11月18日のドラゴンズ、秋季キャンプ2022も本日を入れ残り2日となりました。今年は北谷と名古屋の二組に分かれてのキャンプ、その北谷組の方ですが初日2日目に続き17日からのキャンプ最後の3日間をユーチューブのドラゴンズ公式チャンネルでライブ配信されています。

 

配信のスケジュールですが17日は既に終了していますが13時から15時30分の配信。配信2日目の18日は9時30分から15時30分までの予定、最終3日目の19日は9時30分からの配信で終了時間は分からないですが手締めまでの予定となります。こういう配信はリアルタイムで見れなくても録画配信があるので後でも気軽に見れるのが良いですね、楽しみ。

 

残り僅かとなった秋季キャンプ2022、北谷組も名古屋組もアクシデント無く、みんな元気で最後までとなればですね。北谷組のキャンプ配信ですが初日2日目と比べて最後の3日間、鍛えて鍛えての日々でいろいろと変わって来てると思いますがどんな感じになっているんだろう、動きとか体つきとか、そういう部分に注目していくのも面白いかもだ。

 

 

今回のブログですが15日に発表され驚いた交換トレード、ドラ5仮契約、あとは既に始まっている契約更改の初日についてなどを書きたいと思ってます。では、まずはトレード、突然の発表でしたのでこれには本当にびっくりした。

 

 

ドラゴンズは11月15日、東北楽天ゴールデンイーグルスとの間で1対1の交換トレードが成立したと発表です。交換トレードにより移籍はドラゴンズから阿部寿樹内野手で東北楽天からは涌井秀章投手、共に主力選手、大型のトレードとなりました。

 

移籍が決まった阿部くんは「7年間、ドラゴンズでお世話になり人間としても野球人としても成長させてもらいました、本当に感謝しかありません。応援していただいたファンの皆様にも、とても感謝しています、東北楽天ゴールデンイーグルスでも頑張ります」と球団広報を通じコメントです。

 

 

トレードですが阿部くんが知ったのは私達が驚きのニュースに接する少し前になるようです、発表となった15日に加藤球団代表から楽天に行ってくれと言われたという。最初は契約更改の話かなと思ったそうなのでトレードは全く頭になくの状態、突然の事で戸惑いはあったが、こういう事があるのもプロ野球、実感はまだ無いそうですがトレード移籍という事実は受け入れていると話す。

 

現在、新外国人選手獲得のためドミニカ視察中の立浪監督とは電話で話したそうです、阿部くんは立浪監督から「今年頑張ってくれたのにあれだけどみたいな。楽天の方でもまた頑張ってくれと言われました」とその内容についてをざっくりと説明です。発表から一夜明けた翌日、阿部くんはナゴヤ球場でチームメイトに別れの挨拶、移籍準備のためバタバタとした日々が始まりました。

 

トレードが成立したということは相手球団も戦力としての期待があっての交換ということ「光栄な事です、素直に嬉しい」とトレードについての思いを改めて明かし、「名古屋のファンが見てくれるように活躍して全国ニュースになればいいかな」と気合です。阿部くんの活躍を祈ります、さよならよりもいってらっしゃいで、何時かまたドラゴンズでとなればです。

 

 

交換トレードですので行く人があれば来る人も、その来る人、ドラゴンズに移籍入団の涌井秀章投手は「4球団目なので新しい友達づくりは柳に橋渡ししてもらい、新しい野球人生をスタートしたいと思います。日本シリーズで対戦できるように頑張ります」と東北楽天の球団広報を通じコメント。

 

ドラゴンズで4球団目、埼玉西武でプロキャリアをスタートさせ千葉ロッテに東北楽天、パリーグ3球団でプレーの涌井くんは今回の移籍が4球団目、初めてのセリーグ球団の所属となる。そこでの新しい友達づくりは柳に橋渡ししてもらうとのこと、この柳は出身高校の横浜高校、その後輩となる柳裕也投手のことです。チームには後輩の他に先輩も、横浜高校出身者がいます、やりやすい環境だ。

 

今季は打球が手に当たり骨折するアクシデントで長期離脱、大きな怪我でしたが骨折は完治し復帰済みで問題無し。涌井くんは今年36歳とベテランですが50歳現役を目指してる投手、そこに向けた準備はしてるから進化の歩みは止まっていない、レジェンド級の投手はみんなこうだった、なので大きく期待です。通算154勝の涌井くん、ドラゴンズで200勝を達成してもらいたいですね。

 

 

入団交渉。ドラゴンズは2022年ドラフト5位指名、独立リーグの日本海オセアンリーグ、福井ネクサスエレファンツの濱将乃介内野手と11月15日、福井市内で入団交渉を行い契約金3500万円の年俸720万円で仮契約を結びました。濱くん、ドラゴンズ入団おめでとうございます。

 

