2月19日のドラゴンズ、沖縄春季キャンプ2022は第4クール5日目。1軍キャンプ地、アグレスタジアム北谷で練習試合の2試合目、対DeNA横浜ベイスターズ戦が行われました。その試合の結果は1-2でドラゴンズ勝利、立浪監督率いるドラゴンズは白星でスタートし白星を重ねました、連勝です、拍手。

 

 

練習試合の2試合目、19日の対DeNA横浜戦、ドラゴンズのスタメンは①京田陽太(遊)②阿部寿樹(二)③鵜飼航丞(指)④石川昂弥(三)⑤山下斐紹(左)⑥木下拓哉(捕)⑦三好大倫(中)⑧アリエル・マルティネス(一)⑨根尾昂(右)、先発は高橋宏斗投手となります。

 

先発の高橋宏斗くんは3回を投げ被安打2失点0の奪三振2。1回表、1番桑原選手をショートゴロ、2番森敬斗選手がセンターへのヒットで1死1塁、3番神里選手のセカンドゴロはセカンド阿部くんが好捕したが進塁打にはなり2死2塁。得点圏へ走者を進められたが4番細川選手を外角低めにスプリットで空振り三振の3アウト、無失点の立ち上がりとします。

 

1回裏、DeNA横浜先発は大貫投手。1番京田くんはショートゴロ、2番阿部くんがライトへのヒットで1死1塁、ここは3番鵜飼くんがサードゴロ併殺の3アウト、結果打者3人でとなり無得点。

 

 

2回表、5番伊藤光捕手をピッチャーゴロ、6番倉本選手がレフトへのヒットで1死1塁、7番楠本選手をライトフライの2死1塁。8番知野選手はカウント1-2からの4球目、内角低めストレートに反応できずの見逃し三振、これで3アウトの無失点。

 

ドラゴンズの得点は2点、先制はドラゴンズです。2回裏、4番石川昂弥くんはセンターフライ、5番山下くんはファーストゴロの2死。ここを6番木下拓くん、2球で追い込まれたがカウント0-2での5球目、真ん中高めチェンジアップを打ちレフトスタンドに叩き込むホームラン!これで先制し0-1,やりました。続く7番三好くんは初球を打ちサードゴロ、この回の攻撃は先制の1点のみとなります。

 

 

先制の一打、木下拓くんは「高めのボールをきちんと打てました。昨季までなら打てなかったところだと思います。真っすぐを狙って、しっかり捉えられました」と先制のホームランを振り返る。昨季までならホームランにならなかったであろうコースの球、これをホームランとできたのは秋季キャンプからの取り組み、中村紀洋1軍打撃コーチのアドバイスで始まった打撃改造の成果です。

 

その打撃改造、新打撃フォームは中村紀コーチの現役時代を思い出すような豪快なスイングに。スタンスはこれまでのオープンからクローズド気味に変え、上から叩くイメージ、昨季までのバットよりも1インチ長い35インチとし重さは30グラム減の880グラムをメーカーに発注、使用している。

 

「打てなかったらどうしょうというのはあります。その時はバットを戻します」とは話している木下拓くん、しかしキャンプに持ってきてるのはこの新バットのみ、戻せば良いとは考えているが昨季まで使用の旧バットは全て名古屋に置いてきた。それだけの覚悟を持っての挑戦、ここまでに出場の紅白戦2試合に練習試合ではバットで結果を必ず出している、木下拓くんの打撃改造は順調に進んでいます。

 

 

3回表の高橋宏斗くんは9番柴田選手から桑原選手森敬斗選手をセカンドゴロ・ライトフライ・ピッチャーゴロの三者凡退、得点直後の守り回をしっかり抑えます、この回を投げ終え予定登板回を終えました。

 

