3月12日のドラゴンズ、1軍は本拠地ナゴヤドームでオープン戦、対阪神タイガース戦が行われました。2軍も本拠地での試合、ドラゴンズ2軍本拠地のナゴヤ球場で春季教育リーグの試合、対福岡ソフトバンクホークス2軍戦が行われました。

 

 

まずは2軍の方、ナゴヤ球場で行われた春季教育リーグの対ホークス2軍戦、ドラ1根尾昂内野手の地元デビュー戦ということもあり、ナゴヤ球場での教育リーグの試合では過去無いレベルの観客数、1382人を記録してのプレイボールとなりました。根尾くんは6番ショートでスタメン、地元デビューを果たし実戦初安打も記録。この試合の結果ですが、3-0でドラゴンズの敗戦です。

 

 

記念すべきプロとしての実戦初安打、この試合の第3打席、実戦デビューからは通算で7打席目に記録、背番号と同じですね。その時は6回裏1死、相手投手はホークス2番手の中田賢一投手と元ドラゴンズ、カウント1-2からの4球目、143キロの内角ストレートを強いスイングで叩いた打球はピッチャーの足元を抜くセカンド内野安打!おめでとう、拍手。

 

この試合のホークス先発はスアレス投手で、実戦デビューから連続4人目の外国人投手、スアレス投手からは初安打を決めれませんでしたが対戦初の日本人プロ投手から打ちました、中田投手は通算100勝の右腕、経験も実績もあるプロ15年目のベテラン投手を打っての初安打です。

 

 

初安打を根尾くんは、「しっかりセンターへ弾き返せました」と冷静な表情で振り返り話す。そして反省の言葉、この初安打で出塁の直後、ドラ6滝野要外野手のライト前ヒットでの走塁中、2塁付近でバタバタしてしまったことに「ギリギリの接戦の中で、ああいうプレーは消していかないといけない」と厳しい表情に。

 

プロの先輩達はまだ調整の期間と話す根尾くん、これが先輩達の本来のレベルではなく、ここからもっとレベルが高くなっていくと続け、全てに自分もレベルアップしていかなければと気を引き締めた。この試合でのプレーを見て小笠原2軍監督は次戦以降でのフルイニング出場を示唆する、右腓腹筋肉離れが治り本格始動となった根尾くんは1軍昇格に向け着実に進んでいます。

 

 

この根尾くん地元デビューのホークス戦、ここで鈴木翔太投手が昨年11月に受けた右手血行障害の手術後初の実戦登板、2番手として8回表の1回を投げ被安打1失点0と好投。翔太くんは、「球に指もかかって、感じは悪くなかったです。ファームの試合だったけど、久しぶりで緊張しました」と復帰のマウンドを振り返った。選手生命を賭けての大きな手術から順調に回復、近く先発登板の予定も、良かったですね。

 

 

翔太くんは良かったですが‥こちらは心配です、岡田俊哉投手が血行障害の手術後の経過によるコンディション不良のため2軍で調整を行うと発表されました。

 

岡田くんは17年6月に左手血行障害の治療のため血管外膜剥離手術を受けました、そこから長いリハビリを経て約1年後となる18年5月に1軍復帰、昨シーズンは27試合に登板し1勝0敗6ホールドと順調に投げ、今季はそれ以上の期待もでしたが、ここに来て術後の状態に良くない変化が出てしまいました。

 

このコンディション不良が、血行障害の再発なのかどうかは分からないようです。現在がどういう状態なのか、どのくらいの期間を故障組に入ってリハビリとなるのかなど、詳しいことは発表されてませんで不明ですが、とにかく再発とかでないことを祈ります、一日も早い復帰となることを願います。

 

 

1軍の試合、ナゴヤドームで開催のオープン戦の対阪神戦、試合の結果は5-4でドラゴンズ敗戦、阪神にオープン戦初勝利を献上です。

 

この試合の先発は山井大介投手、ドラゴンズのスターティングオーダーは①京田陽太(遊)②遠藤一星(一)③大島洋平(中)④ソイロ・アルモンテ(左)⑤高橋周平(三)⑥井領雅貴(右)⑦藤井淳志(指)⑧松井雅人(捕)⑨亀澤恭平(二)となります。なんと全員左打者、アルモンテくんと藤井くんはスイッチですが極端な打線を組んでの試合、驚きました。

 

 

