9月21日のドラゴンズ、神宮球場で東京ヤクルトと対戦し14-2でドラゴンズ勝利。この試合が今季神宮球場での最終戦、先発全員安打を達成のチーム15安打14得点、得点圏を逃さず決めての勝利です。自力CS進出の可能性を勝利重ね守り激走中のドラゴンズ、また一歩CSに近付きました。

 

 

21日のドラゴンズスタメンは、①大島洋平(中)②京田陽太(遊)③福田永将(左)④ダヤン・ビシエド(一)⑤高橋周平(三)⑥阿部寿樹(二)⑦平田良介(右)⑧木下拓哉(捕)⑨柳裕也(投)となります。

 

 

先発の柳裕也投手、6回を投げ被安打6失点2の奪三振4与四球2で勝利投手。マウンドへ上がる前に1点の先制援護を貰った柳くん、1回裏先頭1番塩見選手を空振り三振の入り、2番青木選手をセカンドゴロの2死とし3番山田選手をセンターフライの三者凡退、いい立ち上がりとできました。

 

2回裏は先頭4番バレンティン選手を空振り三振の1死、5番村上選手にヒットを打たれ盗塁も決められ2塁、6番廣岡選手は見逃し三振の2死2塁とこの登板初の得点圏ピンチをつくります。続く7番大田選手は敬遠気味に歩かせての2死2塁1塁、勝負は8番松本捕手でを決め真ん中低めカットボールでサードゴロに打ち取り3アウトの無失点で1-0、リードを守ります。

 

 

3回表に柳くんもバットで貢献し5得点の6-0、大きく点差を付け必ず勝たないといけない試合となった。最小点差とは違ったプレッシャーを背負っての3回裏、2死から2番青木選手にヒットを打たれたが3番山田選手を内角へのカットボールでレフトフライの3アウトで無失点、序盤を0に封じました。

 

 

中盤に入った4回裏に失点、1死から5番村上選手にライトスタンドへ打ち込まれ6-1、甘い球ではなかったが初球の内角ストレートを上手く打たれてしまったホームランでした。

 

この1失点は即返しの倍返し、5回表に2得点の8-1としますが中盤戦は試合落ち着かず。5回裏は1死から1番塩見選手に四球を与えてしまい1塁、続く2番青木選手との対戦中、2球目チェンジアップを叩きつけ暴投、これを見て一塁走者が進塁を狙い素早く暴投を処理のキャッチャー木下拓くんが刺しに行くも2塁へ悪送球となり走者は3塁に、Wバッテリーミスで大ピンチ。

 

結果2番青木選手へタイムリーを打たれ8-2の1死1塁、点差はあるが打力はある相手ですのでここからが有り得る、続かれると嫌な場面だったが3番山田選手をセカンドゴロに仕留め併殺の3アウトで追加失点を許さずと踏ん張る。この嫌な1失点も再び即返しの倍返しで10-2として迎えた6回裏、先頭4番代打畠山選手のヒットからの入り、畠山選手は引退の打席、現役お疲れ様でした。

 

 

6回裏無死1塁から打者3人で後続を断ち無失点とした柳くんは、この回を投げ終え勝利投手の権利を持ち降板、その権利は最後まで守られ今季11勝目。柳くんは「何としても勝ちたい気持ちでマウンドへ上がりました。チームが勝つことができたので良かったです」と振り返る、自分でこの流れを止めるわけにはいかないの強い思いを持って、大量失点だけは絶対にしないを心掛け投げたそうだ。

 

出し惜しみ無しというか、序盤から飛ばしていった投球、ストレートとカットボールを軸にスライダーでチェンジアップ、カーブも効果的に使い勝負。6回を被安打4で自責1の2失点で試合をつくった好投で勝利の柳くん、残り6試合中にもう1回は登板があるはず、そこで今季12勝目を何としても決めて欲しい、レギュラーシーズンの総仕上げ、頑張ってもらいたいです。

 

 

ドラゴンズの得点は14点、この試合で引退する館山投手の先発で始まった1回表に先制、館山投手は先頭1番大島くんと対戦しセカンドゴロの1死、現役お疲れ様でした、降板し2番手清水投手へ。

 

2番京田くんがセンターオーバーの3塁打、この打球は落下点には入れていたので捕られたかと思いましたがセンター青木選手の頭頂部にダイレクトで当たって落ちたように見えた3塁打でした。このチャンスを続く3番福田くんがレフトへの犠飛を決め1-0、3塁走者京田くんがタッチアップ成功してますが打球は浅めで高難易度の犠飛でした、好走塁あっての1点です。

 

 

