10月26日のドラゴンズ与田監督、大阪桐蔭高校を訪問し根尾昂内野手へ指名あいさつ。4球団競合となり交渉権は抽選となったドラフト1位指名、与田監督が引き当てた交渉権獲得の文字が押印された当たりくじの用紙、そこに『 一緒に戦いましょう!!ドラゴンズ与田剛 』と書き添え根尾くんへ贈りました。

 

与田監督とがっちり握手を交わした根尾くんは「与田監督のもとで頑張りたい。チームの勝利のために何でもします」と目を輝かせていたそうだ。初対面の与田監督の印象を「かなり手が大きかったのでびっくりしました。選手を第一に考えてくれて、言葉にも重みがありました」と話し、「自分の力でチームを底上げしていけるようにするのが、一番の使命だと思います」と抱負を語りました。

 

 

指名あいさつ、与田監督に松永編成部長と米村アマチーフスカウトが根尾くんを訪ね、ご両親と西谷監督が同席して行われました。ひと通りあいさつも終えた後に質問を促された根尾くんは「お風呂は広いですか?」と意表を突く質問を投げかける、大阪桐蔭の寮のお風呂は大きく約1・5メートル四方のが2つ並ぶそうです、来年からお世話になるドラゴンズ選手寮・昇竜館のお風呂が気になった根尾くんだった。

 

その気になる昇竜館のお風呂は4メートル×2メートルの長方形の湯船、加えてサウナに水風呂も完備し24時間入浴可能という説明を米村アマチーフスカウトから受けた根尾くんは笑顔、「早く行きたいなと。いや、お風呂じゃないですよ、ドラゴンズにです」と言って笑いを取りました。

 

 

冗談を言わないような寡黙なイメージもある根尾くんですが結構おちゃめなとこがあるようです、中学時代のチームメイトが「陽気なキャラですよ。みんなで着替えてる時にチームメイトの服を持って逃げたりとか」と根尾くんのイメージが変わる話しも。その中学時代のチームメイトの1人が来年から4年ぶりにチームメイトになります、ドラゴンズがドラフト5位指名の垣越建伸投手です。

 

垣越くんと根尾くんは甲子園大会が終わった直後に会う機会があったようです、その時に垣越くんはカバンに根尾くんのサインを貰う、そこにはケンチンへと書かれ大阪桐蔭根尾昂のサイン、どうやら垣越くんのニックネームは名前のケンシンからケンチンとなってるようだ、プロでもとなりそうですね。

 

 

入団となる根尾くん、来年2月の春季キャンプでは1軍となる北谷組に入ることが内定です、与田監督は北谷組に入れて近くでしっかり見たい考え、「ルーキーはあまりいじらすにのびのびとやらせたい。いい物を持って入って来たのを、短期間で持ち味を消すようなことは絶対にしたくないので」と育成法を話し、二刀流を含む起用法については「実勢に動きを見て、本人の意志を確認したいです」と続けました。

 

もし二刀流でいくならの森繁和シニアディレクター案があるようです、これは考えの1つですが根尾くんをショートでスタメン起用し6回か7回で一旦外野へポジションチェンジ、そして9回に抑えとしてマウンドへ上げるというもの。一旦外野へは遠投などで肩をつくるため、なるほどと思う部分もですが無理じゃないかなあ、これを続けると壊れそうで怖い。

 

どういった起用となるか興味ですが、とにかくきちんと育てないといけない。お宝の中のお宝、将来は日本球界の代表となっていくような選手ですからドラゴンズの背負った責任は重いです。根尾くんは育てないというよりも勝手にすくすく育ってくれそうですが育成頑張ってもらいたい、たぶんこの育成経験はチームの財産となる気もしてます、これを機に育成力の高いチームとなればとも思ってます。

 

 

本日27日のドラゴンズ、ナゴヤ球場では秋季練習、宮崎派遣組は秋季教育リーグみやざきフェニックスリーグの試合です。宮崎の試合ですが最終クールの初戦、KIRISHIMAサンマリンスタジアム宮崎で北海道日本ハムファイターズとの対戦、この試合の結果はドラゴンズ後攻めで0-7の勝利。

 

先発は柳裕也投手で継投は石田健人マルク投手から佐藤優投手、柳くんは7回を投げ3安打無失点の好投、救援陣も無失点好投の完封リレー。得点は1回裏に相手の暴投で先制、2回裏に京田陽太内野手のタイムリーなどで3点、4回裏には高橋周平内野手のタイムリーなどで3点の計7得点の試合内容です。

 

 

そして宮崎派遣中の佐藤優投手に良い知らせ、11月9日からの2018日米野球、こちらを戦う日本野球代表侍ジャパンへ東京ヤクルトスワローズの石山投手が膝の炎症のため出場辞退したことで追加招集されることが決まりました、代表入りおめでとうございます。

 

侍ジャパン入りが決まった佐藤優くんは、「今回選んでいただいて、びっくりすると同時にすごく光栄に思います。メジャーリーガーと対戦する機会はなかなかないので、胸を借りるつもりで頑張りたいと思います」と話しました。これでドラゴンズからは笠原祥太郎投手と佐藤優くんの2人が日米野球へ出場、怪我故障に気をつけつつ思いっきりやってきてもらいたいです。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。

 

 

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