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○ 子供たちの集中力が持続しません!!

あっきーです。


前回の更新からだいぶ経ちましたね。

悩みを解決する前にまずは方法論をまとめようかなと思っていたので
更新が遅れてしまいました。

まあこれからは週1とか週2くらいのペースで書いていきたいと思いますので
更新したら見てみてください。

ではでは今回も指導者の悩みを解決していきたいと思います。



今回の悩みは、

==========================

学校の練習時間は一時間半しかありませんが、
その短時間でさえも集中できない子供が沢山います。

練習に付いているうちはいいのですが、目を離すと手を抜く子が多いです。

子供たちには、やる気を持たせるため常に目の前の目標と遠い目標を持つ
よう指導していますが、個人差が大きくなかなか浸透しません。


気持ちの上での個人差を埋める術はありますか?

==========================

というものでした。



いろんな悩みは聞くんですが、だいぶこの悩みは多かったですね。

最近の子供は集中の持続ができない、みたいなことはよく聞きますからね。

まあまずはこの最近の子供がなぜ集中力がなくなったのか話していくんです
が、この集中できなくなったのって実は、世の中に情報がありふれたことが
ひとつの原因としてあるんです。

情報が多くなったために、情報に振り回されて、一つ一つの情報とじっくり
向き合う時間が少なくなったんです。

たくさんのテレビ番組がやっていてリモコンひとつで番組を変えられるし、
DVDはたくさんあるし、DSやWiiなどのゲーム機も溢れている。

インターネットもある。

以前に比べて行動範囲が広がったというか、いろんなモノを選べる時代
になったんですよ。

昔は、テレビやインターネット、ゲーム機などはなかったので、情報や
遊べる範囲が限定されていたんです。

遊ぶと言えば、川や山で遊んだり、スポーツをしたりなど、体を使う遊びが
多かったですよね。

そして昔の人は遊べる範囲が限定されていたために、ひとつのことに取り組む
時間が長かった。

だから集中力も持続した。

でも今の子は情報がありふれているために、ひとつのことに取り組む時間が短く
なったので集中力が持続しないというわけです。

まあこれだけではなくて、学校の教育とか、親の教育とか、日本の政治背景とか、
理由を出せば限りなく出てくると思うのですが、ひとつわかりやすい例を出せば
情報過多ということです。


こんな背景があって今の子供は集中力がないと言われるんですが、実は卓球で
集中できずに手を抜く子というのは、また違った理由があるんです。

集中力がなくなってしまう原因って考えたことあります?

めちゃくちゃ簡単な理由ですよ。

聞いたら「当たり前じゃないか」って思ってしまうと思います。


いいですか。

集中力がなくなってしまう原因は、


「卓球が好きじゃないから」
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


なんです。

もしくは卓球に対する情熱がない、そこまで好きではないからです。


なんだ~そんなことかよ、って思いましたか。

当たり前じゃないかって思いましたか。

でも実はこれが一番重要なんです。

重要なのに誰もこの重要性を理解していません。

この好きか嫌いかが重要だなーって感じたことはありますか?

ほとんど考えたことはないですよね。

クラブに入ってくる子に好きか嫌いかなんて問うことをせずに、ただ単純に入会、
入部してきたから教えているっていう現実ですよね。

でもそうじゃないんです。

好きかどうかを聞くことが重要になるんです。

本当に好きで卓球をやっているのかが重要なんです。


ちょっと自分に置き換えて考えてみてください。

嫌いなこととかあまり好きでないことをやってるときってモチベーション上がり
ますか?