先発の山井くん、5回を投げ被安打10失点4の奪三振3与四球が1で敗戦投手、今回も結果を出せなかった。山井くんは、「打者のペースに入ってしまった‥自分のペースで投げれなかった」と悔しそうに登板を振り返り、今季から硬い土質へ仕様変更となったナゴヤドームのマウンドにまだ馴染めない様子で、「対応できるように練習していきます」と話した。

 

今回の登板、3回表だけ三者凡退で他は複数ランナーを背負っての投球、特に左打者に打ち込まれた、粘ってはいますがピンチの数が多すぎる、よく4失点に収まったなと思うとこも。

 

失点は2回表、先頭から連打で無死3塁1塁を高山選手に先制タイムリーを決められ1-0。1-1の同点に追いついてもらったが4回表に先制と同じく先頭から攻められ高山選手のタイムリーで2-1と勝ち越される、そして5回表1死3塁2塁を木浪選手に2点タイムリーの4-1、この試合の最大点差の出来上がりでした。前回登板と同じで変化球が浮いてしまってるようだ、ローテ入りが厳しくなりました。

 

 

ドラゴンズの得点は4得点。先制の1点を追う攻撃は3回裏、先頭7番藤井くんが四球を選び無死1塁からの攻撃、8番松井雅くんは続けず1死1塁、9番亀澤くんが死球を受け1死2塁1塁、1番戻って京田くんのセカンドゴロが進塁打となり2死3塁1塁となっての場面。

 

続く2番遠藤くん、放った打球はファーストへの強い打球で阪神ファーストのマルテ選手がこれを弾き遠藤くんは間一髪のセーフ、この間に3塁走者がホーム駆け抜け1-1の同点。このプレーに阪神矢野監督がリクエスト、リプレー検証となったが判定変わらずでマルテ選手にエラーが付きました。

 

 

先発からの継投は、又吉克樹投手・祖父江大輔投手。2番手の又吉くんは4-1の6回表からで、3回を投げ被安打1失点0の奪三振1与四球が1の好投。又吉くんは6回表と7回表を三者凡退、8回表は先頭にヒットからの入りとなってしまい1死2塁1塁とピンチに、ここで投入された代打大山選手を3球目外角スライダーでサードへのゴロに打ち取り5-3の併殺、無失点で予定の登板回を守り抜きます。

 

又吉くんの3イニングですが毎回キャッチャーが違います、松井雅くんで大野奨太捕手から加藤匠馬捕手と交代していきます。ピンチとなった8回表は加藤くんでしたが、その影響もあったのだろうか?少し気になる部分です。とにかく無失点は良いアピールになったはず、目指す先発ローテ入りに一歩前進ですね。

 

 

4-2で迎えた9回表は祖父江くんで、1回を投げ被安打1失点1の与四球が1。1死から北條選手にヒット打たれ盗塁も決められ1死2塁、痛かったここでの暴投で1死3塁、四球もとなり1死3塁1塁で続く打者をセカンドゴロに打ち取り2死としたがアウト間の失点、後の展開を考えると抑えて欲しかったです。

 

 

少し回を戻って7回裏、先頭5番周平くんが四球を選び6番井領くんがヒットで続き無死2塁1塁、7番藤井くんのピッチャーゴロが進塁打となり1死3塁1塁で代打渡辺勝外野手、レフトへの犠飛を放ち4-2、勝負強い、拍手。これで2点差となったが9回表に1失点で5-2、その裏に1死から代打阿部寿樹内野手がヒットで1塁、代打福田永将内野手と8番加藤くんが連続四球で1死満塁のサヨナラチャンス完成。

 

ここを代打堂上直倫くんがライトへの犠飛でまず1点の5-3とし2死3塁1塁、1番戻って京田くんがレフトへのタイムリーで5-4の2死3塁1塁、続く途中から出場の2番ダヤン・ビシエド内野手はサード強襲の内野安打で再び満塁とする。ここ決めれればでしたが3番大島くんはレフトフライに打ち取られゲームセット、ナゴヤドームでまた勝てなかった。

 

 

負けは悔しいですが勝利を目指していく姿勢は強くなってきてる、今回は先発投手が崩れ試合をつくれなかったが野手陣や2番手投手の頑張りでここまでの試合にはできた。さあ次だ、13日もナゴヤドームでオープン戦の阪神戦、今年の本拠地初勝利をここでと願います。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。

 

 

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