんがレフトフライの三者凡退、リード2点のままで最後の守り回とできるかの9回表に突入です。

 

5-7で迎えた9回表をライデル・マルティネスくんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振2でセーブ、この回はファーストに溝脇隼人内野手、センターに加藤翔平外野手が入りファーストの細川くんはレフトに。ライマルくんは9番梶谷選手をファーストゴロ、1番オコエ選手は外角低めスプリットで空振り三振の2死、2番中山選手を真ん中にストレートで空振り三振の試合終了、勝ちました。

 

 

この勝利でカード2勝1敗として今季初のカード勝ち越し、最下位も脱出とできました。この週の5試合を3勝2敗とこちらでも勝ち越し、良い勝ち方も出せてますしこの調子で上げていければです。

 

さあ、4月18日から23日での2カード5試合、18日に松山で20日は神宮で開催の変則2連戦の対東京ヤクルト戦、21日から23日にバンテリンドームナゴヤで開催のホーム3連戦となる対阪神戦です。この週も続けて勝ち越していければです、期待したい。

 

 

週の頭、18日の松山、予告先発は涌井秀章投手と発表されました。涌井くんはここまでの先発登板2試合、どちらもクオリティースタート達成の好投、残念なことに援護薄なため勝ち星が付かず黒星がならぶことに。こういうのをまた続けて3つもとしてはいかんです、今度こそ野手陣がしっかり手厚く援護、なんとしても勝ちをつけてやってもらいたい。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。