上がらないですよね。

もし今地域の集まりでゲートボールを一緒にやってくれとお願いされたとします。

その地域では毎月大会をやっていて、他地域との交流戦みたいなものがあると。

交流戦に勝つために頼まれたというシチュエーションです。

でもあなたはゲートボールが全然好きではないんですよ。

なんで俺があんな玉突きやらなあかんねんって思っているんですよ。

でもお願いされたからやらなくてはいけない。

渋々と了承したわけですね。

で、詳しい練習の日程を聞かせてもらうと、1日の練習時間が3時間...。

週5日練習して15時間、それが1カ月だから60時間練習に費やします。



どう考えてもやる気しないですよね。

いや、ゲートボールが好きなら3時間練習してても飽きずに楽しめると思いますよ。

おじいちゃんおばあちゃんと楽しく球突いているんですからね。

でも全くもって好きではないんです。

ただ遊ぶ分には楽しいと感じるけど、練習で技術を向上させようとすると、どうしても
やる気がしないんです。

技術を向上させる意味が感じられないんです。

せっかくの日曜日の夕方に時間をとられて練習するようなんですよ。

しかもくそ暑い中。

本当は趣味の卓球とか、ゴルフとか、競馬やったりしたいんです。

でも地域にお願いされたから頑張ってゲートボールの練習をしなくてはいけないんです。

交流戦で優勝して、町に貢献するためにも練習しなくてはいけないんです。

そんな嫌なことをやるようならばやる気は継続しないですよね。

なんで俺がやるようなんだろうって思いますよね。


これと同じ気持ちを子供は持っています。

本当はゲームやりたい、マンガ読みたい、友達と遊びたい、ショッピング行きたい、違う
部活をやりたい、趣味に没頭したい、いろいろとあります。

部活なんか行かずに遊びまくっていたいんです。

でも我慢して部活やクラブをやらなくてはいけないと感じているから集中力も継続しないし、
モチベーションも上がらないし、目的意識も持てなくなってしまうんですよ。

逆に言えば、ゲームやマンガと同じように、卓球にも楽しさを感じることができて、やりたいと
心から思うことができれば、集中力も持続するし、モチベーションも上がるし、目的意識も
もてるようになるんです。

だからまずは、「やらなくてはいけない」から「したくてしたくてたまらない」
という状態にしてあげることが重要になります。

したくてしたくてたまらないという状態にすることで、授業中でも卓球ばかり思い浮かんできて、
学校が終わったあとの部活やクラブ活動がおもしろくなる。

自然と目標も設定するようになるし、集中力も上がるし、モチベーションも上がるんです。

わかりますか。


自発的に集中力もモチベーションも上げられるんです。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~


こんな状態になれば集中力がもたなくなることはなくなるし、顧問の先生やコーチの話を聞く
ようになるし、目を離しても自発的に練習に取り組むようになるし、自ら目標も設定するように
なるし、気持ちの上での個人差を埋めるには? なんて考えなくてもよくなるんです。

一石二鳥どころか一石三鳥、四鳥ですよね。


あ、わかると思いますが一応言っておきますけど、意識の個人差を埋めようとは考えないで
くださいね。

意識の個人差を埋めるってことは子供の意識を平均化するってことですから、意識の高い人と
低い人の中間の意識に統一されてしまうんですよ。

そしたら意識の高い人は伸びる可能性が減ってしまうので、かなりもったいないですよね。

だからやめてください。


じゃあその差はどうすればいいのかって話になりますが、さっきも言ったようにまずは卓球に
恋をさせることです。

卓球が好きという気持ちを引き出してあげることです。

そうすれば自然と差は縮まり、意識の高い人と同レベルの意識を持つようになります。

全員が意識の高い状態になるので、相乗効果で練習にも活気が出ますし、仲間同士でも
競い合って、どんどん能力が高まるようになります。

能力が高まれば試合で活躍するようになるし、勝てば学校や家などでも賞賛されて更に
モチベーションが上がるし、モチベーションが常に高ければ、充実した人生を送れるよ
うになるんです。

活発で、健康で、笑顔で、エネルギーに満ち溢れるような、人間にもなれるんです。


わかりますか。

好きなことを楽しくやることで人生という大きな目的にまで影響してくるようになるん
ですよ。

だからまずは好きかどうかを聞かなくてはなりません。

卓球に恋をさせなくてはならないんです。

間違った指導をしてしまう人はこの重要な部分をすっとばして指導してしまいます。

けっこう周りにもいませんか?

