プロ野球、オールスターゲームを折り返しとして前半戦、後半戦と呼ばれますが半分半分って事ではなく前半戦のがちょい長い。ドラゴンズは前半戦となる89試合を戦い38勝50敗1引き分けでセリーグ6位、借金12の最後尾となってますが2位まではそう遠くもなく手が届く距離、優勝となると自力も無いことですし目指すと言えるものではないがAクラスなら全然狙えるここからです。

 

後半戦の残り54試合の結果次第ではまだまだ分からないJERAセントラルリーグ2022、狙うは今のとこ自力で行ける一番上、セリーグ2位からの日本一を目指しとなります。とにかく狙える一番上へだ、今季が確定するその時まで、とにかく狙える一番上で戦ってもらいたい。

 

 

後半戦、既にスタートしてまして白星発進といい感じ。予定されてた前半戦最後のカード、ホームでの対巨人3連戦が巨人にコロナ陽性者が多数出てしまったことにより中止、延期が決定されました。これによりドラゴンズのオールスターブレイクは予定より4日間も長いインターバルとなってしまったが、リスタートの試合では長い休み明けとは思えないゲームを披露し勝ちました。

 

素晴らしい勝利の前、負け終わりとなった前半戦最後のゲーム、もう10日前になりますがその試合についてをまず、ここから振り返ってみたいです。その試合、ドラゴンズの前半戦最後の試合は7月20日になります、バンテリンドームナゴヤで開催のDeNA横浜ベイスターズ3連戦、その第3戦、結果ですが6-4でドラゴンズ敗戦、この負けによりカード1勝2敗と負け越しです。

 

 

JERAセリーグ2022の89試合目。対DeNA横浜13回戦、ドラゴンズのスタメンは①大島洋平(中)②岡林勇希(右)③郡司裕也(左)④ダヤン・ビシエド(一)⑤木下拓哉(捕)⑥溝脇隼人(二)⑦福田永将(三)⑧土田龍空(遊)⑨笠原祥太郎(投)。

 

先発の笠原くんは5回を投げ被安打7失点4の奪三振2与四死球3で敗戦投手。1回表、1番蝦名選手をセカンドゴロの1死、2番桑原選手がショートライナーで3番佐野選手もショートライナーで三者凡退、いい立ち上がりとしますが打者3人でしっかり抑え込めたのはここだけでした。

 

1回裏、DeNA横浜の先発は大貫投手。1番大島くんがファースト内野安打で1塁、2番岡林くんへの3球目に大島くんが盗塁死、セーフ判定でしたがリクエストにより判定覆りました。1死走者無しとなって岡林くんはレフトフライの2死、3番郡司くんはセカンドゴロで結果打者3人の3アウト。

 

 

2回表、4番ソト選手5番宮崎選手に連打され2塁1塁、6番大和選手が送りバント決め1死3塁2塁、大ピンチです。ここは7番嶺井捕手を外角低めストレートで空振り三振の2死3塁2塁、このアウトは大きかった。8番森敬斗選手を申告敬遠で2死満塁と塁を埋め9番投手との勝負を選択、9番大貫投手は初球でキャッチャーファウルフライに打ち取り3アウトの無失点、踏ん張りました。

 

2回裏、4番ビシエドくんがショートゴロで5番木下拓くんはレフトフライの2死、6番溝脇くんが空振り三振の三者凡退、ピンチの後にを期待もでしたが攻め手を出せず。

 

3回表、1番蝦名選手に死球、2番桑原選手はピッチャーライナーで1塁走者が飛び出し帰塁出来ずの併殺。2死とはできましたが3番佐野選手がセンターに2塁打で2死2塁、4番ソト選手に四球の2死2塁1塁、ここは5番宮崎選手をショートゴロの3アウトで無失点。3回裏、7番福田くんが空振り三振で8番土田くんはレフトフライの2死、9番笠原くんは空振り三振で三者凡退。

 

 

スコアが動き始めたのは試合中盤に入った4回表、6番大和選手がレフトにヒットで1塁、ここを7番嶺井捕手が初球、外角高めへとなったスクリューボールを捉えレフトスタンドへの2ランホームランで2-0、後続の8番森敬斗選手から大貫投手で蝦名選手をセカンドゴロ・ファーストゴロ・センターフライと3アウト、被弾後を踏ん張り被弾の2失点で粘ります。

 

2-0とされての4回裏、1番大島くんが見逃し三振で2番岡林くんはセカンドゴロ、3番郡司くんはサードゴロで三者凡退、失点直後の攻撃回でしたので即反撃としたかったが抑えられてしまった。

 

5回表、2番桑原選手がセンターにヒットで1塁、この回も先頭が出塁と先制時と同じパターンか、この嫌な感じは当たりまして3番佐野選手の初球、外角高めカットボールを捉えライトスタンドへの2ランホームラン、これで4-0、残念。ここも後続は抑え込んでます、4番ソト選手から宮崎選手大和選手を空振り三振・ショートゴロ・レフトファウルフライの3アウト、笠原くんはここまで。

 

 

