２月２１日のドラゴンズ、沖縄春季キャンプ２０２０は最終クールとなる第５クールの初日、１軍キャンプの北谷組は北谷公園野球場、２軍キャンプの読谷組はオキハム読谷平和の森球場、練習そして２軍では宜野湾球場へ乗り込んでの練習試合もとなってます。
まずは２軍練習試合、宜野湾球場でDeNA横浜２軍との対戦です。この試合の結果は１－４でドラゴンズ敗戦、スタメンは①滝野要（一）②三ツ俣大樹（二）③藤井淳志（左）④遠藤一星（中）⑤堂上直倫（遊）⑥石垣雅海（三）⑦伊藤康祐（右）⑧桂依央利（捕）⑨大野奨太（指）、先発は伊藤準規投手です。
１３時プレイボールのこのゲーム、先発の準規くんは１回裏の１回を投げ被安打１失点０の奪三振２、先頭にヒットからの入りとなりましたが空振り三振・ショートゴロ・空振り三振の３アウト、フォークの落ちがいいです、これで１回終わって０－０。
２番手は勝野昌慶投手で２回裏から２回を投げ被安打０失点０の奪三振１、入りの２回裏はライトフライ・ライトフライ・サードファールフライ、３回裏は空振り三振・セカンドフライ・ショートフライと連続三者凡退での好投です。勝野くんは昨季の良かった頃のような投球ができていると感じます、球の速さもあったし角度も良かったと思う、１軍が近付いてきてるんじゃないでしょうか、期待したいです。
３番手は谷元圭介投手、４回裏の１回を投げ被安打２失点１の奪三振１。谷元くんは先頭に２塁打を打たれ四球の入り、続く打者を併殺に仕留めてますがこの間に１失点、最後は空振り三振としたが先制を許すかたちの０－１。う～ん２塁打は仕方ないとして次の四球は勿体ないとこも、前回よりは良かったような気もですが、不安定なところを見せてしまっているので次はピシャっと抑えてもらいたい。
反撃は５回表、先頭６番直倫くんがセンターへのヒットで出塁からの攻撃、２死となりましたが８番桂くんがレフトへのタイムリー２塁打で１－１の同点、即返しで良い感じだったんですが得点ここまでなんです。この日の打線は散発で１イニングに複数安打は得点の入ったこの１回のみ、タイムリーとなった桂くんの２塁打が最長で他は単打でした。
１－１で迎えた５回裏を小熊凌祐投手で１回を投げ被安打１失点２、エラーが２つもあって気の毒なとこも、苦しい登板となってしまう。小熊くんは先頭をレフトフライに打ち取ったが、４回裏の守備から出場のレフト岡林勇希外野手が目測を誤り捕球できずのエラー、慌てて落下点へ入り直すけどもダメでした。
そのエラー出塁から続く打者に死球と悪い流れに突入の小熊くん、送りバントから２点タイムリーも決められ１－３と勝ち越される。ピッチャーゴロで２死としたがまた不運、セカンドのエラーでピンチ再び、ここはセカンドフライに打ち取り耐えてくれました。
痛いエラーをしてしまった岡林くんですが、この試合で実戦初安打です。６回表１死での第１打席、横浜中川投手のストレートを捉えセンター前へのヒット、ここまで５打席全て内野ゴロに終わっていた岡林くんが６打席目にして内野の壁を越える、おめでとう。
そういう良いこともでしたがエラーしたことを猛省中で表情は硬いまま、実戦初安打については「高めのストレート、ボール球でした」と淡々と答え、「課題がたくさんあるので、それを克服していかないと」と話し「守備と走塁です」と続けた。このヒットのあと盗塁死もしちゃってます、そこも反省中でしたから実戦初安打は出たが嬉しくない初安打となってしまった、これも勉強、生かして次へです。
１－３となって迎えた６回裏は濱田達郎投手、１回を投げ被安打１失点１の奪三振２。濱ちゃんは先頭にホームランを打たれてしまい１－４、しかしこれだけで後続をショートフライ・空振り三振・見逃し三振、被弾したのを良かったとは言えませんが状態が悪いわけではない、次はしっかり０に抑えてくれるだろう、そう思える投球でもありました。
７回裏は鈴木翔太投手で１回を投げ被安打０失点０の奪三振１、サードゴロ・サードライナー・空振り三振で３アウトの三者凡退。順調だと思います、これならばオープン戦での登板機会もあると思う。
８回裏からは清水達也投手、２回を投げ被安打１失点０の奪三振３。入りの８回裏、先頭に２塁打を打たれましたが、後続をショートライナー・サードライナー・見逃し三振で無失点。１－４のスコアを守り最後の攻撃につなぐも打者３人で抑えられ敗戦確定、練習試合だから行われた９回裏はセンターフライ・空振り三振・キャッチャーファールフライの３アウト、ゲームセットです。
１軍キャンプの北谷組、明日２２日からオープン戦３連戦、そこに向け出場が決まってる選手たちは準備に入っています。そしてこの第５クールからは大島洋平外野手と平田良介外野手が昇格し合流、明日行われるオープン戦ではスタメン出場の予定です。
その２２日の予定スタメン、オープン戦開幕となる対阪神戦ですが、①大島洋平（中）②高橋周平（三）③福田永将（左）④ダヤン・ビシエド（一）⑤井領雅貴（指）⑥平田良介（右）⑦阿部寿樹（二）⑧加藤匠馬（捕）⑨京田陽太（遊）、先発はエンニ－・ロメロ投手で他の登板予定は山井大介投手・吉見一起投手・藤嶋健人などとなってます。
まだ勝敗より内容の時期ですが、オープン戦での結果は重みが増してくるので出場機会を得た選手にはきちっとしたプレーを期待したい。だいぶとポジションは埋まって来てるけど入り込める余地はまだまだある、昨年の阿部くんや加藤くんのように新たな名前が出てくるようなオープン戦となっていけばです。頑張れドラゴンズ！熱く応援しています。