他の部活の顧問の先生だったり、クラブのコーチや監督とかだったり。

いますよね。

というか80%以上の人がそうだと思います。

能力が伸びる指導、その原点である、好きか嫌いかということを聞かないんです。

だから子供たちの集中力がないことだったり、モチベーションがわかないことに悩んで
しまうんです。

原因は集中力がなかったり、モチベーションがわかないことでありません。

あまり好きでないことをやらなければいけないというところに根本の原因があります。


それならまずはこの根本である好きか嫌いか、そこを親身になって聞いてあげましょう。

子供たちと同じ目線で、なにを言おうとしているのか理解するように、その子供の気持ちに
共感できて、同じ気持ちになれるように聞いていきます。

表せないような思いだったり感情だったり、全てを含めて引き出してあげてください。

本当は違うことがやりたいのならば、そのやりたいことをやらせるほうが教育的です。


サッカーがやりたいのならばサッカーをやらせてあげてください。

バスケがやりたいのならばバスケをやらせてあげてください。

吹奏楽がやりたいのならば吹奏楽をやらせてあげてください。

やりたいことをやったときに、初めて自発的に行動できて、集中力もモチベーションも
高まります。

でももし、卓球が好きと言ってくれたら。

そしたら卓球の好きという思いをどんどん引き出してあげてください。

どういうところが好きなのか聞いて、その答えてくれたものに共感して、どんどん好きなところを
引き出していきます。

好きな気持ちをどんどん上げていってください。


たぶんほとんどの人はそうだと思いますが、両親のことは好きですよね。

もし両親のことが好きでないならば、恋人や兄弟や親友のことを思い浮かべてみてください。

両親に対して好きな気持ちありますよね。

でも今僕が言うまでは意識に上がらずに、無意識に好きと感じていたはずです。

次に僕が両親のどこが好きですか? という質問をすれば、両親のどこが好きなんだろうって
頭の中を駆け巡って過去の記憶を探しに行きます。

そして記憶の中から、温かいご飯を作ってくれるところとか、親身になって話を聞いてくれた
こととか、いつも笑わせてくれたこととか、色々と頭の中に思い浮かんできます。

そこで、そのときはどんな気持ちで親はご飯作ってくれてたと思う? どんな気持ちで親身に
相談に乗ってくれたと思う? という質問をすれば、両親の子供に対する思いが感じれて、
なんだか温かい気持ちになりますよね。

その気持ちを感じれれば、あー本当に両親のこと好きだな、なにか恩返ししてあげたいなー、
って好きな気持ちが増幅されていきますよね。


好きなことを引き出すというのは、これと同じことなんです。

どんなところが好きなのか聞いて、そして過去の記憶から好きな気持ちを引っ張り出してきて、
その記憶の感情を高めてあげるんです。

親身になってたくさん引き出していってあげるんです。

これを繰り返していくことによってどんどん卓球のことが好きになっていきます。

この根本である「好き」という感情になれれば、今回の悩みのような問題は起きなくなります。

このような問題で悩まなくなります。


いいですか。


この「好き」という感情を聞くこと、そしてその感情を引き出して増幅させること。

これを忘れないで指導にあたってください。

そうすれば指導する側も、指導することが本当に面白くなってきます。

どんどん生徒が成長していくんですからね。

だから根本の好きということを聞くことは忘れないでください。


それでは、今日はここまでです。

なにかわからないこととか、このブログの感想などあれば、どんどん質問してください。

コメントなどいただけると非常に嬉しいです。

モチベーションも上がります(笑)。

更に濃い内容のブログを配信できると思います。

ですので、ほんの些細なことでもいいですから質問でも感想でもくださいね。


それではまた。


鈴木章広

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