この5回表を投げ切り笠原くんは降板し継投に、「ここぞという時のボールが甘くなってしまいました」と猛省、高めに甘くなった被弾の2球を振り返り悔やんだ。前回登板で3年ぶりの勝ち星を得た笠原くんは連勝を狙っての今回だったがダメだった、粘れてはいたんですが失点の仕方が良くない、綱渡りな登板になってるので次回登板こそは強く抑え込んでもらいたい、好投をと願います。

 

4-0での5回裏、4番ビシエドくんがサードゴロ、5番木下拓くんがライトにヒットで1死1塁、6番溝脇くんのファーストへのゴロは大貫投手と1塁に競争で溝脇くんが僅かに先着の内野安打で1死2塁1塁、得点圏に攻め込みチャンスとします。ここは7番福田くんがライトフライの2死2塁1塁、8番土田龍空くんは空振り三振の3アウトで無得点。

 

先発からの継投は、森博人投手・福敬登投手・根尾昂投手・タバーレス投手。4-0の6回表を森くんで1回を投げ被安打0失点0。森くんは7番嶺井捕手をショートゴロ、8番森敬斗選手をレフトフライの2死、9番大貫投手はセカンドゴロの三者凡退、ナイスリリーフです。

 

 

6回裏、9番森くんに代打後藤駿太外野手が空振り三振、1番大島くんはレフトにヒットで1死1塁、2番岡林くんは見逃し三振の2死1塁、3番郡司くんも空振り三振の3アウトで無失点。

 

7回表は福くんで3分の2を投げ被安打1失点1、この回から後藤駿太くんがレフトに入ります。福くんは1番蝦名選手へのボール2からの3球目、内角高めストレートを打たれレフトにホームラン、いきなり被弾してしまい5-0、2番桑原選手をセンターフライで3番佐野選手もセンターフライの2死、ここで降板し継投へ。

 

5-0となっての7回表2死からを根尾くんで1回と3分の1を投げ被安打0失点0の奪三振1。根尾くんは2死走者無しで4番ソト選手との対戦からの入り、カウント2-2からの5球目、外角低めにスライダーで空振り三振の3アウト、鋭い変化のナイスボールでした。

 

 

ドラゴンズの得点は4点。反撃開始は試合終盤に入った7回裏、4番ビシエドくんがライトにヒットで1塁、ここを5番木下拓くんが内角フォークを打ちレフトスタンドに2ランホームラン!これで5-2、ナイスバッティング、まずは2点返します。

 

続く6番溝脇くんがセカンドゴロ、7番福田くんがレフトにヒットで1死1塁、8番土田くんはレフトファウルフライの2死1塁。9番に代打後藤駿太外野手を投入、ここでDeNA横浜は継投に入り2番手に左のエスコパー投手、後藤駿太くんはレフトフライで3アウト。

 

5-2として迎えた8回表、初の回跨ぎで根尾くん、5番宮崎選手をセカンドフライで6番大和選手をライトフライの2死、7番嶺井捕手はショートゴロで三者凡退、好投です。根尾くんは登板毎に進化中、回跨ぎも問題なくやり遂げた、球種もフォークが入って来てますし将来の先発登板に向けた準備も順調な様子だ、この調子で次もと期待です。

 

 

8回裏、DeNA横浜はエスコパー投手が回跨ぎ、1番大島くん2番岡林くんが連打で2塁1塁とノーアウトで得点圏に攻めます。3番根尾くんに代打で平田良介外野手、DeNA横浜はここで継投し伊勢投手、平田くんは空振り三振で4番ビシエドくんも空振り三振の2死2塁1塁、5番木下拓くんはファーストライナーで3アウト、ここでの無得点は痛かった、残念。

 

9回表はタバーレスくんで1回を投げ被安打1失点1の奪三振2与四球2。タバーレスくんは8番森敬斗選手に四球、9番代打関根選手が送りバントを決め1死2塁、1番蝦名選手を真ん中低めスライダーで空振り三振の2死2塁、2番桑原選手に四球の2死2塁1塁。

 

ここを3番佐野選手がセンターにタイムリーで6-2の2死2塁1塁の代走田中俊太選手、ダメを押されたかたちの失点をしてしまったが4番神里選手を外角カーブで見逃し三振の3アウト。

 

 

6-2で迎えた9回裏、DeNA横浜は抑えに山崎康晃投手。6番溝脇くんが三球三振してしまったが7番福田くん、初球の真ん中高めストレートを打ちレフトポール直撃弾は今季1号ホームラン、これで6-3、良い感じの一撃でしたが後日コロナ離脱に、仕方ないことですが上手くいかんですね。

 

続く8番土田くんがショートエラーで出塁し1死1塁、9番後藤駿太くんのファーストゴロは進塁打の2死2塁、ここを1番大島くんがセンターにタイムリーで6-4の2死1塁、この試合の得点はここまでになります。2番岡林くんもライトへのヒットで続き2死2塁1塁、大きいの出たらサヨナラもある形としましたが3番代打山下斐紹捕手はレフトフライで試合終了、負けました。

 

 

これが前半戦最後のゲーム、ここからオールスターブレークにプラス4日もとなった長いインターバル期間を経て後半戦に。その後半戦の開幕となる敵地での対広島カープ3連戦、29日に初戦が行われ9-0でドラゴンズの勝利です、なんと被安打1での完封リレー、4番が3本もスタンドを砲撃、素晴らしいゲームでした、この調子ですね。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。