7月24日のドラゴンズ、浜松球場からナゴヤドームへと開催地を移動してのホームゲーム、浜松球場を一夜限りの本拠地としDeNA横浜ベイスターズとの試合、その3連戦の第1戦が行われ4-11でドラゴンズ勝利、やりました連敗ストップです、拍手。連日の猛暑、熱帯夜も続き連敗もと気分の悪い日が続きましたが気分の良い夜が来た、ありがとうドラゴンズ、今夜もよろしく。

 

 

昨日24日の対横浜戦、発表の予告先発は笠原祥太郎投手。スタメンは①京田陽太(遊)②亀澤恭平(二)③大島洋平(中)④ダヤン・ビシエド(一)⑤平田良介(右)⑥藤井淳志(左)⑦福田永将(三)⑧松井雅人(捕)⑨笠原祥太郎(投)となります。

 

 

先発は笠原投手、6回を投げ被安打5失点3の奪三振7与四死球が3で勝利投手。今季ここまで未勝利、良い投球をしても勝てない登板もでしたが9度目の先発チャンスでやっとの成功、今季初勝利おめでとう。

 

今回の笠原くん、立ち上がり四球からの入りとなりましたが回の先頭の出塁を許したのはこれだけ、失点は2回表2死から3連打され連打の最後が3ランホームランの3失点のみ、2死からなので残念だった。

 

 

しっかりと上から投げ下ろすように腕を振り切る、勢いのあるストレートを軸に今回はカーブが良く緩急がありました、パワフルな投球で笠原くんらしいナイスなピッチング。そして打撃でも活躍、3ランで3-0とされた直後の2回裏2死3塁でセンターへのタイムリー2塁打を放ち3-1、こちら笠原くんのプロ初打点、この1点が大きかった、反撃のスタートを告げた一打が勝ち星を呼ぶ。

 

 

5点リードで6回表を投げ切り勝利投手の権利を持って降板となった笠原くん、裏の攻撃でリードは広がり8点差へ、追加点が入るたびに表情が和らいだ。

 

勝利が決まり笑顔の笠原くんはウイニングボールをしっかりと握りしめる、「1つも勝ててなかったので嬉しかったです」と今季初勝利の感想。3ランで先制された後のプロ初となるタイムリー「自分で1点でも返したいと思って振りました」と意地の1打点を振り返る、これが反撃の合図となり次の攻撃回で逆転、「野手の皆さんが点を取ってくださったので、切り替えて、以後はピンチでも冷静に投げれました」と続けた。

 

この今季初勝利、今年1月に結婚した笠原くんは新妻へウイニングボールを贈ると話した。「ずっと勝てなかったので、勝てないね勝てないねって言ってました。これでやっと良い報告が出来ますよ」と笑顔、この1つの勝利がここからを大きく好転させそうな感じ、頑張ってもらいたいです、次も勝利でと期待。

 

 

ドラゴンズの得点は11得点、先制は横浜で3点を追っての攻撃。反撃は2回裏で2死3塁から、笠原くんのタイムリーで1点返し3-1としたところからはじまる。

 

逆転は3回裏、先頭2番亀澤くんのショートへの打球を横浜ショート倉本選手がファンブルし出塁の無死1塁、3番大島くんはセカンドゴロで1死1塁、4番ビシエドくんは死球の1死2塁1塁、5番平田くんの打球はショートへの弱めとなったのが幸いし内野安打となり1死満塁となっての場面。

 

ここをまず決めたのが6番藤井くん、相手先発井納投手の3球目外角低めフォークをパチンと叩くように打った上手いライトへのタイムリーで3-2。前の打席では反撃のチャンスメークとなるセンターへの2塁打を放った藤井くんがこの試合得点に絡みまくります、流石は豊橋市に隣接する浜松市での試合だけはある、地方の帝王、豊橋での強さは伝説的な藤井くんが浜松を豊橋化、まだまだここからです。

 

 