高橋宏斗くんは登板を採点し「80点くらいです」と答える、「良い状態で来ていたので自信を持って投げれました。自分の球を投げれれば抑えられる自信はありました」と好投を振り返った。ストレート中心の投球で最速は153キロを計測、今季の質が向上してるストレートは強く1軍チーム相手に3回をしっかり無失点、昨季のように球速だけの球ではないのは素晴らしい、結果を出します。

 

立浪監督は今回の投球に、「力みはあったが崩れずに3回を投げた。まずは合格点ですね」と話した。まだまだ短いイニングでの結果ですからこれからの状態ですが、狙う先発ローテ入りにまた一歩近付いと思う投球、高橋宏斗くんは「今日は3イニング、この状態が7イニング続くとは限らないので、長いイニングを投げれるようにレベルを上げていきたいです」と意気込み。

 

 

追加得点は3回裏、8番アリエルくんはレフトフライ、9番根尾くんはセンターへのポテンヒットで1死1塁。1番京田くんがライトへのヒットで1死3塁1塁、走者を動かした攻めでチャンスを仕上げ1塁走者に代走土田龍空内野手、ここを2番阿部くんのサードゴロアウト間に3塁走者がホーム生還の0-2で2死2塁、3番鵜飼くんは空振り三振の3アウト、この試合の得点はここまで。

 

先発からの継投は清水達也投手・松田亘哲投手[育成]・松木平優太投手[育成]・近藤廉投手・マルク投手・山本拓実投手。0-2で迎えた4回表を清水くんで1回を投げ被安打1失点1、この回から土田くんがショート、石川昂弥くんがサードからセカンドへ、阿部くんに代わり溝脇隼人内野手が入りサード。

 

清水くんは入りの3番神里選手をファーストゴロに打ち取ったのだがアリエルくんがエラーし無死1塁、4番細川選手にセンターへのヒットを打たれ無死2塁1塁とピンチに。5番伊藤光捕手が送りバントを決め1死3塁2塁、ここを6番倉本選手のセカンドゴロアウト間に失点の1-2となり2死3塁、7番楠本選手をレフトフライの3アウト。また失点がミス絡み、ここはいけませんね。

 

 

1-2とされての4回裏、DeNA横浜は2番手にピープルズ投手。4番石川昂弥くんが死球の無死1塁、5番山下くんがライトへのヒットで無死2塁1塁。追加得点のチャンスとなったが6番木下拓くんはショートファウルフライで1死2塁1塁、7番三好くん8番アリエルくんが連続空振り三振で3アウトの無得点。

 

5回表、松田くんで1回を投げ被安打0失点0、この回からセンターにブライト健太外野手が入ります。松田くんは8番知野選手9番柴田選手をサードゴロにレフトフライで2死、1番に代打大田選手をファーストファウルフライの三者凡退。制球が荒れ気味でしたけど無失点に抑え1点リードの形を守ります、松田くんはトレードマークの黒縁メガネを外して挑む今季、結果を重ね支配下昇格を目指します。

 

DeNA横浜はピープルズ投手の続投、5回裏は9番根尾くんが空振り三振、1番土田くんはショートゴロの2死、2番溝脇くんがファーストゴロで三者凡退。

 

 

6回表、松木平くんで1回を投げ被安打2失点0,この回から桂依央利捕手がマスクを被ります。松木平くんは2番森敬斗選手をセンターフライの1死、センターのブライトくんがダイビングキャッチでの好捕、速いですなブライトくんナイスです。3番梶原選手とは12球の長い勝負となったが粘り勝ちセカンドゴロで2死、4番細川選手がレフトへのヒットで2死1塁。

 

5番益子捕手はライトへのヒットで1塁を回ったのだがライトの根尾くんが打球を素早く処理、益子捕手は1塁へ帰塁しようとするのだが送球が先のヒット+走塁死で3アウトで無失点。バックの守備に助けられたところもですが松木平くんが好投、昨年の秋からずっと順調な成長を続けてると感じます、体がしっかりしてきて凄く良くなった、今後が楽しみですね、次回登板もゼロに抑えてもらいたい。

