8月14日のドラゴンズ、京セラドーム大阪で阪神タイガースとビジターゲーム3連戦、その第3戦が行われ5-4でドラゴンズ勝利。やりました、このカード3連勝!スイープに成功です、3タテとなりました、拍手。いや~よく勝った、大きくリードしていたのを追い付かれた展開でしたので厳しいかなと思ったが最終回に仕掛けての勝ち越し、勝負強いね、流れが来てる。

 

 

JERAセントラルリーグ2022の103試合目。対阪神20回戦、ドラゴンズのスタメンは①岡林勇希(右)②後藤駿太(中)③阿部寿樹(三)④ダヤン・ビシエド(一)⑤平田良介(左)⑥大野奨太(捕)⑦石垣雅海(二)⑧土田龍空(遊)⑨橋本侑樹(投)、試合前の公示で橋本くんは出場選手登録の即先発。

 

1回表、阪神の先発はガンケル投手。1番岡林くんがショートゴロ、2番後藤駿太くんはファウルで粘っていったが9球目の外角高めツーシームで空振り三振に仕留められ2死、3番阿部くんは相手好捕のライトファウルフライ、最初の攻撃は三者凡退に終わります。

 

先発の橋本侑樹くんは5回を投げ被安打7失点4の奪三振3与四死球3で勝ち負け付かず。1回裏、プロ初先発登板となる橋本くんは1番島田選手をライトフライの1死、2番山本選手にレフトへのヒットを打たれ1死1塁、ここは3番ロハスジュニア選手をショートゴロ併殺に仕留め結果打者3人で3アウト、無失点での立ち上がりとできました。

 

 

2回表、4番ビシエドくんがファウルで粘って9球目を打ちレフトにヒット、回の先頭が出塁するも5番平田くんがサードゴロ併殺で2死に。6番大野奨太くんのサードへの打球を佐藤輝明選手が悪送球エラーで2死1塁、相手ミスを生かし攻めにでしたが7番石垣くんは空振り三振で3アウト。

 

2回裏、4番佐藤輝明選手に四球を与え1塁、制球の乱れで回の先頭出塁を許します。こういう入りでしたが5番ロドリゲス選手をサードゴロ併殺、2死走者無しと出来たが6番糸原にボール1からの2球目で死球を当ててしまい2死1塁、四死球で走者を背負う展開を繰り返し危ういとこもだったが7番井上選手を3球目の真ん中低めフォークで空振りの三振、3アウトで無失点。

 

 

ドラゴンズの得点は5点、先制はドラゴンズで3回表、若竜コンビがこの試合でも機能、ここから攻めていきます。8番土田くんがライトにヒットで回の先頭出塁に成功、9番橋本くんが送りバントを決め1死2塁、この試合で初の得点圏チャンスをつくりました。

 

ここを決めるのは1番岡林くんでセンターにタイムリー!これで1-0の1死1塁、巡目跨ぎでの攻めで先制、8番土田くんが出て9番投手が送り1番岡林くんで得点のパターンが出せた、拍手です。

 

そしてもう一押し、2番後藤駿太くんへの初球前、ガンケル投手が牽制悪送球で岡林くんは2塁にで再び得点圏、後藤駿太くんはセンターフライとなるも岡林くん好走のタッチアップ成功で2死3塁、ここを3番阿部くんでセカンド糸原選手のグラブを大きく弾いたセンターへのタイムリー!!これで2-0の2死1塁、4番ビシエドくんは途中自打球でのダメージものセカンドフライで3アウト。

 

 

2-0としての3回裏、8番梅野捕手を外からのスライダーで見逃し三振、9番ガンケル投手がセンターにヒットで1死1塁、1番島田選手もセンターへのヒットで続かれ1死2塁1塁と得点圏に、ここは2番山本選手を阿部くんが好プレーのサードゴロ併殺で3アウト、得点直後の守り回を無失点。

 

4回表、5番平田くんがセカンドフライで6番大野奨太くんもセカンドフライの2死、7番石垣くんがレフトフライで三者凡退に終わります。

 

4回裏、3番ロハスジュニア選手がレフトにヒット、4番佐藤輝明選手をライトフライで1死1塁、5番ロドリゲス選手をセンターフライの2死1塁、6番糸原選手はレフトフライで3アウト。

 

 

追加得点は5回表、またここが起点に、8番土田くんが2球で追い込まれ3球目を打ちショートゴロ、これを山本選手が悪送球エラーで1塁、この相手ミスから攻めていきます。9番橋本くんは送りバントでしたがスリーバントをファウルする失敗で三振扱いの1死1塁、こうなりましたが1番岡林くんが初球をセンターへ打ち返し1死3塁1塁とチャンスを仕上げます。