藤井くんのタイムリーで1点差に迫ったこの攻撃、1死満塁のチャンス継続で7番福田くん、初球真ん中高めスライダーを捉え低弾道でセンターへのタイムリー、横浜センター桑原選手が打球処理に失敗しプラス1点ありで逆転、これで3-4の1死3塁2塁。ここを8番松井雅くんがセンターへ抜く2点タイムリーで続きます、スコアは3-6、ナイスバッティングの連続攻撃で5得点とビッグイニングをつくります。

 

 

4回裏は先頭2番亀澤くんがヒットで出塁し無死1塁、3番大島くんは四球の無死2塁1塁、4番ビシエドくんの打球はライトフライとなるがWタッチアップを試み成功!1死取られましたが3塁2塁とチャンス仕上がっての場面。ここで5番平田くんがセンターへの犠飛を決め3-7、6番藤井くんがセンターへのタイムリーを放ちまた決める、これで3-8、着実に加点します。

 

この試合最後の得点は6回裏、相手投手は3番手の須田投手、1死から3番大島くんが2塁打を放ち4番ビシエドくんが四球を選び1死2塁1塁としての場面。5番平田くんがライトへタイムリーを放ち3-9とし1死2塁1塁、続く6番藤井くんがまたまた決めます、レフトへ2点タイムリー2塁打で3-11、藤井くん4安打の4打点!離脱のソイロ・アルモンテ外野手の穴を完全に埋めた、今日も埋める活躍に期待。

 

 

先発からの継投は、佐藤優投手・福谷浩司投手・岩瀬仁紀投手・鈴木博志投手。7回表は佐藤優投手で1回を投げ被安打0失点0の奪三振2の好投。入りは梶谷選手で三振の1死、桑原選手のサードへの打球を福田くんが後逸し出塁を許したがソト選手を三振で2死1塁、好調宮崎選手をショートゴロの3アウト、いいですね、味方のミスも動じずの投球に拍手。

 

8回表は福谷投手で1回を投げ被安打1失点1の奪三振1。先頭の筒香選手にホームランを打たれてしまい1失点の4-11、外角のストレートで悪い球とまではだが完璧に捉えられた、この筒香選手から先発笠原くんは2奪三振でしたので福谷くんの被弾で笠原くんの良さがより輝く、ほんと勿体無いなあ、この後は三振・レフトフライ・センターフライと良かったので残念です。

 

 

7点リードでの9回表、岩瀬投手で3分の2を投げ被安打0失点0の奪三振1。入りの佐野選手には10球と長い勝負となったがレフトフライの1死、続く梶谷選手を三振に仕留め2死としご当地出身の若竜のための舞台を整えます、ここで継投、お疲れ様でした。

 

さあ凱旋です、ヤマハが鍛え上げた最速のスズキ、磐田東高校から地元企業ヤマハを経てドラゴンズへ、育ててくれた静岡そして浜松球場へ恩返し、プロ選手としての投球を披露します。9回表2死ランナー無しからは鈴木博志投手で3分の1を投げ被安打0失点0、桑原選手をサードゴロに打ち取りゲームセット、浜松球場大盛り上がりの中で勝利を仕上げました、拍手。

 

 

最後に粋な計らいもあっての試合、良い勝利です。そしてこのゲームをテレビ観戦しつつ野球の勉強を行った選手が、オネルキ・ガルシア投手を横にし解説してもらっているのは新外国人選手ジョエリー・ロドリゲス投手、本日25日に推定年俸3千万円で契約し入団を発表、決定の背番号は57番となりました。

 

ロドリゲスくんは「負けるのが嫌いなので勝ちに貢献したい、自分の仕事をきっちりやってチームがクライマックスシリーズへ行けるように頑張ります」と入団の挨拶です。

 

 

さあ、大勝の次の試合、ここを上手く勝てれば乗っていける、なんとしても勝ちたい大事な試合です。その本日はナゴヤドームで18時プレイボールの対横浜戦、発表の予告先発はオネルキ・ガルシア投手です。ガルシアくんはここまで10勝とチーム勝ち頭の現エース、特にナゴヤドームを得意としてますので頼りにしてますよ、そして打つ方、今夜も繋がりのある攻撃に期待です。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。

 

 

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