1-0で迎えた3回表、試合を決めた2本塁打が出ます。先頭8番木下拓くんがフルカウントからの6球目、僅かにボールゾーン高めストレートを叩きレフトスタンドへのホームランで2-0、ここから猛攻開始となります。続く9番柳くんがヒットで出塁し無死1塁、1番大島くんはライトフライで2番京田くん三振の2死となったが3番福田くんが四球を選び取り2死2塁1塁、この四球が大きかった。

 

4番ビシエドくんが初球の外角低め沈む系の変化球を上手く捌いてレフトへのタイムリーで3-0の2死2塁1塁、ここを5番周平くんが3球目の真ん中ら辺へ入ったスライダーをがっつり捉えライトスタンドへ3ランホームラン!ナイスバッティング、これで6-0。

 

周平くんのこのホームラン、6月21日以来と約3ヶ月ぶりの一撃、この間に小指靭帯を損傷し離脱、そこからの復帰後初の本塁打です。周平くんは「ランナーをかえせて良かったですし、チームが勝てたことが良かったです」と3ランを振り返る、この打撃は久しぶりに思っきり振り切ったなと感じるとこも、この大事な時期に周平くんの本来の打撃が出てきたことは大きい、頼もしい存在がまた増えた。

 

 

4回裏に1点返されて6-1で迎えた5回表に即返しの倍返し、先頭1番大島くんが相手3番手大下投手の4球目ストレートを捉えライトスタンド最前部へ打ち込むホームランで7-1。2番京田くんがヒットで無死1塁、ここを3番福田くんが外角スライダーを打ちレフトへのタイムリー2塁打で8-1、この打球でも京田くんの走塁がめちゃくちゃ速い、1塁から一気にホームヘでの得点でした。

 

この裏にまた1点返され8-2となるが即返しを貫く、6回表先頭7番平田くんがヒットで無死1塁、8番木下拓くんはキャッチャーファールフライで1死1塁、ここを9番柳くんが送りバントを決め2死2塁。

 

1番に戻って大島くんが相手3番手、左の坂本投手4球目外角カーブを捉えセンターへのタイムリーで9-2の2死1塁、2番京田くんが5球目スライダーを打ちライトフェン直のタイムリー2塁打で10-2、今回の即返しも倍返し、攻撃の手を緩めません。

 

 

継投は、三ツ間卓也投手・又吉克樹投手。10-2の7回裏を三ツ間くんで被安打0失点0の奪三振3。三ツ間くんは8番松本捕手からの対戦、ファールでカウントを稼いで最後は外角低めスライダーの見逃し三振で1死、9番山崎選手は内角低めスライダーで空振り三振の2死、1番塩見選手を外角低めいっぱいのストレートでズドーンと見逃し三振!なんと三者連続三振、ナイスピッチング。

 

8回裏からを又吉くんで2回を投げ被安打0失点0の奪三振2で完了、ここから加藤匠馬捕手がマスクを被ります。又吉くんの入りの8回裏は2番代打雄平選手からでショートフライの1死、3番山田選手をセンターフライの2死とし4番中山選手をレフトフライの三者凡退、安定感のある投球を披露します。

 

 

9回表、勝利を絶対とするトドメの攻撃が出ます。相手6番手近藤投手となって先頭1番大島くん2番京田くんが連打で無死3塁1塁、3番福田くんは空振り三振で1死となったが途中から4番に入る加藤くんがライトオーバーのタイムリー2塁打で11-2の1死3塁2塁、5番周平くんはファーストゴロとなるがこのアウト間に得点入り打点付き、これで12-2の2死3塁。

 

ここを先発メンバーで1人無安打となっていた6番阿部くん、閉店間際にマスター意地の一発です、2球目の内角スライダーを振り切ってレフトスタンドへの2ランホームラン!これで14-2、この試合の得点ここまでとなります。

 

みんな打っての大活躍、特に京田くんはあとホームラン出ればサイクル安打達成の4安打と素晴らしい、走塁でも良いがありましたしこの勝利に大貢献です。攻撃で一番良かった部分は得点圏を全て逃さず決めれたこと、そして最後まで攻め手を休めず出し続けたことです、これができるのなら強い、強竜打線と呼べる打線になってました、継続していってもらいたいです。

 

 

さあ勝利の仕上げ、9回裏は回を跨いでの又吉くん、先頭5番村上選手に6番廣岡選手を連続見逃し三振に仕留め2死、7番大田選手のファースト強襲のゴロを途中からファーストの福田くんが弾き2死1塁となったが問題無し、最後は8番松本捕手をセカンドゴロの試合終了、勝ちました。

 

 

これで4連勝!この勢いをもって広島へ乗り込み本日から2連戦、その予定でしたが22日の広島戦は台風接近により中止、振替試合が27日に決定した事と合わせ発表されてます。たぶん明日の広島戦は開催されるとは思いますが、その23日ドラゴンズ予告先発は大野雄大投手発表、大野雄大くんスライドでこの試合に臨みます、信じてますよ、好投に期待。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。

 

 

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