6月28日のドラゴンズ、ナゴヤドームで広島カープとの試合、その3連戦の第3戦が行われ10-3でドラゴンズ敗戦。先発に2番手が打ち込まれての10失点、相手先発のルーキー右腕に8回まで0封された展開、最後の攻撃で3点返し完封そして完投は阻止したが新人投手にプロ初勝利を献上してしまった、この負けでカード1勝2敗、負け越しですわ。

 

こういう大敗、ボロ負けなんですが実は日曜の試合で負けたセリーグ3チームの中では一番良かったりも。うちは7点差での負けですが他2試合は12点差と8点差、得点もうちは3点も取れてますが残り負け組2チームは無得点と1点止まりなんです。えっ?だから何だってか、当たり前だが負けは負けなんで何もならんよ、ただちょっとだけニヤッとできる要素、こんなんでも欲しいの!悔しいから。

 

 

対広島3回戦、ドラゴンズスタメンは①平田良介(右)②大島洋平(中)③ソイロ・アルモンテ(左)④ダヤン・ビシエド(一)⑤高橋周平(三)⑥阿部寿樹(二)⑦京田陽太(遊)⑧木下拓哉(捕)⑨梅津晃大(投)。先発の梅津くんは、5回を投げ被安打10失点7の奪三振3与四球2で敗戦投手。この登板での梅津くんはストレートも変化球もダメだった、制球は安定せず良い球率が低い状態で試合を壊してしまう。

 

 

1回表はヒット2本と盗塁で2死3塁2塁まで攻め込まれたが踏ん張り無失点、前回登板は粘りの投球で勝ち星を挙げたが今回はそうならず。先制を許したのは2回表、先頭6番會澤捕手にヒットを打たれ7番堂林選手に送りバントを決められ1死2塁、ここを8番田中選手がタイムリーで1-0の1死1塁。

 

ここから相手広島が連続加点に入ります、9番森下投手は送りバントで2死2塁とし1番ピレラ選手がタイムリーで2-0の2死1塁、2番菊池選手に四球の2死2塁1塁、3番西川選手が2点タイムリー2塁打で4-0とし2死2塁。続く4番鈴木誠也選手は内角へフォークでセカンドフライの3アウト、なんとかここで止めれましたが痛い4失点、厳しい展開となる。

 

 

3回表は2死まで順調に運べたが、7番堂林選手が2塁打で8番田中選手に四球の2死2塁1塁、ここは9番森下投手をサードゴロで3アウト、無失点とはできたが三者凡退回をつくれない。

 

そしての3回裏、先頭7番京田くんがここまで2回を3奪三振の連続三者凡退と好投を続ける相手先発森下投手からチーム初安打となるヒットで出塁し無死1塁、8番木下拓くんもヒットで続き2塁1塁。9番梅津くんは送りバントを失敗し攻守に良いとこ無しの1死、そうなったが1番平田くんが四球を選び取り満塁へとしたが2番大島くんはショートゴロ併殺で無得点。

 

まだ序盤、4点差あるが満塁を活かし1点でも返せたら違った展開もあったはず、大きな得点チャンスを逃したことで森下投手は調子を上げます。そしての4回表、こちらは流れを失い難しい状態の梅津くん、先頭1番ピレラ選手にレフトスタンドへのホームランで5-0、痛い被弾だった。

 

 

今回の最終登板回の5回表、1死1塁から7番堂林選手にバックスクリーンへ2ランホームランを打ち込まれ7-0、ここから8番田中選手9番森下選手をストレートで押しまくり連続見逃し三振の3アウトとしたが痛い被弾がまたここでとなってしまった。

 

梅津くんは、「自分の悪いところが全部出てしまいました。強いストレートも投げれなかったし、スライダーも浮いてしまい、ゲーム中に修正できませんでした」とプロ入り自身ワーストとなる7失点の大乱調投球を振り返り肩を落としていたという。

 

投球数104球、この中には良い球もあったが乱れの振れ幅が大きく、全球種でとなっていたので組み立てるための軸もない、スタートからこういう状態で修正できず最後までとなった。ローテを守ってればこういう時もある、続けなきゃいいんです、次を期待したい。