 

1-2での6回裏、DeNA横浜は3番手に三上投手。3番鵜飼くんは空振り三振、4番石川昂弥くんは見逃し三振の2死、5番山下くんも空振り三振で三者連続三振をされてしまった。

 

 

7回表、近藤廉くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振1、この回からレフトに伊藤康祐外野手。前の回で三者連続三振という相手投手の快投で流れの変わり目をつくられた感も、難しいイニングになりそうでしたが近藤廉くんは6番伊藤選手をピッチャーゴロ、7番楠本選手を外角低めストレートで空振り三振の2死、8番知野選手をセカンドゴロの三者凡退と好投、試合の主導権は相手に渡さない。

 

リード1点、追加点が欲しい攻撃は7回裏、DeNA横浜4番手は砂田投手、6番桂くんはサードゴロで7番ブライトくんはショートゴロの2死、8番アリエルくんがセカンドゴロの三者凡退、追加点は取れず。

 

8回表はマルクくんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振2。マルクくんは9番柴田選手を内角高めストレートで空振り三振、1番大田選手をショートゴロの2死、2番森敬斗選手を外角ストレートで空振り三振の三者凡退、ナイスです。マルクくん良いですね、実戦で好投を重ねアピールです、この状態を維持していけれれば今年のマルクくんは面白い存在になれる、大きく期待したい。

 

 

1-2のままで迎えた8回裏、DeNA横浜は左の池谷投手。9番根尾くんはセンターフライ、1番代打高松渡内野手はセカンドゴロの2死。2番代打岡林勇希外野手はレフトへのヒットで2死1塁、3番鵜飼くんが空振り三振の3アウトで無得点。

 

9回表、リード1点での勝利の仕上げ、山本拓実くんで1回を投げ被安打0失点0の奪三振2、この回からショートに高松くん、セカンドに岡林くんで石川昂弥くんがサードに戻ります。山本拓実くんは3番梶原選手を外角低めストレートで見逃し三振、4番細川選手を外角にカーブで見逃し三振の2死、5番益子捕手をセンターフライの試合終了、ナイスピッチングです、勝ちました。

 

 

さあ、これで対外試合は2戦2勝と負け無し。この試合は投手陣がリードを守り切っての勝利、先発の高橋宏斗くん、紅白戦に続き対外試合でも好投、ルーキーイヤーとなる昨季は1軍登板無しと悔しい思いをしましたが今季は活躍となりそうですね、まだ体力の問題とかがありますけど先発ローテ入りの可能性が出て来てます、そうなればです、大きく期待。

 

野手陣、木下拓くんがより打てる捕手へと進化しそう、打撃フォームの改造よりもリスクが高いかもしれないと思ってたバットを長くすること、この心配は無いようだ、内も上手く捌けてるようですし昨年秋からの取り組みは成功ですね。同じく秋から新打撃フォームに取り組む京田くん、フルモデルチェンジに近い大改造でしたが順調、良い感じとなってます、今季はかなり打つと思う、頼りにしてますよ。

 

ドラ2の鵜飼くんは併殺から3三振と4タコ、良いとこなしでしたけど振ってますからね、経験になっていくとは思う。いろいろと今のうちに課題が出た方が後々に良いはずだ、対応していくための練習や工夫は全て引き出しになる、それを増やしていく時期ですから結果を恐れずガンガン振って行こう、勉強させてもらえる今を有効に使ってレベルアップしてもらいたい。

 

 

次の練習試合ですが20日に沖縄県国頭郡の宜野座村で練習試合、かりゆしホテルボールパーク宜野座で阪神タイガースとの対戦です、今年初のビジターでの試合となります。なりますというか、これを書いてる時点で既に試合は終わってまして結果は知ってる、3連勝なるかでしたけどもなりませんでした、それについては次に、書きたいと思います。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。