10月1日のドラゴンズ、敵地神宮球場で東京ヤクルトスワローズとの試合、その2連戦の第2戦が行われ6-4でドラゴンズ勝利!よく勝った、拍手。そしてこの日の試合結果により2017シーズンのセントラルリーグ順位が全て確定、順位は中日ドラゴンズ5位・広島カープ1位・阪神タイガース2位・DeNA横浜ベイスターズ3位・読売ジャイアンツ4位・東京ヤクルトスワローズ6位となりました。

 

今季最後となる対スワローズ戦、先発は伊藤準規投手で6回を投げ被安打5失点3の奪三振7与四球が1で勝ち負け付かず、前回先発は3分の2での炎上降板という瞬殺KO負けでしたが今回は打者3人での立ち上がり、良いんじゃないのと思ったら2回裏に落とし穴。

 

先頭山田選手を低めツーシームでサードゴロに打ち取りましたが続く中村捕手に四球、ここから崩れる。藤井選手にヒット打たれ1死2塁1塁から廣岡選手と奥村選手にタイムリーと連打され3失点のスコア0-3となり1死1塁。ここ続かれると前回同様の大炎上もでしたが、梅野投手がスリーバント失敗で2死となり立ち直るチャンスを得る、踏ん張ってこれ以上は許さなかったのは評価。

 

準規くんは2回裏だけがダメでした、ここ以外は無失点で良い投球をしてるので四球からの崩れが勿体無い。そこは準規くんも反省で「失点に無駄な四球が絡むと大量失点してしまう、試合展開を重くしてしまいました。こういう事をなくしていきたいです」と振り返る、そして「2回以外は自分の投球が出来ました」とも話し頷いてもいたそうだ。課題もだが納得もとなった登板のようだ、来季は課題を克服し飛躍をと願います。

 

ドラゴンズの得点は6得点、3点を追っての攻撃となりました。スコア0-3で迎えた3回表、先頭7番キャッチャー松井雅人捕手が四球で出塁し8番ピッチャー準規くんが送りバントを決め1死2塁、この試合は横浜ラミちゃん方式の打順で9番に野手を入れてましたがそこが当たります。

 

この試合の9番はレフト友永翔太外野手、相手先発梅野投手が投じた5球目真ん中高めの145キロストレートを捉えライトへのフェン直と飛距離もあったタイムリー2塁打!これがプロ入り3年目で初の適時打とプロ初打点を記録です、おめでとう。

 

この初打点に友永くんは「1軍に上がって早いうちに1本出せて良かったです。これからも積極的に打っていきたいです」と笑顔。プロ3年でここまで通算3安打の友永くんは、この試合4打数の2安打でこの後にもう1打点の2打点、1試合で過去2年を超えそうな勢いの大活躍でした、素晴らしい。

 

スコア1-3と反撃開始のドラゴンズ、3回表は1点止まりで追加点は4回表、先頭4番ファースト福田永将内野手の打球をサード藤井選手がエラーで出塁しての攻撃。続く5番サード高橋周平内野手が四球を選び取り無死2塁1塁、ここを6番ライト井領雅貴外野手が内角へのスライダーを捉えライトへのタイムリー!この攻撃もここまでだが1点1点返し追う。

 

そして同点への7回表、相手投手は3番手となる近藤投手、先頭6番井領くんの2塁打からの攻撃で7番松井雅くんが見事に送りバントを決め1死3塁とチャンス仕上げての場面。8番準規くんに代打で藤井淳志外野手はショートフライで2死となりましたが9番友永くんが再び決める、フルカウントからの6球目を叩きピッチャー強襲のタイムリー内野安打!スコア3-3の同点、若竜の頑張りで試合は振り出しに戻る。

 

代打起用により降板となった先発準規くんの負けが消え7回裏からは継投へ、谷元圭介投手・浅尾拓也投手・又吉克樹投手・田島慎二投手のリレーとなります。

 

7回裏は谷元くんで3分の2を投げ被安打0失点0の奪三振1でホールド、中村捕手をショートフライに打ち取り藤井選手を空振り三振に仕留め2死。そしてここで降板と驚きましたがコールはピッチャー浅尾、なるほどと理解したと同時に高まる気持ち、記録チャレンジのその時が来た。

 

7回裏2死ランナー無しから浅尾くんで3分の1を投げ被安打0失点0の奪三振1でメモリアルホールド。廣岡選手との対戦は4球でストレートからパームでフォークを2つ、初球は外低めのボールから見逃しの空振りで見逃しでの三振。このアウトでホールドが成立し通算200ホールドを達成、これはプロ野球3人目の快挙、素晴らしい記録達成に立ち上がっての拍手。

 

浅尾くんは記録達成に「気を使わしてしまっている事が悔しい」と話す、2死まで仕上げてもらっての達成は思うところも多く、このまま1イニングを任されない投手で終わるつもりはないと来季へ気合を込める。

 

「辞めるまでに達成出来かなと思うこともありました。友人や家族にファンの方、いろんな人が自分の気持ちを繋いでくれた、誰もいなかったらもういいかなと思ったと思います」と浅尾くんは故障で長く足踏みした先の記録達成を振り返った。試合後30分以上となった会見、それが終わるまで待っていてくれたファンを見て「諦めないでよかった」と浅尾くん、まだまだここからだ、ずっと熱く応援。

 

8回裏は又吉くん、1回を投げ被安打0失点0の奪三振2で勝利投手、奥村選手・代打大松選手・山崎選手を空振り三振・ショートゴロ・空振り三振の快投。ここ同点だったので2イニングいくつもりだったそうで繋ぎの気持ち、勝ちはおまけと話すが「浅尾さんの記録達成の試合で勝ち投手になれた事が誇りです」と感慨深げに語ってもいたそうだ。

 

さあ勝ち越しです、ド派手にいきましたね。9回表は相手ルーキ投手、2死からでした1番ショート京田陽太内野手が京田くんらしく快足を活かし内野安打で出塁し果敢に盗塁も決め2死2塁からの攻撃、2番セカンド亀澤恭平内野手が敬遠気味の四球で2塁1塁となって代打に松井佑介外野手、初球でした打った瞬間のやつで打球はドラゴンズファンの待つレフトスタンドへの3ランホームラン!凄い、大興奮。

 

代打成功率は高く勝ち越しタイムリーに期待してましたが飛び越えていきました、ナイスバッティングだ。その松井佑くんは「甘い球を一発で仕留められました」と頷きながら代打では初のホームラン談話、これ3点取っていて良かったです、このあと9回裏の田島くんが1回を投げ被安打2失点1とセーブは付いてますが暴投で1失点してるし危ない投球でもあった、点差に余裕無かったら怖かった。

 

これで今季の対東京ヤクルトスワローズ戦は全日程終了、戦績は15勝10敗と貯金5、神宮ではとんでもない負け方もでしたが勝ち越して終えました。そして気になる京田くんのセリーグ新人最多安打記録、この試合は2安打し148安打まで積み重ねました、残り4試合でなんとしても6安打、記録更新に大きく期待です。頑張れドラゴンズ!熱く応援しています。

 

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