交渉後の会見で濱くんは「レギュラー奪取が目標です、内外野どちらもできるように準備しておきます。日本球界を代表する選手になりたいです」と話した、ショートで勝負したい思いもあるがポジションへの拘りよりもレギュラーでやりたい、任されたところでやるだけと意気込みも。

 

 

濱くんは現在ショートが本職となるがセンターが元本職の選手で内外野守れる、モンスタークラスの身体能力を誇り遠投は125メートルと超強肩、50メートルを5秒9で駆け抜けデッドリフトは体重の3倍強となる250キロを上げる、スピードだけでなくパワーもある。速球に強くドラゴンズとの交流戦でジャリエル・ロドリゲス投手からも安打しています、走攻守三拍子揃っている選手です。

 

高校は東海大甲府高校の出身と高橋周平内野手の後輩、プロ志望届を出したが高校からは指名漏れ、プロ野球選手への思いは強く最短でを目指し独立リーグ入りするが高知で3年の福井で1年と今回の指名まで4年を要した。この独立4年の経験は大きく、濱くんを即戦力級に育てている、今年のドラフトで独立リーグ選手の支配下指名は濱くんだけだ。

 

体力的な問題は無い、怪我故障も無くで体が丈夫なのも素晴らしい。学ばなければいけない技術的な事はあるでしょうが来年、無事に春季キャンプを完走できたとしたら開幕1軍もある選手です、そう思える力は既にあると感じます。ムードメーカー的な選手にもなっていきそうですね、そういう性格だとも思う、とにかく楽しみな存在、早く見たい選手です。

 

 

契約更改。ナゴヤ球場に隣接するドラゴンズ選手寮、昇竜館で11月8日から契約更改が始まっています。17日までに36選手が契約を更改していて今年は今ところ保留無し、順調に進んでいます。今回はその初日、6選手の契約更改についてをここから。

 

 

松葉貴大投手は旧年俸2800万円から2200万円増の新年俸は5000万円、プラス出来高の複数年契約でサイン、今季取得した国内FA権を行使せず残留、契約を更改しました。松葉くんは会見で「今までで一番高い年俸をいただくので、10年間頑張って良かったです」と倍に近い昇給、年数と出来高の内容は明かされていないがプラス出来高付きの複数年契約を喜ぶ。

 

来季に向け「1年間ローテを飛ばすことなく中6日、中5日や中4日も対応して、常に回り続けられるように頑張りたいです」と意気込み、フル回転宣言です。今季は19試合に先発出場し6勝7敗の防御率3・33、本拠地バンテリンドームナゴヤで5回限定の起用法で注目を集め、この起用を定時、5回以上を投げれば残業、ビジターは出張と表されるようにもなる。

 

とにかく打順1巡目に強く、立ち上がりが上手くいけば5回までゼロを並べる快投を披露することが多い投手です。突然崩れるという見極めの難しさがあるが、鬼門の6回も本拠地5回限定起用により得た自信からかシーズン後半では残業や出張でも結果を出せるようになったのは大きい。来季も今季同様に安定した強さを発揮してもらいたいです。

 

 

大野雄大投手、現状維持の年俸3億円プラス出来高5000万円でサイン、契約を更改しました。大野雄大くんは3年の複数年契約中で今季が2年目、「複数年契約中なので来年頑張ろうという気持ちで判を押して来ました。まだまだ元気なところは見せれたと思う、自分は完投能力がある投手なので、来年は今年の倍くらいを目指してやりたいです」と来季への意気込み。

 

今季は23試合に登板し8勝8敗、チームトップの157イニングを投げ防御率は2・46、勝敗は分けの形で物足りない数字にもだが貢献度は高く先発陣のリーダー、エースの活躍ではありました。

 

 

開幕し小笠原慎之介投手ら若手の頑張りを喜ぶ大野雄大くん、祖父江大輔投手から「嬉しそうにしてるけど負けとったらあかんやろう」との言葉を受ける、「感心してる場合じゃないなと。ユニホームを着てるうちは落ち着いたらあかん」と納得し気合。この直後の阪神戦で青柳投手と投げ合い9回をパーフェクトに投げ切るが0-0、結果は10回を1人で投げ被安打1の完封勝ちを記録する。

 

この試合は何としても9回までのうちに点を取ってパーフェクトを成立させてあげたかった、勝てたのは良かったんですけどもそこが残念でならない。青柳投手も超好投状態でしたのでこういう試合になったので仕方ないとこもですけどね、10回を被安打1の完封も凄い記録だけど来季はもっと援護してあげたいですね、こういう試合を減らしてあげたいです。

 

その来季に、大野雄大くんは「バリバリ投げれるのもあと何年か、やるだけやと思ってるのでやります。壊れるまで投げたいです」と話す。来季も変わらずエースの期待、実績のある年上の先発投手がチームに加わりますが投手陣のリーダーは大野雄大くんです、頼りにしてますよ。