 

 

先発からの継投は、三ツ間卓也投手・橋本侑樹投手。7-0で迎えた6回表からを三ツ間くんで2回を投げ被安打4失点3の奪三振4与死球1。27日に1軍へ昇格となった三ツ間くんは今季初登板、入りの6回表はライトフライに空振三振で2死、3番西川選手はファースト内野安打の1塁、4番鈴木誠也選手をショートゴロの3アウトで無失点。

 

回を跨いだ7回表、5番松山選手を空振三振で1死、6番會澤捕手に死球を当ててしまい鬼の形相で何かを言われる、これで乱れてしまい7番堂林選手にヒットの1死2塁1塁。ここを8番田中選手がライトスタンドへ3ランホームランの10-0は残念、後続にはヒット1本打たれたが三振2つの3アウト。

 

 

二桁点差で負け状態の8回表からはドラ2左腕の橋本くんで、2回を投げ被安打1失点0の奪三振3与四球1。橋本くんは入りの8回表、先頭3番西川選手に四球を与え無死1塁からと制球乱れ気味、これはイニング中に修正成功し4番鈴木誠也選手をライトフライの1死、5番長野選手を内へのカットボールで見逃し三振の2死、6番會澤捕手をショートゴロの3アウトで無失点とします。

 

9回表は先頭7番堂林選手をショートゴロで1死、8番田中選手は打球コースが不運だったセカンド内野安打で1塁、この回も走者を背負うかたちとなったが9番森下投手を空振三振の2死、1番三好選手を空振三振の3アウトで無失点、0を並べて役目を果たしました。

 

 

ドラゴンズの得点は3点、全て最終回の攻撃でのものです。10-0で迎えた9回裏、1死から4番ビシエドくんが2塁打を放ち代走に遠藤一星外野手、ここを5番周平くんが外角カットボールを捉えセンターへのタイムリー2塁打!これで10-1の1死2塁継続、やりました、完封阻止の一打が出ます。

 

続く6番には投手が入っていたので代打堂上直倫内野手、サードライナーで2死2塁となったが7番京田くんがセカンド内野安打で2死3塁1塁。ここを8回表の守備から途中出場の8番石川駿内野手、3球目真ん中低めの151キロストレートをセンターへ打ち返し2点タイムリー3塁打!これで10-3とし2死3塁、相手先発は降板となり完投も消える。

 

ここに広島はフランスア投手を投入し9番郡司裕也捕手、まだ7点差あるが勢いはあったのでもう少し見たいところも、しかし郡司くんは3球での見逃し三振に終わり試合終了、負けました。

 

 

開幕からずっとですが、ドラゴンズは最後の攻撃で強い粘りを発揮してる、これは追う展開の場合で惜しい試合だったなと錯覚するような猛攻を見せることもです。こういう攻撃をもっと早い段階で出せたら楽なんですけどね、最終盤となってからしか出せてないので届きません。

 

この試合では相手先発森下投手に苦しみました、カーブが厄介でしたね、速いストレートがありますから緩急でカウントを稼がれてしまう。9安打してるんだけど要所に強くで攻めきれません、点差が大きくなってから省エネモートにも入られてしまった。最後に3点取れたが130球超えても150オーバー、完封と完投だけは阻止したけど次は抜くとこを与えずとして、早々に打ち崩したいです。

 

 

さあ今週の戦いに、明日30日から7月2日はナゴヤドームで対阪神3連戦、7月3日から5日が東京ドームでの対巨人3連戦、この6試合です。その明日に向け、まずは公示ですが直倫くんが登録を抹消となりました、抹消の理由は日曜の試合に代打で出場時、右肩を痛めまして病院での検査を受け右肩腱板不全損傷と診断です、長引かないといいのだが、お大事に。

 

そして予告先発、30日の阪神戦は柳裕也投手と発表です。柳くんは明日の先発に向け、「阪神に勝ちたいです。チームを勝たせたいという思いで投げていきます」と意気込み、外国人トリオを警戒し昨年打たれたイメージのある近本選手と木浪選手も注意していきたいと話している。週の頭、ここを勝って良い流れをつくってもらいたい。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。

 

 

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