 

ここを決めるのは2番後藤駿太くん、ストライク1からの2球目、外角高めツーシームを打ち左中間を割った2点タイムリー2塁打!!これで4-0の1死3塁、ナイスバッティング。え~お気付きとは思いますが後藤駿太くんは三塁に進んでるが2点適時2塁打、セーフ判定でしたが阪神リクエスト成功で判定が覆りアウトにで2死走者無しに、この一打の記録は2点適時2塁打+走塁死。

 

 

元オリックス所属、ここ京セラドーム大阪を本拠地としてプレーの後藤駿太くん、移籍後初適時打はその古巣でとなる。後藤駿太くんは試合後にヒーローインタビューを受け「なかなかチャンスで打てていなかったので、犠牲フライでも何でもいいから追加点と思い打席に立ちました。打った瞬間、抜けると思ったので気持ちよく走りました」と3塁アウトになったが2点適時2塁打を振り返る。

 

ビジターの青いユニホームの背番号は00番、スタンドにはオリックス時代の背番号8番のグッズなどを持って応援のファンの方も。後藤駿太くんは「オリックスのときのユニホームとかタオルとかを持って応援してくれてる人たちも結構多かったので、とても嬉しかったです」と話した。

 

この京セラドーム大阪での阪神3連戦は3試合連続スタメンで3試合連続の安打とチームの勝利に貢献した後藤駿太くん、「試合に出た時は何か1つでもチームに貢献できるようにと思いやってるので良かったです」と笑顔、この調子ですね。試合に戻りまして3塁はアウトにはなりましたが4-0、5回表2死で3番阿部くんがレフトにヒットの1塁、4番ビシエドくんがサードゴロの3アウト。

 

 

4-0としての5回裏、先発としての初勝利の権利を得れるかどうかのイニング、橋本くんは7番井上選手を真ん中にストレートをズバっと投げ込み見逃し三振、良い入りとしたんですがやられます。

 

8番梅野捕手がセンターにヒットで1死1塁、9番代打陽川選手には死球となってしまい1死2塁1塁と得点圏を許し1番島田選手がライトにヒットで1死満塁に、大ピンチとなります。こうなっても4点のリード、少し切り崩したとしても抑えればだった、2番山本選手はセンターに犠飛の4-1の2死2塁1塁、アウト交換失点なんでこれは良しでもありました。

 

なんですけどもアウト交換を生かせませんでした、3番ロハスジュニア選手にボール1からの2球目、真ん中やや外寄り低めのフォークを捉えられレフトスタンドへの同点3ランホームラン、これで4-4で2死、痛い被弾となりました。続く4番佐藤輝明選手はレフトフライの3アウト、橋本くんはこの回を投げ終え降板、継投となります。

 

 

同点での降板で継投ですのでプロ初先発の結果は勝ち負け付かずに、橋本くんは「4点も貰っていましたがホームラン一発で追い付かれてしまいました…・リードを守ってマウンドを降りたかったです」と登板を振り返る。

 

もうちょっとだったプロ初勝利、橋本くんは今回が初先発ですがここまでの44登板は全て中継ぎ、通算戦績は勝ちもなければ負けも無しで0勝0敗の1ホールドで迎えたこの登板でした。まだまだ課題もですけど先発での可能性は示せたのではないかな、あとアウト1つで試合後にヒーローインタビューだったかもなんですけどね、次こそだな、次の先発機会ではそうなる事を期待したい。

 

 

4-4とされての6回表、阪神は継投で2番手に浜地投手。5番平田くんが初球を打ってセカンドゴロ、6番大野奨太くんが3球での見逃し三振で2死、7番石垣くんがサードゴロの三者凡退、失点直後の攻撃回で何もさせてもらえずテンポ良く抑え込まれる、これは危ない、嫌な流れに。

 

先発からの継投は、祖父江大輔投手・清水達也投手・ロドリゲス投手・マルティネス投手。4-4の6回裏を祖父江くんで1回を投げ被安打0失点0のホールド。祖父江くんは5番ロドリゲス選手をショートゴロ、6番糸原選手はレフトフライで2死、7番井上選手をピッチャーライナーの三者凡退、流れとしては難しい回であったと思うんですけどね、ナイスホールド。

 

7回表、阪神は3番手でケラー投手。8番土田くんは空振り三振、9番代打京田陽太内野手はセンターフライの2死。1番岡林くんがファースト内野安打で2死1塁、2番後藤駿太くんへの初球で岡林くんが盗塁を決め2塁と得点圏に、後藤駿太くんはファウルで粘っていきますが10球目でサードフライに打ち取られ3アウトで無得点。

 

 