 

 

福田永将内野手、旧年俸4500万円から1000万円減の新年俸3500万円でサイン、契約を更改しました。今季は25試合の出場で打率2割1分4厘の1本塁打2打点、昨年10月に右膝を手術、リハビリなどで出遅れたところはあるが巻き返す事なく終わり残念なシーズンとしてしまった。

 

会見で福田くんは「今年は何もしてないので金額については何もないです。出遅れたのは仕方ないが一気に状態を上げれなかったのがいけなかった、このオフは久しぶりにリハビリではなく過ごせています、考えながら出来ているので来年はスタートから勝負をかけたいと思います」と話しています。

 

 

高松渡内野手、現状維持の1060万円でサイン、契約を更改しました。昨季は足のスペシャリストとして15盗塁を記録し存在感を出せたが今季は5盗塁のみ、コロナ感染で出遅れシーズン後半は下肢のコンディション不良なども、自慢のスピードを発揮し切れなかった。

 

更改後の会見で高松渡くんは「球団からは、もっと走ってもらいたかったと言われました、自分でもそれは思っていました。シーズン途中で足の怪我もあって、まだ全力では走れないですが自分は足が売りです、早くスピードを取り戻していきたいです」と俊足復活を誓う。足自慢の新人がいっぱい入ってくるのでプロの先輩として負けられない、チーム最速の座は譲らないと燃えています。

 

 

福元悠真外野手、現状維持の720万円でサイン、契約を更改しました。福元くんはドラ6で大阪商業大学から入団のプロ1年目、1軍戦1試合の出場でDeNA横浜の山崎康晃投手からプロ初安打を記録。初めてのシーズンを終え体の強化が必要だと痛感、戦える体をつくりをオフの課題としました。

 

外野だけでなく三塁など内野も守れる、起用幅は出ていて出場機会を得やすくはなっています。秋季教育リーグのみやざきフェニックスリーグで活躍し開花に向けた進化を示している、将来が楽しみと思えるものを見せてくれてます、目標は開幕1軍だそうだ、達成を期待したい。

 

 

星野夏生内野手、現状維持の年俸540万円でサイン、契約を更改しました。星野くんは豊橋中央高校からドラフト5位指名を受け入団のプロ1年目、今季は1軍戦の出場は無しだが2軍戦56試合に出場、打率1割4分9厘と打撃で大苦戦したがプロとしての経験を積めたルーキーイヤーとはなる。

 

その経験ですが秋季教育リーグ、みやざきフェニックスリーグで開花への兆しを示し始める、まだまだ攻守に課題は多いですが、苦戦してた打撃にも良い変化が出てきてる。今季の一番の収穫は大きな怪我故障をせず最初のシーズンを完走したところではないかな、その先となる秋にしっかり動けてるのは素晴らしい、目立たない一歩だが強い一歩目だ、繋がるものを得た。

 

会見で星野くんは「来年は1軍で試合に出たいと思います。ライバルも増えますので出場機会は限られてくるでしょうが、少ないチャンスをしっかり掴みたいです」と意気込み、そこへ向け戦い抜ける体つくりをオフの課題とした。内野は大学に社会人や独立からと年上の後輩が増え激戦区に、しかしプロでは先輩、その意地をですね、競争を勝ち抜き大きく成長をです。

 

 

秋季キャンプから本格的な指導を開始した新コーチ、和田一浩1軍打撃コーチは一足早く17日でキャンプを打ち上げです。和田コーチから次に指導を受けれるのは春季キャンプ、そこまでの間、オフシーズンの宿題が出ています、とにかくバッティングの事を考え続ける、このキャンプで指導したことを自分の中でしっかり消化し自分の形をつくって欲しいと選手に伝えたという。

 

 

バットが離れないようにすること、バットが体に巻き付くように出るためにはどうするか、そこを重点的に指導していた和田コーチ、練習方法もいろいろと教えている。感覚は個人個人なので、その中で最適を自分でつくって欲しい、それがオフの宿題となりました。

 

長く重いマスコットバットを使う練習、バスマットを改良したドラゴンズオリジナルのスイング矯正具『ブラリーナ』を着用しての練習とか。このブラリーナですがブライト健太くんが腰にバスマットを履いて打撃練習、なんて言えば…シャンプーハットが腰に着てる感じかな、こればバレエのチュチュに見えることからブライトくんとバレエでこう命名されることに。

 

ブラリーナ効果は最近の打撃練習を見てあったようにも思います、手が下がってしまう癖など悪い癖は出てないようにも。確か周平くんもやってたような、大胆な癖の矯正方法で面白いと思いました。オフの宿題、この効果で大化けする選手は出て来るのだろうか、春季キャンプが待ち遠しいですね。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。