同点での7回裏を清水くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振1でホールド。清水くんは8番梅野捕手を大きなライトフライ、9番代打板山選手をサードファウルフライの2死、1番島田選手を3球目の真ん中低めカーブで空振り三振の三者凡退、しっかり抑えスコア動かさずとしホールド。

 

 

8回表、阪神は4番手に湯浅投手。3番阿部くんが三球三振、4番ビシエドくんはライトファウルフライの2死、5番平田くんがファーストファウルフライで三者凡退、クリーンアップでしたが全く攻め手を出せずで終わります。

 

8回裏をジャリエル・ロドリゲスくんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振2与死球1で勝利投手。ジャリエルくんは2番山本選手に初球を当ててしまい死球の1塁で代走植田選手、嫌な入りとなりましたが続く3番ロハスジュニア選手を初球でライトフライに打ち取り1死1塁。

 

続く4番佐藤輝明選手への3球目に植田選手が盗塁を決め1死2塁、勝ち越しの走者が得点圏に進みましたがジャリエルくんが踏ん張る。佐藤輝明選手をフルカウントで6球目、内角低めに縦のスライダーで空振り三振の2死2塁、5番ロドリゲス選手を外角低めに縦のスライダーで見逃し三振の3アウトで無失点、ジャリエルくんはロドリゲス対決に勝ちガットボーズ、この投球に勝ちが付きます。

 

 

試合を決める得点は9回表、阪神は継投で抑え左腕の岩崎投手、6番大野奨太くんが1塁にヘッスラ突入のサード内野安打で出塁、1塁に代走三好大倫外野手としての攻撃。7番石垣くんはしっかりと送りバントを決め1死2塁の得点圏、8番土田くんがセンターへのヒットで続き1死3塁1塁とチャンス仕上げての場面。

 

ここに9番代打木下拓哉捕手、ボールからストライクストライクで追い込まれての4球目に仕掛けました、なんとここでスリーバントスクイズを選択、これに岩崎投手が反応し外しに来たんですが外し過ぎました、梅野捕手、打席でスクイズにいってる木下拓くんものダブルジャンプ、ボールはこの上をですのでバットにも当たらず捕球も出来ず。

 

高く抜けたボールがバックネットまでいってる間に3塁走者生還の5-4と勝ち越して2死2塁、これが決勝点となります、1番岡林くんはレフトフライの3アウト、この試合の得点はここまで。

 

 

決勝点ですが相手暴投でとはなりません、記録としては重盗、三好くんの本盗となります。今回のこのケース、ガチのスクイズで走者2人の動き出しは投手の投球よりも先、なので守り側にミスがあっても暴投や捕逸がつかず走者の盗塁が記録されるケースになります、この規定により本盗でが決勝点、こうなるそうです。

 

そんな決勝点が入り5-4として迎えた9回裏、ライデル・マルティネスくんで1回を投げ被安打0失点0のセーブ、この回は木下拓くんがマスクを被ります。ライマルくんは6番糸原選手をファーストゴロ、ビシエドくんのナイスプレーでのアウトです、7番井上選手をライトファウルフライで2死、8番梅野捕手をセカンドゴロで試合終了、勝ちました。

 

 

対阪神20回戦の決まり手は本盗ですが、それを呼んだスリーバントスクイズ、代打は打撃好調な木下拓くんでしたので打たせるのかなと思ったところでの仕掛けだった。この理由を立浪監督は「もちろん木下には打たせるつもりでいましたよ。何とか打って欲しかったんですけど、2ストライク目のファウルを見た時に、だいぶ差し込まれていたのでね」と説明する。

 

ダメだったとしてもタイミングはガチのスクイズで動かしたので2死2塁1塁のかたちで残せたかも、1番はこの試合猛打賞の岡林くん、そこもあってだったのかなと思う采配。意図とはちょっと違う結果にですがほぼ成功、相手ミスもこちらが動くから出るとこもありますからね。

 

現在、夏の高校野球、甲子園大会の真っ最中、野球好きとしてましては高校野球も見てプロ野球もの野球観戦漬けの時期、この3連戦でのドラゴンズの戦い方を見ててこういう高校あったら強いだろうなあですよ、全国制覇もできるね。そういう勝負強い攻めを出せれた連勝だと感じてます、こういうことも出来るんですから、これも高めて、ここからもとしてもらいたい。

 

 

さあ、次のカード、明日16日からは敵地マツダスタジアムで広島カープとの3連戦、前回の対戦では良い戦いが出来てので今回もと期待したいです。そのために大事な第1戦、16日の対広島18回戦の予告先発は柳裕也投手と発表、前回登板で約1ヶ月ぶりとなる勝利を決めた柳くん、自身連勝でチームの連勝も伸ばし勢いにですね、好投に期待したい。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。